AIブレインストーミング検証|ChatGPTとMiro AIで課題整理や壁打ちを試した結果
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AIブレインストーミング検証|ChatGPTとMiro AIで課題整理や壁打ちを試した結果
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2026-02-25

AIブレインストーミング検証|ChatGPTとMiro AIで課題整理や壁打ちを試した結果

Yuka Matsumoto
Yuka Matsumoto

アイデアが求められる場面はたくさんあるのに、「いいアイデアが浮かばない」「視点が偏っている気がする」と悩む方は多いものです。

そこで注目されているのが、AIをブレインストーミングのパートナーとして活用する方法です。AIを使うことで、一人でも多様な視点からアイデアを引き出せるうえ、遠慮や忖度なしに率直な意見をもらえます。

本記事では、AIブレインストーミングの基本的なやり方からおすすめツール、そして実際に試した検証結果まで解説します。
アイデア出しに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

🌟YoomでAIブレインストーミング後の業務を自動化

👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!

AIとのブレインストーミングで生まれたアイデアを、そのまま埋もれさせていませんか?
せっかくの気づきも、スプレッドシートへの転記や議事録まとめといった手作業に追われていては、実行に移す前に熱量が冷めてしまいます。

Yoomを活用すれば、ChatGPTで生まれたアイデアをスプレッドシートに自動保存したり、議事録からタスクを自動起票したりする仕組みをプログラミング不要で構築できます。

創造的な思考に集中できる環境をつくるために、単純作業はYoomで自動化しましょう。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のテンプレートから自動化を体験できます。


■概要

オンラインホワイトボードのMiroはアイデア出しに便利ですが、ブレインストーミング後の情報を手作業で整理・要約するのは手間がかかる作業です。このワークフローは、MiroとChatGPTを連携させることで、その課題を解決します。Miroで新しいボードが作成されると、ChatGPTがその情報を解析し、要点や次のアクションを自動で付箋として追加するため、アイデア創出から整理までのプロセスを効率化できます。

■このテンプレートをおすすめする方

  • MiroとChatGPTを連携させ、アイデア整理や議事録作成を効率化したい方
  • オンラインでのブレインストーミング後の、情報整理や要約作業に手間を感じている方
  • クリエイティブな作業に集中するため、定型的なタスクの自動化を進めたいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

  • Miroでボードが作成されるとChatGPTが自動で解析し付箋を追加するため、手作業での要約や整理にかかっていた時間を短縮できます
  • 手動での情報整理による要点の見落としや転記ミスを防ぎ、ブレインストーミングの結果を正確かつ効率的にまとめることに繋がります

■フローボットの流れ

  1. はじめに、MiroとChatGPTをYoomと連携します
  2. トリガーでMiroの「ボードが作成されたら」を選択し、フローが起動するきっかけを設定します
  3. 次に、オペレーションの分岐機能を設定し、特定の条件に応じて後続の処理を分岐させます
  4. 続いて、オペレーションでChatGPTの「テキストを生成」を選択し、Miroのボード情報を基に要約やアイデアを生成するよう設定します
  5. 最後に、オペレーションでMiroの「ボードに付箋を作成」を設定し、ChatGPTが生成したテキストを新しい付箋としてボードに追加します

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Miroのトリガー設定で、対象とするチームIDを任意のものに変更することで、特定のチームでのボード作成時のみフローを起動させることが可能です
  • 分岐機能では、Miroのボード名などの情報に基づいて条件を設定し、その後の処理(例えばChatGPTに送る内容)を分けることができます
  • ChatGPTにテキストを生成させる際のプロンプトは自由にカスタマイズでき、Miroから取得した情報を変数として組み込むことで、より精度の高い出力を実現します
  • Miroに付箋を作成するオペレーションでは、付箋の内容や位置、色などを固定値や前段のオペレーションで取得した情報をもとに任意で設定できます

■注意事項

  • Miro、ChatGPTのそれぞれとYoomを連携してください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
  • ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
    https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
  • ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

