AsanaとFreshdeskの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-14

【簡単設定】AsanaのデータをFreshdeskに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「Asanaで管理している開発タスクと、Freshdeskで管理している問い合わせチケットを連携させたい!」
「でも、Asanaのタスク情報をひとつひとつFreshdeskに転記するのは、時間がかかるしミスも起きそう…」

AsanaとFreshdesk間での手作業によるデータ連携に、このような非効率さや限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Asanaで新しいタスクが作成された際に、その情報が自動でFreshdeskにチケットとして登録される仕組み</span>があれば、情報連携のタイムラグや転記ミスといった課題から解放されるでしょう。

より迅速で正確な対応が実現されることで、本来注力すべきコア業務に集中できる時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入して日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">AsanaとFreshdeskを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[247452]]

AsanaとFreshdeskを連携してできること

AsanaとFreshdeskのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた両ツール間の情報入力を自動化することが可能です。

ここでは具体的な自動化例を複数ご紹介しますので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!
アカウント登録はわずか30秒で完了し、すぐに連携を体験できますよ。

Asanaのプロジェクトにタスクが追加されたら、Freshdeskにチケットを作成する

Asanaの特定のプロジェクトに新しいタスクが追加されると、そのタスク情報を基にFreshdeskに新しいチケットを自動で作成します。

<span class="mark-yellow">開発チームとカスタマーサポートチーム間の情報連携がスムーズになり、手動でのチケット作成の手間や対応漏れをなくす</span>ことができるでしょう。

この連携は、Asanaで起きたアクションを直接Freshdeskに反映させるシンプルな構成です。

[[247452]]

Asanaのプロジェクトに特定条件に合うタスクが追加されたら、Freshdeskにチケットを作成する

Asanaのプロジェクトに追加されたタスクの中から、特定の条件(「緊急」のラベルがついている、など)に合致するタスクだけを抽出し、Freshdeskに起票することも可能です。

この連携では<span class="mark-yellow">不要なチケットの作成を防ぎ、重要なタスクだけをサポートチームに共有できる</span>ため、優先順位に従った対応が可能になります。

[[247458]]

AsanaとFreshdeskの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、AsanaとFreshdeskを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Asanaのプロジェクトにタスクが追加されたら、Freshdeskにチケットを作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • AsanaとFreshdeskのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Asanaのトリガー設定と各アクション(データ抽出・チケット作成)の設定
  • フロー稼働の準備
[[247452]]

ステップ1:AsanaとFreshdeskのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するAsanaとFreshdeskのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Asanaのマイアプリ登録

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではAsana)を検索して選択します。
  1. Asanaのサインイン画面が表示されます。
    連携するアカウントでサインインしてください。
  1. YoomからAsanaへのアクセス権限を確認し、「許可」をクリック。
    ※ アカウントが登録されていない場合は、アカウント登録後に下図の画面に遷移します。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。

Asanaが追加されていることを確認してください。

② Freshdeskのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でFreshdeskを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. Freshdeskにログインし、右上のアイコンから「Profile settings」にアクセス。
  1. 画面右側の「View API Key」から取得したAPIキーを、Yoom側の「APIキー」に設定。
  1. 「追加」をクリック。

マイアプリ画面にFreshdeskも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[247452]]

そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるプロジェクトの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Asanaの「特定のプロジェクトに新しいタスクが追加されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、タスクが追加された際に、より早くFreshdeskでのチケット作成が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うのでご注意ください。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「ワークスペースID」に対象プロジェクトが属するワークスペースのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているAsanaアカウントから候補が表示されるため、対象となるワークスペースを選択してください。
    検索欄にチャンネル名を入力すると検索が楽になります。
  1. 「プロジェクトID」にトリガーとなるタスクが追加されるプロジェクトのIDを設定。
    入力欄クリック時に表示される候補から、対象となるプロジェクトを選択してください。
    検索欄にプロジェクト名を入力することで候補を絞ることができます。
  1. 設定を終えたら、Asanaの指定したプロジェクトにテスト用のタスクを追加してください。
    Freshdeskのチケット作成では「リクエスト者のメールアドレス」の入力が必須となります。説明欄などに含めるようにしてください。
    ※ テスト用タスクの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に最も新しいタスクの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に追加したタスクが取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:データの抽出

取得したタスクの情報から、チケット作成に使用するデータを抽出していきます。

  1. AIオペレーションの「テキストからデータを抽出する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 目的に応じて「変換タイプ」を選択。
    データを抽出するテキストの文字数によって消費するタスク数が変わります。
    長文テキストからデータを抽出する場合には「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 「対象のテキスト」にはデフォルトで、Freshdeskから取得したタスクの説明が設定されています。
    消してしまった場合や、他の項目からデータを抽出する場合には、入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから項目を選択してください。
  1. 「抽出したい項目」に、Freshdeskのチケット作成に必要な項目(リクエスト者のメールアドレス)を設定。
  2. 必要に応じて「指示内容」に抽出時の指示を設定。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック
  1. テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目が対象のテキストから抽出され、「取得した値」に追加されます。
    ※ 期待する値が抽出されていない場合には、「抽出したい項目」の名称や「指示内容」を変更して再度お試しください。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:チケットの作成

