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複数のITツールを効果的に連携させることで、データ入力の自動化や情報共有のスピードアップを図り、業務の効率化が期待できます。
特に、AirtableとMisocaを連携することで、見積書作成にかかる手間を大幅に軽減し、ヒューマンエラーを防ぐことが可能です。
Airtableに登録されたデータを活用すれば、Misocaでの見積書作成がスムーズになります。
このブログでは、AirtableとMisocaを連携し、見積書を自動で作成するプロセスやそのメリットを具体的な例とともに紹介します。
業務の効率化を目指している方や見積書作成に課題を抱えている方に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
とにかく早く試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください
AirtableからMisocaで見積書を作成するフローです。
こんな方におすすめ
AirtableとMisocaの連携メリットと具体例
メリット1:ヒューマンエラーの削減
AirtableとMisocaを連携すると、手作業によるデータ入力作業を削減できます。
この自動化により、業務効率を向上させるだけでなく、手動作業に伴うヒューマンエラーを防ぐことが可能です。
たとえば、見積書を作成する場合、品目、単価、数量、単位をすべて手作業で入力する必要がなくなります。
Airtable上に登録されている情報をMisocaの見積書に転記できるため、入力ミスや入力漏れを防止できます。
この仕組みにより、繁忙期などで大量の見積書作成が必要な場面でも、見積書作成業務をミスなくスムーズに進められるため、業務効率を向上させることが期待できます。
メリット2:見積書作成の時間短縮
AirtableとMisocaを連携することで、Airtableに登録したデータを活用しMisocaでの見積書作成を迅速に完了させることが可能です。
この仕組みを導入すると、通常なら購入された商品情報の収集や入力作業にかかる時間を、大幅に短縮することができます。
これにより、担当者は請求書作成の時間を削減できるため、他の業務に集中しやすくなり生産性向上に寄与する可能性があります。
見積書作成の時間を短縮できるため、急な見積もり依頼にも迅速に対応できるかもしれません。
メリット3:データ入力作業の削減
AirtableとMisocaを連携すると、Airtableで管理されている商品情報をMisocaに自動で登録することができるので、手作業によるデータ入力が不要になります。
たとえば、見積書を作成する際に、購入された商品情報を手作業で入力する必要がなく、Airtable上のデータをMisocaでそのまま活用できます。
これにより、業務効率を向上させられるため、担当者は他の業務に集中しやすくなり生産性向上に寄与します。
また、情報の正確性が保たれやすくなり、修正にかかる時間も削減できるため、作業負担の軽減が期待できます。
AirtableとMisocaの連携フローを作ってみよう
それでは、実際にAirtableとMisocaを連携したフローを作成していきましょう。
今回は、専門知識がなくても直感的に操作できるYoomを使用して、ノーコードで連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Airtable/Misoca
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は「Airtableに追加した内容をMisocaで見積書に反映する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。
連携プロセスは以下の手順です。
AirtableからMisocaで見積書を作成するフローです。
ステップ1:AirtableとMisocaのマイアプリ連携
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
1.Airtableの登録方法
Airtableのマイアプリ登録方法は以下のナビを参考に進めてください。
2. Misocaの登録方法
アプリ一覧から、Misocaを選択してください。
上記の画面が表示されるので、連携したいIDでログインしたら連携が完了します。
ステップ2:テンプレートをコピーする
下記バナーの「試してみる」を押して、さっそくフローの作成をしていきましょう!
AirtableからMisocaで見積書を作成するフローです。
「OK」をクリックしたら、テンプレートのコピーが完了です!
ステップ3:Airtableのレコードの詳細ページから起動するトリガーの設定
まず、「レコードの詳細ページから起動する」という項目をクリックします。
このフローはGoogle拡張機能のYoomを使用しているため、拡張機能を追加します。
Chrome拡張機能をこちらからインストールしてください。
「Chromeに追加」をクリックします。
追加が完了すると、以下の画像のような画面がGoogleの右上に表示されます。
ここまでできたら、フローボットの設定をすすめましょう!
