会議後すぐに議事録化！Telegramで音声データを自動で文字起こし＆共有する方法

このフローは、音声データ送信フォームに音声データが送信されたら、AI機能で音声データを文字起こしと要約をし、Telegramでメッセージを送信することで実現可能です。
一般的にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます！

[Yoomとは]

このフローは、下記プロセスで作成します。

• Telegramのマイアプリ連携
• テンプレートをコピー
• フォームトリガー設定後、AI機能とTelegramでアクションを設定
• トリガーをON

すでにYoomを利用している方はログインし、まだYoomを利用していない方は、こちらから無料登録を行ってください。

ステップ1:Telegramのマイアプリ連携

「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」からTelegramを検索します。

Telegramの新規登録画面が表示されるので、注釈を参考にアカウント名とアクセストークンをそれぞれ入力してください。
※アクセストークンの発行方法はこちらからご確認ください。

入力できたら「追加」をクリックして、マイアプリ連携の完了です！

‍ステップ2:テンプレートのコピー

ここからいよいよフローを作成していきます！
下記のリンクを開き、テンプレートをコピーしましょう。
移行先の画面で、「このテンプレートを試す」をクリックすると、コピーが完了します。

上記画面が表示されたら「OK」を押して設定を始めましょう！

ステップ3:音声データ送信フォームに音声データが登録されたら起動するトリガーの設定

まずは、「音声データ送信フォーム」という項目を押して設定していきましょう。

音声データ送信フォームはデフォルトで設定済みです。
上記画面の通り設定されているのを確認できたら「次へ」を押してください。

次の画面では、テスト用の音声ファイルを添付します。
赤枠で囲ってある部分をクリックして、テスト用の音声ファイルを選択しましょう。

設定できたら「保存する」を押してください。

ステップ4:音声データを文字起こしする

次に、「音声データを文字起こしする」という項目をクリックします。
※注意事項：文字起こし・要約機能は一部有料プランでのみご利用いただける機能で、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。

タイトルは、任意で変更可能です。
アクションは、動画の最大分数と言語の選択ができます。プルダウンより、選択しましょう。

ファイルの添付方法は「取得した値を使用」「音声ファイル」が選択されているのを確認してください。
このように設定することで、フォームに回答された音声データを自動で文字起こしできます！

テストを行うと、先ほど登録した音声データが「解析結果」としてアウトプットに取得されます。

テストが成功したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:AI機能で要約する

続いて、「要約する」をクリックしてください。

要約する文字数とGPTの種類を選択できます。
プルダウンより任意で設定したら「次へ」をクリックしてください。

翻訳対象のテキストは、上記画像の通り設定されています。
このように設定することで、先ほどのステップで文字起こしした「解析結果」をAI機能を活用し自動翻訳できます。

テストが成功したら、要約結果がアウトプットに取得されます。
問題が無いか確認できたら設定を保存しましょう。

ステップ6:Telegramにメッセージを送信する

最後に、「メッセージを送信」という項目を設定しましょう。

こちらの項目は設定済みです。
設定に問題が無いか確認したら、次のページに進みましょう。

チャンネルIDは、枠内をクリックし表示される候補より選択してください。

メッセージ内容は、自由に設定できます。
一例として、上記画像のように設定されています。
このように設定することで、フォームに回答された音声データの要約結果を自動でTelegramのメッセージに記載し送信できます。

テストが成功したら、設定を保存しましょう。

ステップ7:トリガーをONにする

これで「フォームに回答された音声データを文字起こし・要約してTelegramに通知する」フローの完成です！
「トリガーをON」にして、フローボットが起動したら、さっそく動作を確認してみましょう！

さらに自動化するには

ここからは、先ほど作成したフローの応用例をご紹介します！
データベースに追加する方法を設定してみましょう

「メッセージを送信」という項目の下にある「+」マークをクリックしてください。

アプリを選択できるので、Microsoft Excelと検索しましょう。
レコードを追加するアクションを設定することで、フォームに回答された音声データの「文字起こしの解析結果」と「要約結果」をデータベース化できるため、過去の音声データの情報も確認しやすくなりますよ！

