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【簡単設定】AttioのデータをOutlookに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-03

【簡単設定】AttioのデータをOutlookに自動的に連携する方法

Otani Yu

「AttioとOutlookを連携して、もっと効率的に情報共有したい!」
「Attioに新しいRecordが追加されるたびに、手作業でOutlookのメールを作成・送信するのは手間だし、連絡漏れも心配…」
このように、日々の業務でAttioとOutlookを使いながらも、2つのツール間の手作業による情報連携に課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Attioでのデータ更新をきっかけに、Outlookで必要なメールを自動的に送信する仕組み</span>があれば、こうした定型業務から解放されるでしょう。

これにより入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーを減らし、より価値の高いコア業務に集中するための時間を確保できます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで自動化を諦めていた方でもすぐに業務効率化を実現できます。
ぜひこの機会に導入して、日々の作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">AttioとOutlookを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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AttioとOutlookを連携してできること

AttioとOutlookのAPIを連携すれば、Attioで発生したイベントに応じてOutlookでメールを送信するといった作業を、自動化することが可能になります。
これにより、手作業による情報共有の手間や連絡漏れのリスクを削減し、業務の迅速性と正確性を高められるでしょう。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

AttioでRecordが作成されたら、Outlookでメールを送る

Attioに新しい顧客情報や取引先のRecordが追加された際に、関連部署や担当者へ手動でメール通知を行う手間を削減します。

この連携を設定することで、<span class="mark-yellow">Record作成をきっかけにOutlookから自動で通知メールが送信されるため、迅速な情報共有と対応漏れの防止</span>に繋がるでしょう。

このフローはAttioのデータを直接Outlookに連携するシンプルな構成のため、設定も簡単です。

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AttioでRecordが削除されたら、Outlookでメールを送る

AttioからRecordが削除された場合にも、その情報を関係者に自動で通知できます。

手動での連絡を削減できるため、<span class="mark-yellow">情報の更新をスムーズにチームで共有し、最新のデータに基づいた業務進行をサポート</span>します。

重要なステータス変更の見落としを防ぎ、認識の齟齬をなくすことにも繋がるでしょう。

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AttioとOutlookの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にAttioとOutlookを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでAttioとOutlookの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:AttioOutlook

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「AttioでRecordが作成されたら、Outlookでメールを送る」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • AttioとOutlookをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Attioのトリガー設定およびOutlookのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:マイアプリ連携を行う

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

1.Attioとの連携

Yoomのワークスペースにログインしたら左のサイドバーにある「マイアプリ」から、右の「+新規接続」をクリックしてください。
アプリ一覧の画面に出たら、右上にある検索ボックスに「Attio」と入力し、アイコンを見つけてクリックします。

任意のAttioアカウントでログインすると、Yoomがアクセス権限を求める以下の画面が表示されます。
内容を確認して「Confirm」をクリックしてください。

「マイアプリを登録しました。」と表示されれば、Attioとの連携は完了です!

2.Outlookとの連携

先ほどと同じ手順で、マイアプリ連携からOutlookのアプリアイコンを探してクリックしてください。
以下の画面が出ますので、任意のアカウントでログインしましょう。

  • OutlookはMicrosoft365の一般法人向けプランに加入していない場合には、認証に失敗する可能性があります。

ログイン後、「マイアプリを登録しました。」という表記が出ればOutlookとの連携も成功です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

Yoomには様々なアプリを活用した自動化のテンプレートが用意されています。今回は以下のテンプレートを試してみましょう。
Yoomにログインした状態で、バナーの「試してみる」をクリックしてみてください。

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自動でYoomの画面に遷移して、以下のポップアップが表示されたらテンプレートのコピーは成功です!「OK」をクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ3:Attioのアプリトリガーを設定する

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「アプリトリガー」と呼びます。
このフローボットでトリガーになっている、Attioの「Recordが作成されたら」というアクションを設定します。

タイトルを任意で設定し、Attioと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

まずはAttioとYoomが連携できているか、「テスト」ボタンをクリックして確認してみましょう。

「テスト成功」の文字と共に、リクエスト結果(JSON PATH)が表示されていれば成功です!