それでは、Asanaから取得したデータを用いてFreshdeskにチケットを追加しましょう。

  1. Freshdeskの「チケットを作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 連携しているアカウントのFreshdeskのドメインをURL(ドメイン名.freshdesk.com)から取得して「ドメイン名」に設定。
  2. 各項目に沿って、これまでに取得した値を設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示されるメニューから、該当する項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 追加された値}}という形で追加されます。
  1. プルダウンの項目は固定値となります。
    タスクごとに変更することはできない点にご注意ください。
  1. 設定を終えたら「テスト」をクリック。
  1. テストに成功したら、Freshdeskのチケットを確認しましょう。
    ※ Freshdeskに追加されたチケット
  1. 期待通りにチケットが作成されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Asanaの指定したプロジェクトにタスクを追加し、そのデータを用いたチケットがFreshdeskに作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

FreshdeskのデータをAsanaに連携したい場合

今回はAsanaからFreshdeskへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にFreshdeskからAsanaへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。顧客からの問い合わせを起点としたタスク管理の自動化も可能です。

Freshdeskでチケットが作成されたら、Asanaにタスクを追加する

Freshdeskに新しいチケットが作成されたタイミングで、そのチケット情報を基にAsanaの指定したプロジェクトにタスクを自動で追加します。

<span class="mark-yellow">顧客からの問い合わせや要望を素早く開発タスクとして登録して対応漏れを防ぐ</span>とともに、チーム内でのタスク管理を一元化することができます。

[[247437]]

Freshdeskで特定条件に合うチケットが作成されたら、Asanaにタスクを追加する

「緊急度:高」のチケットや特定の製品に関する問い合わせなど、設定した条件に合致するものだけをAsanaに追加することも可能です。

<span class="mark-yellow">重要な問い合わせを自動でフィルタリングし、優先的に対応すべきタスクを明確にできる</span>ため、効率的なタスク管理と顧客満足度の向上に役立つでしょう。

[[247447]]

AsanaやFreshdeskのAPIを使ったその他の自動化例

AsanaやFreshdeskのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Asanaを使った自動化例

Asanaに新しいタスクが追加されたら、Google スプレッドシートに追加したり、新規タスクが作成されたらGmailで通知したりできます。また、Asanaで特定のタスクが完了したらSlackに通知したり、プロジェクトに新しいタスクが追加されたら要約しMicrosoft Teamsに通知したりすることも可能です。さらに、Asanaに特定のタスクが追加されたら、HubSpotにチケットを作成するといった自動化も行えます。

[[69711,265797,267174,159827,259739]]

Freshdeskを使った自動化例

Freshdeskでチケットが作成されたら、SlackやDiscord、Microsoft Teamsに通知したり、Google スプレッドシートやNotionにデータを追加したりできます。

[[181429,181435,181498,181512,181504]]

まとめ

AsanaとFreshdeskの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたタスク情報とチケット情報の間のデータ転記作業をなくし、入力ミスや情報連携の遅延といったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

開発チームとサポートチームは手間なく最新の情報を共有することができ、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:AsanaとFreshdesk間で双方向の同期は可能ですか?

A:Asana(タスク追加)→Freshdesk(チケット作成)のフローとFreshdesk(チケット作成→Asana(タスク追加)のフローを併用しているとデータ作成がループします。
どちらか一方のみをトリガーとして使用するか、既に作成されているデータであれば処理を中断するようデータ取得のアクションなどを追加する必要があります。
参照:「アプリと連携する」の設定方法「分岐」の設定方法

Q:Yoomの料金体系とタスク消費量の目安を教えてください。

A:フリープランでは月に100タスクまで無料で実行でき、フローボット上に表示されている、トリガーを除くアクションの数がそのまま消費タスク数となります。
今回ご紹介したテンプレートの場合は2アクション(データ抽出・チケット作成)ですが、データ抽出で2タスク消費するため、計3タスクを消費します。
月に数度のタスク追加であれば、フリープランでも問題なく使用できるでしょう。活発に新しいボードが作成される場合には、プランのアップグレードをおすすめします。
参照:料金プランについてタスク実行数を調べる方法

Q:APIキーをYoomに登録する際のセキュリティは安全ですか?

A:YoomではAPIキーなどの認証情報を安全に取り扱うためのセキュリティ対策が施されています。
登録されたキーは暗号化された状態で保存され、Yoom運営チームも中身は確認できませんので安心してご利用いただけます。
参考:タスク実行数の上限設定や各セキュリティなど、Yoomを安心してお使いいただくための機能について

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
タグ
Asana
Freshdesk
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる