TelegramとYoomの翻訳機能の連携イメージ
AIオペレーションの活用方法

2025-04-07

英文メールの内容を自動で翻訳してTelegramに通知する方法

y.matsumoto

海外の取引先と英文でメールをやり取りしている場合、翻訳機能を使用することでコミュニケーションを円滑に進めることができます。
しかし、英文メールをその都度翻訳する必要がある場合、手入力での翻訳作業は非常に手間がかかり、非効率的だと感じていませんか?

本記事では、AIを活用することで、<span class="mark-yellow">英文メールを自動で翻訳してTelegramに通知する方法</span>をご紹介します。
手動による翻訳作業が不要となり、業務効率を図り、円滑にやり取りが進められるようになるかもしれません。

ノーコードツールYoomを使い、通知業務を自動化する方法をわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!

こんな方におすすめ

  • 業務でTelegramを活用している方
  • TelegramとAI機能を活用して、業務効率化を考えている方
  • AIによる翻訳を業務に取り入れて、作業の手間を軽減したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

英文メールを自動で翻訳してTelegramに通知するフローの作り方

ここからは、AI機能を活用し「英文メールを自動で翻訳してTelegramに通知する」フローの作成手順をご紹介していきます。

おおまかな設定がされているフローボットテンプレートを使用するので、ノーコードで作成できます。
ぜひご活用ください!

下記4ステップを設定することで、フローが完成します。

  1. Telegramをマイアプリ登録する
  2. メールが届いたら起動するトリガーの設定
  3. メールの本文を翻訳する
  4. トリガーをONにする

以下のバナーの「試してみる」をクリックしましょう。
Yoomを登録していない方は、まずはYoomの登録をお願いします。

テンプレートのコピーとYoomの登録が完了すると、フローを設定することができます。
それでは、早速フローの編集を行っていきましょう!

ステップ1:Telegramをマイアプリ登録する

まずは、YoomのマイアプリにTelegramを登録してください。


左欄の「マイアプリ」をクリックして、「新規接続」からTelegramを検索してください。

アカウント名は任意で設定可能です。
アクセストークンは、Telegramで新しくbotを作成すると発行されます。
参照)@BotFather
入力が完了したら、「追加」をクリックしてください。

これで、Telegramのマイアプリ登録が完了しました。

ステップ2:メールが届いたら起動するトリガーの設定

アプリトリガーの「メールが届いたら」という項目をクリックし、設定していきましょう。

タイトルは自由に設定できます。
受信用アドレスの作成に、任意のメールアドレスを設定してください。

※トリガーの条件を追加したい場合は「+トリガー条件を追加」をクリックすることで条件を追加できます。

入力が完了したら、次のページに進んでください。

こちらのページが表示されるので、先ほどの受信用アドレスにメールが送信されるかテストを行ってください。
テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:メールの本文を翻訳する

次に、「翻訳する」という項目をクリックし、設定していきましょう。

タイトルは変更可能です。
アクションで文字数とGPTの種類を設定してください。
プルダウンより任意で設定してください。

翻訳対象のテキストは、上記のように設定されているのを確認してください。
先ほどのアドレスに受信したメールの「本文」を自動で取得し、翻訳することができます。

翻訳先言語には、日本語や中国語など、翻訳したい言語を入力してください。

「翻訳する」の設定方法は、こちらのページもご確認ください。

設定完了後、テストを実行してください。
アウトプットが正しく取得されたら、設定を保存しましょう。

ステップ4:Telegramにメッセージを送る

続いて、「メッセージを送る」という項目をクリックし、設定していきましょう。

このページは、設定が完了しています。
アクションが、「メッセージを送信」になっているのを確認し「次へ」をクリックしてください。

メッセージ内容は自由に設定可能です。
例えば、上記のように設定すると、先ほど設定したアドレスにメールが届いたら「翻訳結果」を自動で取得し、Telegramにメッセージを送信できます。
※設定方法)枠内をクリックし、「翻訳する」の中にある「翻訳結果」をクリックすると、メッセージ内容の欄に{{翻訳結果}}と入力されます。

設定が完了したら、テストを実行しTelegramにサンプルのメッセージが送信されるので、
メッセージ内容を確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:トリガーをONにする

全部の設定が完了したら、上記画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックして、フローボットを起動させてください!

これで「英文メールを自動で翻訳してTelegramに通知する」フローボットの完成です!

Telegramや翻訳機能を使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもTelegramや翻訳機能のAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Telegramを活用した自動化例

情報が追加・作成されたらTelegramに通知する

情報が登録されると自動的にTelegramへ通知され、別ツールを開かなくても登録情報を直ぐに把握することが可能です。

音声データを文字起こし・要約してTelegramに通知する

AIによる文字起こし・要約により、ミーティングの内容を迅速かつ正確に共有できるようになるかもしれません。

会議情報をTelegramに通知する

会議の情報を自動で通知するため、必要な情報を素早く受け取れるようになるはずです。

翻訳機能を活用した自動化例

受け取った内容を英語に翻訳しGoogle スプレッドシートに追加する

翻訳とGoogle スプレッドシートへの書き込みを自動化することで、作業時間の削減に寄与します。

Microsoft Teamsで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版を投稿する

翻訳版を投稿することで、言語の壁を越えてチームメンバー全員が円滑にコミュニケーションを取ることが可能になります。

SNS投稿用文章を生成・翻訳し、X(Twitter)に投稿する

AI機能との連携によって文章作成や投稿を手作業で行う必要がなくなり、他の業務にリソースを充てられるようになるでしょう。

英文メールを自動で翻訳してTelegramに通知するメリット

メリット1:素早い対応で業務のスピードを加速できる

英文メールの自動翻訳とTelegram通知によって、海外のクライアントやメンバーと迅速かつ効率的に情報を共有できる可能性があります。
通常、英文メールの対応には、翻訳作業に時間がかかることが多いですが、自動翻訳と通知によってその時間を削減できるはずです。
担当者が素早く通知を確認して必要な対応を行うことができるため、対応の遅延が発生することもなくなりそうです。
この自動化により、意思決定のスピードアップが期待でき、全体的な業務効率の向上へとつながるかもしれません。

メリット2:翻訳の品質向上で情報を確実に共有できる

AI機能による翻訳オペレーションの使用は、手動作業で発生しがちな翻訳ミスや表現の揺らぎの削減に寄与します。
手動での翻訳は、異なる担当者が翻訳する場合、異なる解釈で翻訳してしまう可能性があるでしょう。
AI機能による翻訳では、同じルールに基づいて文章を処理できるため、翻訳の精度を一定に保つことが期待できます。
一貫性を確保することで、取引先やパートナーの信頼感が高まり、認識のズレによるトラブルの減少が見込めそうですね。

まとめ

本記事では、AIを活用することで、英文メールを自動で翻訳してTelegramに通知する方法をご紹介しました。
このフローでの活用により、翻訳と通知作業を自動化することで、迅速かつ正確な情報共有が可能となり、業務効率の向上が期待できます。

YoomではTelegram以外のさまざまなアプリとも連携し、業務の自動化を実現することが可能です。
ぜひこの機会に、Yoomの自動化を体験してみてください!

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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