Yoomで要約するイメージ
AIオペレーションの活用方法

2025-04-28

【ノーコードでAI活用!】Notionで議事録ができたら自動で要約しSlackへ通知してみた

y.matsumoto

日々いろんな会議の議事録がNotionに保存され、全部に目を通すと自分の業務が追いつかなくなってしまう…なんてシーンはありませんか?
もし、議事録をAIが自動で要約してくれたら、内容を把握することが簡単になりそうですね。

そこで本記事では、AI機能を使い、Notionに登録された議事録を自動で要約し、Slackに通知する方法をご紹介します!
ノーコードで簡単に設定できるので、ぜひ試してみてくださいね。
議事録の共有に困っている方や、タスク管理を煩わしい…と感じている方は必見です!

‍こんな方におすすめ

  • AIとNotion、Slackを使った業務効率化を考えている方。
  • Notionに議事録を登録し、Slackで共有している方。
  • AIとNotion、Slackを連携して、議事録の情報をスムーズに共有したい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Notionに議事録が登録されたらAIで自動要約し、Slackに通知する方法

はじめる前に

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。
必要に応じて、事前にNotionで議事録格納用のデータベースを作成してください。※実際の例としてはこちらをご参照ください。

ステップ1:マイアプリ連携

①Notionを接続
「マイアプリ」を選択して「+新規接続」を選択してください。マイアプリの中からNotionを接続します。
Yoomに付与されるアクセス許可を確認し、「ページを選択する」をクリックします。

アクセスを許可するページを選択し、「アクセスを許可する」をクリックします。

これでNotionのマイアプリの連携は完了です!

②Slackを接続
「マイアプリ」を選択して「+新規接続」を選択してください。マイアプリの中からSlackを接続します。
「チャンネルを検索」の中から、使用したいチャンネルを選択し、「許可する」をクリックします。

これでSlackのマイアプリの連携は完了です!

‍下記のバナーの「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーすると簡単に設定できますよ。

ステップ2:アプリトリガーを設定

テンプレートを使わずにフローボットを作成する場合は、左欄のプロジェクト一覧から、今回作成するプロジェクトを選択します。
「新規作成」ボタンをクリックし、「初めから作成」を選択してください。
フローボット起動の条件として「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。

連携アカウントとアクションは下記のように設定してください。
※注意)タアクションは必ず「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」を選択してください。


トリガーの起動間隔:任意で設定してください。トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なるので、ご注意ください。基本的に短い設定がおすすめです。
データベースID:URL内の「/ワークスペース名/****/」の部分がデータベースIDとなります。
テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

ステップ3:議事録を含むプロパティ情報を取得する

先ほど作成したアクションの下にある+ボタンをクリックし、「データベースを操作する」を選択します。
データベースの連携を設定します。
※注意)アクションは必ず「レコードを取得する」を選択してください。

次へをクリックします。

取得したいレコード条件は上記のように設定します。
一番右の空欄には、アウトプットの中にある「議事録が登録されたら」をクリックし、「オブジェクトID」を選択してください。
テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

ステップ4:要約する

先ほど作成したアクションの下にある+ボタンをクリックし、オペレーションタイプの選択をします。
オペレーションタイプは、「要約する」を選択します。
下記では、アクションで「3500文字以内の文章の要約」を選択していますが、3500文字以上の設定も可能です。

次へをクリックし、詳細を設定します。
要約対象のテキスト:アウトプットの中にある「議事録を含むプロパティ情報を取得する」をクリックし、「議事録」を選択してください。{{要約結果}}と表示されているのを確認します。
※解説)上記のように設定することで、Notion上の議事録を自動で引用し要約することができます。
文字数、要約の条件:任意で選択してください。

テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

ステップ5:Slackに要約内容を通知する

先ほど作成したアクションの下にある+ボタンをクリックし、「アプリと連携する」を選択します。
アプリはSlackを選択してください。
連携アカウントとアクションは下記のように設定してください。
※注意)タイトルとアカウントは任意で問題ありませんが、アクションは必ず「チャンネルにメッセージを送る」を選択してください。

次へをクリックし、API接続設定をします。
投稿先のチャンネルID:任意で設定してください。
メッセージ:アウトプットの中にある「要約する」をクリックし、「要約結果」を選択してください。{{要約結果}}と表示されているのを確認します。
その他、必要項目あれば、下記画像のように引用し自動で入力することが可能なので、任意で設定してみてください!
※解説)このように設定すると、要約結果を自動で引用し、Slackに送信することができます。


テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

お疲れ様です!これで、「Notionに議事録が登録されたらAIで自動要約し、slackに通知する」フローの完成です!!