Zoom会議終了後、録画を文字起こし・要約しTelegramに通知する方法

まずはフォームトリガーをZoomを使用したアプリトリガーに変更したときの設定をご紹介します。
Zoonを活用する方は、ぜひお試しください！

以下のテンプレートをコピーして使用しましょう。

コピーできたら、上記赤枠の「ミーティングが終了したら」の設定を行います。

アカウントの連携情報やアクションの設定画面は、設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックし進んでください。

トリガーの起動間隔は、5分/10分/15分/30分/60分から選択できます。
※起動間隔はプランにより選択できない場合がありますので、ご注意ください。

メールアドレスは、使用するZoomアカウントのメールアドレスを入力しましょう。

設定が完了したら、テストを行い保存してください。

次に「ミーティングのレコーディング情報を取得」を設定します。

アカウントの連携情報やアクションの設定画面は、設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックし進んでください。

ミーティングIDは、上記画面の通り設定されているのを確認してください。
確認できたら、テスト→保存するの順にクリックしましょう。

続いて、「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」を設定します。

アカウントの連携情報やアクションの設定画面は、設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックし進んでください。

ダウンロードURLは、上記画面の通り設定されているのを確認してください。
確認できたら、テスト→保存するの順にクリックしましょう。

後続の「音声データを文字起こしする」、「要約する」、「メッセージを送信」という項目は、先ほどのフローと同様の設定になるため説明を割愛します。

Google Meetでのミーティング終了後、音声データを文字起こし・要約しTelegramに通知する方法

次に、フォームトリガーをGoogle Meetを使用したアプリトリガーに変更したときの設定をご紹介します。
Google Meetを活用する方は、こちらをお試しください！

以下のテンプレートをコピーし使用しましょう。

上記赤枠の「会議が終了したら」の設定を行います。

アカウントの連携情報やアクションの設定画面は、設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックし進んでください。

トリガーの起動間隔を選択しましょう。
設定が完了したら、テストを実行後保存してください。

次に「レコーディング情報を取得」を設定します。

アカウントの連携情報やアクションの設定画面は、設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックし進んでください。

会議IDは、上記画面の通り設定されているのを確認してください。
設定が完了したら、テストを行い保存しましょう。

続いて、「ファイルをダウンロードする」を設定します。

アカウントの連携情報やアクションの設定画面は、設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックし進んでください。

ファイルIDは、上記画面の通り設定されているのを確認してください。
設定が完了したら「テスト」を行い保存します。

後続の「音声データを文字起こしする」、「要約する」、「メッセージを送信」という項目は、先ほどのフローと同様の設定になるため説明を割愛します。

その他のTelegramを使った自動化例のご紹介

ここからは、Telegramを使用した連携フローを3つご紹介します。

1. フォームの回答内容をTelegramに自動で通知できるフローです。
このフローを活用すると、フォームの回答を素早くチームメンバーや関係者に共有できるため、迅速な対応が可能になります。
手作業での確認や通知作業を省き、業務の効率化と情報管理の向上が期待できます。

2. Google DriveでファイルがアップロードされたらTelegramに自動通知できるフローです。
‍このフローを活用することで、確認の手間が省けるため、他の重要な作業に時間を充てることができ業務効率の向上が期待できます。

3.freee人事労務で前日の勤怠漏れを検知してTelegramに自動通知できるフローです。
このフローを活用すると、勤怠漏れを早期に発見でき、迅速な対応が可能になるため、正確な勤怠管理の実現が目指せます。  
また、手作業での確認作業が省けることで、業務負担を軽減でき、作業時間の削減につながるでしょう。

まとめ

音声データをフォームに送信するだけで、自動で文字起こし＆要約をおこない、Telegramに通知できるフローを構築することで、会議後の議事録作成や情報共有がスムーズになります。
このフローを活用することで、手作業の手間を省き、必要な情報をすぐに確認できるので、業務の効率化が期待できますよ！

さらに、データベースと連携すれば、過去の音声データを蓄積・管理し、必要な情報をいつでも見返せるようになります。
また、YoomではZoomやGoogle Meetとも連携可能なため、オンライン会議の議事録作成も自動化できちゃいます。

「時間がない」「作業を減らしたい」という方は、ぜひこのフローを活用して、業務の自動化を実現してください！