以下の画面は、初期設定済みのため誤りが無いか確認して「次へ」をクリックします。
ベースID、テーブルID、起動ページのURLサンプルは注釈を確認して、入力してください。
入力が終わったら「テスト」をクリックし、アウトプット(取得した値)に追加された情報に問題がなければ「保存する」をクリックしてください。
アウトプット(取得した値)はフローボットが起動する毎に変動する値です。
アウトプット(取得した値)についてはヘルプページを参考にしてください。
ステップ4:Misocaで特定の取引先に紐づく送り先IDを取得する
次に、「特定の取引先に紐づく送り先IDを取得」という項目をクリックします。
こちらのページは初期設定済みのため、変更不要です。
このまま次のページに進みましょう。
「取引先ID」は、下記画面のように設定します。
ステップ3で設定したAirtableのアウトプット(取得した値)から「取引先ID」を選択しておけば、フローボットが起動する毎に最新の値が反映されます。
設定が完了したらテストを行い、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。
ステップ5:Misocaで見積書を作成する
続いて、「見積書を作成」という項目を設定しましょう。
こちらのページは初期設定済みのため、変更不要です。
このまま次のページに進みましょう。
発行日は、日付の項目から、今日や昨日、月末、月初など自由に設定可能です。
例えば、「今日」を発行日に指定する場合は、上記画面のように設定してください。
「送り先ID」は、下記画面のように設定します。
品目、単価、数量、単位は「レコードの詳細ページから起動する」の中から設定してください。
このように設定することで、Airtableから「品目、単価、数量、単位」を自動で取得し、Misocaの見積書に転記できます。
設定後、「テスト」をクリックし、保存してください。
ステップ6:トリガーをONにする
最後に「トリガーをON」をクリックして、正常にフローボットが起動するかチェックしましょう。
これで、「AirtableからMisocaで見積書を作成する」フローの完成です。
AirtableとMisocaを使ったその他自動化例
Yoomでは、AirtableとMisocaに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。
AirtableとMisocaでの操作をトリガーに、様々な業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。
ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!
Airtableの自動化例
Yoomでは、Airtableを活用したテンプレートを提供しています。
Airtableでファイルがアップロードされたら、OneDriveに転送したり、Zoomにミーティングを作成することができます。
ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!
■概要
AirtableとOneDriveを併用しているものの、ファイル管理に手間を感じていませんか?Airtableにアップロードしたファイルを都度手作業でOneDriveに転送するのは時間がかかり、ミスの原因にもなり得ます。このワークフローを活用すれば、AirtableとOneDriveをスムーズに連携させ、レコードにファイルが追加された際に自動でファイルを転送します。面倒な手作業をなくし、ファイル管理を効率化できます。
■このテンプレートをおすすめする方
・AirtableとOneDriveを併用し、ファイルの手動転送に手間を感じている方
・データベースとクラウドストレージ間のファイル管理を自動化し、業務を効率化したい方
・Airtable上のファイルのバックアップや共有のプロセスを改善したいと考えている方
■注意事項
・Airtable、OneDriveのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・Airtableのレコード詳細を取得する方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9103858
■概要
Airtableで管理している顧客情報やイベント参加者リストをもとに、個別のZoomミーティングを手作業で作成する際に、手間や時間を感じていませんか。情報の転記ミスや作成漏れが発生することもあるかもしれません。このワークフローを活用すれば、Airtableへのレコード登録をトリガーとしてZoomのミーティング作成を自動化できるため、手作業による手間やヒューマンエラーといった課題を解消します。
■このテンプレートをおすすめする方
・Airtableの情報を基に、手動でZoomミーティングを作成しているご担当者の方
・AirtableとZoomを連携させ、オンラインでの面談や商談設定を自動化したい方
・定型的なミーティング設定業務を効率化し、より重要な業務に時間を充てたい方
■注意事項
・AirtableとZoomのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Zoomのプランによって利用できるアクションとそうでないアクションがあるため、ご注意ください。
・現時点では以下のアクションはZoomの有料プランのみ利用可能です。
・ミーティングが終了したら
