Microsoft ExcelとConfluenceの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-20

【ノーコードで実現】Confluenceのページ情報をMicrosoft Excelへ自動追加する方法

k.tsukamoto

「Confluenceで作成した議事録やプロジェクト情報を、毎回エクセルファイルの管理表に転記するのが手間!」
「ConfluenceとMicrosoft Excelで情報が分散していて、エクセルファイル側の情報が古くなっていないか常に気にしないといけない…」
このように、ConfluenceとMicrosoft Excel間での情報のやり取りや同期作業に、時間や手間を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Confluenceで新しいページが作成されたり情報が更新された際に、自動で対応するエクセルファイルにデータが記録・更新される仕組み</span>があれば、これらの手作業による負担や更新漏れのリスクから解放され、より戦略的な業務に集中できる貴重な時間を創出できるでしょう!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門知識がなくてもノーコードで簡単に設定でき、日々の業務効率を大きく改善できます。
ぜひこの機会に自動化を導入して、作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Confluenceの情報をエクセルファイルに自動で記録し、ファイルを常に最新の状態に保つ業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Microsoft ExcelとConfluenceを連携する自動化の方法

Microsoft ExcelとConfluence間で発生する様々な情報連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">手作業によるデータ入力の負担軽減や、エクセルファイル上の情報の鮮度維持、さらにはチーム内での情報共有の円滑化を実現できます。</span>

具体的な自動化の例をテンプレートを交えてご紹介していくので、普段の業務に近いものや気になる内容があれば、ぜひ試してみてください。

Confluenceのページ作成情報をMicrosoft Excelに自動で追加する

<span class="mark-yellow">Confluenceで新しいページが作成された際に、そのタイトルやURL、作成者などの情報をMicrosoft Excelの指定したファイルやシートに自動的に新しい行として追加する</span>基本的な連携フローです。

会議の議事録リストやプロジェクトドキュメントの一覧などをエクセルファイルで管理している場合に、手作業での転記漏れや入力ミスを防ぎ、常に最新の情報をエクセルファイルに集約できます!

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Confluenceの特定のページ情報をMicrosoft Excelに自動で追加する

<span class="mark-yellow">あらかじめ設定した条件を満たすページ情報のみをMicrosoft Excelのファイルに自動で追加する</span>フローです。

例えば「要対応」ラベルが付いた課題管理ページだけをMicrosoft Excelファイルのタスクリストに追加するなど、必要な情報を選択的に集約したい場合に非常に有効で、管理の効率を格段に向上させます!

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Confluenceのページ情報を特定のデータに変更して、Microsoft Excelに自動で追加する

<span class="mark-yellow">Confluenceで作成されたページの本文内容をAIが自動で要約して、エクセルファイルに自動で追加する</span>フローです。

長文のドキュメントから重要なポイントだけをMicrosoft Excelで一覧化できるため、情報活用の幅が大きく広がります!

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Confluenceのページ情報をMicrosoft Excelへ自動追加するフローを作ってみよう

それでは代表的な例として、Confluenceで新しいページが作成された際に、そのページ情報をMicrosoft Excelの指定したシートに新しい行として自動で追加するフローを解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Microsoft ExcelとConfluenceのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Confluenceのトリガーと追加するレコードの設定
  • フロー稼働の準備
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前準備:レコードを追加するエクセルファイルの用意

作成したページの情報を追加するエクセルファイルを用意し、OneDriveかSharePointに格納してください。
ここでは例として、下図の「Confluenceページ管理」をOneDriveに格納します。

ステップ1:Microsoft ExcelとConfluenceのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいMicrosoft ExcelアカウントとAtlassianアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではMicrosoft Excel)を検索して選択。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
    エクセルファイルを格納しているストレージに紐づくMicrosoftアカウントを入力し、「次へ」をクリック。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証が失敗する可能性があるのでご注意ください。

既にサインインしているアカウントがある場合は、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. Microsoftアカウントとの連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。
    Microsoft Excelが追加されていることを確認してください。

