Bカートとkintoneの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-01

Bカートで注文が発生したらkintoneに追加する方法

n.fukuoka

Bカートは取引先ごとに個別の価格設定や決済方法を柔軟にカスタマイズできる便利なツールです。
しかし、Bカートで注文が発生するたびにその情報を手動で入力するとなると、煩雑さが増すかもしれません。

そんな時、Yoomのアプリ連携を活用することで、大変な入力作業を省略できる可能性があります。
自動で進むプロセスにより、手動作業が最小限に抑えられる他、作業時間の短縮が見込めるでしょう。

本記事では、Bカートとkintoneを連携する設定方法や導入するメリットについて解説します。
業務のさらなる効率化を目指す方は、ぜひチェックしてください!

こんな方におすすめ

今回紹介する内容は以下のような方々におすすめです!

  • Bカートとkintoneをそれぞれ活用している方
  • 部署間で受注データのズレや情報共有の遅れを解消したいと考えている方
  • Bカートからkintoneへのデータ転記を手作業で行い、入力ミスや業務負担に悩んでいる方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

それではここからノーコードツールYoomを使って、【Bカートで注文が発生したらkintoneに追加する】方法を説明します。

[Yoomとは]

Bカートとkintoneの連携フローの作り方

Bカートで新規リードが登録されたことをBカートのAPIを利用して受け取り、kintoneの提供するAPIを用いてkintoneの指定のグループチャットにBカートに登録されたリード情報を通知することで実現が可能です。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Bカートとkintoneをマイアプリ登録
  • Bカートで注文が発生したら起動するトリガーの設定
  • kintoneに追加する設定
  • テストと確認

本記事ではYoomを使って連携を進めていきます。 まだ利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

ステップ1:Bカートとkintoneとのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
アカウントをお持ちでない場合は、まずYoomのアカウント発行ページにてアカウントを作成しましょう。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。
今回はBカートとkintoneをそれぞれ検索して、登録していきます。

Bカートのマイアプリ登録

まず、Bカートから登録していきましょう。

入力欄にBカートと入力するとBカートのアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

Bカートのログイン画面が表示されます。連携したいアカウントでログインしてください。
以上で、Bカートのマイアプリ登録は完了です。

kintoneのマイアプリ登録

kintoneも同じように検索して、アイコンをクリックします。

以下の画面が出てきますので、サブドメインクライアントID、クライアントシークレットを入力してください。

kintoneの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを参照してください。
また、kintoneのマイアプリ登録がうまくいかない場合は、以下のリンク先を参照してください。
kintoneのマイアプリ登録ができない主な原因と対応方法について

入力後、「追加」をクリックすると、kintoneのマイアプリ登録は完了です。

これで、Bカートとkintoneのマイアプリ登録は終了です。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にBカートとkintoneのアイコンが表示されているか確認してください。

その他、Yoomについての詳しい情報は、Yoomヘルプセンターを確認してみてくださいね。

テンプレートの選択と格納場所の準備

以下のリンクから「試してみる」をクリックしましょう。

以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

ステップ2:Bカートで注文が発生したら起動するトリガーの設定

1.まず、一番上の「注文が発生したら」をクリックします。

2.タイトルは自由に設定してください。
Bカートと連携するアカウント情報を入力しましょう。
トリガーは「注文が発生したら」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックしてください。

3.トリガーの起動間隔を設定してください。
トリガーの起動時間は5分、10分、15分、30分、60分の間隔で間隔を選択できます。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:kintoneに追加する設定

1.フローに戻ります。最後に、「レコードに追加する」のアイコンをクリックしてください。

2.kintoneと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「レコードを追加する」を選択します。

3.データベースの連携を設定します。
アプリIDについては、入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択してください。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

4.追加するレコードの値を設定していきます。
各項目は入力欄をクリックすると先ほど取得したアウトプットが表示されます。
例えば、以下のように設定すると、kintoneに注文者名をBカートのアウトプットから選択することができます。

