2024/08/05
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで連携可能!】Asanaのタスクを一覧化してLINE WORKSに自動通知する方法を紹介します!

e.koyama

目次

パンデミック以降リモートワークを取り入れる企業が増えました。リモートでの業務の課題のひとつに、スタッフの進捗管理が難しくなったことがあげられます。その場に一緒にいれば、顔を見てハッと思い出せるんですが非対面だと、気づいた時には遅かった‥!なんて経験はありませんか?

本記事ではAsanaとLINE WORKSの連携でできるリマインダー機能をご紹介します。特に気が利く「当日が期限のタスクを一覧化して通知する方法」をノーコードで簡単に実装できるため、今日から導入できますよ。まずは連携するメリットを考察してみました。

AsanaとLINE WORKSを連携するメリット

メリット1: 期日間近のタスクに関する再調整ができる

AsanaとLINE WORKSの連携で、毎日、当日期限のタスクを自動的にLINE WORKSで通知することが可能です。これにより、期限間近のタスクの見落としを防げます。
自分自身が担当する業務についての再確認だけができるだけではありません。プロジェクトマネージャーやチームリーダーとして全体のタスクの進捗状況を把握することで、追加指示や担当の再割り振り、優先順位変更などの対応を行うことが可能です。

複数のプロジェクトが同時に進行されていたり、期限が厳しいタスクが多かったりする場合、特に役立ちます。タスクの遅延を防ぎ、プロジェクトのスケジュールを守ることができます。

メリット2: リアルタイムのタスク共有が行える

AsanaからLINE WORKSにタスクの情報を同期させることで、タスクの追加や更新、完了のタイミングごとに通知を自動送信することもできます。
LINE WORKSのチームメンバーが参加しているトークルームに、プロジェクトのタスク情報が送信されることで、メンバーはその情報を確認して対応することができます。
もし、通知されたタスク情報に関する質問や補足説明があれば、通知に紐づけてやりとりすることも可能であり、チーム内のコミュニケーションも円滑になります。

以上のメリットでお伝えしたように、AsanaとLINE WORKSを連携することで、タスクに関する情報を同期させることができます。
指定したスケジュールで取得した一覧情報も、更新ごとの細かな内容も、どちらも通知を自動送信することが可能です。

プロジェクトの進行を見ながら通知のタイミングを変更することで、より効率的なタスク管理が行えるでしょう。

YoomでAsanaとLINE WORKSを連携しましょう

連携のメリットや担当業務が自動化できることは分かったけど、実際にやるのは難しそう…と思った方も、ご安心ください。
Yoomを利用すれば、その不安は解消されます!

連携用のツールを使う際、

  • プログラミングの専門知識が必要
  • 設定に時間をとられる
  • 説明が英語で分かりづらい

などの理由で、利用を思い留まる場合もあるかもしれません。

しかし、Yoomなら、プログラミングの知識や技術は必要ありません!
ノーコードで、用意されたアクションやテンプレートを使った簡単な設定が可能です。
説明もサポートも日本語のため、その点もご安心ください。

Yoomにまだ登録していない場合、こちらからアカウント発行をどうぞ。
フリープランや有料プランの2週間のトライアルもありますので、操作感を試してみたいだけ、という場合も無理なく始められます。

連携アプリ一覧テンプレート一覧で他の連携可能なアプリや設定可能な操作を確認することもできます。
AsanaやLINE WORKS以外のアプリも連携すると業務効率化がさらに進むため、興味のある方はこちらも見てみてください。

AsanaとLINE WORKSの連携フローの作り方

では、AsanaとLINE WORKSの連携設定と、Asanaで期日が今日までのタスクをLINE WORKSに通知する業務フローの作成手順をご紹介します。

はじめる前に

1.LINE WORKSのDeveloper Consoleでボットを作成し、ボットIDを取得してください。

2.通知先となる(ボット参加の)トークルームを作成してください。
 ※Yoomの登録・連携後に、「ボットを含むトークルームを作成」アクションで作成することもできます。

3.以下の「試してみる」から、Yoomのテンプレートをコピーしてください。今回お伝えするのは、テンプレートを使った簡単なフロー作成方法です。

ステップ1:AsanaとLINE WORKSをマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1.Yoomへのログイン後、左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Asana、LINE WORKSをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。
 ※LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録については、こちらを参考にしてください。また、登録がうまくできない場合は確認事項をどうぞ。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:指定スケジュールになったら起動するトリガーを設定

1.コピーしたテンプレートを開きます。
 ※タイトルの変更は、下図の赤枠部分から可能です。

2.フローボットから「スケジュールトリガー 毎日10時に起動」をクリックしてください。

3.実行時間の指定をします。
 フローボットを起動したいスケジュールに合わせて、内容を変更してください。
 ※デフォルトは、毎朝10時に設定されています。
 ※日付指定・曜日指定・Cron設定から指定方法を選ぶことができます。詳細はこちらの説明をご覧ください。

4.「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:Asanaで期日当日のタスクの一覧を取得するアクションを設定

1.フローボットから「アプリと連携する 期日が今日までのタスクの一覧を取得」をクリックしてください。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします。
 ワークスペースID:候補から選択してください。
 プロジェクトID:入力欄下部の注記を参考に、AsanaのURLから入力してください。
 期日:日付から「今日」を選んでください。他の期日のタスク一覧を取得したい場合は変更可能です。

4.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:LINE WORKSにタスク一覧を通知するアクションを設定

1.フローボットから「アプリと連携する LINE WORKSに通知する」をクリックしてください。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします。
 ボットID、トークルームID:注意事項や入力欄下部の注記を参考に、入力してください。
 メッセージ:ステップ3で取得したアウトプット情報を用いて通知文を設定してください。

4.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

以上で、Asanaで期日が今日までのタスクをLINE WORKSに通知するフローの完成です。

まとめ

AsanaとLINE WORKSの連携により、効率的なタスク管理が可能になります。
特に、期日厳守の業務が多い場合、勤務開始時に当日期限のタスクが自動で通知されれば、それをもとに当日の予定を調整することができて便利です。
Asanaで管理するタスク情報をLINE WORKSに自動送信し、期日の近いタスクの再確認や、タスク更新の情報把握などに役立てましょう。

Yoomを使うことで、ノーコードで簡単に連携と自動化の設定を行うことができます。タスク管理はどの業務を行ううえでも大切なため、ぜひこの機会にYoomの連携を試してみてください!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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