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Airtableは様々なデータ管理ができるツールです。在庫や顧客情報、売上といった販売データの集約が容易になります。そのため、商品データを自動的にスマレジに送信することができれば、商品管理が行いやすくなるのではないでしょうか。
そこで、実際にAirtableとスマレジを連携して、販売業務を効率化してみました!
この連携により、販売に専念できる環境を整えることができるので、ぜひお試しください。まずは、連携するとどのようなメリットがあるのか紹介します。
この2つのアプリを連携すると、Airtableに登録された商品データをスマレジにも自動登録することが可能になります。手入力する手間が省け、業務負担が軽減されるでしょう。
細かい商品を1つずつAirtableとスマレジに登録しなくてもよくなり、時間の節約となります。そのため、販売そのものに割く時間を増やすことができるはずです。
このような自動化は、多くの商品を販売する小売業にとって大変有益です。手入力による打ち間違いも減らせるため、データの正確性も向上するでしょう。
商品管理や在庫管理を行う部署がAirtableを使用し、販売部がスマレジを使用している場合は、この連携により情報共有が容易になります。
本来であれば、管理部がAirtableに新規データを登録した際、その旨を販売部に連絡する必要があります。しかし、自動化を導入すればこのような連絡業務が割愛でき、データの共有がスムーズになるでしょう。
また、Airtableに登録した商品データはオンタイムでスマレジに自動登録されます。そのため、素早く商品を販売することも可能になり、無駄な時間が無くなるでしょう。
[Yoomとは]
では、実際に「Airtableでレコードが登録されたら、スマレジに商品情報を登録する」という業務フローを自動化してみましょう!
Yoomに登録後、業務フローを自動化するフローボットの作成を行います。
連携方法について画像付きで詳しく解説しているので、ぜひお試しください!

このフローボットテンプレートは、下記よりコピー可能です。
1.上記バナーをクリックして「詳細を見る」を押す
2.ページが移行します。下部にある「このテンプレートを試してみる」を押す
3.Yoomの登録をする
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

テンプレートがコピーされ、上記のような画面が表示されます。
Yoomの「マイプロジェクト」というページに移行しているため、画面の左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

まずは、Yoomと各ツールの連携を行います。右上の「新規接続」をクリックしましょう。
1.Airtableの準備
使用するAirtableを現段階で用意します。

フィールドに設定しておく必要があるのは、以下の4つです。
・ID(商品コード)
・名称(商品名)
・単価
・Created Time(レコード作成時間)
これらの情報を基にスマレジにデータを送信するため、必ずフィールドを設定しておきましょう。

Created Timeはフィールドの追加から設定可能です。

Created Timeもしくは作成時間と表記されています。

画像のように設定し、フィールドに挿入しましょう。
2.検索する
Airtableの準備ができたら、検索ボックスにAirtableと入力し、Airtableのアイコンをクリックします。
3.サインイン

Airtableのサインイン画面が表示されます。スマレジと連携したいアカウントでサインインを行いましょう。
4.ベースを追加する

サインインをすると、上記の画面へ移行します。

赤枠部分の「ベースを追加」をクリックし、スマレジへデータを送信したいベースを選択してください。
5.アクセスを許可

ベースの追加が完了したら「アクセスを許可する」を押します。

Yoomの画面に戻り、上記の表示が出たら連携完了です。
1.検索する
ボックスにスマレジと入力し、スマレジのアイコンを選択してください。
2.必須項目の入力

必須項目を入力しましょう。
詳細はスマレジのマイアプリ登録方法をご確認ください。
3.追加する
入力できたら、右下の追加をクリックしましょう。

上記の表示がされたら連携完了です。
Airtableとスマレジのマイアプリ連携は以上となります。
次は、先ほどコピーしたテンプレートを活用し、フローボットの設定を行いましょう
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。
1.バナーをクリックし「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。
1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。
2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Airtableでレコードが登録されたら、スマレジに商品情報を登録する」をクリックします。
3.アプリトリガーを選択
Airtableのアイコンの「レコードが登録されたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。
4.トリガーの起動間隔の設定

起動間隔を設定しましょう。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
5.IDの入力

ボックス下部の補足に従い、AirtableのURLからコピー&ペーストしましょう。
6.Created Timeのフィールド名を入力

Created Timeは、先ほど用意したAirtableのフィールドです。
この設定を行うことでスマレジにデータが送信されるようになるので、必ず設定しましょう。
7.テストの実行
設定完了後、画面下部にあるテストボタンを押しましょう。
青くテスト成功と表示がされたら、Airtableの設定は完了となります。保存を押してください。
1.アプリトリガーを選択
スマレジのアイコンの「商品情報を登録」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。
2.IDの入力

契約と部門のIDを入力します。
ボックス下部の捕捉に従い入力しましょう。
3.データの登録

テンプレートを使用しているため、既に設定は完了しています。

これらのデータは、先ほどテスト送信したAirtableの内容に基づいています。
ボックスをクリックし、Airtableのアイコンの「レコードが登録されたら」より登録が可能です。

画像の場合、ID(商品コード)の設定がされている状態です。

そのため、必須項目以外のデータを登録したい場合は、テスト送信したデータを画像の通り挿入しましょう。
4.テストの実行

設定完了後、画面下部にあるテストボタンを押しましょう。
青くテスト成功と表示がされたら、Airtableの設定は完了となります。
5.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。
トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
以上でAirtableとスマレジを使用したフローボットの作成は完了です。
今回使用したフローボットテンプレート
Airtableでレコードが登録されたら、スマレジに商品情報を登録する
Yoomには他にも、Airtableやスマレジを使用するフローボットがあります。
1.Webflowで注文が発生したらAirtableに追加する
Webflowの注文内容をAirtableに追加できます。Airtableで販売に関する情報の一元管理が可能です。
2.Airtableの商品情報をShopifyに登録する
Shopifyと連携するフローボットも用意しています。好みの管理ツールで自動化を導入しましょう。
3.楽楽販売でレコードが登録されたら、スマレジに商品情報を登録する
楽楽販売とスマレジを連携することで、在庫管理部と販売部の連携がとりやすくなるでしょう。
大量の商品情報を2つのツールに入力する作業は、多くの時間を消費してしまいます。
このような業務負担を軽減するためにも、今回の自動化を導入し、作業効率を上げてみましょう。
また、スマレジへの商品情報の登録が自動化されることで、タイピングミスなどのヒューマンエラーの削減にも繋がるでしょう。これにより、商品データの正確性が保てるようになります。
テンプレートを使用することでフローボットは簡単に作成可能です。ぜひこの機会にお試しください!