・ミーティングのレコーディング情報を取得する(クラウド上に存在するレコーディングのみ取得可能なため)
・Airtableのアウトプットの取得方法は下記を参考にしてください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5404443
■概要
日々の業務でDiscordを活用していると、重要な情報やフィードバックが次々と流れてしまい、後から探し出すのに苦労することはありませんか。また、それらの情報を手作業でAirtableに転記するのは手間がかかり、抜け漏れのリスクも伴います。このワークフローは、DiscordとAirtableを連携させ、特定の条件に合致する投稿を自動でAirtableのデータベースにレコードとして追加します。情報収集のプロセスを自動化し、重要な情報を確実に蓄積できます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Discordの特定チャンネルの投稿をAirtableで管理しており、手作業での転記に手間を感じている方
・コミュニティ運営などで、ユーザーからのフィードバックやアイデアを効率的に収集し、管理したい方
・AirtableとDiscordの連携を自動化して、情報収集の抜け漏れや転記ミスを防ぎたいと考えている方
■注意事項
・AirtableとDiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
Garoonでワークフローが承認されたらAirtableにレコードを登録するフローです。
■概要
Shopifyに新商品を登録するたびに、その詳細情報をAirtableに手作業でコピー&ペーストしていませんか。こうしたルーティンワークは時間がかかるだけでなく、入力ミスなどのヒューマンエラーを引き起こす原因にもなります。このワークフローを活用すれば、ShopifyとAirtableをノーコードで連携させ、商品登録からデータベースへの反映までを自動化できるため、手作業による手間やミスをなくし、正確な情報管理を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
・ShopifyとAirtableを使い、手作業で商品情報を管理しているECサイトの運営担当者の方
・商品登録における反復作業をなくし、業務の自動化によって時間を有効活用したいと考えている方
・ShopifyとAirtable間のデータ転記ミスを防ぎ、情報の一貫性を保ちたいチームの責任者の方
■注意事項
・Shopify、AirtableのそれぞれとYoomを連携してください。
・【Shopify】はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
Misocaの自動化例
データベースから見積書を自動作成したり、請求書ステータスが請求済みとなったらfreeeに取引を登録できます。
手動作業が減るので、業務を円滑に進められるでしょう。
Misocaで請求書ステータスが請求済みとなったら、freee内に未決済取引を登録します。「勘定科目IDの確認」オペレーションで確認した「売上高」の「勘定科目ID」を「未決済取引を登録」オペレーションに設定してください。
Yoomのデータベースからレコードを選択して、Misocaで見積書を作成します。
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成するフローです。
■概要
Webサイトのフォームなどからお問い合わせがあった際、その情報を手作業で請求管理ソフトに入力するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。特に、情報の転記には入力ミスや登録漏れのリスクが伴います。このワークフローを活用すれば、Yoomのフォーム機能で受け付けた情報をトリガーに、Misocaへ新規取引先情報を自動で登録できるため、こうした手作業による手間やミスを解消し、業務を効率化します。
■このテンプレートをおすすめする方
・フォームで受け付けた情報を手作業でMisocaに登録している方
・取引先の新規登録における入力ミスや登録漏れなどの課題を解消したい方
・定型的なデータ入力業務を自動化し、より重要な業務に集中したい方
■注意事項
・MisocaとYoomを連携してください。
まとめ
AirtableとMisocaを連携することで、AirtableのデータをもとにMisocaで見積書を自動作成する方法をご紹介しました。
この方法を活用すると、手動でのデータ入力作業を自動化できるため、時間と手間が削減されます。
さらに、Airtableに登録された情報をもとに正確な見積書をMisocaで自動で作成できるため、ヒューマンエラーを防ぐことができます。
その結果、業務効率を向上させ、より迅速に顧客に見積書を提供することができるかもしれません。
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:連携が失敗した場合の対処法はありますか?
Q:Airtableのレコード詳細ページで手動起動するのではなく、「レコードが追加されたら」をトリガーできますか?
A:
はい、可能です。
Chrome拡張機能を使用せず、「レコードが追加されたら」などのトリガーに変更すれば実現可能です。
現在Yoomで使用できるAirtableのトリガーとオペレーションについてを確認してください。