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「また今日も調査だけで終わってしまった……」そんな経験はありませんか?
変化の激しいSaaS業界やマーケティングの現場では、競合の動向や最新トレンドを追うだけでも膨大な時間がかかりますよね。
情報の海をさまよい、本来やりたかったクリエイティブな仕事に手が回らず、焦りを感じている方も多いはずです。
そこで今回注目したのが、AI検索エンジンPerplexity(パープレキシティ)です。
2025年1月にリリースされたAIエージェント機能「Perplexity Assistant」により、単なる検索エンジンから「自ら行動するAI」へと進化を遂げました。
本記事では、「AIにどこまで任せて大丈夫なの?」という疑問に答えるべく、SaaS企業のマーケティング担当者の視点でその実力を検証しました。
定型業務がどれほど効率化されるのか、導入のメリットを分かりやすく解説します。
ここでは、本記事がどんな方の役に立つのか、またPerplexity Assistantを使ううえで知っておきたいポイントを簡単に整理します。
本記事は、以下のような悩みを持つ方におすすめです!
Perplexityは、Googleのような「検索エンジン」とChatGPTのような「対話型AI」の強みを融合させた「対話型検索エンジン」です。
最大の特徴は、回答と一緒にその出典元(URL)を教えてくれることです。
Web上の情報をリアルタイムで探してきてくれるので、AIにありがちな「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」のリスクが抑えられ、ビジネスの現場でも信頼性の高いリサーチツールとして活用されています。
2025年にリリースされたAIエージェント「Perplexity Assistant」は単なる検索の枠を超え、ユーザーに代わって「思考し、行動する」エージェントへと進化しました。
Webブラウザやアプリから手軽に利用でき、無料版でも対話を通じた深掘り検索によって精度の高いリサーチが可能です。
マーケターや個人事業主にとって、「思考を止めることなく、実務を加速させるデジタルアシスタント」**として欠かせないツールといえます。
「AIエージェントって実際、どこまで仕事に使えるの?」という疑問に応えるべく、Android版 Perplexity Assistantの真価を2つの実務シーンで検証しました。
【想定されるユースケース】
新人マーケターが調査したトレンド情報を元に、自社の公式SNS(Xなど)で発信するコンテンツ案を作る。
【検証条件】
【検証項目】
【想定されるユースケース】
新人マーケターが「インテントデータ」など、新しい概念を上司に説明するための解説メモを作成する。
【検証条件】
【検証項目】
今回はAndroid版のPerplexity Assistantを利用する際の使い方を解説します。
手順は以下のとおりです。
はじめに、Perplexityの公式アプリ「パープレ - なんでも相談できるAI」をインストールします。
ダウンロード後、設定画面を開きます。
まず、画面左上の自分のアイコンをタップします。
続いて、画面左上の歯車アイコンをタップします。
下にスクロールして「アシスタント」の「アシスタントを有効にする」を選択してください。
以下の画面が開いたら、「端末アシスタンスアプリ」を選びます。
デフォルトアシスタントアプリの選択画面が開いたら、「Perplexity」を選択します。
なお、デフォルトアシスタントアプリは、端末の設定画面からも変更できます。
筆者使用のデバイス「Galaxy S10」の場合は、設定の「アプリ」→「標準アプリを選択」から変更できました。
Perplexity Assistantを使うときは、以下3つのいずれかの方法でデジタルアシスタントを呼び出します。
詳しくは、公式ヘルプページ「Perplexity Androidアシスタントの使い方」をご確認ください。
「Galaxy S10」の場合は、ホームボタンを長押しするとPerplexity Assistantを呼び出せました。
Perplexity AIエージェントが、SaaS企業のマーケティング担当者にとって具体的にどのようなシーンで活用できるか、2つのシナリオで検証しました。まず検証1つ目について解説します。
検証で使うプロンプト
「2025年のB2Bマーケティングトレンド」を検索し、その内容を踏まえたSNS投稿案(140文字以内)を3パターン作成してください。
はじめに、Perplexity Assistantを呼び出します。
プロンプトの入力方法は、以下2つです。
今回はより手軽な音声にチャレンジしてみました!
【ちょっとしたコツ】
音声の受付時間が少し短めだったので、今回は「検索」と「文章作成」の2回に分けて指示を出してみることにしました。
AIと会話するようにステップを分けるのが、スムーズに使いこなすコツのひとつです。
すると、わずか1〜2秒で以下の3パターンが返ってきました!
使ってみた第一印象は、「とにかく速い、文章が自然」ということです。
音声認識の精度はもちろん、アウトプットの質も驚くほど高いです。
正直、人間が一から「2025年のトレンドってなんだっけ……」と調べるより、圧倒的にスピード感がありますね。
さらに便利なのが、検索結果の読み上げ機能。
画面をじっと見なくても内容を確認できるので、移動中や作業中の「ながらリサーチ」にも重宝しそうです!
ただ、最初の回答ではX(Twitter)投稿用としては少し硬い印象だったので、さらに対話形式で以下の追加リクエストを投げてみました。
すると、以下のように絵文字やハッシュタグを盛り込んだ、SNSに馴染む投稿案を作成してくれました!
