2024/07/18
AIオペレーションの活用方法

【ノーコードでAI活用!】議事録ができたら自動で要約しSlackへ通知してみた

y.matsumoto

目次

日々いろんな会議の議事録が送られてきて、全部に目を通すと自分の業務が追いつかなくなってしまう…なんてシーンはありませんか?
もし、議事録をAIが自動で要約してくれたらざっくりした内容を把握することが簡単になりそうですね。本記事では、AI機能を使い文章の要約を自動化すると、どのようなことができるのか考察と、実際に自動化する方法をYoomを使って詳しくご紹介します。
情報処理の効率化に困っている方や、タスク管理を煩わしい…と感じている方は必見です!

AIを使った文章要約のメリットと自動化例

まずは、AI機能を使用し要約を自動化することのメリットを解説します!

1. 情報処理の効率化

メリット:AI機能を使用し要約を自動化することで、膨大な情報量を時間をかけずに、要点だけを把握!

自動化例: 会議の議事録がNotionに登録されると、自動で要約し、その要約を指定したSlackのチャンネルに送信するフローを設定できます。
私たちYoomチームも議事録をNotionでまとめることが多いです。

2. タスク管理の効率化

メリット: AI機能を使用し要約を自動化することで、プロジェクトの進捗状況を簡単に把握でき、タスク管理が効率化!

自動化例: テキスト形式のプロジェクトの報告書をAIが自動で要約し、重要なタスクをTrelloに追加することができます。
これにより、プロジェクトの進捗状況を簡単に把握でき、面倒なタスク管理を自動で行うことができます。
このシステムにより、煩雑になりがちな管理業務を自動で進めることができます。

3. 学習資料の効率的な活用

メリット: AI機能を使用し要約を自動化することで、研修の内容や学習教材を要約し、効率的に学習できる!

自動化例: AIが研修動画を自動で要約し、重要なポイントをGoogle Docsにまとめて共有することができます。
重要なポイントを効率的に把握することで、研修効果を高めることができます。ビジネスの現場でも、アカデミーでも活用が期待できます。

Notionに議事録が登録されたらAIで自動要約し、Slackに通知する方法

AI機能の連携と聞くと、なんだか難しそう…と思うかもしれませんが、Yoomでならノーコードで簡単にフローを作成できます!
今回は、先ほどご紹介した1. 情報処理の効率化の「Notionに議事録が登録されたらAIで自動要約し、Slackに通知する」フローを実際に作成していきましょう!

はじめる前に

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。
必要に応じて、事前にNotionで議事録格納用のデータベースを作成してください。※実際の例としてはこちらをご参照ください。

※注意)文章の要約はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
※注意)チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。

ステップ1:マイアプリ連携

①Notionを接続
「マイアプリ」を選択して「+新規接続」を選択してください。マイアプリの中からNotionを接続します。
Yoomに付与されるアクセス許可を確認し、「ページを選択する」をクリックします。

アクセスを許可するページを選択し、「アクセスを許可する」をクリックします。

これでNotionのマイアプリの連携は完了です!

②Slackを接続
「マイアプリ」を選択して「+新規接続」を選択してください。マイアプリの中からSlackを接続します。
「チャンネルを検索」の中から、使用したいチャンネルを選択し、「許可する」をクリックします。

これでSlackのマイアプリの連携は完了です!

ステップ2:アプリトリガーを設定

左欄のプロジェクト一覧から、今回作成するプロジェクトを選択します。
「新規作成」ボタンをクリックし、「初めから作成」を選択してください。
フローボット起動の条件として「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。

連携アカウントとアクションは下記のように設定してください。
※注意)タアクションは必ず「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」を選択してください。


トリガーの起動間隔:任意で設定してください。
データベースID:URL内の「/ワークスペース名/****/」の部分がデータベースIDとなります。
テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

ステップ3:議事録を含むプロパティ情報を取得する

先ほど作成したアクションの下にある+ボタンをクリックし、「データベースを操作する」を選択します。
データベースの連携を設定します。
※注意)アクションは必ず「レコードを取得する」を選択してください。

次へをクリックします。

取得したいレコード条件は上記のように設定します。
一番右の空欄には、アウトプットの中にある「議事録が登録されたら」をクリックし、「オブジェクトID」を選択してください。
テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

ステップ4:要約する

先ほど作成したアクションの下にある+ボタンをクリックし、オペレーションタイプの選択をします。
オペレーションタイプは、「要約する」を選択します。
アクションは「3500文字以内の文章の要約」を選択してください。

次へをクリックし、詳細を設定します。
要約対象のテキスト:アウトプットの中にある「議事録を含むプロパティ情報を取得する」をクリックし、「議事録」を選択してください。{{要約結果}}と表示されているのを確認します。
※解説)上記のように設定することで、Notion上の議事録を自動で引用し要約することができます。
文字数、要約の条件:任意で選択してください。

テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

ステップ5:Slackに要約内容を通知する

先ほど作成したアクションの下にある+ボタンをクリックし、「アプリと連携する」を選択します。
アプリはSlackを選択してください。
連携アカウントとアクションは下記のように設定してください。
※注意)タイトルとアカウントは任意で問題ありませんが、アクションは必ず「チャンネルにメッセージを送る」を選択してください。

次へをクリックし、API接続設定をします。
投稿先のチャンネルID:任意で設定してください。
メッセージ:アウトプットの中にある「要約する」をクリックし、「要約結果」を選択してください。{{要約結果}}と表示されているのを確認します。
その他、必要項目あれば、下記画像のように引用し自動で入力することが可能なので、任意で設定してみてください!
※解説)このように設定すると、要約結果を自動で引用し、Slackに送信することができます。


テストを行い成功したら、保存するをクリックしてください。

お疲れ様です!これで、「Notionに議事録が登録されたらAIで自動要約し、slackに通知する」フローの完成です!!

AIを使った文章要約フロー応用編

AI機能を使い文章の要約を自動化するフローの作成方法はいかがでしたか?

今回は文章要約フローの応用編を2つご紹介していきます!

まとめ

今回は、AI機能を使い文章の要約を自動化する方法をご紹介しました!AIは情報処理整理だけでなく、意思決定のスピードを上げるツールとしてもとっても有効なんです。
今回ご紹介したフローは、Notionに議事録を保存するだけで自動的にが文章を要約し、その内容をSlackに送信することができるため、チームへの共有がスムーズになることで、チーム全体で情報を共有しタスクの割当もスピードがアップしそうですね。
また、応用編でご紹介したテンプレートでは、より高度なフローボットを実現できるので、ぜひこの機会にアプリの連携を試してみてください!
Yoomを利用することで、誰でもノーコードで簡単に連携を設定できるので、課題に合わせてさまざまな業務の効率化を進めることができますよ。

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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Notion
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