How to Integrate Applications

2025-04-22

【ノーコードで実現】GitHubとOCRを連携してIssueやプルリクエストを自動作成する方法

GitHubでの開発プロジェクトを進める中で、画像やPDFファイルに含まれるテキスト情報をIssueやPull Requestに反映させたい場面って、結構ありますよね。
例えば、バグレポートのスクリーンショット、設計書の一部、仕様書の画像など…。開発に必要な情報がテキスト以外の形式で共有されることは、意外と多いものです。

しかし、これらのファイルから手作業でテキストをコピー&ペーストしてGitHubに転記するのは、手間がかかる上に転記ミスも起こりがちではないでしょうか…。
特にファイル数が多い場合や頻繁な更新が必要な状況ではそれなりの負担になりかねません。

<span class="mark-yellow">そこでこの記事では、このようなお悩みを解決すべく、OCR(光学文字認識)技術を活用し、画像やPDFファイルからテキストを自動で抽出してGitHubのIssueやPull Requestを自動で作成・更新する方法をご紹介します!</span>

この自動化によって開発プロセスの効率化、ミスの削減、そしてよりスムーズな情報共有を実現しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには『GitHub、OCR』を使った業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

GitHubとOCRを連携する様々な方法

チャットツールやメール、フォームなど、普段使用している様々なツールを起点としてGitHubとOCRを連携させ、Issueの作成などを自動化できます!
実際の例をいくつか紹介していきますので、業務に合ったテンプレートを見つけて、すぐに自動化を試してみませんか?

チャットツールに送信されたファイルをOCRで読み取り、GitHubにIssueを作成する

SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールに画像ファイルが投稿された際、そのファイルを自動でOCR処理し、抽出したテキスト情報をもとにGitHubのIssueを作成します!
開発関連のコミュニケーションがチャットツール中心で行われている場合に便利なフローですよね!<span class="mark-yellow">手動でのコピペやIssue作成の手間を省き、スピーディーな情報共有と対応を実現できるかもしれません。</span>

メールで受信したファイルをOCRで読み取り、GitHubにIssueを作成する

GmailやOutlookで特定の画像ファイルやPDFファイルを受信した際、添付ファイルを自動でOCR処理し、内容をGitHubのIssueとして追加します!
<span class="mark-yellow">メールでの報告や依頼が多い場合にはIssueの作成漏れや転記ミスを防げるかもしれません。</span>GitHubへの情報集約をスムーズに行う際にもメリットを感じられるはずです。

フォームに添付されたファイルをOCRで読み取り、GitHubでプルリクエストを作成する

GoogleフォームやYoomの独自フォームなどでファイルを受け付けた際、添付ファイルをOCRでテキスト化し、その内容を含むプルリクエストをGitHub上に自動で作成します!
<span class="mark-yellow">ユーザーからのフィードバックやテスト結果を直接開発プロセスに連携させたい場合に有効かもしれません。</span>

受信したファイルをOCRで読み取り、GitHubにIssueを作成するフローを作ってみよう

フローそれでは実際に、GitHubとOCRを活用した自動化フローを作成していきましょう!
今回は「Slackに画像ファイルが投稿されたら、OCRでテキストを読み取り、GitHubにIssueを作成する」という自動化フローの作成プロセスを紹介します。

<span class="mark-yellow">Yoomを使えば、このような連携もプログラミング不要で実現可能です!</span>
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておいてくださいね。

[Yoomとは]

大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • SlackとGitHubをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Slackのトリガー設定とGitHubのオペレーション設定
  • トリガーをONにして、連携フローの動作確認をする

ステップ1:SlackとGitHubをマイアプリ連携

SlackとGitHubをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう!
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます。

連携前に、Slackにファイルを送信しておきましょう!
※今回は例として、以下のような画像ファイルを送信しました。

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Slack」と入力し、検索結果からSlackのアイコンを選択します。

2.表示された画面で、URLを入力し、「続行する」をクリックしてください。

次の画面で、「許可する」をクリックしましょう!

