ZoomとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-01

【簡単設定】ZoomのデータをDiscordに自動的に連携する方法

k.noguchi

「Zoomでのウェビナーが終わるたびに、社内のDiscordチャンネルに報告するのが地味に手間…」
「毎回同じような内容をDiscordに手で打ち込んでいて、たまに内容を間違えたり、通知を忘れたりしてしまう…」

このように、ZoomとDiscordを併用する中で、手作業による情報連携に非効率さや課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Zoomでのウェビナー終了といったアクションをきっかけに、必要な情報をDiscordの特定チャンネルへ自動で通知する仕組み</span>があれば、こうした日々の細かな作業から解放され、より重要な業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的なプログラミング知識がなくても簡単に設定でき、時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して面倒な手作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ZoomとDiscordを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ZoomとDiscordを連携してできること

ZoomとDiscordのAPIを連携すれば、Zoomでのイベント発生時にDiscordへ自動で通知を送るといった操作が実現可能になります。これまで手作業で行っていた連絡業務を自動化することで、通知の漏れや遅れを防ぎ、チーム内での迅速な情報共有を促進します。

ここでは、具体的な自動化の例を複数ご紹介します。気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Zoomでウェビナーが終了したら、Discordに通知する

Zoomでウェビナーが終了するたびに、その情報を手動でDiscordに投稿する作業を自動化します。この連携により、<span class="mark-yellow">ウェビナー終了後すぐに、参加人数や議題などのサマリーを関係者が集まるチャンネルへ共有できるため、情報伝達のスピードが向上し、報告漏れも防げます。</span>

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Zoomで特定条件のウェビナーが終了したら、Discordに通知する

Zoomで終了したウェビナーの中から「参加者数が100人以上」や「特定のトピックに関するウェビナー」など、あらかじめ設定した条件に合致するものだけをDiscordに通知します。この連携は特定条件で処理を分ける分岐を含むため、<span class="mark-yellow">重要なウェビナーに関する報告だけを抽出し、情報のノイズを減らしてチームの注意を効果的に引くことが可能になります。</span>

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ZoomとDiscordの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZoomとDiscordを連携したフローを作成してみましょう!今回はYoomを使用して、ノーコードでZoomとDiscordの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はZoomでウェビナーが終了したら、Discordに通知するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ZoomとDiscordをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Zoomのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにして、フローの動作確認をする
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ステップ1:ZoomとDiscordをマイアプリ連携

はじめに、ZoomとDiscordをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化フローの設定がスムーズに進められますよ!

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。

2.右上の検索窓に「Zoom」と入力し、検索結果からZoomのアイコンを選択します。

※Zoomのプランによって利用可能なアクションが異なるので予めご注意ください。
現在は「ミーティングが終了したら」「ミーティングのレコーディング情報を取得する」というアクションがZoomの有料プランのみの対応となっています。
詳しくはこちらもチェックしてみてください。

表示された画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしましょう。
※詳しい登録方法は、こちらをご参照ください。

4.続いてDiscordをマイアプリ登録します。
先ほどと同様に、連携可能なアプリ一覧からDiscordを検索します。
次の画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしましょう。
※詳しい登録方法は、こちらをご参照ください。

マイアプリにZoomとDiscordが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、実際にフローを作っていきましょう!

簡単に設定できるようテンプレートを利用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、テンプレートがお使いのYoom画面に自動的にコピーされます。
「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】Zoomでウェビナーが終了したら、Discordに通知する」という名前で格納されています。

「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!

ステップ3:Zoomのトリガー設定

1.まずは、アプリトリガー設定です。
先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「ウェビナーが終了したら(Webhook)」をクリックしましょう。

2.連携アカウントとアカウント選択画面が表示されるので、設定内容を確認しましょう。
連携するアカウント情報には、ステップ1で連携したアカウント情報が反映されています。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしてください。

3.表示された画面で、以下画像の手順・注意事項に沿って、Webhookの設定をします。

3-1.URLをコピーしたら、Zoomの画面で設定を行います。
※設定方法は、こちらをご参照ください。

3-2.Zoomで、テスト用のウェビナーを開きましょう!
テスト用のため、内容は架空の情報(「株式会社test」や「テスト太郎」など)でOKです!

3-3.ウェビナーを終了したら、Yoomの画面に戻りましょう。

4.戻ってきたら「テスト」をクリックし、「取得した値」にデータが抽出されていることを確認してください。
確認したら「保存する」をクリックしましょう。
取得した値は、後続の設定で活用できます!

※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値です。
取得した値は、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
※詳しくは、こちらをご参照ください。

ステップ4:Discordの設定

1.アプリと連携する「メッセージを送信」をクリックしましょう。

各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「チャンネルID」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

「メッセージ内容」は、入力欄をクリックして表示される取得した値から選択できます。
※メッセージの内容は、固定の文章や取得した値など、自由にカスタマイズできるので、通知したい形式で設定してみてくださいね。
今回は、以下画像のように設定しました。


設定完了後は「テスト」を行い、実際にDiscordにデータが通知されることを確認してください。
※今回は、Zoomの取得した値が空白のため、Discordのメッセージでも表示されていません。

確認後、保存しましょう。

ステップ5:トリガーボタンをONにして、フローの動作確認をする

全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!

DiscordのデータをZoomに連携したい場合

今回はZoomからDiscordへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にDiscordからZoomへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。これにより、コミュニケーションツールでのやり取りからシームレスにオンラインミーティングを設定するなど、さらに業務の幅を広げられます。

Discordに投稿されたメッセージ内容から、Zoomでミーティングを作成する

Discordの特定のチャンネルにメッセージが投稿されたら、その内容を基にZoomでミーティングを自動で作成します。<span class="mark-yellow">「ミーティングしましょう」といったやり取りが発生した際に、手動でZoomを開いてスケジュールを調整する手間を省き、コミュニケーションの流れを止めずに迅速なミーティング設定を実現</span>できます。

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Discordで特定条件のメッセージが投稿されたら、Zoomでミーティングを作成する

Discordの特定のチャンネルで、「緊急会議」といったキーワードを含むメッセージが投稿された場合のみ、Zoomミーティングを自動で作成します。この連携は特定条件での分岐処理を含むため、<span class="mark-yellow">不要なミーティング作成を防ぎ、本当に必要な会議だけを自動でセットアップすることで、効率的な会議運営をサポートします。</span>

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ZoomやDiscordのAPIを使ったその他の自動化例

ZoomDiscordのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Zoomを使った自動化例

Zoomでミーティングが終了したら、会議の文字起こしデータをNotionに保存したり、議事録の文字起こしと要約をしてSlackGoogle Chatに通知したりできます。また、Google スプレッドシートに行が追加されたらZoomでウェビナーに登録者を追加したり、毎日の会議情報をTelegramに通知したりといった自動化も行えます。

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Discordを使った自動化例

Google カレンダーで予定が作成されたらDiscordに通知したり、Salesforceで商談フェーズが締結完了になったらDiscordに通知したりできます。また、Zendeskでチケットが作成されたらDiscordに通知したり、GmailのメッセージをDiscordへ転送したりすることも可能です。さらに、毎月WordPressのパスワードを自動更新し、Discordに通知するといった自動化も行えます。

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まとめ

ZoomとDiscordの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたウェビナー終了後の報告や、急なミーティング設定といったZoomとDiscord間の連絡業務をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>これにより、担当者は単純な情報伝達作業から解放され、より迅速で正確な情報に基づいて業務を進められるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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