■概要
ChatGPTで生成したコンテンツをNotionで管理する際、手作業でのコピー&ペーストに手間を感じていないでしょうか。この作業は単純ですが、繰り返すことで入力ミスや転記漏れの原因にもなり得ます。 このワークフローは、フォームからの回答をきっかけにChatGPTとNotionの連携を自動化し、コンテンツ生成からページ作成までを一気通貫で実行します。手作業による連携の手間をなくし、コンテンツ制作の効率を高めることが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
  • ChatGPTとNotionを活用したコンテンツ作成の効率化に関心があるマーケティング担当者の方
  • Notionへの情報集約を手作業で行っており、入力ミスや抜け漏れに悩んでいるチームの方
  • ChatGPTとNotionを連携させ、手軽に情報管理の自動化を実現したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
  • フォーム回答からChatGPTでのテキスト生成、Notionへのページ作成までが自動化されるため、コピー&ペーストなどの手作業に費やしていた時間を削減できます。
  • 人の手による転記作業がなくなることで、内容の入力間違いやページの作成漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、情報の正確性を保ちます。
■フローボットの流れ
  1. はじめに、ChatGPTとNotionをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでフォームを選択し、「回答が送信されたら」というアクションを設定します。
  3. 次に、オペレーションでChatGPTを選択し、「テキストを生成」アクションを設定します。この時、フォームで受け取った内容をプロンプトに含めることも可能です。
  4. 最後に、オペレーションでNotionの「ページを作成」アクションを設定し、ChatGPTが生成したテキストなどをページの本文やタイトルに反映させます。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
  • フォームのトリガー設定では、コンテンツ生成の元となる情報を取得するために、質問項目を自由にカスタマイズしてください。
  • ChatGPTのオペレーションでは、生成したいコンテンツに応じてプロンプト(指示内容)を任意で設定できます。フォームの回答内容を引用することも可能です。
  • Notionでページを作成する際、タイトルや本文にフォームの回答内容やChatGPTが生成したテキストを引用して自動で入力させることができます。
■注意事項
  • ChatGPT、NotionのそれぞれとYoomを連携してください。
  • ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
  • ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

✍️AIブレインストーミングとは?

AIブレインストーミングとは、生成AIやAI搭載のホワイトボードツールを「対話のパートナー」や「ファシリテーター」として使いながらアイデアを出していく手法です。

この手法が注目される理由は、AIの幅広い知識とフラットな視点にあります。

人同士の会議では、どうしても遠慮や忖度が生まれたり、声の大きい人の意見に流されたりしがちですよね。AIにはそういった社会的な空気が存在しないため、「もっと突飛なアイデアを出して」「批判的な視点で突っ込んで」と伝えれば、素直にその通りに返してくれます。

AIブレインストーミングのメリット

AIブレインストーミングを取り入れる目的は、アイデアの質と量を高めることと心理的安全性を守ることの2つです。具体的なメリットは以下のとおりです。

1.バイアスや忖度を気にしなくて良い
上司の顔色を伺ったり、場の空気を読んだりする必要がありません。AIは論理やデータをもとに反応するため、人間関係のしがらみを切り離して、本質的な議論に集中できます。

2.多様なペルソナ(人格)をシミュレーションできる
「30代の主婦の視点で意見して」「辛口の投資家ならどう判断する?」といった指示を出すだけで、AIは別の人格として応じてくれます。会議室にはいないはずのステークホルダーの視点を、手軽に取り入れられるのは魅力的です。

3.コストパフォーマンスが高い
スケジュール調整や会議室の確保、移動時間といったコストが一切かかりません。思い立ったときにすぐ始めて、納得したら終わる。そのシンプルさが、日々の業務をスムーズにしてくれます。

4.心理的なハードルの低下
「こんなこと言ったら笑われるかも…」という不安を感じることなく、未完成のアイデアや突飛な発想も気軽に口にできます。そういった荒削りなアイデアから、思わぬ発見が生まれることもあるのが面白いところです。

📝AIブレインストーミングの具体的なやり方

AIブレインストーミングをうまく活用するには、ただ「アイデアを出して」と伝えるだけでは物足りません。次の4つのステップを意識するだけで、得られるアウトプットの質がぐっと変わってきます。

1:役割とゴールを決める

まず、AIに演じてほしい役割を伝えましょう。「あなたは経験豊富なマーケティングコンサルタントです」「あなたは辛口の投資家です」のように設定すると、回答の視点が定まりやすくなります。あわせて、ゴールも具体的に伝えておくと安心です。

2:アイデアを広げる(拡散)

この段階では、質よりも量を意識してアイデアを出し切ることが大切です。行き詰まりを感じたら、「SCAMPER法(代用・結合・適応・修正・転用・削除・再構成)」といったフレームワークを指定して、発想を意図的に広げてみましょう。

