AsanaとChatworkを連携するメリット
プロジェクト管理ツールとして人気の高いAsanaとチャットツールを連携すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、AsanaとChatworkを例にしてご紹介します。
1.コミュニケーションの効率化
Asanaのタスク管理とChatworkを連携することで、コミュニケーションが一元化されます。
Asanaのタスク状況をChatworkにリアルタイムに通知することで、チーム内で情報を共有しやすく、情報の見逃しを防ぎます。
また、Asanaのタスクに関する確認もChatworkで気軽に行えるため、効率的なコミュニケーションが実現できます。
2.タスク管理の効率化
Asanaでのタスク進捗がリアルタイムにChatworkへ通知されたり、Chatwork上でのやり取りからAsanaへタスク生成も可能となります。
それにより、タスク管理が1つのツールで完結し、AsanaとChatworkそれぞれでの管理が不要となります。
3.情報の一元化
AsanaとChatworkのタスクが連携することで、情報が散らばることなく集約されます。
それにより、プロジェクトの進捗状況が可視化でき、チーム内で最新の情報を共有することができます。
4.通知の最適化
Asanaでタスク登録や重要な更新があった場合、Chatworkで通知することで、すぐに確認や対応ができます。
タスクの期日が近づいた場合にアラートをChatworkで通知することで、重要なタスクの見逃しを防ぎます。
AsanaとChatworkを連携するとできる業務自動化例
では、実際にAsanaとChatworkを連携するとどういった業務を自動化できるのでしょうか?
1.タスクの作成・通知
Asanaでタスクが発生した際に、自動的にChatworkへ通知されます。
特定のメンバーに通知したり、任意のグループを設定することも可能です。
また、タスクの期限が近づいた際にアラートをChatworkで通知することも可能です。
重要なタスクを忘れたり、変更内容の見逃し防止に大きく貢献します。
2.タスク完了時の自動通知
Asanaでタスクが完了した際に、Chatworkで完了報告を自動的に通知することが可能です。
また、Asana上でタスクのステータスが変更された場合にもChatworkへ通知する設定ができます。
Chatwork上で常に最新のタスク状況が把握でき、チーム全体の情報共有に役立ちます。
3.プロジェクトの進捗状況の共有
Asanaプロジェクトの進捗において、一定のポイントに達した場合にChatworkへ通知することができます。
また、毎週もしくは毎月など特定の期間ごとに、Asanaのプロジェクト進捗状況をChatworkへ通知することで、進捗レポート作成などの進捗報告に関する手間が省けます。
AsanaとChatworkの連携フローの作り方
AsanaとChatworkを連携すると、様々な業務が自動化されるだけではなく、プロジェクトを進めていく上で、タスクの見逃しや漏れを防ぐこともでき、効率的なプロジェクト管理に大きく貢献してくれます。
では、実際にAsanaとChatworkの連携方法をご紹介します。
今回は、Asanaでタスクが完了したらChatworkに通知するフローを作成していきます。
はじめる前に
まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。
STEP1 Asana、Chatworkをマイアプリに追加
1.Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」を選択してください。
2.マイアプリの新規接続一覧の中から、今回使用する「Asana」「Chatwork」を選択し、アプリを連携して下さい。アプリ名で検索も可能です。
(画像はAsanaの連携となります。Chatworkも同様に行ってください。)
3.Asanaのアカウント情報を入力し、マイアプリ連携が完了します。
4.連携が完了したら、フローボットを作成していきます。左欄のプロジェクト一覧から任意のプロジェクトを選択し、「+新規作成」をクリックします。
5.任意のタイトルを入力します。
STEP2 特定のプロジェクトのタスクが完了したら起動するトリガーを設定
1.「特定のアプリイベントを受信したとき」選択します。
2.連携するアプリを選択します。
今回はAsanaよりイベントを受信するため「Asana」を選択します。
3.アカウントを選択し、トリガーアクションは「特定のプロジェクトのタスクが完了したら」を選択します。
入力内容を確認し、「次へ」を選択します。
4.API設定を行います。トリガーの起動間隔は「5分」を選択し、ワークスペースID、プロジェクトIDを候補より選択します。
入力後、「テスト」を選択し、テストが成功したら「保存する」を選択します。
STEP3 Chatworkへ通知するアクションを設定
1.先ほど追加したアプリトリガーの下の「+」マークを選択します。
2.オペレーションの選択では、「アプリと連携する」を選択します。
3.Chatworkへタスク完了通知を行うため、「Chatwork」を選択します。
4.連携アカウントを選択します。アカウントが表示されていない場合は、「連携アカウントを追加」を選択してください。
アクションは「メッセージを送る」を選択し、「次へ」を選択します。
5.API設定を行います。
「ルームID」を候補より選択し、メッセージ内容を入力します。
メッセージ内容には、前のアプリトリガーでAsanaより取得したアウトプットを設定することも可能です。
入力内容を確認し、「テスト」を選択します。テストが成功したら、「保存する」を選択します。
6.最後に、トリガーを「ON」にして完了です。