「次へ」をクリックしてください。

ここで一度Attioにログインして、テスト用のRecordを作成しましょう。これでアプリトリガーを動かすための「Recordが作成されたら」という条件を整えられます。
後続のOutlookと連携させるために、例として顧客情報をテスト用のRecordとして作成しました。

Attioでテスト用のRecordを作成できたら、Yoomの設定画面に戻って「テスト」ボタンを押してみてください。
「テスト成功」の文字とリクエスト内容がJSON PATHで表記され、共に「取得した値」として、Attioに作成したRecordの内容が反映されていれば成功です!

取得した値とは?

Yoomでは、テストを実行した際に取得できる情報のことを「取得した値」と定義しています。取得した値を後続オペレーションに活用することにより、フローボットが起動される度に値の内容が変動します。

ここまで確認できたら「保存する」をクリックして、次のステップに進みましょう。

ステップ4:AttioのRecord情報を取得する

Attioで新しくRecordが作成されたことをYoomが検知したら、実際にどのような内容のRecordが作成されたのか、情報を取得していきます。

タイトルを任意で設定し、Attioと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

「Object ID」には、連携しているAttioの候補から任意のIDを選択します。

「Record ID」には、アプリトリガーで取得した値から「Event Record ID」を選択してください。
ここで取得した値を活用することにより、今後新たにAttioでRecordが作成される度、新しいIDが反映されていきます。

Record IDを選択できたら「テスト」ボタンを押してみましょう。「テスト成功」の文字と共に、リクエスト結果(JSON PATH)と取得した値が表示されていれば成功です!

なお、取得した値は「+取得する値を追加」ボタンでJSON PATHから取得し追加することもできます。
ここではOutlookに情報を連携させために、AttioのRecord情報から「顧客名」や「メールアドレス」などの情報も取得しておきましょう。
「取得する値」を追加する方法

Outlookと連携させたい情報を取得した値に追加できたら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:Outlookでメールを送信する

Attioに新しく作成されたRecordから必要な情報を取得したら、それをもとにOutlookでメールを作成していきます。

まずはタイトルを任意で設定し、Outlookと連携するアカウントやアクション内容を確認します。

下にスクロールして、実際に送信するメールの内容を設定していきましょう。
送信先である以下3つには、それぞれ任意で連絡先を設定していきます。

  • To
  • CC
  • BCC

この例では、「To」に先ほどAttioのRecordから取得した値の中から、該当のアドレスを宛先を選択してみます。

「To」にはテスト用のメールアドレスを設定しているため、後で実際の送信テストを行いたい場合は、「CC」や「BCC」に実際にメールを送受信できるアドレスも設定しておきましょう。

次に、「件名」と「本文」を入力してください。どちらも取得した値を用いて設定を行いましょう。
ここで取得した値を用いることで、新たにAttioでRecordが作成される度、新しい内容が反映されたメールをOutlookから送信できるため便利です。なお、取得した値を活用せずテキストを直接入力した箇所は固定値のため定型文となります。

今回は例として取得した値を用いながら、以下のようなメールを作成してみました。

メールの内容を設定できたら「次へ」ボタンを押します。

実際に送信されるメールの内容をプレビューできますので、問題なければ「テスト」ボタンを押してみてください。
※テストボタンを押すと、送信先に設定したメールアドレスへ本当にメールが届くため、注意しましょう。

「テスト成功」の表記と共に、取得した値にメール送信の実行履歴が表示されていれば成功です!

実際に送信先として「CC」に指定したメールアドレスをチェックしてみると、設定した通りの内容で、Outlookのアドレスからメールが届いていますね。

Outlookの方にもログインしてみます。送信済みのメールに、先ほど自動送信の設定をしたメールが確認できました。

ここまで確認できたら、Yoomの設定画面に戻って「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:トリガーをONにする

お疲れさまでした!すべての必要な設定を完了すると、以下のポップアップが表示されます。「トリガーをON」をクリックして、フローボットを動かしはじめましょう。

これでAttioでRecordが新規作成されたことをYoomが検知したら、自動でRecord内容を取得し、Outlookで任意の宛先にメールが送信されるようになりました。

OutlookのデータをAttioに連携したい場合

今回はAttioからOutlookへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にOutlookからAttioへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。メールからの情報登録を自動化することで、営業活動や顧客管理の効率をさらに高めることができます。

