フォームで受け取った画像をOCRし、Googleドキュメントに転記する
GoogleフォームやFormBridgeなどで画像ファイルの添付を受け付け、その画像が送信されたらOCRでテキストを抽出し、Googleドキュメントに内容を自動転記します。
例えば、経費精算申請フォームで受け取った領収書の画像から金額や日付などを読み取り、申請内容をまとめたGoogleドキュメントへ自動で記録するといった活用ができ、フォーム送信後のデータ整理の手間を削減できます。
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画像内のテキストを自動で読み取り、Googleドキュメントへ転記する方法は一つではありません。
ファイルの保管場所や受け取り方に合わせて、様々な自動化フローを構築できます。
ここでは、具体的な例をいくつか紹介していきますので、業務に合ったテンプレートを見つけて、すぐに自動化を試してみませんか?
Google DriveやBoxなどのオンラインストレージに画像ファイルが追加されると、YoomのOCR機能がテキストを自動で抽出し、指定したGoogleドキュメントに追記します。
チームで共有しているフォルダに画像資料がアップされた際に、その内容を議事録や報告書用のGoogleドキュメントへ自動で反映できるため、ファイルを探して内容を確認し、手入力する手間を省けます。
GoogleフォームやFormBridgeなどで画像ファイルの添付を受け付け、その画像が送信されたらOCRでテキストを抽出し、Googleドキュメントに内容を自動転記します。
例えば、経費精算申請フォームで受け取った領収書の画像から金額や日付などを読み取り、申請内容をまとめたGoogleドキュメントへ自動で記録するといった活用ができ、フォーム送信後のデータ整理の手間を削減できます。
GmailやOutlookで特定の条件(件名、送信元など)に合致するメールを受信し、添付された画像ファイルからテキストを抽出してGoogleドキュメントに転記するフローです。
取引先からメールで送られてくる注文書画像の内容を、受注管理用のGoogleドキュメントへ自動で追記するなど、メール起点の業務も効率化。
メールを確認し、ファイルを開いて転記する作業から解放されます!
ここでは、代表的な例として「Google Driveに画像ファイルがアップロードされたら、OCRでテキストを抽出し、指定のGoogleドキュメントにその内容を追記する」フローの作成手順を解説します。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
注:OCR(文字を読み取る)は一部有料プランで利用できます。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなります。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができ、無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)の使用が可能です。
[Yoomとは]
今回は、大きく以下のプロセスで自動化フローを作成します。
まず、YoomとGoogle Drive、Googleドキュメントを連携させるための設定を行います。
Yoomにログイン後、マイアプリをクリックし、新規接続を選択してください。
マイアプリ一覧はGoogle Driveをクリックしましょう。
検索窓を使うと見つかりやすいです。
「Sign in with Google」を選択してください。
連携したいアカウントをクリックします。
次へをクリックしてください。
続行を選択しましょう。
これでGoogle Driveのマイアプリ登録ができました。
Yoomにログイン後、マイアプリをクリックし、新規接続を選択してください。
マイアプリ一覧は、検索窓を活用し、Google Driveを選択してください。
「Sign in with Google」を選択します。
連携したいアカウントをクリックしてください。
次へをクリックします。
続行を選択してください。
これでGoogleドキュメントのマイアプリ登録ができました。
次にテンプレートをコピーしましょう。
Yoomでは、一からフローボットを作成することも可能です!
ここではより簡単に設定ができるテンプレートを活用した設定方法をご紹介します。
それでは下のバナーをクリックしましょう。
「このテンプレートを試す」を選択します。
「OK」をクリックしてください。
これでテンプレートのコピーができました。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されています。
[ocr-gdrive-to-gdoc]
### ステップ3:
次にフローボットの設定に進みましょう。
先ほどコピーしたテンプレートの「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」をクリックしてください。
タイトルは事前に入力されていますが、変更OKです。
Google Driveと連携するアカウント情報を確認しましょう。
トリガーアクションは「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」が選択されています。
設定を確認したら、次へをクリックしてください。
トリガーの起動間隔を設定しましょう。
トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔に設定することをおすすめします。
フォルダIDは候補から選択してください。
Google Driveにトリガーイベント(新しくファイル・フォルダを作成)を実行して、テストをクリックしてください。
Google Driveに追加した情報が取得できたら、保存しましょう。
次に「ファイルをダウンロードする」をクリックしてください。
タイトルは変更できます。
Google Driveと連携するアカウント情報を確認します。
アクションは「ファイルをダウンロードする」が選択されています。
設定が確認できたら、次へをクリックしましょう。
ファイルIDは、特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたらの「取得した値」から「ファイルID」を選択してください。
設定後、テストをクリックしましょう。
Google Driveの情報が取得できたら、保存しましょう。
次に「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしてください。
タイトルは変更OKです。
アクションは「任意のPDF・画像ファイル(4000文字以内)」が選択されています。
文字数に応じて変更してください。
設定後、次へをクリックしましょう。
ファイルの添付方法は、「取得した値を使用」、「GoogleDriveからの取得ファイル」を選択します。
抽出したい項目は、画像から読み取って、Googleドキュメントに追加したい項目を設定しましょう。
設定後、テストをクリックしてください。
画像から情報の読み取りに成功したら、保存しましょう。
最後の設定ステップとなりました。
「文末にテキストを追加」をクリックしてください。
タイトルは変更できます。
Googleドキュメントと連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは「文末にテキストを追加」が選択されています。
設定を確認したら、次へをクリックしましょう。
ドキュメントIDは候補から選択してください。
追加するテキストは、「画像・PDFから文字を読み取る」の「取得した値」からGoogleドキュメントに追加したい項目を選択しましょう。
ここで取得した値を使わずに入力してしまうと、同じ内容がGoogleドキュメントに追加され続けることになりますので、注意してください。
設定後、テストをクリックします。
Gogogleドキュメントに情報が追加できたら、保存してください。
最後にトリガーをONにして動作をチェックしましょう!
これでフローボットの設定ができました。
Googleドキュメントを活用することで、様々な業務の自動化が可能になります。
Google Meetの会議内容を自動で文字起こしし、議事録としてGoogleドキュメントに追記したり、チャットで送信されたメッセージやデータベースの情報をもとに見積書や記録文書を自動生成したりできます。
この記事では、「GoogleドキュメントとOCRを連携し画像からテキストを抽出する方法」について、ノーコードで実現できる具体的な手順をご紹介しました。
画像内の文字情報を自動で読み取り、Googleドキュメントに転記することで、地道で面倒だった手入力作業が大幅に削減され、業務の正確性とスピードが向上します。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したOCR連携以外にも、文書作成や情報管理を効率化するテンプレートが多数揃っています。</span>
フォームの送信内容を自動で記録したり、チャットの内容をまとめたりと、様々なシーンで活用できます。
「画像の文字起こしに時間がかかっている」「転記ミスを防ぎたい」「ドキュメント作成をもっとラクにしたい」と感じている方は、ぜひYoomのテンプレートで自動化を体験してみてください。設定も簡単ですぐに始められます!
まずはテンプレートを試してみて、その便利さを実感してみませんか?
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