BASEとSPIRALを連携して、BASEで注文が発生したらSPIRALに追加する方法

日々の業務の中で時間を削減しつつ、効率を高める方法を探している方も多いのではないでしょうか。
特に、注文処理やデータ管理など、手動での作業は負担が大きく、ヒューマンエラーが発生することがあります。
そこで今回は、BASEとSPIRALを連携させ、BASEで発生した注文を自動でSPIRALに入力するメリットと、ノーコードで設定できる連携方法をご紹介します。
ぜひ業務効率化の参考にしてください！

BASEとSPIRALを連携するメリット

1.自動化による作業負担の軽減とデータ精度向上

自動化によって、BASEで発生した注文を手動でSPIRALに入力する手間を削減できます。
これにより、スタッフの作業時間を節約し、より戦略的な業務への集中が見込め、業務全体の効率向上も期待できます。
また、ヒューマンエラーのリスクが減り、データの正確性の向上も見込めそうです。
例えば、BASEで注文が発生した場合、この注文情報の登録作業が自動化されるため、スタッフはその時間を他の業務や顧客対応に充てることが可能になります。
誤ったデータ入力によるトラブルや後処理の手間が省け、業務全体の効率化につながります。

2.顧客データの一元管理

注文情報をSPIRALに自動で追加することで、顧客情報や購買履歴が一元管理できます。
このデータ統合により、マーケティング活動や分析がスムーズになり、ターゲット戦略や顧客サポートの強化が見込めます。
そのため、個々のニーズへの柔軟な対応も期待できます。
例えば、BASEでの注文情報をSPIRALに自動で追加することで、過去の購入履歴や問い合わせ履歴を含む顧客情報をすべてSPIRAL上で一元管理できます。
これにより、リピート購入を促すための個別キャンペーンメール送信など、顧客の購入傾向に基づいた効率的なターゲティングマーケティングの実施が期待できます。

[Yoomとは]

BASEとSPIRALの連携フローの作り方

まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
アカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

ステップ1：BASEとSPIRALをマイアプリ連携

Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2)登録したいアプリを選択し、アプリごとに使用するアカウントでログインしてください。
1つ目のアプリが登録できたら、もう一度「新規接続」をクリックして、2つ目のアプリを登録します。

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録した2つのアプリのアイコンが表示されたか確認してください。

ステップ2: テンプレートの選択

今回は、【BASEで注文が発生したらSPIRALに追加する】というフローを作成します。
注文が発生したら自動でその情報をSPIRALに追加することで、手動による入力時間の削減が可能になります。
これまで手動入力にかけていた時間をほかの重要な業務に充てることで、チーム全体の生産性向も期待できます。
また、追加するデータは引用した情報を使用するため、重複や漏れといったヒューマンエラーのリスクを回避し、データの正確性向上が見込めます。
さらに、2つのアプリの連携で、顧客情報や購買履歴が一元管理されます。
このデータ統合により、マーケティング活動や分析がスムーズになり、ターゲット戦略や顧客サポートの強化により、個々のニーズに柔軟に対応できるようになると期待できます。

ステップ3:BASEとSPIRALの連携設定

1)先ほど紹介したテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックしてマイプロジェクトへコピーします。

2)以下のような表示が出てきます。

右に表示される「！」のアイコンを順番にクリックし、フローを編集していきます。
タイトルや詳細はクリックすると変更可能です。
適宜変更してください。

3)「アプリトリガー　注文が発生したら」をクリックします。

4) アクションは「注文が発生したら」を選択して、「次へ」をクリックします。

5) トリガーの起動間隔を選択し、必須項目を入力します。
入力が完了したら「テスト」をクリックし、成功したら「保存」します。
※トリガーの起動間隔は契約プランによって変わります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

6) フローに戻り、「アプリと連携する　レコードを登録」のアイコンをクリックします。

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7) アクションは「レコードを登録」を選択し、「次へ」をクリックします。

8) 必須項目を入力します。
アプリ登録ができているとBASEのアウトプット情報を活用できるので、必要に応じて候補から選択します。
入力が完了したら、「保存」します。

9) これで【BASEで注文が発生したらSPIRALに追加する】というフローが完成です。

ステップ4: テストと確認

最後まで設定すると以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら

BASE・SPIRALを使ったその他の自動化例

他にもBASEやSPIRALを使った自動化のテンプレートがYoomにあるのでご紹介します。
用途に合わせてテンプレートを活用してください。

1. BASEで注文が発生したらMicrosoft Excelに追加する
BASEで注文が発生したら自動でMicrosoft Excelに追加されるため、毎回BASEにログインする手間が不要となり、業務の効率化が期待できます。
また、データ入力が自動化されることで、正確なデータがMicrosoft Excelに反映されるようになり、データの正確性が期待できます。

2. Google スプレッドシートで行が追加されたらBASEに商品情報を登録する
Google スプレッドシートの新規行をトリガーに商品情報を自動的にBASEへ登録することができるため、手作業による入力が不要になります。
これにより業務効率の大幅な向上が期待でき、人的ミスの軽減にもつながります。

3. SPIRALで取引先が登録されたらGoogle Driveにフォルダを作成する
SPIRAL上で取引先が追加されるとGoogle Driveに取引先のフォルダを自動で作成し、手作業の時間を省きます。
フォルダ作成にかかっていた時間を他の業務に使うことで、チーム全体が重要度の高い業務に集中でき、業務の効率化につながります。

まとめ

BASEとSPIRALの連携により、BASEでの注文データをSPIRALに自動で追加する仕組みが可能になりました。
自動化で入力時間が短縮されることで、スタッフはより重要な業務に集中でき、業務全体の効率向上が期待できます。
また、顧客データの一元管理が可能になり、マーケティング活動や顧客サポートの強化も見込めます。

Yoomを使った連携ならノーコードで簡単に連携が可能なので、専門的な知識がなくても導入できます。
このブログを参考に、ぜひBASEとSPIRALの連携フローを導入してみてください。