Yoomで文字起こしを自動化するイメージ
AIオペレーションの活用方法

2024/07/18

【ノーコードで簡単AI活用!】Zoomでの会議の内容を文字起こしして、記録の作成を効率化してみた!

y.matsumoto

会議の文字起こしって、時間と労力がかかり大変ですよね。
実際に、音声データの文字起こしをするには、録音時間の4倍の時間が必要だと言われています。
ですが、文字起こしが自動でできたら、その時間を他の業務に使用することができますよね。

本記事では、AI機能を使いZoom会議の文字起こしを自動化すると、どのようなことができるのか解説し、実際にYoomを使って文字起こしをする方法を詳しくご紹介します!
会議内容の記録と共有を効率化したい方必見です!

こんな方におすすめ

  • Zoomの情報をNotionに記録している方。
  • ZoomとNotionでの業務効率化を考えている方。
  • Zoomの録画を文字起こししてNotionに保存したい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

「Zoomでミーティングが終了したら会議の文字起こしデータをNotionに保存する」フローボットの作り方(作成時間目安:10~20分)

今回は、情報処理の効率化の「Zoomでミーティングが終了したら会議の文字起こしデータをNotionに保存する」フローボットの作り方を解説していきます。

ステップ1:テンプレートをコピーする

まずは、こちらからアカウントを発行してください。無料で簡単に始められますよ!

※注意)文章の文字起こしはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
※注意)チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。

登録が完了したら、下のテンプレートの「試してみる」をクリックしてください。

テンプレートがマイプロジェクトにコピーされるので、フローボットの右上の「編集する」をクリックします。

ステップ2:アプリトリガーの設定

「ミーティングが終了したら」をクリックします。
連携アカウントとアクションを設定します。
※注意)連携アカウントは、連携したいアカウントのClient IDとClient secretを入力してください。
タイトルとアカウントは任意で問題ありませんが、アクションは必ず「ミーティングが終了したら」を選択してください。


「次へ」をクリックし、アプリトリガーのAPI接続設定します。
トリガーの起動間隔:任意で設定してください。
メールアドレス:対象となるZoomアカウントのメールアドレスを指定してください。
テストを行い、成功したら保存してください。

ステップ3:ミーティングのレコーディング情報を取得する

「ミーティングのレコーディング情報を取得」をクリックします。
連携アカウントとアクションを設定します。
タイトルとアカウントは任意で問題ありませんが、アクションは必ず「ミーティングのレコーディング情報を取得」を選択してください。
※注意)Zoomのレコーディング情報を取得するためには、ミーティングデータがクラウドレコーディングされている必要があります。クラウドレコーディングはZoomの特定プランに限定されるためご注意ください。詳細はこちらをご参照ください。

設定後、次へをクリックしてください。
続いて詳細を設定します。

ユーザーのメールアドレス:Zoomアカウントのメールアドレスを指定してください。ミーティングID:アウトプットの中にある「ミーティングが終了したら」をクリックし「ミーティングID」を選択します。
※解説)上記のように設定することで、Zoomで会議が開催された際に、そのミーティングIDを自動で引用することができます。
テストを行い、成功したら保存してください。

ステップ4:ミーティングのレコーディングファイルをダウンロードする

「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」をクリックします。
連携アカウントとアクションを設定します。
タイトルとアカウントは任意で問題ありませんが、アクションは必ず「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」を選択してください。

設定後、次へをクリックします。
API接続設定を行います。

ダウンロードURL:アウトプットの中にある「ミーティングのレコーディング情報を取得する」をクリックし「ダウンロードURL(M4A)」を選択します。
※解説)上記のように設定することで、Zoomで会議が終了した際に、レコーディング情報ぼダウンロードURLを自動で引用することができます。
テストを行い、成功したら保存してください。

ステップ5:音声データを文字起こしする

「音声データを文字起こしする」をクリックします。
アクションを設定します。

用途に合わせて30分、60分、90分いずれかで、日本語or英語の文字起こしを選択できます。
設定ができたら、次へをクリックしてください。
詳細を画像のように設定します。
ファイルの添付方法は、プルダウンより「取得した値を使用」「ダウンロードしたファイル」を選択してください。
テストを行い、成功したら保存してください。

