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イラスト生成AIの世界は日々進化しており、今ではプロが描いたようなクオリティの作品を、無料で生成できるようになっています。
しかし、ツールが多すぎて「どれが自分にあっているのか」「商用利用はできるのか」と迷ってしまう方も多いはずです。
そこで本記事では、数あるイラスト生成AIの中から、手軽に試せる無料のサービスを厳選してご紹介します。それぞれの強みや、実際に使ってみた検証結果、さらには制作を効率化する自動化のコツまで詳しく解説します。
イラスト生成AIは、大きく分けて「チャット型」と「特化型」の2つのタイプが存在します。
ChatGPTなどの対話型AIに備わっている画像生成機能です。普段使いのチャット画面で「〜の画像を作って」と頼むだけなので、初心者にとってハードルが低いのが特徴です。指示の意図を汲み取る能力が高く、抽象的なお願いでも形にしてくれます。
画像生成に特化したUIを持つツールです。画風を細かく指定したり、特定のモデルを選んだりできるため、クオリティを追求したいクリエイターに向いています。中には文字入れが得意なものや、アニメ調に特化したものなど、際立った個性を持つサービスも少なくありません。
高品質な画像をAIで生成できても、それを保存して、加工して、ブログやSNSにアップロードするという作業には意外と時間がかかるものです。
しかし、ハイパーオートメーションプラットフォーム「Yoom」を活用すれば、こうした一連のフローを自動化することが可能です。
例えば、Google スプレッドシートに記事のタイトルを入力するだけで、AIが最適な画像を生成し、そのままWordPressのメディアライブラリへ保存したり、Slackでチームに共有したりといった運用がノーコードで実現します。クリエイティブな構想に時間を使い、単純な作業はAIとYoomに任せてしまいましょう。
Yoomには、画像生成やAIを活用した業務効率化のテンプレートが豊富に用意されています。まずは以下のテンプレートから、自動化の第一歩を体験してみてください。
対話を通じて理想の画像を形にできる、主要なサービスをご紹介します。
🗣️一言でいうとどんなツール?
対話型AIの枠を超えたクリエイティブスタジオ
🗣️主な特徴
生成速度が従来比で大幅に向上しています。画像の一部だけを正確に書き換える編集機能が優秀です。
🗣️ここがポイント
人物の外見や光の当たり方といった一貫性を保ったまま編集できるため、一度作った画像の微調整がスムーズに行えます。
🗣️こんな人におすすめ
納得いくまで何度も修正を重ねたい人、最先端の生成スピードを体感したい人
🗣️一言でいうとどんなツール?
Microsoftアカウントで利用可能。多機能なデザイン支援AI
🗣️主な特徴
高品質な画像生成能力に加え、生成した画像をそのままバナーやカードなどのデザイン素材として加工できる機能が統合されています。
🗣️ここがポイント
日本語での指示に強く、初心者でもクオリティの高い画像を生成できる点が魅力です。
🗣️こんな人におすすめ
無料で高品質な画像を作りたい人、Microsoft製品を普段から利用している人
※無料版は個人利用・非商用目的に限られるため、ビジネス利用の際は規約を確認してください
🗣️一言でいうとどんなツール?
リアルな写真表現に強い、GoogleのAI
🗣️主な特徴
風景や人物など、フォトリアル(写真のよう)な表現に定評があります。
🗣️ここがポイント
GoogleドキュメントやGmailなど、Googleの他サービスへの書き出しが容易で、生成した画像をスムーズに業務へ活用できる点が魅力です。
🗣️こんな人におすすめ
写真のようなリアルな画像を作りたい人、Googleのツールを愛用している人
よりこだわりを持って画像を作成したい場合に頼りになるツールをピックアップしました。
🗣️一言でいうとどんなツール?
商用利用の安心感が高い、プロも認める高品質AI
🗣️主な特徴
Adobeが保有する高品質素材を学習元としており、著作権トラブルのリスクを抑えた設計になっています。
🗣️ここがポイント
Photoshopなどとの連携が強力で、画像の一部を書き換えたり背景を瞬時に変更したりする編集作業に長けています。
🗣️こんな人におすすめ
ビジネス業務で安心して使いたい人、Adobe製品に慣れている人
🗣️一言でいうとどんなツール?