3:アイデアを絞り込む(収束・評価)

出そろったアイデアの中から、有望なものを選んでいきます。「実現可能性」「コスト」「インパクト」などの評価軸を伝えてマトリクス形式で評価してもらうと、比較しやすくなります。「この中で成功しそうな案をトップ3に絞って」とシンプルに依頼するのもおすすめです。

4:アイデアをアクションプランに落とし込む

選んだアイデアを、実際に動けるプランへと落とし込みます。「このアイデアを実現するための具体的なステップを5つ挙げて」「必要なリソースを見積もって」といった指示を出すことで、漠然としたアイデアが実行可能なタスクに変わっていきます。

【コピペOK】使えるプロンプト例

役割設定:「あなたは大手広告代理店のクリエイティブディレクターです。以下のテーマについて、斬新なキャッチコピーを考えてください。」

壁打ち:「私の考えた以下の企画について、懸念点やリスクを3つ挙げてください。忖度は不要です。」

深掘り:「そのアイデアをもう少し具体的にしてください。特に、ターゲットユーザーが利用するシーンを物語風に描写してください。」

🛠️AIブレインストーミングにおすすめのツール5選

AIブレインストーミングに使えるツールは、どんどん進化しています。ここでは機能性と使い勝手の面から、特に注目したい5つのツールを紹介します。

1.ChatGPT(OpenAI)

高度な調査機能を備えており、Web上の情報を専門的な視点で調査・分析しながらブレストを進められます。単なる会話にとどまらず、裏付けのあるデータをもとにした壁打ちができるため、ビジネスの意思決定をサポートするツールとして頼りになる存在です。

Web検索機能や高度な分析機能は、プランによって利用回数に制限がある点に注意が必要です。

2.Claude(Anthropic)

長文の処理や複雑な論理構成が得意なツールです。課題の難易度に合わせて思考の深さを柔軟に調整してくれるため、軽いアイデア出しから本格的な戦略立案まで幅広く活用できます。複数の視点を持つAIエージェントを模した議論も得意としています。

3.Gemini(Google)

Googleの検索力と推論力を活かしたブレストができます。複雑な課題にもしっかり向き合ってくれるのに加え、Google Workspace内のドキュメントやスプレッドシートと連携しながらアイデアを広げられるのが魅力です。

※この連携機能の利用には、特定の有料プランが必要な場合があります。

4.Miro AI

AIアシスタント機能を搭載したオンラインホワイトボードで、統合的なワークスペースとして使えます。複数のAIモデルを選んで使い分けたり、大量の付箋をまとめて整理したり、アクションプランへの落とし込みをサポートしたりと視覚的なブレストをしっかり支えてくれます。

5.FigJam

Claudeとの連携機能により、テキストの指示や資料をもとに、マインドマップやカスタマージャーニーマップなどのダイアグラムを直接生成できます。設定次第では、ガントチャートなどより高度な図表の生成も可能です。

🤔【実践】おすすめツールで実際にブレインストーミングしてみた

ここでは、筆者が実際に機能を搭載した3つのツールを使ってブレインストーミングを行い、それぞれの使用感を検証した結果をレポートします。

検証条件

  • シナリオ1環境:ChatGPT(無料プラン)
  • シナリオ2環境:Miro AI(無料プラン)

検証内容とポイント一覧

検証内容と確認ポイントをまとめます。

シナリオ1:ChatGPTでリサーチ壁打ち

【想定されるユースケース】
既存サブスク事業者が「離脱(チャーン)対策」を打つために、アイデア出しを行う。

【検証項目】

  • 指定したトーンを守れるか
  • 仮説に対して「なぜそれがユーザーのニーズとズレるのか」を論理的に指摘しているか
  • 単なる否定で終わらず、代替戦略案が提示されているか

