BASE APIでできること BASE APIの利用で目立つのは、商品情報の自動同期 です。BASEと在庫管理システムや商品データベースなどの別のアプリケーションを連携することで、商品の情報(価格、説明、在庫数など)を自動的に同期することができます。これにより、複数のプラットフォームで同じ商品情報を一元的に管理でき、手動でのデータ更新やミスを防ぐことができます。特に、複数のオンラインショップや販売チャネルを運営している場合、この機能を使うことで大幅に業務が効率化されます。
次に多く利用される機能として、注文発生時の自動通知 があります。BASEで注文が発生した際に、事前に設定したチャットツール(例:Slack、Microsoft Teams、LINEなど)に自動的に通知を送信することができます。これにより、チーム全体がリアルタイムで注文情報を把握でき、すぐに対応が可能になります。たとえば、注文内容の確認や発送手配をすぐに行うことができ、顧客対応のスピードを向上させることができます。
さらに、会員情報の自動登録 もBASE APIを活用する大きなポイントです。たとえば、BASEで注文が発生したら、顧客の情報(氏名、メールアドレス、住所など)を自動的にCRMシステムやマーケティングオートメーションツールなどの別のアプリケーションに登録するように設定することもできます。これにより、顧客情報を手動で入力する必要がなくなり、購入後に自動的にメールやDMを配信するなどのマーケティング施策が効率よく行えるようになります。会員情報を基に、パーソナライズされたプロモーションを提供したり、リピーターを増やすためのターゲットマーケティングを実施することができます。
BASE APIをうまく活用することで、eコマースの運営をよりスムーズにし、業務全体の効率化を目指してみましょう。
BASE APIの利用方法 ここからは、BASE APIを実際にどのように使っていくかを解説します。 ノーコードでアプリ連携ができるYoomというサービスを利用することで、簡単に設定ができます。
[Yoomとは]
Yoomを利用していない方はこちら から無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方はログインしておきましょう。
BASEをYoomと接続する方法 マイアプリ連携の設定
連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリックしましょう。
Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「BASE」を検索していきます。
検索窓に「BASE」と入力して、BASEをクリックします。 そうすると入力画面が表示されるので、ログインをしてください。
それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとマイアプリ登録は完了です。 マイアプリに登録することで、BASEが用意しているあらゆるAPIをYoomから利用することが可能になりました!
Yoomのテンプレートを利用してBASE APIをつかいこなそう! Yoomにはたくさんの「フローボットテンプレート」が用意されており、クリックするだけで、たくさんのフローボットが利用できるようになります。フローボットについては以下の動画で詳しく紹介されています。
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ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに用意されているテンプレートを紹介していきます。
BASEを利用して実現できる自動化の例 BASEと別アプリの商品情報を自動同期 BASE APIを利用することで、BASEと別のアプリケーション間での商品情報を自動的に同期させることができます。たとえば、在庫管理システムや外部のERP(基幹業務システム)と連携することで、BASEに登録された商品情報(価格、商品説明、在庫数など)を別アプリに自動反映させることが可能です。
この自動同期によって、複数のシステム間での商品情報を手動で更新する手間が省け、誤った情報が表示されるリスクも減少します。たとえば、BASEで商品価格を変更した場合、その変更が自動的に他の販売チャネルや在庫管理システムにも反映されるため、データの整合性が保たれます。これにより、商品情報の管理が一元化され、複数のプラットフォームでの販売や管理作業が効率化されます。
特に複数のオンラインショップを運営している場合や、在庫情報を迅速に共有する必要がある企業にとって、この自動同期機能は業務の効率化に大きく貢献します。商品の追加・変更・削除などの操作がBASEの管理画面から一度行うだけで、すべての関連システムに反映されるため、人的ミスを減らしつつ、業務をスムーズに進めることができるでしょう。