2024/10/02
アプリ同士の連携方法

WixとAirtableをノーコード連携してフォーム情報を自動追加しよう

k.ohshiro

目次

データ管理のツールとしてAirtableを利用している方は多いと思います。
ノーコードでデータ構築ができ、使い慣れた表形式のUIで操作できるので、とても便利ですよね。
そんなAirtableですが、Wixと連携することでより簡単にデータ管理ができるのはご存じでしょうか?
特に以下の作業をしている方におすすめです。

  • Wixで送信されたフォーム情報をメールで受け取り、その情報をAirtableに転記している

フォームの送信件数が少ないうちはいいですが、件数が多くなると入力するデータ量が増えるため、この作業を続けるのは大変だと思います。
そんな課題を解決するために、本記事では「Wixで送信されたフォーム情報をAirtableに自動追加する方法」を解説します。
興味をお持ちいただけましたら、以下の手順を参考にYoomで自動連携を試してみてください!

WixとAirtableを連携するメリット

1. 正確なデータ管理

この連携を使うと、Wixでフォームが送信されるたびにAirtableに自動でデータが追加されるため、手動でのデータ転記が不要になります。
これにより、データ入力にかかる時間が節約されるため、より優先度の高い他のタスクに集中できるようになるでしょう。
また、手入力だと情報を転記し忘れたり、間違った漢字で登録してしまったり、ヒューマンエラーのリスクが伴います。
今回紹介する自動連携を活用すると、このようなミスを未然に防ぎ、正確なデータ管理に貢献するでしょう。

2. 迅速なデータ共有と柔軟な分析

本記事の自動連携を導入すると、Wixのフォーム情報がAirtableに自動反映されるため、チーム全体への情報共有がスピーディになります。
Airtableにアクセスすれば、フォームから受け取った最新情報をチーム全体が把握できるため、認識の齟齬を未然に防ぐことにもつながるでしょう。
さらに、Airtableの柔軟なデータベース機能を活用し、データ分析やレポート作成を効率よく行えることにも寄与します。
その結果、顧客情報に関する重要なインサイトに早く気づくことにつながり、顧客への効果的なアプローチが期待できます。

[Yoomとは]

WixとAirtableの連携フロー

では、実際にWixとAirtableを連携するための手順をご紹介します。
具体的な設定の手順は以下の通りです。

  1. アプリトリガーの設定
  2. レコードを作成

Yoomでは、上記2ステップをテンプレートとして提供しています。
ゼロから作成するよりも簡単にフローボットを作成できるので、まずは下のバナーにある「試してみる」ボタンをクリックして、テンプレートをコピーしましょう!

WixとAirtableのマイアプリ連携

テンプレートをコピーしたら、事前準備としてYoomの「マイアプリ」からWixとAirtableを登録します。
※既に登録されている場合は「ステップ1.アプリトリガーの設定」へお進みください。

<手順>

1.Yoomにログイン後、左側メニュー「マイアプリ」から「+新規接続」をクリック

2.アプリ名を検索して必要な情報を入力し、アプリを登録
※Airtableは2つ表示されますが、「Airtable(OAuth)」の方をご登録ください。

WixとAirtableがマイアプリ一覧に表示されていたら準備完了です!
早速、詳細設定に進みましょう!

ステップ1.アプリトリガーの設定

まずは、アプリトリガー「フォームが送信されたら」をクリックしましょう。

最初のページでは、事前に連携したアカウント情報が表示されるので確認しましょう。
問題なければ、「次へ」をクリックしてください。

このページでは、アプリトリガーのWebhookイベント受信設定を行います。
指示手順と以下の記事を参考に、フォームが送信された時に起動するよう設定してください。
Wix オートメーション:Webhook 経由でデータを送信する

すべての設定が完了したら、テストをクリックしてエラーの有無を確認しましょう。

ここまで、問題がなければ「保存する」でトリガーの設定は終了です。

ステップ2.レコードを作成

次に、「レコードを作成」をクリックしてください。

1ページ目には、ステップ1と同様にアカウント情報が表示されているので確認しましょう。

次のページでは、API接続と追加するレコードの値を設定します。
値はアウトプットされた情報を活用して、入力しましょう。

すべての項目を入力し、「テスト」をクリックしてエラーが出なければ、「保存する」をクリックしてください。

下記画像のようなポップアップが表示されたら全ての設定が完了です。
トリガーをONにするとフローが実行されます。

その他WixとAirtableを使った自動化例

Yoomには、WixとAirtableを使った多くの自動化事例があります。
ここでは代表的な例をいくつか紹介します。

1.Wixでフォームが送信されたらサスケに追加する

この連携はフローの内容自体は変わりませんが、情報の出力先がサスケになります。
マーケティングツールとしてサスケを利用している方は参照してみてください。

2.Airtableで取引先が登録されたらGoogle Driveにフォルダを作成する

AirtableとGoogle Driveの連携により、フォルダの作成を自動化することも可能です。
毎回新しい情報が登録されるたびに、手動でフォルダを作成している方はこの自動連携も試してみてください。
取引先ごとでなくても従業員単位や月次単位でフォルダ作成したい場合もご利用いただけます。

3.Airtableで新しいレコードが登録されたら、Chatworkに通知する

コミュニケーションツールとしてChatworkを利用している方は、Airtableとの連携で自動通知を送ることも可能です。

まとめ

いかがでしたか?
以上がWixとAirtableの連携手順です!
Wixで送信されたフォーム情報がAirtableに自動反映されるため、手作業の負担軽減につながります。
また、手作業だと入力ミスなどの人的エラーが生じますが、自動化することで、このようなリスクも最小限に抑えられます。

Yoomはプログラミングの知識がなくても使えるため、簡単に連携設定ができます。
興味を持っていただけたら、まずはこちらから無料登録をお願いします!

この記事を書いた人
k.ohshiro
学生時代からSaaS企業でカスタマーサクセスとして働いてきました。 複数のクラウドサービスを使って業務をしていたのですが、もっと簡単にサービス同士を連携できたら便利だなと思うことがありました。 Yoomではノーコードでアプリの連携ができるので、誰でも簡単に設定することができます。 少しでもわかりやすくYoomの魅力を伝え、みなさんの業務効率化に貢献出来たらなと思います!
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