Outlookで特定の件名のメールを受信したら、テキストを抽出してAttioでRecordを作成する

Outlookで受信した問い合わせメールや資料請求メールの内容を手動でAttioに転記する作業を自動化します。

この連携により、<span class="mark-yellow">メール本文から必要な情報を自動で抽出し、Attioに新規Recordとして登録可能です。</span>

リード情報の入力漏れやミスの予防に繋がり、営業の初動を高速化させられるでしょう。

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Outlookで特定の件名のメールを受信したら、テキストを抽出してAttioでNoteを作成する

特定の件名を持つメールをOutlookで受信した際に、その内容をAttioの既存RecordにNote(メモ)として自動で追記します。
これにより、顧客とのやり取りや重要な連絡事項を、手動で記録する手間を減らします。

<span class="mark-yellow">コミュニケーション履歴をAttioに自動で集約することで、顧客情報の一元管理とチーム内での情報共有を円滑に</span>することが可能です。

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AttioやOutlookのAPIを使ったその他の自動化例

AttioやOutlookのAPIを活用することで、顧客管理や営業活動、社内の情報共有をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Attioを使った自動化例

Attioを利用した自動化により、営業や顧客管理に関する情報の入力や共有が効率化されます。
例えば、外部ツールで取得した顧客データを自動でAttioに登録すれば、情報の抜け漏れを防ぎつつチーム全体で最新データを共有可能です。マーケティング担当者やインサイドセールスにとって、手作業の削減と顧客対応のスピードアップにつながります。

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Outlookを使った自動化例

Outlookを使った自動化は、日々のメール業務と他システムとの連携を効率化します。
例えば、受信メールを基に顧客管理ツールへ自動登録したり、請求書関連の確認を自動化することで、経理や営業の担当者の負担を軽減できます。メールを軸とした情報フローを整理できるため、正確性の高いデータ管理とスムーズな社内連携を実現できます。

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まとめ

AttioとOutlookの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたRecord作成時のメール通知や、メール内容の転記といった作業の手間を削減できます。</span>

これにより、連絡漏れや入力ミスといった、ヒューマンエラーを防ぐことに繋がるでしょう。
担当者は最新の情報に基づいて、迅速かつ正確な業務を進められるようになり、本来注力すべき顧客とのコミュニケーションや戦略的な活動に集中できる環境を整えやすくなります!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:トリガーの条件をより細かく設定できますか?

はい、可能です。YoomではAttioのアプリトリガーとして、以下のようなきっかけを選択できます。

  • Updated Record
  • Deleted Record
  • New Entry
  • Updated Entry
  • Deleted Entry

例えば「Updated Record」をアプリトリガーに設定し、後続オペレーションとの間に分岐オペレーションを挟むことによって、特定の条件でRecordが更新された場合のみ、後続オペレーションとの連携が可能になります。
詳しい設定方法は「分岐」の設定方法をご確認ください。

  • 「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。

また、「AttioでRecordがアップデートされたら他のアプリで情報を更新する」という、以下のような自動化テンプレートもチェックしてみてください。

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Q:メール本文にAttioのカスタムフィールド情報も反映できますか?

はい、可能です。あらかじめAttioでRecordを作成する際にカスタムフィールドにも情報を入力しておき、「Get Record」のアクションで取得した値にカスタムフィールドの情報を追加しておくことで、メール本文に任意の情報を反映できます。

「取得する値」を追加する方法

Q:連携がエラーになった場合、どのように検知できますか?

Yoomでは進行していたフローボットがエラーとなり、停止された場合にワークスペース発行時に登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
また、オペレーション設定時の「テスト」ボタンでもエラーがあれば内容が表示されます。

その際には該当オペレーションを確認し、エラーの原因や種類が表示される「エラーコード」を確認して修正してください。詳しくは「エラー時の対応方法」をご確認ください。ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Otani Yu
ITパスポート・日商PC検定の資格保有者。9年以上にわたりフリーランスとして記事執筆や校正業務に携わった経験がある。自身の業務フロー改善のため様々なSaaSツールを試す中で『Yoom』と出会い、現在はSaaS連携プラットフォーム『Yoom』による業務自動化をテーマとしたブログ執筆を担当。業務フロー改善のため試行錯誤した自身の実体験を基に、特に個人事業主や非エンジニアに向けて、Yoomを活用した業務効率化の具体的な手法を発信している。
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