GitLabとAirtableの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-08

【ノーコードで実現】GitLabのデータをAirtableに自動的に連携する方法

n.fukuoka

「GitLabで新しいイシューが作成されるたびに、その内容をAirtableのタスク管理表に手作業で転記している…」
「プロジェクトメンバーへの情報共有が遅れたり、コピー&ペーストのミスで情報が不正確になったりすることに、もどかしさを感じている…」

このように、GitLabとAirtable間での手作業によるデータ連携に限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">GitLabのイシュー情報を自動でAirtableに記録する仕組み</span>があれば、こうした日々の面倒な作業から解放されますよね。

そして、開発プロジェクトの進捗管理をよりスムーズにし、本来集中すべきコーディングや設計といったコア業務に使える時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GitLabとAirtableを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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GitLabとAirtableを連携してできること

GitLabとAirtableのAPIを連携させれば、これまで手動で行っていた二つのツール間の情報共有を自動化できます。
例えば、GitLabで作成されたイシューを自動でAirtableのレコードとして追加したり、特定の条件に合致するイシューのみを連携させたりすることが可能になり、転記作業の手間やミスを削減できます。
気になる自動化例があれば、ぜひクリックしてみてください!

GitLabでイシューが作成されたら、Airtableにレコードを追加する

この連携により、GitLabで新しいイシューが作成されると、そのタイトルや説明などの情報が自動でAirtableのレコードとして追加されます。

<span class="mark-yellow">手作業での転記漏れや入力ミスを防ぎ、プロジェクトの進捗状況をスムーズかつ正確にAirtableで一元管理</span>したいときにおすすめです。

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GitLabで特定条件に合うイシューが作成されたら、Airtableにレコードを追加する

GitLabで作成される全てのイシューではなく、特定の条件に合うものだけをAirtableに連携したい場合に、この自動化が役立ちます。

例えば、「bug」や「urgent」といった特定のラベルが付いたイシューのみをAirtableに連携することで、<span class="mark-yellow">対応すべき重要なタスクだけを効率的にAirtableで管理</span>できます。

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GitLabとAirtableの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にGitLabとAirtableを連携したフローを作成してみましょう!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は、「GitLabでイシューが作成されたら、Airtableにレコードを追加する」というフローを作成します。
大きく分けて以下のプロセスで進めていきますね。

  • GitLabとAirtableをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • GitLabのトリガーの設定およびAirtableのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GitLabとAirtableのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄から登録したいアプリ名を検索できます。

GitLabのマイアプリ登録

では、さっそくGitLabからマイアプリ登録していきましょう!
入力欄にGitLabと入力するとGitLabのアイコンが表示されるので、クリックしましょう。

1.ログイン画面が表示されます。
連携したいアカウントでログインしましょう。
ログインしたら、GitLabのマイアプリ登録は完了です。
また、元からログインしておくとマイアプリ登録は一瞬で完了します。

Airtableのマイアプリ登録

Airtableの場合も、検索するとAirtable(OAuth)が表示されるため、そちらを選んで設定を続けます。

1.サインイン画面が表示されます。
連携したいアカウントでサインインしましょう。
今回はメールアドレスでログインします。

2.アクセスのリクエスト画面が表示されます。
「すべてのリソースを追加する」か、「ベースを追加」からアクセス権を付与するワークスペースを選択し、「アクセスを許可する」をクリックしましょう。

なお、今回はテストのため、以下のようなデータベースをAirtableで事前に作成しています。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にGitLabとAirtableのアイコンが表示されているか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます。

ステップ3:GitLabでイシューが作成されたら起動するトリガーの設定

まず、一番上の「イシューが作成されたら」のアイコンをクリックします。

GitLabと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。
トリガーアクションには「イシューが作成されたら」を選びましょう。
入力が終わったら、「次へ」を押して進めてください。

  • テンプレートを利用すると、すべての項目が設定済みです。

各項目を設定していきましょう!

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
    プランによって設定できる最短の間隔が異なるので、こちらで事前に確認してくださいね!
    迷ったら、選べる中で一番短い時間にしておくのがおすすめです。
  • プロジェクトID:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択しましょう。もし候補がうまく表示されない場合は、マイアプリ連携の設定をもう一回チェックしてみてください。また、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

設定が終わったら、テストのためGitLabの画面でイシューを作成します。
今回は以下のように作成しました。

終わったら、Yoomに戻ってテストをクリックしましょう。
テストが成功すると、「テスト成功」という画面が表示され、GitLabから取得した情報をYoomで引用できるようになります。詳しくはこちらを参照してみてくださいね。
テストを終えたら、「保存する」をクリックするのを忘れないようにしましょう。

