2024/06/26
アプリ同士の連携方法

Microsoft TeamsとOutlookを連携してメール通知を自動化する方法

n.watanabe

目次

このブログをおすすめする方

  • OutlookとMicrosoft Teamsを組み合わせたいビジネスユーザー
  • リモートワークで情報共有に課題を抱えるマネージャー
  • アプリ連携による業務効率化を検討している管理職
  • チームでのスムーズな情報共有に関心があるプロジェクトリーダー
  • コミュニケーション負荷の軽減を図りたい中小企業の経営者

OutlookとMicrosoft Teamsを連携するメリットと利用シーン

1. 要点を簡潔に共有し、即座に対応可能な体制を構築

Outlookで受信したメールを要約してMicrosoft Teamsに自動送信することで、重要な情報が簡潔に集約され、チーム内での情報共有が円滑に進みます。

特に、クライアントからの要件やプロジェクトの進捗確認など、対応が必要なメールの要点を短時間で把握でき、迅速に対応に移行できる体制を整えられるでしょう。この仕組みを使えば、例えば会議や作業前に必須の情報がチーム全員に確実に伝わり、対応漏れのリスクの軽減に寄与します。

2. 重複作業の削減で業務負担を軽減し、リソースを最適化

OutlookとMicrosoft Teamsを連携させることで、アプリ間の移動が不要になり、業務効率の向上が期待できます。

メールの要約内容がMicrosoft Teamsに通知されれば、担当者全員が必要な情報にアクセスできるため、個別の確認や転記作業が不要となり、ミスや情報の取りこぼしも減るでしょう。特に複数の担当者がメール情報を必要とする場合、この連携で作業が一元化され、各メンバーが同時に確認し、業務全体のリソースが有効に活用できる環境を構築します。

3. コミュニケーションの簡素化でストレス軽減とチームの一体感を向上

Outlookで受信したメールの内容がMicrosoft Teamsに要約されることで、関連情報の確認が容易になり、チーム内での情報共有がスムーズになります。

例えば、会議や打ち合わせに関するメールが簡潔に要約されてMicrosoft Teamsに通知されれば、各メンバーが前提情報を同じタイミングで把握でき、情報の見落としが減ります。これにより、特にリモート環境でのチームワークが強化され、情報を共有する過程での負担が軽減し、チーム全体での業務効率が向上が期待できます。

Outlookにメールが届いたら、要約してMicrosoft Teamsに送信する方法

Yoomを利用して、ノーコードでOutlookとMicrosoft Teamsを連携させます。
Outlookにメールが届いたら、必要の情報を要約してMicrosoft Teamsに送信させてみましょう!

[Yoomとは]

ステップ1:OutlookとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携

まずは、OutlookとMicrosoft Teamsのマイアプリ登録を行いましょう!
既に済んでる方はステップ2に進んでください。

Yoomの左側のバーから「マイアプリ」をクリックしてください。

そこから、マイアプリページの右上「+新規登録」をクリックするとたくさんのアプリ名が出てきます。

そこからOutlook(またはMicrosoft Teams)を検索してください。

ログインを求められますので、普段仕事で使用しているアカウントを入力してください。
今回のアプリは、両方ともOffice365のものなのでどちらかで1度ログインするだけです!

無事登録されたら、下の画像の様にアプリ名とアイコンが表示される様になりました。

ステップ2:トリガーを設定

ではフローの1番はじめのトリガー設定を行なっていきましょう。

「アプリトリガー」を選択すると、先ほどマイアプリ連携をしたOutlookの情報が反映されています。

トリガーアクションは「メールを受信したら」を選択します。
他には「特定の件名のメールを受信したら」などあるので、必要に応じてアレンジもできます。

アカウントが反映されていることを確認して「次へ」をクリックしてください。

次に、どのメールフォルダにメールが届いたらフローボットが起動するのかを設定します。
反映させたOutlookメールのフォルダーが反映されているはずなので、該当のメールフォルダIDを選びましょう。

