SlackとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-14

Slackに送信されたメッセージをAI翻訳してDiscordに送信する方法

a.ohta

IT社会において、海外のメンバーとプロジェクトを進めていくことは珍しくなくなってきました。
しかし、どうしても1人1人の言語力にバラつきがあり、日本側のチーム全員が他言語を理解するのは難しいもの。

そういった時に便利なのが翻訳機ですが、海外チームから送られてきたメッセージを1人1人が翻訳するとなると、認識にズレが生じかねません。
であれば、海外チームから送られてきたメッセージを翻訳し、それを日本語で再送信というのが良いかもしれませんが、こちらも手間を感じてしまいますよね。

ということで今回は、このようなお悩みを解決できる、<span class="mark-yellow">翻訳機をからめたSlackとDiscordの連携</span>をご紹介しましょう!

Yoomのアプリ連携によって、コミュニケーションの幅が広がるかもしれません。
ぜひ最後までお読みくださいね!

こんな方におすすめ

  • SlackとDiscordを活用している方
  • SlackとDiscordを連携して、業務効率化を考えている方
  • SlackとDiscordを連携して、チーム連携の強化を図りたい方
  • SlackとDiscordを連携して、翻訳作業の手間を軽減したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

SlackとDiscordの連携フローの作り方

では、ここからは実際に「Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をDiscordに投稿する」というフローボットの作成手順を紹介しましょう。

今回のフローボットの手順は全部3段階です!


最低限の設定がされているテンプレートを使用するため、時短でフローボットが作成可能です。

まずは下記のテンプレートのバナーの「試してみる」というボタンからYoomの登録を進めましょう!
既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしてくださいね!

マイアプリ連携

Yoomの登録が終わりテンプレートのコピーが完了すると、上記のような画面が表示され「マイプロジェクト」というページに移行します。
ここまで完了したら、次はSlackとDiscordをYoomと連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います!
     ↓
まずはSlackとYoomを連携します。画面側にあるメニューからマイアプリを選択し、右上の新規作成をクリック!
検索窓に「Slack」と入力するとSlackのアイコンが出てくるので押しましょう。

上記のような画面が表示されるので任意のチャンネルを選択して「許可する」を押すと、SlackがYoomと連携できました。
     ↓
続けてDiscordのマイアプリ連携に参りましょう。右上の新規作成をクリック!
検索窓に「Discord」と入力するDiscordとDiscord(v2)の2つが表示されるので、Discord(v2)を選択してください。

あとは赤枠のDiscord(v2)のマイアプリ連携詳細ページを確認しながら登録を進めましょう。
上記画像の必須項目が入力出来たら右下の追加を押せばOKです!

SlackとDiscordの2つのアプリがYoomと連携できたので、次はフローボットの中身を設定していきましょう。

Slackのトリガー設定

画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をDiscordに投稿する」をクリック!
右上の編集するを押しましょう。

     ↓

Slackのアイコンの「チャンネルでメッセージが送信されたら」を押します。
テンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、Slackと連携するアカウント情報が正しいか確認してから次へをクリック!
     ↓

次はSlackのチャンネルを選択していきましょう。
ここで選択したチャンネルにメッセージが投稿されるとDiscordに通知が行くようになります。任意のチャンネルをチョイスしましょう。

チャンネルIDというボックス内をクリックするとSlackチャンネルが一覧表示されるので、選択すればOKです!

ここまでできたら、Slackに英語のメッセージを送信しておきましょう。
その後Yoomに戻り、画面下にあるテストボタンを押します。青く「テスト成功」と表示されたらOKなので、保存を押しましょう!

翻訳の設定

アルファベットとひらがなのアイコンの「翻訳する」を選択します。

アクションを設定しましょう。
ここで選択したアクションの文字数が翻訳されるようになるので、任意の文字数を選択してください。

アクションが選択出来たら次へを押しましょう。
     ↓


翻訳するメッセージを設定していきます。
翻訳対象のテキストのボックス内をクリックすると…

このような表示になるので、Slackのアイコンの「チャンネルでメッセージが送信されたら」を選択し、「メッセージ内容」をチョイスしてください。
必須項目である翻訳先言語には任意の言語を入力すればOKです!

