2024/10/17
アプリ同士の連携方法

Airtableで管理している予定をGoogle カレンダーに自動登録してみた

a.ohta

目次

Airtableで予定管理をしているのであれば、Google カレンダーと連携しましょう。
例えば、ミーティング日時や詳細な内容はAirtableにまとめ、リマインドをGoogle カレンダーで行っていませんか?この場合、Airtableに予定を入力した後、さらにGoogle カレンダーへも同じ内容を記載しなければなりません。
同じ内容を二度入力することとなり、少々手間に感じますよね。
そこで便利なのが、<span class="mark-yellow">AirtableとGoogle カレンダーの連携です。このような悩みが解消され、スケジュール管理が快適に行えるようになるはずです。</span>ぜひお試しください。

AirtableとGoogle カレンダーを連携するメリット

1.スケジュール管理が容易になる

連携すると、Airtableに追加した内容をもとに、Google カレンダーにスケジュールを自動作成できます。
これにより同じ内容を二度入力する手間が省け、スマートなスケジュール管理が可能になるでしょう。
また、Google カレンダーにスケジュールを作成することで、1日の予定が把握しやすくなります。リマインドの設定を行えば通知もされ、予定管理が楽になるはずです。

2.チーム間での情報共有の改善

Google カレンダーは複数人と共有することができます。そのため、Airtableはリーダーのみが管理や閲覧をしている場合でも、連携により、チーム全体でスケジュールが把握できるようになるでしょう。
例えば1on1のミーティングの場合、Google カレンダーでスケジュール管理を行いつつ、実施したミーティングの内容や評価などをAirtableにまとめる、という使用方法も可能です。

[Yoomとは]

これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「Airtableで登録された情報でGoogle カレンダーに予定を登録する」というフローボットの作成方法を紹介します。
Yoomの登録後、ぜひ作成してみてください!

上記のフローボットテンプレートは、下記よりコピー可能です。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

AirtableとGoogle カレンダーの連携フローの作り方

ステップ1:AirtableとGoogle カレンダーをマイアプリ連携

テンプレートがコピーされ、上記のような画面になります。
Yoomの「マイプロジェクト」というページに移行しているため、画面の左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

まずは、Yoomと各ツールの連携を行います。右上の「新規接続」をクリックしましょう。

AirtableとYoomの連携

1.Airtableの準備
使用するAirtableを現段階で用意します。

<span class="mark-yellow"></span>フィールドに設定しておく必要があるのは、以下の6つです。<span class="mark-yellow"></span>

・予定タイトル

・内容

・開始日

・開始時間

・終了日

・終了時間

・Created Time

Google カレンダーでは予定を作成する際、開始日時と終了日時を設定する必要があります。そのため、上記のフィールドは用意しておきましょう。
Created Timeは、Airtableに作成されたレコードをYoomで感知するために作成します。フィールドの追加から設定可能です。

Created Timeもしくは作成時間と表記されています。


画像のように設定し、フィールドに挿入しましょう。

2.検索する
Airtableの準備ができたら、検索ボックスにAirtableと入力し、Airtableのアイコンをクリックします。

3.サインイン

Airtableのサインイン画面が表示されます。クラウドサインと連携したいアカウントでサインインを行いましょう。

4.ベースを追加する

サインインをすると、上記の画面へ移行します。

赤枠部分の「ベースを追加」をクリックし、クラウドサインのデータを追記したいベースを選択してください。

5.アクセスを許可

ベースの追加が完了したら「アクセスを許可する」を押します。

Yoomの画面に戻り、上記の表示が出たら連携完了です。

Google カレンダーとYoomの連携

1.検索する
Google カレンダーのアイコンをクリックします。

2.アカウントを選択
Yoomと連携するGmailアドレスのGoogleアカウントを押しましょう。

3.Yoomにログイン

画像のページに移行するので、規約を読み次へをクリックします。

4.YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています
続行を押しましょう。
認証画面に移行したら、<span class="mark-yellow">権限を全て許可する</span>を選択してください。

5.連携完了

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。
次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:Airtableに登録した予定を取得する設定

1.マイプロジェクトを開く


画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Airtableで登録された情報でGoogle カレンダーに予定を登録する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択
Airtableのアイコンの「レコードが登録されたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

4.トリガーの起動間隔の設定

起動間隔を設定しましょう。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

5.IDの入力

ボックス下部の補足に従い、AirtableのURLからコピー&ペーストしましょう。

6.Created Timeのフィールド名を入力

Created Timeは、先ほど用意したAirtableのフィールドです。
この設定を行うことでGoogle カレンダーへスケジュールデータが送信されるようになるので、必ず設定しましょう。

7.テストの実行設定完了後、画面下部にあるテストボタンを押しましょう。
青くテスト成功と表示がされたら、Airtableの設定は完了となります。保存を押してください。

ステップ3:Google カレンダーに追加する設定

1.アプリと連携する
Google カレンダーのアイコンの「予定を作成」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

2.カレンダーIDの登録

Google カレンダーのIDを入力して下さい。

3.必須項目の設定

画像の必須項目と、予定の説明を設定していきます。
ボックスをクリックしましょう。


赤枠を選択します。

先ほどテスト送信をしたAirtableのデータが表示されます。
ボックスの項目名と等しいものを選択しましょう。

画像の場合、ボックスは「予定のタイトル」のため、選択するのはAirtableの「予定」データとなります。


その他のボックスも同様に設定していきましょう。

4.予定の説明の設定

予定の説明にも、同様にデータを挿入していきます。

5.テストの実行

設定ができたら、下部にあるテストボタンを押します。
青く「テスト成功」と表示がされたら設定完了です。保存を押しましょう。

6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
以上でAirtableとGoogle カレンダーを使用したフローボットの作成は完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
Airtableで登録された情報でGoogle カレンダーに予定を登録する

Airtable・Google カレンダーを使ったその他の自動化例

他にもAirtableやGoogle カレンダーを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Google カレンダーの予定一覧を取得して、Google スプレッドシートに転記する
Google カレンダーの予定を取得し、Google スプレッドシートに自動追加することもできます。同じGoogle系ツールのため、アカウント管理も簡単でしょう。

2.Asanaで登録されたタスクの期日をGoogle カレンダーに登録する
大きなチームなのであれば、Asanaとの連携もおすすめです。

3.Google スプレッドシートで行が追加されたらAirtableにレコードを作成する
Google スプレッドシートとAirtableの連携もできます。今回のフローボットとかけ合わせることも可能です。

まとめ

スケジュールの共有や管理は、仕事を効率よくこなしていくために必要です。
また、仕事に追われている場合、予定の抜けや漏れをなくし、時間に遅れないようにするためにも有効でしょう。
Google カレンダーに予定が自動的に追加されるようになれば、今よりもスマートにスケジュール管理ができるはずです。この機会に自動化を導入してみましょう。

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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