シナリオ2:Miro AIでクラスター化とSidekicksによる自動整理

【想定されるユースケース】
バックオフィスチームで業務改善の課題洗い出しを行い、解決策案を考える。

【検証項目】

  • 意味の通るグルーピング名になっているか
  • 類似した課題が適切に同じグループにまとまっているか
  • レイアウトが自動で見やすく整理されるか

🧪【検証方法】各シナリオの具体的な検証手順

各シナリオの検証方法をまとめます。

シナリオ1:ChatGPTでリサーチ壁打ち

シナリオ1では、ChatGPTでサブスクリプション疲れの解決策を考えるブレインストーミングを行います。

STEP1:プロンプトを実行する。

サブスク疲れの解決策を考えるにあたって、以下のプロンプトを実行してChatGPTにアイデアを出してもらいます。

あなたは、サブスクリプションビジネスに精通した「冷徹なプラットフォーム戦略家」です。
感情や同情ではなく、「市場データ」「ユーザー心理」「既存サービスの失敗事例」に基づき、容赦のない批評と提言を行ってください。
【検証テーマ】
サブスクリプション疲れの解決策
【やってほしいこと】
1. Web検索・調査機能を使い、以下の点をリサーチしてください。  - 定額制サービス(動画配信、音楽配信、SaaS、サブスクECなど)における    - ユーザーの離脱率・解約率(Churn)    - 「解約予備軍」にあたるセグメント(休眠ユーザー、利用頻度低下ユーザーなど)  - サブスク管理に関するユーザーの不満・心理的負荷    - 管理コスト(把握・整理・見直し)に関する定性/定量データ    - 「整理しないまま放置されがち」な心理背景  - サブスクの統合管理アプリ・家計簿アプリ等の    - ダウンロード数・継続率    - ユーザーレビューに見られる不満・解約理由    - ビジネスとして失敗/停滞している事例(わかる範囲で)
2. 上記のリサーチ結果を踏まえて、次の仮説を「冷静かつ批判的」に検証してください。  仮説:  「サブスク疲れ」の解決策としてユーザーは『一元管理』を求めている。  → すべての定額サービスを一覧できるアプリやダッシュボードを用意すれば、     ユーザー満足度が向上し、解約も減少するはずである。
3. 特に以下の観点から、ビジネスモデルとしての実現可能性・伸びしろを批評してください。  - 既存の統合管理アプリや家計簿アプリが陥っている失敗要因は何か?    (例:入力・連携の手間、継続利用のモチベーションが湧かないなど)  - 「一元管理」というコンセプト自体に、構造的な限界や飽和がないか?  - 管理画面や通知が増えること自体が、新たな「管理の手間」になっていないか?
4. あなたが「冷徹なプラットフォーム戦略家」だとしたら、  - 上記の仮説やアイデアに対して、どのような「致命的なツッコミ」を入れるか?  - そのうえで、今のユーザーが本当に求めている解決策は何か?    特に、「ユーザーに追加の管理行動を強いない」という前提で、自動的な『コスト最適化』の方向性があるなら、具体例を挙げてください。  - 収益化の観点から、どのプレイヤー(決済事業者、カード会社、プラットフォーマーなど)がどのポジションを取ると合理的かもコメントしてください。
【トーン・スタイル】
- 共感よりも「批判」と「冷徹な現実」を優先してください。
- 「それは既存の統合管理アプリが繰り返している失敗です」など、既存市場の飽和・失敗パターンを前提にしたコメントをしてください。
- 論理の飛躍や願望に基づくアイデアがあれば、遠慮なく切り捨ててください。
リサーチ結果の要約 → 仮説への批評 → 代替となる戦略案の3パート構成で回答してください。

出典:https://chatgpt.com/ja-JP/

STEP2:出力結果を確認する

ChatGPTから返ってきた回答をもとに、各検証項目を確認します。

出典:https://chatgpt.com/ja-JP/

シナリオ2:Miro AIのSidekicksによる自動整理

続いて、Miro AIのクラスター化とSidekicksという機能を使い、アイデアを自動で整理してみます。

STEP1:ボードに課題を55個貼る

まず、ボードに「業務改善の課題洗い出し」というフレームを作成します。
事前に考えておいた55個の課題を1課題=1付箋としてランダムに配置します。

出典:https://miro.com/ja/ai/ai-overview/

STEP2:キーワードでクラスター化する

すべての付箋を選択後、メニューから「クラスター化」→「キーワード」をクリックします。

出典:https://miro.com/ja/ai/ai-overview/

すると、自動で付箋がグルーピングされます。

出典:https://miro.com/ja/ai/ai-overview/

STEP3:Sidekicksを起動し、解決策の案を出す

グルーピングした付箋を選択し、左側のメニューにある星型のアイコンをクリックし、Sidekicksを起動します。

出典:https://miro.com/ja/ai/ai-overview/

チャット欄で「各グループごとに代表的な解決策の案を出して、付箋で追加して」と依頼し、課題の内容とグループに合っているかを確認します。

出典:https://miro.com/ja/ai/ai-overview/

STEP4:出力結果を確認する

出力結果をもとに、各検証項目をチェックします。

出典:https://miro.com/ja/ai/ai-overview/

✅AIでブレインストーミングをしてみた検証結果

各シナリオの検証結果をまとめます!

