2024/12/19
アプリ同士の連携方法

AirtableとMisocaを連携して、AirtableのデータをもとにMisocaで見積書を自動作成する方法

y.matsumoto
AirtableとMisocaの連携イメージ

目次

複数のITツールを効果的に連携させることで、データ入力の自動化や情報共有のスピードアップを図り、業務の効率化が期待できます。
特に、AirtableとMisocaを連携することで、見積書作成にかかる手間を大幅に軽減し、ヒューマンエラーを防ぐことが可能です。
Airtableに登録されたデータを活用すれば、Misocaでの見積書作成がスムーズになります。
このブログでは、AirtableとMisocaを連携し、見積書を自動で作成するプロセスやそのメリットを具体的な例とともに紹介します。
業務の効率化を目指している方や見積書作成に課題を抱えている方に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

  • APIを活用して業務効率化を図りたいが、具体的な導入例を探している方
  • AirtableとMisocaを導入しており、見積書作成に手間を感じている方
  • 見積書作成時の、データ入力のミスや効率性に課題を抱えている方
  • チームの情報伝達を効率化し、請求書作成のスピードと正確性を向上させたい方

AirtableとMisocaの連携メリットと具体例

メリット1:ヒューマンエラーの削減

AirtableとMisocaを連携すると、手作業によるデータ入力作業を削減できます。
この自動化により、業務効率を向上させるだけでなく、手動作業に伴うヒューマンエラーを防ぐことが可能です。
たとえば、見積書を作成する場合、品目、単価、数量、単位をすべて手作業で入力する必要がなくなります。
Airtable上に登録されている情報をMisocaの見積書に転記できるため、入力ミスや入力漏れを防止できます。
この仕組みにより、繁忙期などで大量の見積書作成が必要な場面でも、見積書作成業務をミスなくスムーズに進められるため、業務効率を向上させることが期待できます。

メリット2:見積書作成の時間短縮

AirtableとMisocaを連携することで、Airtableに登録したデータを活用しMisocaでの見積書作成を迅速に完了させることが可能です。
この仕組みを導入すると、通常なら購入された商品情報の収集や入力作業にかかる時間を、大幅に短縮することができます。
これにより、担当者は請求書作成の時間を削減できるため、他の業務に集中しやすくなり生産性向上に寄与する可能性があります。
見積書作成の時間を短縮できるため、急な見積もり依頼にも迅速に対応できるかもしれません。

メリット3:データ入力作業の削減

AirtableとMisocaを連携すると、Airtableで管理されている商品情報をMisocaに自動で登録することができるので、手作業によるデータ入力が不要になります。
たとえば、見積書を作成する際に、購入された商品情報を手作業で入力する必要がなく、Airtable上のデータをMisocaでそのまま活用できます。
これにより、業務効率を向上させられるため、担当者は他の業務に集中しやすくなり生産性向上に寄与します。
また、情報の正確性が保たれやすくなり、修正にかかる時間も削減でいるため、作業負担の軽減が期待できます。

ここからは、ノーコードツールYoomを使用して、「AirtableからMisocaで見積書を作成する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

Airtableに追加した内容をMisocaで見積書に反映する方法

Chrome拡張機能を使用してAirtableの特定の取引先に紐づく送り先IDをAirtableのAPIを利用して受け取り、Misocaの提供するAPIを用いてMisocaに見積書を作成することで自動化を実現できます。

一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携プロセスは以下の手順です。

  • AirtableとMisocaをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • Airtableのトリガー設定と、Misocaのオペレーション設定
  • トリガーをONにしてフローを起動

Yoomが初めての方は、こちらから無料登録をしてください。
登録済みの方はログインしてください!

