Teamsのミーティング内容から、ZoomのミーティングURLを発行する方法
今回は、Teamsのミーティング内容から、ZoomのミーティングURLを発行するフローをご紹介します。
以下のような3ステップで作成可能です。
- TeamsとZoomのマイアプリ連携
- Teamsでミーティング情報が投稿されたら起動するトリガーを設定
- データを抽出してZoomのミーティングURLを発行するアクションを設定
通知させる内容はご自身でカスタマイズできます。
はじめる前に
まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。
30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。
ステップ1:マイアプリ連携
Yoomでフローを作成するには、お使いのTeamsアカウントとZoomアカウントをYoomと連携させるマイアプリ登録をする必要があります。
SlackとTeamsのアカウントをYoomと接続する方法
Yoomにログインし、左上にある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックしてTeamsを選択します。
ご自身が使用しているアカウントでTeamsにサインインしてください。
次にご自身が使用しているアカウントでZoomにログインしてください。
Zoomのマイアプリ登録はこちらの通りに行ってみてください。
両方のアプリがマイアプリの連携画面に表示されていれば、登録完了です
ステップ2:トリガーを設定
それでは、Teamsでミーティング情報が投稿されたら、起動するトリガーを設定していきます。
画面左側にある「プロジェクト一覧」より、フローを作成したいプロジェクトを選択してください。
新規にプロジェクトを作成する場合は、「プロジェクト一覧」右側の「+」から作成できます。
右上の「新規作成」→「はじめから作成」でフローの作成を開始します。
フローのタイトルと説明は自由に設定できますので、ご自身で決めてください。
トリガーは「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。
アプリ選択の画面に移行するので、「Microsoft Teams」を選択してください。
「アプリトリガー」のタイトルを設定し、「トリガーアクション」を「チャネルにメッセージが送信されたら」に設定します。
トリガーの起動時間を5分に設定し、「チームID」と「チャネルID」を候補から選択します。
「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されれば、「保存」をクリックしてください。
こちらでミーティング情報が投稿されたら、起動するトリガーの設定が完了しました。
ステップ3:アクションを設定
Teamsのミーティングデータの抽出とZoomのミーティングURLを発行するアクションをご紹介します。
Teamsのミーティングデータを抽出する
次にTeamsのミーティングデータを抽出するアクションを設定します。
先ほど作成したTeamsのアプリトリガー下にある「+」をクリックしてください。
オペレーションタイプの選択という画面に移行するので、「テキストからデータを抽出する」を選択します。
タイトルを任意で設定してください。
詳細を設定する画面に移行するので、「対象のテキスト」にアウトプットを入力し、テキストから「抽出したい項目」をカンマ(,)区切りで指定してください。
アウトプットでは先ほど、入力したTeamsのデータを使用できます。
対象のテキストでは{{メッセージ内容}}と表示されますが、テストに成功すると下記のように表示してくれるので、安心してください。
ZoomのミーティングURLを発行する
次にZoomのミーティングURLを発行するアクションを設定しましょう。
先ほど作成した「テキストからデータを抽出する」オペレーションの下にある「+」をクリックしてください。
オペレーション欄の「アプリと連携する」を選択し、「Zoom」を選択します。
「アプリトリガー」のタイトルを設定し、「トリガーアクション」を「ミーティングを作成」に設定します。
「トピック」にはミーティング名を入力するか、アウトプット欄からミーティング名を設定することもできます。
「パスワード」を設定する場合はパスワードを入力してください。
「会議の説明」、「会議の日付」、「開始時刻」、「会議時間」の欄を手入力するか、アウトプットで設定します。
「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されれば、「保存」をクリックしてください。
最後にトリガーを「ON」にすれば、ZoomのミーティングURLを発行するアクションの設定は完了です。
TeamsとZoomの連携フロー応用編
今回はTeamsのチャネルにミーティングの内容が投稿されると、Zoomの新しいミーティングURLを作成するフローをご紹介しました。
Yoomでは100種類以上のアプリをノーコードで連携させることが可能です。
今回ご紹介したようなフローだけではなく、さまざまなアプリの自動化に最適です。
たとえば、Zoomでミーティングが終了したら、Microsoft TeamsにレコーディングURLを通知することもできます。