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Bカートからの注文を確認する際、どのような方法でチェックしていますか?メンバーが各々のタイミングで気が付いたときにBカートを確認していたり、時間を定めて定期的にチェックをする、という方法をとっている場合が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、BカートとGoogle Chatを連携して、Bカートに注文が入ったらGoogle Chatにメッセージを送信するという自動化をご紹介します。
このアプリ連携を行うことで、注文情報の確認が効率的に行えるようになるかもしれません。
・Bカートを活用していてメインコミュニケーションツールにGoogle Chatを使用している企業
・Bカートに注文が入ったことをなるべく早く把握したい方
・Bカートへの注文を確認するフローを効率的に行いたい方
・Bカートへの注文情報をGoogle Chat内のメンバーと共有したい企業
今回の連携を導入すると、Bカートに注文が入るとGoogle Chatへメッセージが送信されます。これにより注文の確認が効率的に行えるようになることが期待できます。
例えば、これまではメンバーの手が空き次第Bカートにアクセスをして注文を確認していたり、決められた時間になったら定期的にBカートを確認していた場合、このようなアクションを起こさずとも注文の確認が容易になるはずです。
結果として、Google Chatに通知が届くまでは他の業務に集中できる可能性が高まり、効率的な注文管理がしやすくなるでしょう。
Bカートに注文が入っていたのに気が付かなかったことはありませんか?今回の連携により、このようなミスが削減できる可能性があります。
例えば、他の業務に追われなかなかBカートにアクセスできず注文を確認できない場合でも、Google Chatに通知が届くことで、通知に気が付いたメンバーが注文への対応をしてくれるかもしれません。
結果として確認漏れや対応の遅延などが防止しやすくなり、スムーズな注文処理が見込めるのではないでしょうか。
Bカートへの注文がGoogle Chatに通知されることで、注文後のフェーズへ容易に移行しやすくなることが期待できます。
例えば、注文を確認した在庫管理部が素早く在庫を確認した後に商品を抑えている間、同じく通知を確認した流通管理部が発送準備にとりかかるということができるかもしれません。これにより時間を無駄にせずスピーディーな発送準備が実現できるはずです。
そのため、顧客への対応も迅速に行いやすくなり、満足度が向上することも考えられます。
では、ここからYoomを使用して、アプリ同士を連携するフローを紹介していきます。
まずはじめに、Yoomの登録を行いましょう。
Yoomは2週間のトライアルが可能です。実際に操作をして使用感を確かめることができます。
[Yoomとは]
今回は「Bカートで注文が発生したらGoogle Chatに通知する」という自動化を、下記のテンプレートを用いて行います。
今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。
・BカートとGoogle Chatをマイアプリ連携
・Bカートを起動する設定
・Google Chatにメッセージを送信する設定
・トリガーボタンをONにして、BカートとGoogle Chatの連携動作を確認

Yoomの登録完了後、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。
1.検索する

Bカートのアイコンをクリックします。
2.ログインする

ログイン画面が表示されるため、ログインしましょう。
3.追加する

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。
1.検索する

Google Chat(OAuth)のアイコンをクリックします。
2.サインイン

赤枠をクリックしてください。
3.必須項目の設定

必須項目を入力します。
詳細についてはこちらの記事をご確認ください。
4.連携完了

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。
次に、今回使用するテンプレートをコピーしてください。
1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、上記の表示がされます。

画像のようなページに移行するので、詳細な設定を行っていきましょう。
1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。
2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Bカートで注文が発生したらGoogle Chatに通知する」をクリックします。
3.アプリトリガー

Bカートのアイコンの「注文が発生したら」を選択してください。
次へ進みます。
4.トリガーの指定

トリガーの起動間隔を設定します。

画像のように、プルダウンから起動間隔を設定できます。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
4.テストの実行

テストボタンを押し、青く「テスト成功」と表示がされたら保存を押しましょう。
※直近1時間以内に注文がない場合はテストに失敗する場合があるため、テスト用の注文を行うことをおすすめします。
1.アプリと連携する

Google Chatのアイコンの「メッセージを送信」を選択してください。次へを押します。
2.リソース名の入力

まずはBカートの注文を知らせたいリソース名を設定しましょう。
ボックスをクリックします。

リソース名が一覧表示されるため、任意のものをクリックで挿入してください。
3.メッセージの確認

Google Chatへ通知したいメッセージの内容を設定します。
今回は既に設定されているため、変更がなければこのままで問題ありません。変更する場合はデータの挿入を行い、修正をしましょう。
方法は以下の通りです。

ボックスをクリックし、Bカートのアイコンを選択します。

Bカートでテスト送信した注文データが一覧表示されます。
挿入したいデータをクリックしてください。

挿入が完了すると画像のようになります。
4.レイアウトを整える

記号などを活用して読みやすくすることをおすすめします。
5.テストの実行

メッセージの設定ができたら、下部にあるテストボタンを押してください。
青くテスト成功と表示がされれば設定は完了となります。保存を押しましょう。
6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
今回使用したフローボットテンプレート
Bカートで注文が発生したらGoogle Chatに通知する
Yoomには他にもBカートを使った自動化の例があるので、いくつか紹介します。
1.Bカートで会員登録があった際に特定の代理店IDを検知して価格G・表示Gを変更する
代理店経由で会員登録があった際に活用可能です。手入力の手間を省き、ヒューマンエラーの防止に役立つ可能性があります。
2.Bカートの受注情報をGoogle スプレッドシートに追加する
注文情報をGoogle スプレッドシートに蓄積することもできます。注文の分析や詳細な情報の追記などを行いたい場合におすすめです。
3.Bカートで注文が発生したらfreee請求書に追加する
freee請求書にデータを素早く同期し、請求書を自動発行することができます。これにより顧客への送付もスムーズになる可能性があるでしょう。
BカートとGoogle Chatの連携を行うことで、注文の確認を効率的に行いやすくなるはずです。また、注文後のフェーズへの移行もスムーズになるかもしれません。
Google Chatを活用しているチーム全体に注文情報が通知されることにより、確認漏れなどの防止に役立つ可能性もあります。
自動化を導入すれば、これまで時間をかけて行っていたタスクを素早く終えられるようになることが期待できます。時間を有効活用して、業務をスムーズに運びやすくしませんか?