Notion,Slack,AI機能を使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもNotionやSlackのAPI、AI機能を活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

NotionとSlackを連携した自動化例

Notionでページが作成または更新されたらSlackに通知したり、Slackでメッセージが送信されたら投稿内容をNotionに追加したりすることもできます。
また、毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でSlackに通知する連携も可能です。

Notionを活用した自動化例

カレンダーで予定が作成されたらNotionに追加する

GoogleカレンダーやOutlookのカレンダーに予定が登録されたら、Notionに自動で追加します。

メールの受信内容をNotionに追加する

GmailやOutlookで受信した内容をNotionに自動で追加します。

Slackを活用した自動化例

フォームで送信された内容をSlackに通知する

GoogleフォームやHubSpotのフォームで回答された内容をSlackに自動で通知します。

プロジェクト管理アプリでタスクが完了したらSlackに通知する

AsanaやTrelloなどでタスクが完了したことをSlackに自動で通知します。

AI機能を活用した自動化例

書類をOCR機能で読み取り保存する

Slackに投稿された書類をOCR機能で読み取りクラウドストレージに自動で保存したり、メールやフォームで送信された書類をOCR機能で読み取りデータベースに追加した後、Slackへ自動で通知したりします。

音声データを文字起こしして追加する

Web会議終了後やGoogle Driveに音声データがアップロードされたときに、AIで文字起こししてGoogle スプレッドシートに追加したり、Slackに通知したりします。

AIを使った文章要約のメリットと自動化例

1. 情報処理の効率化

メリット:AI機能を使用し要約を自動化することで、膨大な情報量を時間をかけずに、要点だけを把握!

自動化例: 会議の議事録がNotionに登録されると、自動で要約し、その要約を指定したSlackのチャンネルに送信するフローを設定できます。
Slackで議事録の要点を確認できるので、共有された側は、わざわざNotionを開かなくてもサクッと内容を把握できて便利ですよね。

2. タスク管理の効率化

メリット: AI機能を使用し要約を自動化することで、プロジェクトの進捗状況を簡単に把握でき、タスク管理が効率化!

自動化例: Notionにテキスト形式のプロジェクト内容を保存したときも、AIが自動で要約し、重要なタスクをSlackに通知することができます。
これにより、プロジェクトの進捗状況を簡単に把握でき、面倒なタスク管理を自動で行うことができるのではないでしょうか。
このシステムにより、煩雑になりがちな管理業務の負担軽減につながるはずです。

3. 資料の効率的な活用

メリット: AI機能を使用し要約を自動化することで、研修の内容や学習教材を要約し、効率的に学習できる!

自動化例: Notionに登録した研修内容をAIが自動で要約し、重要なポイントをまとめてSlackに共有することができます。
重要なポイントを効率的に把握することで、研修効果を高めることにつながりそうです。
ビジネスの現場だけでなく、アカデミーの環境でも活用できるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、AI機能を使い文章の要約を自動化する方法をご紹介しました!
AIは情報の処理や整理だけでなく、意思決定のスピードを上げるツールとしてもとっても有効ですよね。
今回ご紹介したフローは、Notionに議事録を保存するだけで自動的にが文章を要約し、その内容をSlackに送信することができるため、情報をスムーズに共有でき、タスクの割当業務などがスピードアップしそうですね。
また、応用編でご紹介したテンプレートでは、より多様な自動化を実現できるので、ぜひこの機会にアプリの連携を試してみてください!
Yoomを利用することで、誰でもノーコードで簡単に連携を設定できるので、課題に合わせてさまざまな業務の効率化を進めることができますよ。

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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