2024/10/16
アプリ同士の連携方法

Google ChatとYoom定期起動機能を連携して、毎月決まった日時に起動し、担当者が目標を記入してその内容をGoogle Chatに通知する方法

s.ougitani
Google ChatとYoom定期起動機能の連携イメージ

目次

 

営業部など毎月目標を設定して業務を行なっているチームでは、様々な方法で目標の共有をしていると思います。
今回はGoogle ChatとYoomのスケジュールトリガーを連携させて、「毎月決まった日時にフォームが届き、フォームに目標を記入してその内容をGoogle Chatに通知する」フローを自動化する方法をご紹介します。
これにより、手作業の負担を軽減し、情報共有が容易になるかもしれません。
さらにノーコードでアプリの連携ができるYoomを活用して自動化する手順を解説します。
専門的な知識がない方も簡単に設定できますので、ぜひご覧ください。

まずはコードツールYoomについてご説明します。

[Yoomとは]

Google ChatとYoomを連携するメリット

メリット1: 事務作業の負担を軽減できる

決まった日時にフォームが届くので、目標の設定と共有をし忘れるというミスが軽減できるでしょう。
また目標を入力するだけでGoogle Chatに通知されるため、通知作業も自動化できます。
これにより、事務作業の手間を削減でき、人的ミスも防ぐことが期待できます。
結果的に、営業などより重要な業務に集中することができ、仕事の生産性も向上できそうです。

メリット2: 状況共有を簡素化できる

目標を入力するだけで、Google Chatに自動的に通知されるので、チーム内の情報共有が容易になるでしょう。
例えば営業チームで毎月の目標を共有している場合、Google Chatでアドバイスが行えるので、目標達成に対してチームが一丸となり業務を行うことが期待できそうです。
また上長は、チームの目標や状況を可視化することができるので、業務の効率も向上できるかもしれません。

Google ChatとYoomの連携フローの作り方

それでは「毎月決まった日時に起動し、担当者が目標を記入してその内容をGoogle Chatに通知する」を作成しましょう!
わかりやすく、実際の画面を交えて紹介するので一緒に設定してみてください!

まずは今回使用するテンプレートをYoomのマイプロジェクトへコピーしましょう。
下のバナーをクリックしてください。

クリックしたら、コピーしたいYoomのテンプレートサイトに移行します。
画面をスクロールし、「このテンプレートを試す」をクリックしましょう。

するとテンプレートがコピーされましたと表示されるので、「OK」をクリックしてください。

これでコピーが完了です。

ステップ1:マイアプリ登録

フローボット作成前に、今回使用するアプリをYoomと連携します。
Yoomのワークスペースに表示されているマイアプリを選択し、新規接続をクリックしましょう。

マイアプリの新規接続でGoogle Chatを選択しましょう。

YoomとGoogle Chatを連携する画面で、「sign with Google」をクリックします。

Client ID、Client Secretを入力しましょう。
Google Chatの連携方法は、こちらをご確認ください。
Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細はこちらをご確認ください。

以上でマイアプリ登録が完了しました。

ステップ2:スケジュールトリガーの設定

それでは早速、フローボットの設定に移ります。
「毎月9時に起動」をクリックしましょう。

1.実行時間の指定

・タイトルは変更できます。
・こちらの画面は設定が済んでいるので、このまま「保存」しましょう。
・日時を変更した場合は入力してください。
・スケジュールトリガーの詳細はこちらをご確認ください。
・Cronの設定についてはこちらをご確認ください。

ステップ3:担当者へ依頼する

次に「特定の担当者に今月の目標を入力してもらう」をクリックしましょう。

1.対応の詳細を記載

・タイトルは変更できます。
・担当者をプルダウンから選択しましょう。
・対応を依頼する内容の詳細に、メッセージを入力します。

・入力フォームを設定します。
・フォームを追加したい場合は、設定しましょう。

2.入力フォームのサンプル値の設定

・先程のフォームの回答サンプルを入力し、保存しましょう。

ステップ4:Google Chatのアクション設定

最後の項目になりました!
「Google Chatに通知する」をクリックして設定を進めましょう。

1.連携アカウントとアクションを選択

・タイトルは変更できます。
・Google Chatと連携するアカウントを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

2.API接続設定

・スペースID、キー、トークンを入力しましょう。

・メッセージは添付画像のように、先程のフォーム内容から選択して入力しましょう。
・入力できたら、テストして保存しましょう。

保存したら、添付画像の表示がされるので「トリガーをON」をクリックしましょう。

これですべての設定が完了しました!

Google Chatを使ったその他の自動化例

YoomにはGoogle Chatを活用した自動化できるテンプレートが多数あります。

1.毎日Notionデータベース内のタスクから、本日が期限のものを抽出し一括でGoogle Chatに通知するテンプレートです。
手動でタスクの期限を確認して通知すると、通知ミスや漏れが発生するかもしれません。
自動化できれば、事務作業の負担やヒューマンエラーが軽減できます。

2.Googleフォームに回答が届いたら自動的にGoogle Chatに通知されるようになります。
顧客の問い合わせをGoogleフォームを活用している場合、新しい情報が届いていないか、都度チェックする必要があると思います。
そこでGoogle Chatと連携することで、Googleフォームが届いたら自動的にGoogle Chatに通知がされるようになります。
これにより、通知作業を自動化でき、情報の確認漏れを防止することができそうです。

3.Google Chatで投稿されたら、自動的にGoogleスプレッドシートを更新するテンプレートです。
手作業で、Google Chatの内容をGoogleスプレッドシートで管理していると、入力作業が発生します。
自動化すれば、入力作業を軽減でき、事務作業の効率も向上できるかもしれません。

まとめ

Google ChatとYoomのスケジュールトリガーと連携すると、月次報告を自動化できます。
これにより、通知などの業務作業の負担を軽減し、チーム全体で最新の目標を容易に共有できるでしょう。
さらにYoomを活用すると、ノーコードでアプリの連携ができ、フローボットを作成ができます。
専門的な知識がなくても簡単操作で設定できるので、試しやすいと思います。
ぜひこの機会に、Google ChatとYoomを連携して、月次報告を自動化してみませんか?

この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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