シナリオ1:ChatGPTでリサーチ壁打ち

ChatGPTでリサーチを壁打ちした結果をまとめます。

検証結果

①指定したトーンを守れるか

判定:◎

結論からいうと、全体を通して指定したトーンが守られており、完成度の高い回答でした!

良かった点は、以下です。

  • 感情論を排し、市場構造・チャーン要因・プレイヤー戦略をマクロ視点で整理
  • 実装・収益化まで踏み込んだ戦略家の視点を一貫して維持

特に、仮説を感覚ではなく「構造」「成功確率」「収益性」という軸で解体している点は、指定トーンとの相性が良く、ビジネスの壁打ち相手として頼もしい回答でした。

②仮説に対して「なぜそれがユーザーのニーズとズレるのか」を論理的に指摘しているか

判定:◯

結論からいうと、仮説とユーザーニーズのズレを構造レベルで言語化できており、批評として成立していました!

なかでも、「ユーザーが欲しいのは判断機会ではなく判断の代替」という整理は、仮説の前提(可視化=満足度向上)そのものを崩す切れ味のある指摘でした。

一方で、議論が戦略寄りに広がっていく分、ユーザーインサイトの定量・定性的な因果整理という一次情報の裏付けがやや薄い印象もありました。そこまで踏み込めていれば、説得力はさらに増したはずです。

③単なる否定で終わらず、代替戦略案が提示されているか

判定:◯

否定にとどまらず具体的な代替戦略まで踏み込んでおり、実務の検討材料として活用できる回答でした!
「この仮説は弱い」で終わらず、どの層が・どの機能で・どう勝つかまで整理されているため、戦略検討のたたき台として活用できます。

ただし、実現難易度・法規制・ユーザー受容性といったリスク面の整理までは踏み込めていないため、実行フェーズに進む前には追加検証が必要です。

わかったこと

今回の検証を通して、ChatGPTは戦略的な壁打ち相手として、仮説を構造レベルで解体し、代替案まで提示できるツールであることが見えてきました。

感情論を排した批評的な視点を保ちながら、「なぜズレるのか」を構造的に言語化し、次の一手まで提示してくれます。思考の解像度を上げたい場面では、頼れる壁打ち相手になりそうです。

一方で、ユーザーインサイトの裏付けやリスク整理は手薄な印象でした。回答はあくまでたたき台として捉え、一次情報との照合や実行フェーズの検証は別途行うのが現実的です。

シナリオ2:Miro AIでSidekicksによる自動整理

Miro AIでブレインストーミングで出したアイデアを整理した結果をまとめます。

検証結果

①意味の通るグルーピング名になっているか

判定:◎

結論からいうと、おおむね意味が通っており、実務で使えるレベルの分類精度です。

「ドキュメント整備」「ツールの利用と管理」「業務改善と計画」など、論点ごとに整理されており、付箋の内容との整合性が高い仕上がりでした。
主要カテゴリが原因領域ごとに切り分けられているので、改善施策の検討にそのまま活用できる構造になっている点も好印象です。

②類似した課題が適切に同じグループにまとまっているか

判定:△

大枠では整理できているものの、一部で論点の重なりと粒度のズレが見られました。

気になった点は、以下の3つです。

  • 「業務プロセスの標準化」に育成不足や会議目的のあいまいさなど、異質な論点が混在
  • 「コミュニケーションと情報共有」にスキル棚卸し未実施が入るなど、人材管理系の課題が越境
  • 「ドキュメント整備」と「情報共有」の境界があいまい

構造的な原因を掘り下げて施策に落とし込むフェーズでは、人の手で整理するのがおすすめです。

③レイアウトが自動で見やすく整理されるか

判定:◎

自動整理の見やすさという点では、実用的なレベルでした!
Sidekicksで追加された解決策の付箋はグループごとに色分けされており、パッと見ただけでどのグループに属する内容かが判別しやすくなっています。

