kintoneとLINEの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-03

kintoneにレコードが追加されたら、LINEに通知する方法

a.ohta

※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。

生活に密着しているLINE公式アカウントを業務にも導入している企業も少なくないはずです。
サクッとリアルタイムでコミュニケーションが取れるのはものすごく楽であり、操作自体もかなりシンプルであるからこそメッセージを確認しやすいですよね。

では、このように生活する上で便利なLINE公式アカウントを、kintoneと連携させることができたらどんな相乗効果が生まれるのでしょうか。
Yoomでフローボットを作成し、スピード感重視のタスクに革命を起こしてみましょう!

kintoneとLINE公式アカウントを連携することでのメリット

LINE公式アカウントとkintoneを連携させることのメリットは大きく分けて3つあります。

1.LINE公式アカウントはタイムリーに情報キャッチが可能な生活密着型ツールのため、いつでもどこでも気軽に閲覧でき、kintone上の変更や重要な情報を逃すことなくチェックできる!

2.kintone上のタスクやプロジェクトなどの進捗状況を迅速に確認できる上、チーム全体で共有することもでき業務の効率が上がる!

3.LINE公式アカウントの気軽さを活かしてチーム全体のコミュニケーションが円滑になる!

kintoneは思い描いたアプリを直感的に作成できる手軽さがあり、予備知識なども必要ありませんよね。
また、手軽さという点ではLINE公式アカウントも負けていません。

直感的にサクッと作成したアプリの変更点を出先でもスマホで迅速に確認できるのは最大のメリットでしょう。
さらに、既読数によりチームの何パーセントが確認できているのか把握もできます。
とにかくスピード感をもって対応や確認をしたいタスクとLINE公式アカウントの相性は最高ということです。

kintoneとLINE公式アカウントを連携することで期待できる自動化について

続けて、LINE公式アカウントとkintoneを連携させることにより自動化できる内容についてご紹介します。

こちらも主に3つあると言えるでしょう。

1, kintone上の変更を素早くチェックすることができるため、kintoneのアプリを都度確認しなくて済む!

2, kintoneのデータの追加や変更・重要なイベントなどを自動的にリマインドできると、タスク漏れが減る!

3, 問い合わせや要望をkintoneに登録すればログを残しておける上、自動通知でチーム全体がすぐに確認できる!

kintoneは様々な業務に対応できるツールのため、タスクごとにニーズが異なったとしてもkintoneひとつである程度カバーできますよね!
思い描くアプリを作成できるという強みを生かしつつ、それをLINE公式アカウントと連携すれば、どんな業務に対しても素早いレスポンスをすることが可能になります。実に無限大です!

そして、自動で連絡が来るというのは本当に楽ですよね。自発的な確認が不要になれば他の業務に集中できます。
なにより、あちこちタブを開いてPC画面がごちゃつく煩わしさからも解放されますね…!

Yoomを利用してkintoneとLINE公式アカウントの連携を試してみる

今回は国産ノーコードツールのYoomを用いてLINE公式アカウントとkintoneを連携させてみましょう。
コード不要のためプログラミングなどの予備知識ゼロですぐに始められます。

[Yoomとは]

ではここから、kintoneとLINE公式アカウントを連携させる方法について紹介していきましょう。
画像を交えてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

今回は「kintoneにレコードが追加されたら、LINE公式アカウントに通知する」というテンプレートを使用します。
Yoomではこのようなテンプレートがたくさん用意されているので、希望のフローボットがすぐに作成可能です!

【kintoneとLINE公式アカウントのマイアプリ連携】

まずはkintoneとLINE公式アカウントをYoomのシステムと連携させます。
1回連携させてしまえばいいだけなので何度も行う必要はありません。ご安心ください!
また、連携は各アプリごとにヘルプページが用意されている場合があるので要チェックです。

上記テンプレートの「試してみる」を押しましょう。
「マイプロジェクト」というページになっているかと思います。
画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択します。

     ↓

右上の新規接続をクリック。

まずはLINE公式アカウントから登録してみましょう。
検索窓に「LINE公式アカウント」と入力すると、LINE公式アカウントのアイコンが出てくるのでクリックします。

登録画面が出てくるので、「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、追加をクリックしましょう。

詳しい設定方法はこちらの記事をご確認ください。
これにてLINE公式アカウントのマイアプリ連携はOKです!