「テスト」ボタンを押し、エラーが出なければ「保存」ボタンを押してトリガー設定は完了です。

ステップ3:要約するアプリとの連携

次にメールの文面を要約するアプリとの連携をします。
ここではChatGPTにメール文面の要約をしてもらうように設定していきます。

ChatGPTのマイアプリ登録についてはこちらを参考にしてください。

次に、要約するためにChatGPTとする会話の設定などを行なっていきます。
ここで要約してほしい情報に条件がある場合は「会話」の欄に詳細を入力しておきましょう。

Temperatureは、解答の抽象度を表します。
最大トークン数も合わせて設定しておきましょう!
必要な情報を押して「テスト」ボタンを押しエラーが出なければメール要約の設定は完了です!

ステップ4:Microsoft Teamsとのアプリ連携

次に、Microsoft Teamsとのアプリ連携を行います。

初めにマイアプリ登録が完了していれば、情報が反映されているはずです。

アクションは他にもありますが、今回は届いたメールを要約してMicrosoft Teamsに通知するので、「チャットにメッセージを送る」を選択します。

Microsoft Teamsのどのチャットに通知を送るのか、設定していきます。
メンション情報のアウトプットは、候補から選択することができます。

全ての情報を入力し、保存を押してフロー一覧画面に戻ります。

エラーが出ていないことを確認して、アプリトリガーをONに変更したら設定完了!
これでOutlookでメールを受信したら自動で内容を要約してMicrosoft Teamsに通知が来る様になりました。

Microsoft TeamsとOutlookの連携フロー応用編

Yoomを利用してMicrosoft TeamsとOutlookを連携させると、メールを要約して通知する以外にも業務効率化の一役を担ってくれます!
ご紹介するフローは一例で、あなたが業務で使っているアプリに変更すればアレンジは無限大です!

フォームに回答があったものをOutlookメールに送信・要約してMicrosoft Teamsに送信

フォームの回答が長文になった場合でも、ChatGPTなどと連携させることで要約が可能になります。
要約された文章をメールで送信、さらにはMicrosoft Teamsに通知することができます。

たくさんの人から回答をもらう様なアンケート集計をする際に、ぜひ活用してみてください!

・Microsoft Teamsのチャンネルにミーティング内容が投稿されたらZoomミーティングURL を発行してOutlookに送信する

ミーティングに関するチャットが投稿されると、即座にZoomURLが発行されます。

発行されたURLを指定のメールアドレスに自動送信することができるので確認・共有がスムーズに進みます。

・入力フォームに英語での質問があったら、質問内容を翻訳しMicrosoft Teamsに通知とフォーム回答者へ一次返信する

問い合わせを翻訳してチーム内に通知し、さらに回答者への一次返信も行います。

英語の質問に対して迅速に一次返信することで、顧客満足度の向上につながりそうです。

・Facebook広告でリード情報が登録されたら、リードへOutlookメールを送付しMicrosoft Teamsに通知する

リードの獲得をOutlookとMicrosoft Teamsの両方に通知します。

どちらにも通知を行うことで、幅広いメンバーへの通知が可能になります。

Yoomを使うことで情報の要約や、提携文のメール送信などルーティンが出来上がっている業務は自動化することができます。

日々のコミュニケーションを円滑化させるのに、ぜひ活用してみてください!

まとめ

Yoomを使ってOutlookとMicrosoft Teamsを連携する方法を紹介しました。

メール送信やスケジュール管理などが自動化できることがわかったかと思います。

  • 顧客対応 
  • スケジュール管理
  • 社内コミュニケーション

上記の様な業務は、アプリ同士を連携させることで自動化が可能です。

ヒューマンエラーや情報を処理する手間などが大幅に削減され、業務効率化につながります!

 Yoomでは2週間お試し期間があるので、実際に使って導入を検討してみてください。

この記事を書いた人
n.watanabe
SEOライター歴5年「読みやすく」「伝わりやすい」をモットーに執筆を続けています。 プログラミングの知識がなくてもアプリ連携できるYoomの便利さをたくさんの人に届けたい!
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