ステップ6:文字起こし結果を格納する

「文字起こし結果を格納」をクリックします。

連携アカウントとアクションを設定します。
タイトルとアカウントは任意で問題ありませんが、アクションは必ず「ページを作成」を選択してください。
次へをクリックし、API接続設定を行います。
データベースID:ページを紐付けるデータベースを指定してください。データベースIDはURLから取得が可能です。URLの形式は「www.notion.so/{データベースID}?v=xxxxxxxx」という形式となります。
タイトルプロパティ名:「Name」「名前」などのタイトルプロパティのカラム名を登録してください。

ページタイトル:アウトプットの中にある「ミーティングが終了したら」をクリックし、「トピック」を選択してください。
※解説)上記のように設定すると、Zoomのトピックを、自動でNotionのページタイトルに引用することができます。

コンテンツ:アウトプットの中にある「音声データを文字起こしする」をクリックし、「解析結果」を選択してください。
※解説)上記のように設定すると、文字起こしした結果を、自動でNotionのコンテンツにに引用することができます。
テストを行い、成功したら保存してください。

お疲れ様です!これで「会議の内容を文字起こしし、Notionに格納する」フローの完成です!!

ZoomやNotionを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもZoomやNotionのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

ZoomとNotionを連携した自動化例

Notionから会議相手を選択してZoomの会議URLを作成したり、Notionでリードが登録されたらZoomで会議を作成しメールで先方に送信したりする連携も可能です。

Zoomを活用した自動化例

Zoomでミーティングが終了したらチャットツールにレコーディングURLを通知する

Zoomでミーティングが終了したら、SlackやChatworkなどにレコーディングURLを自動で通知します。

Zoom会議終了後、録画を文字起こし・要約し議事録をPDFでクラウドストレージに保存する

Zoom会議終了後に、録画の文字起こしと要約を行い、議事録としてPDFをGoogle DriveやOneDriveなどに自動で保存します。

リードが登録されたらZoomで会議を作成しOutlookで会議情報を先方に送信する

SalesforceやGoogle スプレッドシートなどにリードが登録されたら、Zoomで会議を作成しOutlookで会議情報を先方に自動で送信します。

Notionを活用した自動化例

Notionに登録された情報をチャットツールに通知する

Notionのデータベースに登録された情報をSlackやChatworなどへ自動で通知します。

お問い合わせ内容をNotionに追加する

GoogleフォームやGmailに送信されたお問い合わせ内容をNotionに自動で追加します。

Notionに登録した内容をデータベースに追加する

Notionに登録した内容をGoogle スプレッドシートやkintoneなどのデータベースに自動で追加します。

Zoom会議を自動で文字起こしするメリットと自動化例

AI機能を使用しZoom会議を自動で文字起こしすることで、どのようなメリットがあるのか解説します!

1. 会議記録の効率化

メリット: AIの文字起こし機能を活用することで、Zoom会議の内容を自動的にテキスト化することができます。会議の記録を効率的に正確に作成することができます。

具体例:  Zoomで会議が終了したら、自動的に会議の内容をAIが文字起こしし、データをNotionに保存することができます。

2. 検索性の向上

メリット: 文字起こしをすることで、会議の記録をテキストデータとして保存することができ、キーワード検索することが可能になります。
探したい情報をすぐに見つけ出せるため、作業の効率がUPします。

具体例: Zoomで会議が終了したら、自動的に議事録を作成し、議事録内の重要事項や決定事項をキーワード検索することができます。

3. 情報共有の効率化

メリット: 会議の内容を文字起こしすることで、会議に参加できなかった人だけでなく、聴覚障害を持つ人にも会議内容を共有することができます。
また、音声データをこまめに文字起こしすることで、その場にいなくてもリアルタイムで会議の内容を追跡することができます。

自動化例: Zoomで会議が開始されたら、5分ごとに文字起こしをしチャットツールに送信することで、会議に参加していない人や聴覚障害のある人もリアルタイムで会議の内容を把握することができます。

まとめ

今回は、Zoom会議の音声を自動的に文字起こしする方法をご紹介しました!
こちらの機能を使用することで、会議記録の効率化、検索性の向上、アクセシビリティの向上が実現できます。
また、今回ご紹介したフローでは、Zoomの会議が終了したら、自動的に音声データを文字起こしし、Notionに文字起こし結果を作成することができるので、手動での手間を大幅に削減することができます!
Zoom会議を自動化することで、今まで文字起こしにかかっていた莫大な時間を営業活動や、資料作成といった他の業務に割くことができ、仕事の効率も格段にUPしますね!

Yoomでなら、特別なプログラミング知識がなくても高度な自動化を実現できるので、まずはフリープランのご登録からお試しくださいね。

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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