設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

5.これで、【Bカートで注文が発生したらkintoneに追加する】というフローが完成しました。

ステップ4:テストと確認

設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。


Bカートやkintoneを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもBカートやkintoneのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Bカートを活用した自動化例

Bカートで注文が発生したら追加する

注文データが素早く簡単に管理できるようになることで販売状況を迅速に把握し、在庫切れの発生を未然に防止します。

商品情報が登録されたらBカートにも登録する

頻繁に新商品を登録するケースにおいてもBカートへの登録作業が自動化されることで、販売機会の損失リスク軽減につながります。

Bカートで注文が発生したら通知する

情報共有が円滑化されることで、受注処理やデータ分析作業に移行するまでのスピードが早まるかもしれません。

kintoneを活用した自動化例

kintoneの在庫情報が更新されたら更新する

在庫情報の更新が頻繁にある場合でもスピーディーな情報更新が可能になるため、情報の最適化が見込めます。

kintoneでコメントが投稿されたら通知する

kintone上でコメントがあった際にその内容をリアルタイムに共有することで、必要な対応にすぐに取り掛かれるようになるはずです。

kintoneから1クリックで請求書を発行して送付する

請求書に関連する一連の業務を自動化することで、手動作業を減らし、その他のリソースに時間を充てられるようになるでしょう。

Bカートとkintoneを連携するメリット

メリット1:手作業による入力ミスを防止

注文が発生した際、毎回手作業でkintoneへデータを入力すると、入力ミスが発生するリスクが高まります。
特に、営業部や受発注管理担当者が日々多数の注文を処理している場合、一つの入力ミスが顧客からの信頼低下や後続の業務トラブルにつながる恐れがあるでしょう。
例えば、営業担当者が注文情報を転記する際に数量や金額を誤ると、その誤りが請求書や納品書に影響するかもしれません。
アプリを連携することで、Bカートからkintoneへ情報が自動で追加されるため、人的ミスが減るはずです。
結果として、業務の正確性が向上し、担当者もミス対応に時間を取られることが少なくなるでしょう。

メリット2:担当者の業務負担を軽減

手作業でのデータ入力は、担当者にとって大きな負担となり得ます。
特に受注件数が多い時期や、複数のシステム間でのデータ移行が必要な場合、その負担は増大する可能性があります。
自動化により、これまでデータ入力に費やしていた時間を削減できるようになるかもしれません。
マーケティングチームが顧客分析や販促企画の立案に集中したり、カスタマーサポートチームが顧客からの問い合わせ対応の品質向上に注力したりするなど、本来注力すべき業務に時間を使えるようになるでしょう。

メリット3:データのズレを防止

手作業でのデータ転記では、どうしても情報の伝達にタイムラグが発生し、関係者間での情報共有に時間差が生じてしまいます。
例えば、Bカートで受注が発生した後、営業担当者がkintoneに情報を転記するまでの間、他の部署はその受注情報を把握できない時間が発生しますよね。
また、複数人で同じ顧客を担当している場合、最新の受注状況が共有されていないために、重複した対応をしてしまうといった事態も想定されるでしょう。
Bカートとkintoneを連携することで、受注情報はkintoneに自動反映されるため、関係者全員が常に最新の情報を共有できるようになるはずです。
結果として、情報伝達の遅延を解消することで、業務の停滞を防ぎ、組織全体で迅速に対応できそうですね。

まとめ

Bカートとkintoneを連携することで、Bカートで注文が発生した際に、kintoneに自動で追加できるようになりました!
これにより、業務のスピードアップや正確性の向上が期待でき、戦略的な業務に専念する環境を整えるきっかけとなるでしょう。

Yoomは、専門的なスキルやプログラミング知識が不要で、初心者でも使いやすいノーコード対応ツールです。
日々繰り返し行うデータ入力作業も、テンプレートを選んで必要な設定を行うだけで自動化できます。
Yoomを活用して、より効果的な働き方を目指してみませんか?

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
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Bカート
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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