どのグループがどの色に対応しているかをチャット欄でも確認できるので、ボードが複雑になってきても迷わず使えます。

わかったこと

今回の検証を通して、Miro AIはゼロから分類を考える手間を省いてくれる、実務レベルの自動整理ツールであることがわかりました。

特に優れていた点は以下の2つです。

  • グルーピング名のわかりやすさ
  • Sidekicksによる色分けレイアウトの見やすさ

付箋を貼り終えた後、分類や解決策の追加までをスムーズに自動化してくれるため、課題整理の初動スピードを上げてくれます。

一方で、グループをまたぐ論点の混在など、分類の粒度には多少ばらつきが見られました。これはAIによる自動整理に共通する限界でもあります。
施策の検討など深掘りするフェーズでは、AIの整理結果を8割の完成度のたたき台として、人の手で構造を最終確認・仕上げる使い方が現実的です。

🌱AIブレインストーミングの質を高めるコツと注意点

AIブレインストーミングはとても便利なツールですが、使い方を間違えると思わぬ落とし穴にはまることもあります。質を高めながら安心して使うために、押さえておきたいポイントをご紹介します。

「答え」より「問い」を引き出す使い方を

AIに正解を求めるのではなく、思考を広げるための補助線として活用するのがおすすめです。「見落としている視点はないか?」「このアイデアの弱点はどこか?」といった問いかけをすることで、自分では気づけなかった角度からヒントをもらえます。

著作権・類似性に注意する

生成されたアイデアや文章は既存著作物に類似する場合があります。商用利用の際はそのまま使わず、人の手で独自性を加えましょう。

機密情報の入力は避ける

未発表の新製品情報や個人情報などの機密情報を扱う際は、以下の2つの選択肢を検討しましょう。

  • ツールの設定画面でデータの学習利用をオフにする(オプトアウト設定)
  • 秘匿性が担保された企業向けプランを利用する

どちらの対応も難しい場合は、機密情報の入力自体を避けるのが無難です。利用中のプランで何が許可されているかは、各ツールの公式ドキュメントで事前に確認しておきましょう。

ハルシネーション(もっともらしい嘘)に気をつける

AIは自信ありげに、実際には存在しない情報や誤ったデータを提示することがあります。提案された事実やデータをそのまま鵜呑みにせず、別途裏付けを取るようにしましょう。

🖊️まとめ:AIブレインストーミングを使いこなして、アイデア出しをもっとスムーズに

今回の検証を通して、AIブレインストーミングは一人では思いつきにくいアイデアの量と多角的な視点を引き出してくれると感じました。

特に印象に残ったのは、ツールごとの得意領域を使い分けることで、思考のプロセスがスムーズに進む点です。

  • ChatGPTによる「冷徹な壁打ち」:忖度のない批判的な視点を取り入れることで、自分一人では見落としがちな仮説の穴やビジネス構造の課題を、実行前に気づけます。
  • Miro AIによる「カオスからの構造化」:散らばった大量のアイデアをすばやくグルーピングし、議論の土台を整えてくれるスピード感は、手作業では味わいにくい体験です。
  • 心理的ハードルの解消:「こんな案は恥ずかしい」と気にせず、突飛なアイデアも気軽に投げ込める環境が、新しい発想のきっかけを生んでくれます。

一方で、AIの回答をそのまま正解とするのではなく、提示された内容を検証したり、最終的なアウトプットに独自の文脈を加えたりといった人間の仕上げは欠かせません。

「最近アイデアがマンネリ化している」「一人で考えていて行き詰まっている」と感じている方は、まず使い慣れたチャットツールに「別の専門家」としての役割を与えて、気軽に壁打ちを始めてみてはいかがでしょうか。

💡Yoomでできること

Yoomは、業務を自動化するハイパーオートメーションプラットフォームです。

これまで手動で利用していた各ツールをメインとした自動化フローが、直感的な操作で実現可能です。

もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!