素材生成からデザインまで完結。便利な時短ツール
🗣️主な特徴
デザインツールCanvaの中でAIが画像を生成。生成した素材をそのまま配置してポスターなどが作れます。
🗣️ここがポイント
画像生成からリサイズ、SNS投稿予約まで一貫して行えるため、効率化が可能です。
🗣️こんな人におすすめ
SNS運用者、資料作成を頻繁に行うブロガー
※無料版では生成回数に上限があるため、頻繁に利用する場合は有料プランの検討が必要です
🗣️一言でいうとどんなツール?
毎日クレジットが付与される、幻想的・ゲーム調に強いツール
🗣️主な特徴
無料枠でも定期的にクレジットが付与され、多様な画風を試せる寛大なサービスです。
🗣️ここがポイント
プロンプトの調整機能が豊富で、モデル(画風)の選択肢も多いため、こだわりの一枚を追求できます。
🗣️こんな人におすすめ
毎日たくさんの画像を試作したい人、ファンタジー風の絵を作りたい人
🗣️一言でいうとどんなツール?
日本のアニメ・マンガ風に特化したAI
🗣️主な特徴
アニメスタイルのイラスト生成に長けており、キャラクターの造形や表情が美しく仕上がります。
🗣️ここがポイント
コミュニティが活発で、他のユーザーが作成した作品のプロンプトを参考にしながら作成スキルを磨けます。
🗣️こんな人におすすめ
アニメ・マンガ風のキャラクターを作りたい人
🗣️一言でいうとどんなツール?
描くそばから画像が動く、リアルタイム生成ツール
🗣️主な特徴
マウス操作や簡単なスケッチにあわせて、AIが高画質な画像を生成し続けます。
🗣️ここがポイント
完成を待つ必要がなく、構図や色味をリアルタイムで見ながら調整できる直感的な操作感が魅力です。
🗣️こんな人におすすめ
自分の手で構図を細かく調整したい人、スピード感を持って形にしたい人
ここでは、数ある無料ツールの中から、性格の異なる3つの実力派AIをピックアップし、比較検証を実施しました。
まずは、全ツールで同じプロンプトを入力します。
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【プロンプト】
サイバーパンクな都市でラーメンを食べる柴犬、油絵風、鮮やかな色彩。
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🗣️キャッチーで鮮やかなデジタルアート
アイキャッチ画像としての映えや、パッと見のインパクトが強いです。
🗣️クオリティは高いものの擬人化へのこだわりが見える
指示通りに出すにはプロンプトの工夫が必要ですが、ポテンシャルの高さは圧倒的です。
🗣️指示を深く理解した芸術的な1枚
プロンプトの単語一つ一つを汲み取ってくれる、賢いAIと言えます。
STEP①で各ツールの基礎体力が見えてきましたが、次は各ツールの強みを活かせるお題をぶつけ、その得意技を検証しました。
あえて曖昧な日本語で指示し、AIがいかに気を利かせてくれるかを確認しています。
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【プロンプト】
なんかおしゃれなカフェの看板。
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🗣️日本語で丸投げOK
単に看板を描くだけでなく、観葉植物、温かみのある間接照明、奥行きのある店内の風景まで「おしゃれなカフェならこれが必要でしょ?」と言わんばかりのトータルデザインを提案してきました。
「なんか」という曖昧な日本語が含まれていても、スタイリッシュ・モダン・ウッド調といった、日本人が好むおしゃれを具現化しています。一部の画像でスペルが怪しい部分はありますが、デザイン案としては十分です。
STEP1と同じプロンプトでモデルを切り替え、「リアルな実写」と「日本のアニメ風」の出力結果を確認しました。
※使用したモデルはSeaArt Realism(リアルな実写)、Simple Mutation Reflex(日本のアニメ風)です
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【プロンプト】
サイバーパンクな都市でラーメンを食べる柴犬、油絵風、鮮やかな色彩。
