2024/9/24
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで簡単】Talentioに登録された候補者を自動でMicrosoft Excelに転記する方法

m.i

目次

求人管理に便利なTalentioですが、登録された候補者情報をMicrosoft Excelに手動で転記する作業は人数が多いほど、時間と労力を要します。
そこでTalentioとMicrosoft Excelを連携すれば、Talentioで候補者が登録されると自動でMicrosoft Excelに追加するような仕組みを構築できます。
本記事では、TalentioとMicrosoft Excelを連携するメリットと、具体的な設定方法について詳しく紹介します。
登録作業の手間を省き、効率的にデータ管理を行いましょう。

TalentioとMicrosoft Excelを連携するメリット

メリット1: データ入力の効率化

採用担当者にとって、候補者情報を一人一人手動でMicrosoft Excelに転記する作業は、非常に時間がかかります。
また、候補者の登録漏れや重複登録も発生するリスクがあります。このような場合、TalentioとMicrosoft Excelを連携することで、候補者情報が自動的にExcelに転記されるため、手動入力の手間が省けます。
結果として、手動入力によるデータ入力ミスも減少し、正確な情報管理が可能になります。
特に、大量の候補者情報を扱う企業にとっては大きなメリットになると考えられます。

メリット2: スムーズなデータ共有

採用プロセスは常に動いており、候補者のステータスや情報は頻繁に更新されますよね。
TalentioとMicrosoft Excelを連携することで、これらの情報が素早くにMicrosoft Excelへ反映されます。
これにより、最新の情報を基にスピーディーな意思決定が可能となり、採用活動のスピードアップが図れます.
特に、複数の担当者が関与する場合、スムーズなデータ共有は効率よく業務を進めるための重要なポイントになるでしょう。

[Yoomとは]

TalentioとMicrosoft Excelの連携フローの作り方

ここまでメリットを紹介してきました。
それでは早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
マイアプリ登録が完了したら「Talentioで候補者が登録されたらMicrosoft Excelに追加する」フローボットを作成していきます。

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まず、使用しているTalentioとYoomを連携させましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。
Talentioと検索してください。
必須項目の設定をお願いします。
アクセストークンについてはこちらのヘルプを参照してください。
次にMicrosoft Excelを連携します。
サインイン画面が出たら、メールアドレス・パスワードを入力します。
※Microsoft 365(旧Office 365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

2つのアプリがマイアプリに連携されたらOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回はこちらのテンプレートを使用します。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
次に進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートが自動的にコピーされます。
必要に応じて、テンプレートの名前を変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は、以下の2ステップです。
一緒に設定していきましょう!

用意するもの

候補者情報を登録できる、以下のようなヘッダーを設定したExcelシート。
必要な項目のみヘッダーにしてください。


では、アプリトリガーを設定していきましょう。
フォームが送信されたら」を選択します。
タイトルはわかりやすいように変更できます。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう。
次の画面で以下の項目を設定します。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ※プランによって起動間隔の選択内容が変わります。

テストし、アウトプットにTalentioの候補者情報が反映されているのを確認して保存します。
次に「レコードを追加する」をクリック。
こちらも、連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、データベースの連携を行います。

続けて設定し、次に進みます。


追加するレコードの値を設定していきます。
先ほどExcelのシートにヘッダーを作成したので、その項目に合うアウトプットを組み込んでいきましょう。
以下のようにアウトプットを選択します。

スクロールして残りの項目も設定しましょう。

選択し終わったら、こちらもテストします。
テストに成功したら保存しましょう。
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に進めることができました。
今回使用したフローボットはこちら↓

その他TalentioとMicrosoft Excelを使った自動化の例

1.データ分析や別の部署との共有にMicrosoft Excelを使っている場合、応募状況がMicrosoft Excelでも確認できるようになります。

2.こちらを活用すれば、雇用契約書の作成からSmartHRへの登録までの一連の流れを自動化できます。
人事の人数が少ない場合や、新入社員が多い企業に大きなメリットがあるのではないでしょうか。

3.別々のアプリで情報を管理していると、変更があった際に、それぞれのアプリで操作する必要があります。
こちらを活用すれば、情報更新が自動で反映されるので、従業員情報の反映漏れが防げます。

まとめ

今回は「Talentioで候補者が登録されたらMicrosoft Excelに追加する」フローボットを紹介しました。
TalentioとMicrosoft Excelの連携は、データ入力の効率化とタイムリーなデータ更新を実現し、採用活動の効率改善が期待できます。
ご紹介したフローボットはMicrosoft Excelに情報を転記しましたが、Googleスプレッドシートに変更することも可能です。
ルーティン業務を自動化して、採用業務を効率化させましょう。
ぜひ、TalentioとMicrosoft Excelの連携を試してみてください。

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この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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