このまま、Confluenceを連携していきます。

  1. アプリ一覧画面でConfluenceを検索して選択。
  1. Atlassianのサインイン画面が表示されます。
    連携するアカウントでサインインしてください。
  1. YoomからAtlassianへのアクセス権限を確認し、「Accept」をクリック。
  1. Atlassianアカウントとの連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。
    Confluenceが追加されていることを確認してください。

これで、このフローで使用する2つのアプリがマイアプリに登録されました。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは以下のテンプレートを使うため、バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

ステップ3:Confluenceのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Confluenceの「ページが作成されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、ページ作成時により早くレコードの追加が行えるようになります。

※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うのでご注意ください。
起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。

  1. 「クラウドID」に、トリガーとして設定するクラウドのIDを設定。
    入力欄をクリックすると候補が表示されるので、対象となるクラウドIDを選択してください。
  1. 設定を終えたら、Confluenceで下記のようなテストページを作成してください。
  1. フローボットに戻り「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に最新のページの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで使用できるようになります。
    取得した値(アウトプット)についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 手順6で作成したページが取得できていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:レコードを追加する設定

では、ステップ3で取得したページの情報をエクセルファイルに追加していきましょう。

  1. Microsoft Excelの「レコードを追加する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携を行ないます。
  2. 「ドライブID」には入力欄をクリックすると表示される候補から、前準備で用意したエクセルファイルを保存しているドライブを選択します。
  1. 「アイテムID」も同様に、前準備で用意したエクセルファイルを候補から選択します。
    ※ 候補に対象が表示されない場合は、「ファイル名(任意)」に対象のファイル名か、ファイル名の一部を設定してください。
  1. 「シート名」にレコードを追加するシート名を候補から選択してください。
  1. 「テーブル範囲」に対象となるテーブルの範囲を設定。
    例として、「Confluenceページ管理」の場合はA1からF1までが表のヘッダーになっているため、「A1:F」と入力します。
    テーブル範囲の指定に関しては以下のヘルプページもご参照ください。
  1. 設定を終えたら、「次へ」をクリック。
  1. 追加するレコードを設定していきます。
    ※ 追加するレコードの項目は指定したテーブルの列名になっています。
    入力欄クリック後にトリガーアクションのメニューを開くと、ステップ3で抽出した項目が表示されるので、各列に合う項目を選択してください。
    選択すると、{{項目名 抽出された情報}}のような形で入力されます。

    「日付」タブから、日付情報を設定することも可能です。

  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. 「テスト成功」の結果が表示されたら、指定したエクセルファイルにレコードが追加されていることを確認してください。
    ※ エクセルファイルに追加されたレコード
  1. 正しいレコードが追加されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Confluenceでページを作成し、ページ情報のレコードがエクセルファイルに追加されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

ConfluenceとMicrosoft Excelを活用したその他の自動化例

ConfluenceとMicrosoft Excelを使った自動化は、今回ご紹介した方法以外にも様々な業務に応用できます。

ここでは、関連するテンプレートをいくつかご紹介します。
日々の業務効率化のヒントとして、ぜひ参考にしてください。

Confluenceを使った便利な自動化例

ページ情報をもとにMicrosoft SharePointのフォルダを作成したり、Microsoft TeamsのメッセージやGitHubのIssueを使ってページを作成したりできます。

[[162259,157702,124255,162304,157244]]

Microsoft Excelを使った便利な自動化例

‍メールやアンケート結果を自動で格納したり、商談情報を登録したりできます。

[[73460,137419,146299,71608,70811]]

まとめ

ConfluenceとMicrosoft Excelの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたConfluenceの情報をMicrosoft Excelへ転記・更新する作業から解放され、入力ミスや更新漏れといったヒューマンエラーも効果的に防止できます。</span>

これにより、担当者は単純な繰り返し作業に追われることなく、本来注力すべき分析業務や企画業務といった、より創造的で付加価値の高い仕事に時間とエネルギーを割けるようになるでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコード自動化ツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの専門知識がない方でも、画面上の指示に従って直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もしConfluenceとMicrosoft Excelの連携自動化や、その他の定型業務の効率化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ無料登録してYoomを使った業務効率化を実際に体験してみてください!

無料でYoomのアカウントを発行する

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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