次はkintoneのマイアプリ連携です。

ここから先はヘルプページがあるのでぜひご覧ください。

kintoneマイアプリ登録方法
kintoneのマイアプリ登録ができない主な原因と対応方法について

マイアプリ連携が終わったら次はフローボットの中身を作っていきます。

今回は下記のフローで進めていきます。

【kintoneのトリガー設定】

マイアプリ登録が完了したら画面左の「マイプロジェクト」をクリックし、「【コピー】kintoneにレコードが追加されたら、LINE公式アカウントに通知する」をクリック!
その後、kintoneアイコンの「レコードが登録されたら(Webhook起動)」をクリックしましょう。

移行後の画面で、連携するアカウント情報を選択します。
アプリトリガーのタイトルもトリガーアクションと揃えるのがおすすめです。
ここまでできたら次へをクリック!

アプリトリガーのWebhookイベント受信設定というページに移行するので、手順にそって登録していきましょう。

kintoneでのWebhook設定はコチラ

設定後、kintoneにテストレコードを追加しておいてくださいね。
追加できたら、Yoomの画面に戻ってテストを押しましょう!
青くテスト成功と表示されたらOKです。

このステップで以下のような値を取得できます。これは、以降のステップで「アウトプット」として活用できます。
アウトプットの使い方については、こちらを確認してくださいね。

保存したら、トリガーの設定はこれにて完了です!

次に、kintoneのレコードを取得する設定を行います!
2つ目の「レコードを取得する」をクリックしてください。
連携するアカウントがあっているか確認して、『データベースの連携』で連携したいアプリIDを入力します。
以下の画面のように、入力バーをクリックすると連携したアカウントに応じたアプリIDが表示されます!
使用したいデータベースを選択してくださいね。

‍入力後、次へを押して次に進みましょう!

移行後の画面で、指定したテーブルから条件に合うレコードを取得する設定を行います。
今回は以下のように、前ステップで取得したアウトプット【レコードID】を引用しました!

「テスト」を押して、レコードが取得できたことを確認したら「保存」をクリックしましょう。

【LINE公式アカウントの設定】

最後に、LINEアカウントのアイコンの「メッセージを送信」を設定します!
タイトルはそのままで、アクションは「テキストメッセージを送信」にしましょう。
連携するアカウント情報を選択したら次へをクリック!

次が最後の設定です!
注釈に沿って送信先のユーザーIDを設定しましょう。
LINE公式アカウントでユーザーIDを取得・確認する方法

次に、メッセージボックス内をクリックします。
アウトプットが引用できるので、送信したい項目をどんどん追加していきましょう。
クリックをするだけで追加できます。

今回は以下の画像のようにしてみました。

送信する内容をチョイスしたらテストを押してみましょう。
成功すると、LINE公式アカウントにメッセージが送信されます。

無事に通知が届いたら設定完了!お疲れ様でした!

今回使用したフローボット↓

まとめ

いつでもどこでも気軽に確認できるLINE公式アカウントは、業務上でもとても使いやすいツールです。
特に素早いレスポンスが求められるタスクとの相性は最高といえます。
一方でkintoneは、Yoomのサービスと同じくプログラミングの知識がなくても自分の求めるアプリを手軽に作成できます。
ドラッグアンドドロップで直感的な操作が可能です。

どちらのアプリにも言えるのは「専門的な知識が必要ない」ということ。
思い描く内容のアプリを作成し使い慣れているLINE公式アカウントにサクッと連携することができれば、今すぐにでも業務の時短や自動化が叶います!

Yoomでは今回紹介したフローボット以外にもたくさんのテンプレートが用意されています。
気になるものがあったらチェックしてみてくださいね!

無料でYoomのアカウントを発行する

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
タグ
kintone
LINE公式アカウント
自動
自動化
連携
通知
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る