ステップ4:Airtableにレコードを追加する設定

最後に、「レコードを作成」のアイコンをクリックします。

先ほどと同じように設定していきましょう。アクションに「レコードを作成」を選んだら、「次へ」をクリックします。

各項目を設定していきます。
※必須と記載の項目は忘れず入力するようにしましょうね。

  • ベースID:ベースIDは該当のベースのURLから取得可能です。以下の赤枠がベースIDとなります。
  • テーブルIDまたは名前:AirtableのテーブルIDまたは名前を指定してください。テーブルIDは該当のベースのURLから取得可能です。以下の赤枠がテーブルIDとなります。

ベースID、テーブルIDについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

  • フィールド名:テーブルの列の見出しの部分を入力しましょう。今回は事前に作成したデータベースに「タスク名」があるので、以下のように設定しています。
  • 値:入力欄をクリックすると、GitLabから取得した情報を引用できます。今回はタスク名をGitLabから取得した「タイトル」にしています。
    ※手入力してしまうと、同じデータが何度もAirtableに登録されてしまうので、気をつけましょう。

設定が終わったら「テスト」をクリックしましょう。
テスト後は、きちんとAirtableに登録されているか確認しておくと安心です。

ステップ5:フローボットの起動を確認

おつかれさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

以上が、GitLabでイシューが作成されたら、Airtableにレコードを追加する方法でした!

AirtableのデータをGitLabに連携したい場合

今回はGitLabからAirtableへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にAirtableからGitLabへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Airtableにレコードが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

Airtableをタスクの管理ツールとして利用している場合、新しいレコードが追加されたタイミングで、その情報を基にGitLabにイシューを自動で作成することも可能です。

この連携により、<span class="mark-yellow">Airtableで管理している顧客からの要望やバグ報告などを、開発チームへスムーズに連携し、手動でのイシュー作成の手間を削減</span>できます。

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Airtableで特定条件に合うレコードが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

Airtable上のすべてのレコードではなく、特定の条件を満たすレコードのみをGitLabにイシューとして作成したい場合に有効な自動化です。

例えば、タスクのステータスが「開発依頼」のレコードのみを対象とすることで、<span class="mark-yellow">本当に対応が必要なタスクだけを開発チームに自動で共有</span>できます。

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GitLabやAirtableのAPIを使ったその他の自動化例

GitLabやAirtableのAPIを使用することで、さまざまな業務を自動化することができます。
ここでは、複数のテンプレートをご紹介するので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね!

GitLabを使った便利な自動化例

GitLabにIssueが作成された際に、チャットツールへの通知や他のタスクアプリへ転記作業を自動化できます。
これにより、手動での入力作業が削減されるため、人為的ミスを防ぎ、業務精度の向上を図りたいときにおすすめです。

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Airtableを使った便利な自動化例

Google Meetなどの会議アプリと連携すれば、会議が終了したら内容を自動で文字起こししてAirtableに追加することができます。
手作業で議事録を作成する手間を削減できるため、業務の効率化が課題のときは、以下のテンプレートを試してみてくださいね!

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まとめ

GitLabとAirtableの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたイシュー情報の転記やタスク作成の手間を根本から解消し、ヒューマンエラーのリスクを削減できます。</span>

これにより、開発の進捗状況やタスクのステータスがスムーズに同期されるため、チーム全体の情報共有の円滑化や、より迅速なプロジェクト進行に繋がります。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの専門知識がない方でも直感的な操作でフローを構築できます。
もし業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:イシュー作成時だけでなく、更新時もAirtableに反映できますか?

A:はい、可能です!たとえば、GitLabのトリガーアクションを「イシューが更新されたら」に、Airtableのアクションを「レコードを更新」に設定することで、イシューの更新をAirtableに反映できます。そのほかにも、特定のキーワードに一致するイシューが更新された場合のみ、Airtableに反映することもできますよ。

Q:連携がエラーになった場合、どのように対処すればよいですか?

A:アクセストークンやワークスペースの選択ミスなど、さまざまな原因が考えられます。
まずは下記の記事を参考に、もう一度マイアプリの連携をお試しください。
エラー時の対応方法について
ヘルプページもございますので、参考にしてみてくださいね。

Q:Airtable側で加えた変更を、GitLabのイシューに反映できますか?

A:はい、可能です!
本記事ではGitLabからAirtableへの連携方法をご紹介していますが、Airtableでの更新をGitLabのイシューに反映することもできます。
Airtableをトリガーにしてアクションを「レコードが更新されたら」、GitLabを続くオペレーションにしてアクションを「イシューを更新」にすることで連携できますよ。

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
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