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🗣️毛並みまで見える柴犬の質感
「リアルな実写」の検証では、STEP 1で犬耳の女の子が出てしまった失敗を、モデルを変更することでクリアしました。
🗣️AIの思い込み(アニメ=擬人化)を調整する必要あり
「日本のアニメ風」の検証では、柴犬ではなく、女の子がラーメンを食べる姿になっています(画像上段)。モデルを変更してもなお、AIにとって「アニメ × サイバーパンク」という組み合わせは、「主役は人間であるべき」という学習データが強力に働いてしまうことが浮き彫りになりました。
しかし、プロンプトを変更したところ、擬人化が解け、サイバーパンクな街並みでラーメンを嗜む柴犬が主役として描かれています(画像下段)。
クリアの秘訣は、プロンプトの先頭に柴犬を置き、最優先事項であることを認識させたことと、「動物のみ」「擬人化なし」という直球の日本語を加えることで、AIが描こうとしていた人間をブロックしたことです。
プロンプトに文字指定を含め、その正確性を確認します。
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【プロンプト】
"NO AI, NO LIFE"というネオンサインが光る部屋。
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🗣️スペルもカンマの位置も完璧
単に文字が表示されているだけでなく、ネオンの光が壁や床に反射する様子、部屋の奥行き感など、シネマティックな背景と文字が調和しています。
プロンプトで細かく指定しなくても、AIが勝手にネオンサインにふさわしいフォントを選んでデザインしてくれている点も優秀です。
AIに思い通りの画像を描いてもらうには、プロンプト(指示出し)の工夫が欠かせません。画像生成する際は、以下の4つの要素を意識して伝えてみてください。
誰が、何が(例:笑顔のゴールデンレトリバー)
どこで(例:夕暮れ時の海辺)
どんなタッチで(例:水彩画風、3Dレンダリング、油絵風)
どんな空気感で(例:柔らかな日光、サイバーパンクなネオン)
例えば、「猫」とだけ入力するよりも、「窓際で昼寝をしている茶トラの猫、柔らかな日光が差し込む、繊細な水彩画風」と具体的に伝えることで、AIはよりイメージに近い一枚を描き出します。
無料で便利なイラスト生成AIですが、ビジネスで利用する際には商用利用の可否を確認することが不可欠です。
サービスによっては、無料プランで生成した画像には透かしが入ったり、商用利用が禁止されていたりする場合があります。
例えば、一部のツールでは個人のブログやSNSでの利用は認められていても、営利目的の広告や販売物への利用には制限がかかることが一般的です。
一方で、生成物の商業的な権利を明確に保証しているサービスもあります。利用規約は変更されることがあるため、公開前には必ず各公式サイトの規約をチェックする習慣をつけましょう。
イラスト生成AIは、誰もが自身の表現を広げるための強力なツールとなりました。
手軽さを求めるならチャット型、こだわりたいなら特化型と、目的にあわせて使い分けるのがスマートな活用術です。
まずは、気になるツールを一つ選び、自分の好きな言葉を入力することから始めてみてください。想像以上のクオリティで描き出される世界に、新たなインスピレーションが湧いてくるはずです。
AIが生成した画像を最大限に活かすためには、周辺業務の自動化が鍵を握ります。Yoomを使えば、画像生成から各プラットフォームへの展開をシームレスにつなぎ、クリエイティブな時間を最大化できます。
例えば、AIで生成したロゴ案をSlackの特定チャンネルに自動投稿してチームの意見を集めたり、ブログ用の画像を自動的にクラウドストレージに保存して整理したりと、業務フローにあわせて自在にカスタマイズ可能です。
以下のテンプレートを活用して、日々のルーチンワークを自動化し、より創造的な仕事に集中できる環境を整えましょう。
出典:ChatGPT Images | Microsoft Designer | Google Gemini | Adobe Firefly | Canva |Leonardo.ai |PixAI.Art | Krea.ai