■概要

会議後の議事録作成や要約、そしてチームへの共有といった一連の作業に、手間や時間を取られていないでしょうか。
特に長文の議事録から要点を的確に抽出する作業は、大きな負担となることもあります。

このワークフローを活用すれば、Googleドキュメントで作成した議事録をAnthropic(Claude)が自動で要約し、その結果をSlackへ通知するため、情報共有の迅速化と業務効率化を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方

  • Anthropic(Claude)を活用して、議事録の要約作業を効率化したいと考えている方
  • Googleドキュメントで作成した議事録の共有に、手間や時間を要しているチームリーダーの方
  • 会議後の情報共有プロセスを自動化し、チーム全体の生産性を高めたい方

■このテンプレートを使うメリット

  • GoogleドキュメントからAnthropic(Claude)が議事録を自動で要約し通知するため、これまで手作業で行っていた要約作成や共有の手間を省くことができます
  • 手作業による要約の抜け漏れや共有忘れといったヒューマンエラーを防ぎ、重要な会議内容を確実に関係者へ展開できます

■フローボットの流れ

  1. はじめに、GoogleドキュメントとAnthropic(Claude)をYoomと連携します
  2. 次に、トリガーでGoogleドキュメントを選択し、「Googleドキュメント上から起動」を設定します
  3. 続いて、オペレーションでAnthropic(Claude)の「テキストを生成」アクションを設定し、Googleドキュメントの本文を要約するようにプロンプトを組みます
  4. 最後に、オペレーションでSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、生成された要約を指定のチャンネルに通知します

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Anthropic(Claude)のオペレーションでは、どのような内容を生成したいかに応じて、プロンプト(指示文)を任意で設定してください。「要点を3つにまとめてください」や「決定事項とTODOをリストアップしてください」といったカスタマイズが可能です
  • Slackのオペレーションでは、通知を受け取るチャンネルやメンション先、メッセージの文面などを自由に設定できます

■注意事項

  • Googleドキュメント、Anthropic(Claude)、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
  • Chrome拡張機能を使ったトリガーの設定方法はこちらをご参照ください。

■概要
YouTubeチャンネルで公開された動画の情報を、X(Twitter)などで迅速に配信したいものの、毎回手作業で内容を分析し投稿文を作成するのは手間がかかる、と感じていませんか。 このワークフローを活用すれば、YouTubeに新しい動画が公開されると、ChatGPTが自動でコンテンツ分析を行い、要約した投稿文を作成しX(Twitter)へ投稿するため、一連の配信作業を自動化し、こうした課題を円滑に解消します。
■このテンプレートをおすすめする方
  • ChatGPTを活用したコンテンツ分析で、SNS運用の効率化を図りたいマーケティング担当者の方
  • Youtube Data APIとX(Twitter)を連携させ、コンテンツ配信の自動化を実現したい運用担当者の方
  • AIやSaaSを組み合わせた業務自動化に関心があり、具体的な活用事例を探している方
■このテンプレートを使うメリット
  • 動画の視聴や要約、投稿文の作成からX(Twitter)への投稿までが自動化され、コンテンツ配信にかかる時間を短縮することができます。
  • ChatGPTによるコンテンツ分析と投稿文の自動生成により、投稿内容の品質を一定に保ち、属人化を防ぎながら安定した情報配信が可能になります。
■フローボットの流れ
  1. はじめに、ChatGPT、Google スプレッドシート、X(Twitter)、Youtube Data APIをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでYoutube Data APIを選択し、「YouTubeチャンネルで最新の動画が公開されたら」というアクションを設定します。
  3. その後、オペレーションでChatGPTを選択し、「テキストを生成」アクションで動画内容を要約した投稿文を作成します。
  4. 次に、オペレーションでX(Twitter)の「ポストを投稿」アクションを設定し、ChatGPTが生成したテキストを投稿します。
  5. 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、投稿日時や内容を記録します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
  • Youtube Data APIのトリガー設定では、動画の公開を監視したいYouTubeチャンネルのIDを任意で設定してください。
  • ChatGPTのオペレーションでは、生成したい投稿文の形式に合わせて、任意のプロンプト(指示文章)を設定してください。
  • Google スプレッドシートのオペレーションでは、投稿内容を記録したい任意のスプレッドシートIDとシート名を設定してください。
■注意事項
  • Youtube Data API、ChatGPT、X(Twitter)、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。 
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。 
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。 
  • ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)  
  • ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

【出典】

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Yuka Matsumoto
Yuka Matsumoto
Webアプリケーションエンジニアとして4年間、業務システム開発に携わっておりました。 その経験を活かし、業務効率化や自動化に役立つYoomの活用方法をわかりやすくお伝えします。 日々の業務をもっとシンプルに、そして生産性を高めるヒントを発信していきます。
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