次はこれまでの王道スタイルであるGoogle検索で情報収集を行い、その結果を自分の頭で整理してSNS投稿案を作成してみます!
まずは、検索キーワード「2025年 B2Bマーケティング トレンド」でリサーチ開始です。
便利なAI Overviewsが出てきたので、まずはここで全体像を把握します。
その後、信頼できる出典元をいくつか読み込み、情報の正確性を確かめながら、以下の3つのキーワードをピックアップしました。
これらをもとに、ターゲットに刺さる言葉を練り上げて作った投稿案がこちらです!
①📈知らないとヤバイ?B2Bの最新データ戦略トレンド
1.インテントデータ
「今まさに探している企業」を見抜き、最適な瞬間に刺さるアプローチが可能。
2.AI×機械学習
過去+リアルタイム行動を分析し、需要予測×パーソナライズを実現。
#B2Bマーケ #データ戦略 #インテントデータ
②🚀B2Bマーケ成功のカギは「カスタマーサクセス」
サブスク時代、ゴールは「受注」から「継続利用」へ。
取り組み5選
・専任担当者によるハイタッチ支援
・初期導入支援の強化
・コンテンツとテクノロジーの活用
・コミュニティやイベントの運営
・アップセル・クロスセルの仕組み化
#カスタマーサクセス
③🔥B2Bコンテンツマーケティングで成果を出す企業の共通点
1.動画・ショートコンテンツ
テキストより直感的で伝わりやすい!
・製品デモ
・事例インタビュー
・解説ウェビナー
2.専門性×信頼
専門性の高い一次情報+人間らしさが信頼を生む!
#B2Bマーケ #コンテンツマーケ #動画マーケ
①検索から執筆まで1画面で完結するか
判定:Perplexity Assistant:◯ / Google検索:×
Perplexity Assistantは、情報の検索と文章の作成を一気通貫で行うため、わずか1ステップで全工程が完結します。
回答画面の中に、情報の集約とSNS用の文案がセットで表示されるため、複数のページを行き来する必要がありません。
視線移動が最小限に抑えられる点は、モバイル環境において大きなアドバンテージです。
対してGoogle検索は、検索結果一覧から自分で記事を選んで開き、内容を精査しては検索結果に戻るというタブの往復が発生します。
さらに、内容を理解するために不明な専門用語を別タブで調べる手間も発生し、1画面で完結させることは不可能です。
②そのまま投稿できる文章か
判定:Perplexity Assistant:△ / Google検索:◯
文章のクオリティに関しては、Google検索に軍配が上がります。
人間が情報を咀嚼して執筆するため、トーンや改行位置に違和感がなく、そのままX(Twitter)へ投稿できるレベルの完成度です。
一方、Perplexityも指定した文字数制限を守り、絵文字を交えた人間味のあるトーンで出力されました。
しかし、改行が入っておらず、 そのまま投稿するには視認性が低いと感じました。
また、情報の深さについても人間が調査して書く文章に比べると、やや表面的な内容に留まる傾向があります。
③作業効率(総ステップ数と時間)
判定:Perplexity Assistant:◯ / Google検索:×
効率面では、圧倒的な差がつきました。
Perplexityはプロンプトを1回投げるだけで、数秒後には回答が返ってきます。
ブラッシュアップが必要な場合も、追加の指示を送るだけですぐに修正案が提示されます。
一方、Google検索は「記事の選定」「読解」「理解」「執筆」という最低4つのステップが必要です。
B2Bマーケティングの知識が乏しい状態で検証した結果、1件の投稿文を作成するのに平均40分を要しました。
事実確認や専門用語の調査を含めると、納得のいく投稿をひとつ作るまでに1時間以上かかることが予想され、作業負担が重いのが現実です。
今回の検証を通じて、両ツールの特性と使い分けのコツが見えてきました。
タイパ重視なら「Perplexityで土台作成」がおすすめです。
手間と時間を削減したいなら、Perplexity Assistantが優れています。
調査から投稿文作成までのプロセスがひとつのスレッドとして残るため、あとから情報のソースを辿るのも簡単です。
また、「もう少し専門的に」「改行を入れて」といった追加のリクエストでどんどん質を上げられる柔軟性はAIならではの強みです。
一方、Google検索は納得のいく投稿文が書けるものの、リサーチから執筆まで時間がかかりすぎるのが難点です。
調べた内容をメモしたり、タブを行き来したりしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいました……。
「Perplexityで土台を作り、人間が仕上げの微調整(改行や細かな言い回し)を加える」 という運用が、効率的な作業方法だといえます。
未経験の分野を学ぶとき、単に言葉の意味を知るだけでなく、現場で使えるレベルまで知識を体系化するのは負担のかかる作業です。
今回はインテントデータを題材に、Perplexity AssistantとGoogleのAIリサーチツール「NotebookLM」の2つで、どちらがより実用的なまとめを作成できるか比較します!
