GitHubとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-21

GitHubとMicrosoft Teamsの連携で連絡を自動化してみた!

a.ohta

ソフトウェア開発者は日々コードを見つめ、管理し、修正…。テストをしても「なんで動かないの!」ということもザラですよね。やっと見つけたバグが単なるスペルミスというオチまで付いていたりします。こうしたことを踏まえると、変更したコードの履歴管理やバックアップが可能なGitHubは、大変便利なアプリですね!チームでプロジェクトを進めている場合でも共同作業をスムーズに行えるので、導入しない手は無いでしょう。
さて、今回はGitHubをMicrosoft Teamsと連携してみます。Microsoft Teamsと連携すると、日々のコード管理がどのように楽になるのか、要チェックです!

こんな方におすすめ

  • GithubとMicrosoft Teamsをそれぞれ活用している方
  • GitHubに新しいIssueが作成されたことをいち早く把握したい方
  • ‍コード管理を効率化したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

GitHubとMicrosoft Teamsを連携する方法

では、ここからは実際に「GitHubに新しいIssueが作成されたら、Microsoft Teamsに通知」というフローボットを、ノーコードツールYoomを用いて作成します。
Yoomは無料お試し期間もあるので、まずは試しに1つでもフローボットを作ってみるのがおすすめです!

マイアプリ設定

フローボットを作成する前に、Yoomと各アプリを連携する必要があります。
GitHubとMicrosoft TeamsをYoomと連携させる方法はとても簡単なのでご安心ください!

「マイプロジェクト」というページの画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択!

     ↓

右上の新規作成をクリック!検索窓に「GitHub」と入力するとGitHubのアイコンが出てくるのでクリックしましょう。 

     ↓

あとは画面に従ってIDなどを入力しサインインを押すだけです!

     ↓

このままMicrosoft Teamsのマイアプリ連携へ進みましょう。Microsoft365にログインしておくとすぐに連携完了するので、あらかじめログインしておくことをおすすめします。
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

     ↓

先ほどに同じく検索窓に「Microsoft Teams」と入力しMicrosoft Teamsのアイコンをクリックすると…特に画面移行などなくそのまま連携ができました!
本当に素早く終わりましたよね!この調子で次へ行きましょう。

以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。

GitHubのトリガー設定

まずはじめに、フローボットを組み立てている最中にテストを行うので、GitHubであらかじめissueを作成しておきましょう。

マイアプリ連携が終わったら画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】GitHubに新しいIssueが作成されたら、Microsoft Teamsに通知」」をクリック!右上の編集するを押しましょう。

     ↓

GitHubのアイコンの「Issueが新しく作成されたら」を押します。テンプレートを利用したことにより必要項目はあらかじめ入力されているので、そのまま次へをクリック!
テンプレートを利用すると設定が最小限に抑えられるので、テンプレートは本当におすすめです。

     ↓

オーナー名と、リポジドリ名を入力しましょう。画像の赤枠の部分にそって入力すればOKです。
入力ができたら画面下の「テスト」を押します。青く「テスト成功」と表示されたら保存しましょう。

GitHubの設定はこれだけです。とても簡単に設定できますよね!

Microsoft Teamsの設定

次の設定が最後です!
Microsoft Teamsのロゴの「チャネルにメッセージを送る」を押しましょう。

     ↓

連携するアカウント情報を確認します。
こちらもタイトルとアクションは既に入力されていますね。テンプレートは本当に便利です!

     ↓

次へを押すとAPI接続設定というページに入ります。チームIDやチャネルIDの入力欄があるので、どんどん入力していきましょう。もちろん、GitHubからの通知を受け取りたいIDを入力してくださいね。
     ↓

メッセージボックス内をクリックすると、画像赤枠の選択肢が出てくるのでクリックしてみましょう。そうすると、issueの内容が表示されます。
ここで任意の内容を追加すればMicrosoft Teamsに通知できるので、Microsoft Teamsに通知したい内容がある場合は選択してみましょう。

     ↓

通知する内容を決めたら画面下の「テスト」を押します。青く「テスト成功」と表示されると、Microsoft Teamsに通知が来ていますよね…!これは感動の瞬間です。
Microsoft Teamsに通知が来たのを確認できたら「保存する」を忘れずに押しましょう。これにてフローボットの作成は終了です。お疲れ様でした!