ステップ1:AirtableとMisocaのマイアプリ連携

1.Airtableの登録方法

「マイアプリ」をクリックして、「新規接続」からAirtableを選択してください。

任意の方法でAirtableにサインインをしてください。

ページ下部にある「+ Add a base」をクリックし、ワークスペースを選択してください。
「Grant access」をクリックしたら連携が完了します。

2. Misocaの登録方法
次に「新規接続」から、Misocaを選択してください。

上記の画面が表示されるので、連携したいIDでログインしたら連携が完了します。

以上で、AirtableとMisocaのマイアプリ登録は終了です。
下記バナーの「試してみる」を押して、さっそくフローの作成をしていきましょう!

ステップ2:Airtableのレコードの詳細ページから起動するトリガーの設定

まず、「レコードの詳細ページから起動する」という項目をクリックします。


上記画面からChrome拡張機能をインストールしてください。

こちらの項目は、初期設定済みのため誤りが無いか確認して「次へ」をクリックします。

ベースID、テーブルID、起動ページのURLサンプルを入力してください。

入力が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

再度、上記項目を入力します。

テストを行い、設定を保存しましょう。

ステップ3:Misocaで特定の取引先に紐づく送り先IDを取得する

次に、「特定の取引先に紐づく送り先IDを取得」という項目をクリックします。

こちらのページは初期設定済みのため、変更不要です。
このまま次のページに進みましょう。

「取引先ID」は、上記画面のように設定します。
このように設定することで、ステップ2で設定したAirtableのURLから「取引先ID」を自動で取得することができます。

設定が完了したらテストを行い、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:Misocaで見積書を作成する

続いて、「見積書を作成」という項目を設定しましょう。

こちらのページは初期設定済みのため、変更不要です。
このまま次のページに進みましょう。

発行日は、今日や昨日、月末、月初など自由に設定可能です。
例えば、「今日」を発行日に指定する場合は、上記画面のように設定してください。

「送り先ID」は、上記画面のように設定します。

品目、単価、数量、単位は「レコードの詳細ページから起動する」に中から設定してください。
このように設定することで、ステップ2で設定したAirtableのURLから「品目、単価、数量、単位」を自動で取得し、Misocaの見積書に転記できます。

「テスト」をクリックし、設定を保存してください。

ステップ5:トリガーをONにする


最後に「トリガーをON」をクリックして、正常にフローボットが起動するかチェックしましょう。
これで、「AirtableからMisocaで見積書を作成する」フローの完成です。

その他のMisocaとAirtableを使った自動化例のご紹介

1.AirtableからMisocaで請求書を自動で作成するフローです。
このフローを活用すると、手動での入力作業を削減でき、作業時間を短縮できます。
また、誤入力や記載漏れのリスクも減少し、正確な請求書作成が可能になります。

2. AirtableからMisocaに取引先を追加するフローです。
このフローを活用することで、取引先の追加作業を効率化し、作業時間を短縮できます。
Airtableに登録した情報を基にMisocaに取引先を自動で追加できるため、データ入力の重複を避けられる可能性があります。

3. Airtableでステータスが更新されたらMisocaで請求書を作成しGmailで自動送信するフローです。
のフローを活用すると、Airtableのステータス更新を感知して請求書の作成・送信を自動で行うことができるため手作業の手間を省くことができます。
これによりヒューマンエラーを未然に防ぎ、正確性の高い請求書を発行することができるため、顧客満足度向上へと繫げることが期待できます。

まとめ

AirtableとMisocaを連携することで、AirtableのデータをもとにMisocaで見積書を自動作成する方法をご紹介しました。
この方法を活用すると、手動でのデータ入力作業を自動化できるため、時間と手間が削減されます。
さらに、Airtableに登録された情報をもとに正確な見積書をMisocaで自動で作成できるため、ヒューマンエラーを防ぐことができます。
その結果、業務効率を向上させ、より迅速に顧客に見積書を提供することができるかもしれません。
今回フローボット作成に使用したYoomでは、さまざまなアプリとの連携が可能です。
ぜひ業務の効率化にお役立てください。

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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