‍なお、詳しくはSlackのマイアプリ連携についてをご確認ください。

3.続いてGitHubをマイアプリ登録します。
先ほどと同様の手順で、GitHubを検索しましょう!
表示された画面で、メールアドレスとパスワードを入力し、「サインイン」をクリックしてください。

次の画面で、検証コードを入力し、「確認する」をクリックします。

マイアプリにSlackとGitHubが表示されていれば、登録完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされます。次に表示された画面で「OK」をクリックしましょう!

ステップ3:Slackのトリガー設定

※以下の画面は、Yoomページ画面左側「マイプロジェクト」のフローボットで表示される、「【コピー】Slackに送信されたファイルをOCRで読み取り、GitHubにIssueを作成する」をクリックすると表示されます。

1.先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「ファイルがチャンネルに投稿されたら」をクリックしてください。

2.表示された画面で各項目を確認します。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう!

3.表示された画面で、詳細を設定します。
「トリガーの起動間隔」を選択してください。
※基本的には、最短の時間で設定するのが、おすすめです!
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomプランの詳しい説明は、こちらを参照してください。

4.「チャンネルID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してくださいね。

5.入力を終えたら、「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックしましょう!
※以下のように表示されている項目はアウトプットと呼びます。なお、次の設定で使用します。

ステップ4:GitHubの設定

1.アプリと連携する「投稿されたファイルをダウンロード」をクリックしてください。


各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう!

2.API接続設定を行います。
「ファイルのダウンロードリンク」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(先ほど取得した値)から選択してくださいね。

入力を終えたら「テスト」を実行し、ファイルの取得に成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:画像・PDFから文字を読み取るの設定

1.「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしてください。

※・OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください。
※YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。

2.各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう!


3.詳細設定を行います。

「ファイルの添付方法」は、プルダウンから選択し、先ほど取得したファイルを選択しましょう。
「抽出したい項目」は、ファイルから抽出したい項目を入力します。今回は例として以下の画像のように入力しています。
また、個別での抽出も可能です。例えば、会社名、問い合わせ内容、日付など、Issueとして登録したい内容を設定してくださいね。

入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックしましょう!
なお、抽出した以下の「取得した値(アウトプット)」を、次の設定でGitHubに登録するこが可能です。

ステップ6:GitHubの設定

1.アプリと連携する「Issueを作成」をクリックしてください。


各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう!

2.API接続設定を行います。
「オーナー名」「リポジトリ名」は、入力欄下の説明に従って入力してください。

「タイトル」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択しましょう!

「コメント」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択できます。
※今回は、以下画像のように設定しました。


入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。
<span class="mark-yellow">設定が完了すると、以下の画像のようにGitHubにIssueが作成されました!</span>

ステップ7:トリガーボタンをONにして、連携フローの動作確認をする

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

GitHubやOCRを使ったその他の自動化例

Yoomには、GitHubやOCRを活用した様々な自動化テンプレートが用意されています。
いつもの業務に合わせて、ぜひ他のテンプレートもチェックしてみてくださいね。

GitHubを使った便利な自動化例

OCRを使った便利な自動化例

終わりに


開発現場では、スクリーンショットやドキュメントの一部など、テキスト以外の形式で情報が共有されることも少なくありませんよね。これらの情報を手作業でGitHubに転記するのは手間がかかり、ミスも発生しがちです…。

<span class="mark-yellow">そのような時にYoomのような自動化ツールを使えば、チャットツール、メール、フォームなど、様々な起点からファイルを取得してOCRでテキストを抽出、そしてGitHubへの連携までを自動化することが可能です!</span>
これにより、開発者は手間のかかる作業から解放され、より本質的な開発業務に集中できるようになるはずです。

また、情報の転記ミスを防ぎ、IssueやPull Requestへの情報反映をスムーズに行えるため、開発プロセス全体のスピードアップと品質向上になるかもしれません…!

なお、今回ご紹介したテンプレートを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、すぐにGitHubとOCRの連携を試すことができます。この機会にぜひ、Yoomで日々の開発業務を効率化してみませんか?

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