今回はこのように設定してみました。

ここまで設定できたらテストボタンを押し、青く「テスト成功」と表示されればOKです!
保存を押して次の設定に行きましょう。

Discordの設定

Discordのアイコンの「スレッドにメッセージを送信」を押します。
こちらに関しても先ほどと同じく、テンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、Discordと連携するアカウント情報が正しいか確認してから次へをクリックしてくださいね。

     ↓

チャンネルIDを入力します。

チャンネルIDはDiscordチャンネルのURLに表示されているのでコピペでOKです!

次が最後の設定です!Discordに通知する内容を決めていきましょう。

メッセージボックス内をクリックすると先ほど翻訳したメッセージが選択できるようになっているので、チョイスするだけです。

画像の赤枠のものが翻訳されたメッセージになっています。

画像のように選択できたら画面下のテストを押して、青く「テスト成功」と表示されればOKです。
テストと同時にDiscordにも通知が行きましたよね!

ここまでできたら保存を押しましょう。
これにてSlackとDiscordの連携は終了です。お疲れ様でした!

SlackやDiscordを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもSlackやDiscordのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

SlackとDiscordのその他の自動化例

Slackの投稿内容を要約してDiscordに通知したり、投稿されたメッセージをSlackに通知することができます。
他にも、Meta広告(Facebook)とYoomのスケジュールトリガーを追加で連携して、レポートを取得してDiscordに通知することも可能です。

Slackを活用した自動化例

Slackで特定のキーワードを含むメッセージを受信したら登録・追加する

自動化によって、課題作成におけるヒューマンエラーを防止でき、安定した課題管理プロセスを維持できるようになるでしょう。

リードが登録されたら、Slackに通知する

リード情報が追加された際に自動でSlackに通知されるため、情報把握の迅速化につながります。

YoomのデータベースとSlackを連携する

Yoomのデータベースの操作を通知内容に含めて情報を共有できるので、必要な情報を素早くキャッチできるようになるはずです。

Discordを活用した自動化例

会議終了後、内容を議事録化してDiscordに通知する

議事録作成を手作業で行なっていると共有漏れなどの人的ミスがありますが、自動化することでこういったリスクを減らせるかもしれません。

ファイルがアップロードされたらDiscordに通知する

Discord上で新しい書類のアップロードを確認できるため、確認作業の手間を削減できる可能性があります。

SlackとDiscordを連携するメリット

1.誤認識を抑えられる!

Slackに送信された海外からのメッセージを自動で翻訳し、さらにそれをDiscordに自動送信可能です!
チームメンバー全員が1つの翻訳機で翻訳されたメッセージを読むことが可能になるため、ニュアンスのズレなどが生じにくくなり、メッセージの認識レベルを一定に保ちやすくなります。

2.複数のツールの往来を減らしスピード感を維持!

Slackに送られてきたメッセージをその都度翻訳する場合、その頻度によってはかなりの手間が生じてしまうでしょう。
また、業務に追われていると翻訳が後回しになってしまい、受信から翻訳をするまで、そして翻訳からDiscordに送信し直すまでにタイムロスが発生してしまいます。
そういった場合、Slackのメッセージを自動翻訳できるようになれば、スピード感をそこなわずメッセージのチェックが可能となります!

まとめ

今回のようなケースの場合、翻訳する回数が多ければ多いほど手間が増えてしまいます。
1つのタスクに対し手順が多いものはできるかぎり削減し、業務フローの見直しをすることで、効率アップが期待できるでしょう。
大変実用的なアプリ連携になっているので、この機会にぜひYoomのアプリ連携をお試しください!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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