AirtableとOutlookの連携イメージ

【簡単設定】AirtableのデータをOutlookに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-10

【簡単設定】AirtableのデータをOutlookに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Airtableに追加されたレコードを、関係者にOutlookでメール通知している…」
「Airtableのタスク情報を、いちいちOutlookのカレンダーに登録するのって面倒…」
AirtableとOutlookを併用する中で、このような手作業でのデータ連携に非効率さやストレスを感じていませんか?
こうした単純な繰り返し作業は、時間や手間がかかるだけでなく、転記ミスや通知漏れといったヒューマンエラーの原因にもなりかねません。

もし、<span class="mark-yellow">Airtableのレコード登録や更新をきっかけに、Outlookでのメール通知やカレンダー登録が自動で実行する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、より重要な業務に集中できる貴重な時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化の方法は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">AirtableとOutlookを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーから早速スタートできますよ!

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AirtableとOutlookを連携してできること

AirtableとOutlookのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた多くの定型業務の自動化が可能になります。
ここでは、具体的な自動化例を複数ご紹介します。気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Airtableでレコードが登録されたら、Outlookで通知する

Airtableのテーブルに新規レコードが追加されたら、その情報をOutlookで指定の宛先にメール通知する自動化フローです。

この仕組みによって、<span class="mark-yellow">関係者への情報共有の遅れや対応漏れを防ぎ、チーム全体の業務スピードを向上</span>させることができます。

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Airtableでレコードが登録されたら、Outlookのカレンダーにイベントを登録する

Airtableのイベント管理テーブルやタスク管理テーブルに追加されたレコードを基に、自動でOutlookのカレンダーにイベントを登録します。

<span class="mark-yellow">スケジュール登録の手間を排除し、入力ミスやダブルブッキングのリスクを削減できる</span>ため、効率的なスケジュール管理を実現できるでしょう。

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AirtableとOutlookの連携フローを作ってみよう

ここからは、AirtableとOutlookを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Airtableでレコードが登録されたら、Outlookで通知する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • AirtableとOutlookのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Airtableのトリガー設定と通知メールの設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:AirtableとOutlookのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するAirtableとOutlookのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Airtableのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でAirtable(OAuth)を検索して選択。
  1. Airtableのログイン画面が表示されます。
    連携させるアカウントでログインしてください。
    ※ 既にログイン済みのアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. YoomからAirtableへのアクセス権限を確認し、「+ Add base」をクリック。
    連携させるワークスペースやベースを選択してください。
    ※ 全てのリソースを連携させる場合は「+ Add all resources」をクリック。
  1. 「Grant access」をクリック。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。

Airtable(OAuth)が追加されていることを確認してください。

② Outlookのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でOutlookを選択して検索。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
  2. 連携したいアカウントを入力し、「次へ」をクリック。
    ※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

※ 既にサインインしているアカウントがある場合、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Outlookも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Airtableのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Airtableの「レコードが登録されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、レコード登録時により早くメール通知が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるためご注意ください。
    参考:ポーリングトリガーの仕組みについて
  1. 「ベースID」に監視対象とするベースのIDを設定。
    IDは対象ベースのURL(airtable.com/ベースID/テーブルID/ビューID)から取得してください。appから始まるIDです。
  2. 同じく「テーブルID」も設定します。tblから始まるIDです。
  3. 「Created Timeのフィールド名」に対象テーブルのレコード作成日フィールドの名称を設定。
    レコード作成日フィールドのないテーブルは監視対象にできません。ない場合はフィールドを追加してください。
  1. レコードの登録を正常に検知できるかテストを行いましょう。指定したテーブルに、テスト用のレコードを登録してください。
    ※ テスト用レコードの例
  1. Yoomに戻り「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、「取得した値」にレコードIDやレコード作成日などが追加されます。
    レコードの各フィールドを取得するには、「取得する値を追加」をクリックして、取得項目を追加する必要があります。
    参考:「取得する値」を追加する方法

※この取得した値はこの後の設定で活用でき、Outlookで自動送信可能です。そのため、取得する値を追加する際はOutlookで通知したいデータを追加するようにしましょう。
参考:取得した値について

  1. 取得する値が設定できたら、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなる投稿の設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:送信するメールの設定