GithubとMicrosoft Teamsのその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGithubやMicrosoft TeamsのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。いずれも簡単な設定で利用できるようになりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Githubを活用した自動化例

GitHubにIssueが作成されたらSlackに通知する

Microsoft TeamsだけでなくSlack等別のチャットツールに通知することもできます。
普段お使いのツールにカスタマイズしてお試しください!

GitHubでIssueが新しく作成または更新されたらGoogleスプレッドシートに追加

通知する以外にも、Google スプレッドシートに追加することも可能です。
Google スプレッドシートでもIssueを一括管理したい方におすすめです。

GitHubのIssue作成されたらChatGPTで内容を分析し、コメントを追加する

AIが内容を分析してコメントを追加するため、時間短縮になるだけでなく内容の質も一定に保てるでしょう。

Microsoft Teamsを活用した自動化例

アンケートフォームに回答があったら、Microsoft Excelに回答内容を追加しMicrosoft Teamsに通知する

アンケートフォームの内容をMicrosoft Excelに追加してから通知するフローです。
データをMicrosoft Excelで一括管理しつつ、いち早く周知することができます。

Salesforceのリードオブジェクトにレコードが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する

GithubだけでなくSalesforceと連携するのも便利そうですよね。
組み合わせるアプリによって、あらゆる分野で業務の効率化を図れます。

Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたら、メッセージ内容をもとにOneDriveにフォルダを作成する

こちらはMicrosoft Teamsの内容をもとにOneDriveでフォルダを作成するフローです。
Microsoft Teamsで投稿するだけで自動的にフォルダを作れるので手間を大幅に省けそうです。

GitHubとMicrosoft Teamsを連携するメリット

1.スピーディーに通知できる
Issueはコードなどの要点を簡単にシェア・変更できる機能なので、フィードバックを無駄なく行えますよね。
Issueが作成されたタイミングでMicrosoft Teamsに通知されるので、タイムラグなくチーム全体が要点を確認できるようになります!
チェックのためだけに異なるアプリ間を移動しなくて済むうえに、連絡もスムーズになるでしょう。

2.情報共有が迅速になる
チーム間でプロジェクトを進めていると起こりやすいのは、確認漏れなどが原因の「これって自分が担当だったの?」という問題です。仕事が終わった!と思っていたのにまだまだ対応しなければならない箇所が多いと、モチベーションも下がってしまいかねません。
しかし、GitHubとMicrosoft Teamsを連携すれば情報共有が細かく、そして迅速になるため、変更や追加が頻繁にあっても確認ミスなどを最小限に抑えられますね。

3.コミュニケーションが円滑になる
コミュニケーションが大切なのは理解しているけれど、重要な内容以外の連絡は後回しにしがちかも…という方こそ、GitHubとMicrosoft Teamsの連携はおすすめです。
Microsoft Teamsのチャットは気軽に連絡を取れる機能のため、些細な内容でもメッセージを送りやすいという利点があります。こうした利点を活かして、Issueが変更された場合などに一言でも「お疲れ様!」という言葉を送信すれば、なんだかちょっといい気分になりませんか?
チーム全体のちょっとしたコミュニケーションが上手くいけば、雰囲気が良くなり、生産性アップが期待できるでしょう!

まとめ

ソフトウェア開発でのコードとの戦いは果てしないですよね。ものすごいものを作っているのにその過程は地道で、バグとの戦いだったりもします。そのような大変さを少しでも軽減でき、開発者のみなさんに寄り添えるようなフローボットを紹介できていたら嬉しい限りです!
他にも自動化できるフローは沢山あるので、ご自身が使用しているアプリと照らし合わせながら、この機会にYoomを覗いてみてくださいね!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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自動化
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