検証で使うプロンプト
SaaSマーケティングで話題の「インテントデータ」とは何か、初心者にわかるように概要とメリットをまとめ、日本で導入可能な主要ツールを3つ挙げてください。
Perplexity Assistantを呼び出し、プロンプトを実行します。
Web上の記事を横断的にスキャンしてくれます。
すると、2〜3秒で「概要」「メリット」「日本導入ツール」が回答されました!
さすがのスピード感です。
続いて、情報の「質」と「納得感」に定評のあるNotebookLMに挑戦です。
こちらは直接質問するのではなく、まず「信頼できるソース(情報源)」を自分で選んで読み込ませるのが特徴です。
まず、Googleで「インテントデータ とは」と検索し、上位の専門記事3つをピックアップし、そのURLをNotebookLMにソースとして追加します。
読み込ませた3つの記事の内容をベースに、プロンプトを実行します!
こちらも処理自体は2〜3秒で、ソースにもとづいた回答が出てきました。
複数の専門記事を横断して、大事なポイントだけを濃縮したような密度の高いまとめができ上がりました。
①初心者でも理解できる平易な言葉で説明されているか
判定:Perplexity Assistant:◯ / NotebookLM:◯
両ツールとも、専門用語を噛み砕く能力は高いレベルにあります。
しかし、その質には違いが出ました。
NotebookLMの解説は、信頼できる教科書のようなイメージです。
文章はやや硬めで長文化する傾向にありますが、専門用語ひとつひとつに対して解説が入ります。
たとえば、インテントデータの種類を見ると、Perplexityがカッコ書きの簡略表現に留まったのに対し、NotebookLMは初心者でもわかりやすく説明されていました。
正解をしっかり学びたいときに向いていますね。
NotebookLM
Perplexity Assistant
一方で、Perplexity Assistantは親切な先輩に教わっているような感覚です。
要点を絞り簡潔に説明されているため、忙しい合間にサクッと教えてほしいというシーンで真価を発揮します。
スピーディーに概要を把握したいときはPerplexityのほうがストレスフリーだと感じました。
②具体的で実在するツール名が挙げられているか
判定:Perplexity Assistant:△ / NotebookLM:◯
挙げられたツール名自体は両者とも正確でした。
ただ、Perplexityはファクトチェックが必要だと感じました。
Perplexityの場合、Web上で情報を幅広く拾ってくるため、ときには個人のブログや非公式サイトの古い情報を引用してしまうことがあります。
回答のすぐ横に出典元が表示されるので、「そのまま信じ込まずに、ソースを1クリックして自分の目で確かめる」というステップが仕事で使ううえでは欠かせません。
③定義・メリット・ツール例と情報が整理されているか
判定:Perplexity Assistant:◯ / NotebookLM:◯
情報の構造化については、どちらも申し分ありません。
定義からメリット、具体的なツール例まで、論理的な流れで構成されています。
特筆すべきは、Perplexity Assistantの「視認性の高さ」です。
見出しの立て方や本文の区切りが非常にスマートで、特にツール例を「表形式」で出力する点は秀逸です。
パッと見て情報が頭に入るUIは、忙しい業務の合間にリサーチを行うマーケターにとって大きな助けになります。
情報の速報性と視認性を重視するなら、Perplexityが有利です。
特に表形式での集計やチャット形式での素早いやり取りは、リサーチの初期段階で全体像をつかむのに最適です。
一方で、情報の堅実性を求めるならNotebookLMが勝ります。
あらかじめ信頼できるホワイトペーパーや資料を読み込ませておけば、ハルシネーションを最小限に抑えつつ、深い洞察を得ることが可能です。
今回は無料プランでの検証に留まりましたが、情報の鮮度や検索精度がさらに向上する「有料プラン」での比較検証も、実務レベルの判断を下すうえでは欠かせません。
今回の検証では、PerplexityのAIエージェント機能「Perplexity Assistant」を使い、SNS投稿案の作成とマーケティング用語のリサーチを試してみました。
検証①では、検索から文章作成までを1画面で完結させるスピード感に驚かされました。
通常ならGoogle検索と情報整理、執筆まで1時間ほどかかってしまう作業が、ほんの数秒、しかも1ステップで完了します。
特にスマホで作業する場面では、この効率の良さが大きな助けになると感じました。
検証②では、複雑な概念をわかりやすく整理する力に注目しました。
NotebookLMのように深掘りした考察には及ばないものの、表形式でのまとめや見やすいUIのおかげで、忙しい合間でも全体像をサッと把握できます。
短時間で要点を押さえたいときに、頼れる存在だといえるでしょう。
Perplexityは、ただの検索ツールではありません。
考える流れを止めることなく、マーケターの実務をテンポよく前に進めてくれる「優秀なデジタルアシスタント」だと実感しました。
まずは無料版で、そのスピードや手軽さを体感してみることをおすすめします!
また、こうしたブラウザ上でのリサーチだけでなく、業務全体の効率化を考えるならYoomの利用もおすすめです。
PerplexityとX(Twitter)やSlack、Zoomなどさまざまなアプリを連携することで、ブログ記事の作成やSNS投稿、定型業務などをノーコードで実現できます。
ツールを使い分けるだけでなく、業務フローそのものを自動化して、さらなる生産性向上を目指してみてはいかがでしょうか。
[Yoomとは]