それでは、Airtableから取得したレコードの情報を基に、Outlookで送信するメールの内容を設定しましょう。

  1. Gmailの「メールを送る」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更し、連携アカウントを確認する。
  1. メール内容の「To」に宛先のメールアドレスを設定。
  2. 任意で「From」「CC」「BCC」にメールアドレスを設定。
  3. Airtableから取得した値を用いて、「件名」と「本文」を設定しましょう。ボックスをクリックすることで取得した値を挿入可能です。
    なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされます。下記画像のようにテキストを直接入力した固定値と、毎回変動することが望ましい「会社名」などの取得した値を織り交ぜて設定することも可能です。
  1. 設定を終えたら、ページ下部の「次へ」をクリック。
  2. メールの送信内容を確認し、「テスト」をクリック。
    指定した送信先に宛てて実際にメールが送信されるためテストでは確認可能な送信先にしておくことをおすすめします。
  1. テストに成功したら、指定した送信先にメールが届いているか確認しましょう。
  1. 期待通りにメールが送信されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Airtableの指定したテーブルにレコードを追加し、その情報を用いたメールがOutlookから指定した宛先に送信されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

OutlookのデータをAirtableに連携したい場合

今回はAirtableからOutlookへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にOutlookからAirtableへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
メールからの情報転記やデータベース化を自動化できます。

Outlookで特定件名のメール受信をしたら、Airtableでレコードを作成する

Outlookで「お問い合わせ」や「資料請求」といった特定の件名を含むメールを受信した際に、メール本文から必要な情報を自動で抽出し、Airtableのデータベースに新規レコードとして登録する連携です。

<span class="mark-yellow">内容の抽出や転記にかかる手間を削減し、リード情報や顧客からのフィードバックを漏れなくデータベース化</span>できます。

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Outlookで特定件名のメール受信をしたら、AIで分析してAirtableにレコードを作成する

Outlookで受信したメールに対して、AIがメールの本文を自動で分析・要約し、その結果をAirtableにレコードとして登録する連携です。

AIによるデータ処理は、<span class="mark-yellow">長文の問い合わせメールの要点把握や、顧客の要求の分析に活用することができ</span>、より迅速で的確な対応を実現するでしょう。

[[265595]]

AirtableやOutlookのAPIを使ったその他の自動化例

AirtableやOutlookのAPIを活用することで、情報管理や通知、請求書作成などの業務をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひ活用してください!

Airtableを使った自動化例

Airtableでの自動化を導入することで、レコード管理やステータス更新に伴う他ツールとの連携が効率化されます。
例えば、顧客情報や従業員情報の登録・更新に応じて、請求書作成やフォルダ作成、通知業務をスムーズに連携可能です。業務担当者や管理部門に特に有効で、作業の正確性向上も期待できます!

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Outlookを使った自動化例

Outlookによる自動化は、受信メールや添付ファイルの処理、他システムへの情報登録を効率化します。
例えば、メール内容や契約書の情報をAIやOCRで抽出して他ツールに反映することで、手作業で行っていた情報整理や通知業務をスムーズに実施できます。役立つでしょう

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まとめ

AirtableとOutlookの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたデータベースへの情報登録から関係者への通知、スケジュール調整といった一連の作業を効率化し、ヒューマンエラーを未然に防げます。</span>

これにより、担当者は情報共有のタイムラグや抜け漏れといったストレスから解放され、本来注力すべきコア業務に集中できるようになるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:レコードが「更新」された時も通知できますか?
A:既存レコードの更新を通知する場合には、Airtableの「レコードが更新されたら」をトリガーに設定してください。

Q:Airtableの添付ファイルをOutlookメールに添付できますか?
A:AirtableのAttachmentフィールドに添付されたファイルは、Airtableの「レコードのファイルをダウンロード」オペレーションでYoomにダウンロードすることが可能です。
ダウンロードしたファイルを、Outlookのメール内容設定の添付ファイルとして設定してください。
参考:「アプリと連携する」の設定方法

Q:1日のレコード追加分をまとめて1通で通知できますか?
A:「スケジュールトリガー」・「同じ処理を繰り返す」・「分岐」とAirtableの「レコードの一覧を取得する」を組み合わせることで実現できます。
繰り返し機能はスタンダードプラン、分岐機能はミニプラン以上で利用可能です。

参考:複数取得したレコードに対して、繰り返しコマンドを使用して順番に一つずつ処理を行う方法

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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