2024/09/24
アプリ同士の連携方法

NotionとAI要約を連携して、Notionに追加したデータを基にGoogle 検索を行い取得した情報をAI要約してNotionに追加する方法

a.ohta
NotionとGoogle検索の連携イメージ

目次

素早く正確な情報を集めるなら、Google 検索のようなサーチエンジンは欠かせません。
特に、企業情報を収集する場合、公式ホームページがヒットしやすいため、信憑性のある情報を見つけやすい利点があります。

今回はこのような<span class="mark-yellow">企業情報の収集を自動化するために</span>、NotionとGoogle 検索を連携させて、手動での検索作業の削減を目指してみましょう!
まずはNotionとGoogle 検索を連携させると具体的にどのようなメリットがあるのか紹介します。

NotionとGoogle 検索を連携するメリット

1.業務の効率アップ

企業情報を調べる場合、Google 検索を開き、企業名を入力し、公式ホームぺージを探す…という手順を踏む方が多いはずです。
また、こうして調べた情報を整理してNotionに追加する際、要約する作業も加わるでしょう。
時にはそれなりのリソースを割いてしまい、効率的ではないことが課題になります。
しかし、このような一連のフローを自動化すると、大幅な時間の削減が可能です!
Google 検索でリサーチした情報を要約してNotionへ追加するフローが素早く簡潔するため、業務効率の向上に繋がるでしょう。

2.データの精度と分析力の向上

Google 検索でリサーチした企業情報の要約とNotionへの追加が自動化できれば、手動で文章を入力する必要がなくなり、ヒューマンエラーが少なくなります。
また、要約の方法についてプロンプトを定めればNotionに追加される企業情報に一貫性が生まれ、データの分析もしやすくなるでしょう。

[Yoomとは]

事前準備

まずは、Google 検索でリサーチした情報を要約した内容を保存するNotionを準備します。
今回はシンプルに下記のように設計しました。

Notionの準備が完了したら、次へ進みます。

マイアプリ連携

 

画像のような表示がされたら、画面の左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。
これからNotionとGoogle 検索をYoomと連携させます。これを「マイアプリ連携」と呼びます。


最初にNotionをYoomと連携しましょう。
右上の「新規作成」をクリックして、検索窓に「Notion」と入力します。


上記のような画面に移行したら「ページを選択する」を押してください。
先ほど作成したページにチェックを入れるのを忘れないようにしましょう。


その後、「アクセスを許可する」をクリックすると、NotionとYoomの連携は完了です。
     ↓
続けてGoogle 検索とYoomの連携に移ります。
先ほどに同じく検索窓に「Google 検索」と入力し、Googleのアイコンをクリックしましょう。

1.アカウントを選択
Yoomと連携するGmailアドレスのGoogleアカウントを押しましょう。
2.Yoomにログイン
画像のページに移行するので、規約を読み次へをクリックします。
3.YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています
続行を押しましょう。
認証画面に移行したら、<span class="mark-yellow">権限を全て許可する</span>を選択してください。

以上でNotionとGoogle 検索がYoomと連携できました。
次はフローボットを設定していきましょう!

Notionのトリガー設定

画面の左側にメニューが表示されます。そこからマイプロジェクトを選択し、フローボットを作成するページに行きましょう。
その後、先ほどコピーした「【コピー】Notionに登録された企業情報でGoogle 検索し、取得したスニペットなどをAI要約してデータベースに情報を追加する」を選択して下さい。
次は右上の「編集する」を押します。

     ↓

Notionのアイコンの「ページが作成または更新されたら」を押します。
テンプレートを利用すると、タイトルやトリガーアクションなどの必要項目の設定は完了しています。

アカウント情報のみ違いがないかチェックをしたら、そのまま次へ移行します。

     ↓

トリガーの起動間隔を設定しましょう。
トリガーの起動間隔は、ご利用のプランによって選択内容が変わります。

その後、下にある「テスト」と書かれたボタンを押してみましょう。
「テスト成功」と表示されたら保存をクリックします。

Google 検索の設定

Google 検索のアイコンの「検索結果を取得」を押します。
タイトルやアクションは設定されているため、そのまま次へを押しましょう。
     ↓

検索エンジンIDを入力しましょう。
赤枠の内容に従って取得できたIDを、ボックス内にコピー&ペーストします。

その下にある検索クエリに関してはすでに設定が終わっているので、テストボタンを押してみましょう。
「テスト成功」と表示されたら保存をクリックします。

要約する

次は要約する内容について設定を行います。
「要約する」をクリックし、次へを押します。


必須項目を埋めていきますが、テンプレートを使用しフローボットを作成しているため、すでに設定が完了しています。
もし、要約する文字数を変更したい場合は修正しましょう。


下へスクロールをすると、要約の条件を定める項目があります。
要約のプロンプトを修正可能なため、希望があれば
「企業の創立年月日が判明している場合は必ず含めてください」
「現在の社長が就任してから経過している年数が解る場合は追記してください」
といった形で入力しましょう。

必要な項目の設定が完了したら、ここでもテストボタンを押しましょう。
テストが成功したら保存を押します。

Notionの設定

Notionのアイコンの「レコードを更新する」を押します。
連携するアカウント情報をチェックし、問題が無ければ次へクリックしてください。

     ↓


データベースIDを入力します。
ボックス内をクリックすることで一覧表示されるため、要約した内容を追加したいデータベースを選択しましょう。

ボックス内をクリックすることで表示される候補の中から選びましょう。
     ↓

更新したいレコードの条件を設定していきます。
更新できるのは赤枠のとおり、1番上にあるレコードです。

画像のように設定すると、指定したNotionのページの<span class="mark-yellow">会社名が空ではない</span>レコードが更新されます。


つまり、上記のNotionの場合、赤枠が「会社名」という項目です。

そこが「空ではない」ものが更新されます。

続けて、更新後のレコードの値を設定しましょう。
上記画像の項目は、設計したNotionの項目と依存しています。そのため、要約した内容を追加したい項目のボックス内をクリックしましょう。

上記のように一覧表示されるので、要約するを選択します。

その後、要約結果をクリックすればOKです!
ここまで設定が完了したらテストを行います。成功したら設定完了です。
忘れずに保存を押してくださいね。
     ↓

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。
トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

以上でNotionとGoogle 検索を使用したフローボットの作成は完了です。

今回使用したテンプレートは以となります。気になる方はチェックしてみてくださいね。

その他のNotionとGoogle 検索を使った自動化の例

他にもNotionとGoogle 検索を使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Google スプレッドシートで追加されたキーワードをGoogle検索し、結果をGoogleスプレッドシートに更新する
今回のフローボットのGoogle スプレッドシートVerもあります。Notionより簡潔に情報をまとめたい場合におすすめです。

2.Notionに追加されたキーワードで口コミをGoogleで検索し、結果をGoogle スプレッドシートに更新する
口コミの検索が可能なため、マーケティングなど活用できます。

3.Google スプレッドシートで行が更新されたらNotionのページプロパティも更新する
NotionとGoogle スプレッドシートの2つを用いて同じ情報の管理や編集をしている場合に便利です。

まとめ

NotionとGoogle 検索を連携すると、リサーチと要約、入力作業にかかる時間を削減できるため、効率がアップするでしょう。
また、YoomならNotionとGoogle 検索の連携をノーコードで実現でき、非エンジニアの方でも簡単に利用できます。
ぜひ、この機会にお試しください!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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