kintoneとMakeLeapsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-28

【簡単設定】kintoneのデータをMakeLeapsに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

kintoneとMakeLeapsを日々の業務で活用する中で、
「kintoneに登録した顧客情報をMakeLeapsにも手作業で入力していて二度手間だ…」
「請求書作成のたびにkintoneから情報をコピー&ペーストするのはミスが怖いし時間もかかる…」
といったお悩みを抱えていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">kintoneの顧客情報が更新されたら、自動的にMakeLeapsの対応する情報も更新されるような仕組み</span>があれば、これらの反復作業から解放されるでしょう。

そして、入力ミスや確認漏れといったリスクを減らし、より創造的で重要なコア業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができるはずです!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかかりません。
ぜひこの機会に導入して、日々の定型業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">kintoneとMakeLeapsを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[253272]]

kintoneとMakeLeapsを連携してできること

kintoneとMakeLeapsのAPIを連携すれば、kintoneで登録されたデータをMakeLeapsに反映させるといったことが可能になります。

これにより、<span class="mark-yellow">請求書発行業務の初動を大幅にスピードアップさせ、手入力によるミスを削減</span>できるでしょう。

以下に具体的な自動化例を複数紹介していきますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

kintoneにレコードが登録されたら、MakeLeapsで取引先を作成する

kintoneに登録された顧客情報を都度MakeLeapsに転記して取引先を作成する作業は、時間がかかるだけでなく入力ミスの原因にもなりますよね。

この自動化フローでは、kintoneへのレコード登録をトリガーとしてMakeLeapsに取引先が自動作成されるため、<span class="mark-yellow">二重入力の手間を削減し、請求書発行までの準備を迅速かつ正確に進めることができます。</span>

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Kintoneでレコードが更新されたら、MakeLeapsで連絡先を更新する

kintone上で顧客の住所や担当者情報が変更された際にMakeLeaps側の情報を更新し忘れると、請求書の誤送付といった重大な問題に繋がるかもしれません。

この連携を活用すれば、kintoneのレコード更新を素早くMakeLeapsに反映させることができるので、<span class="mark-yellow">手作業による更新漏れや情報の不整合リスクが解消されます。</span>

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kintoneとMakeLeapsの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、kintoneとMakeLeapsを連携させたフローの作成方法を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「kintoneにレコードが登録されたら、MakeLeapsで取引先を作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • kintoneとMakeLeapsのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • kintoneのトリガーとMakeLeapsのアクションの設定
  • フロー稼働の準備
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※事前準備

トリガーとして設定(レコードを追加)するkintoneアプリを事前にご用意ください。
この記事では例として、下図の「連絡先一覧アプリ」を使用します。
MakeLeapsの連絡先を追加するにあたって、「Eメール・国名・住所(番地以降)・市区町村・都道府県・郵便番号」は必須項目です。
また、国名はJPなどの国名コード、都道府県はtokyoなどの小文字のローマ字で設定する必要があります。

ステップ1:kintoneとMakeLeapsのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいkintoneアカウントとMakeLeapsアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではkintone)を検索して選択。
  1. こちらのヘルプページを参考に、「サブドメイン」「クライアントID」「クライアントシークレット」をそれぞれ設定します。
    ※ クライアント証明書認証を設定されている場合は、「クライアント証明書ファイル」と「クライアント証明書ファイルパスワード」の設定も必要です。
  2. 設定を終えたら、「追加」をクリック。
  1. Yoomからkintoneへのアクセス権限を確認し、「許可」をクリックします。
  1. マイアプリ画面に戻ります。
    kintoneが追加されていることを確認してください。

続けて、MakeLeapsも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でMakeLeapsを選択して検索。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. MakeLeapsの管理画面にログインし、「token」と「MakeLeaps ID」を取得していきます。
    「自社情報」タブの「アプリ連携」にアクセスし、「詳細を表示」をクリック。
  1. APIキーの「名前」と「APIバージョン」を設定し、「APIキーを追加」をクリック。
  1. 追加されたAPIキーのClient IDとClient Secretを取得。
  1. 取得したConsumer KeyとConsumer Secretを「:」でつなぎ、base64エンコードで変換してください。
  2. Yoomに戻り、エンコードした値を「token」に設定。
  3. 「MakeLeaps ID」はAPIキーを追加した画面のページ下部から取得できます。
  1. 設定を終えたら、「追加」をクリック。

MakeLeapsも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるアプリの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(レコード登録)を設定していきます。

  1. kintoneの「レコードが登録されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとトリガーアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、新しいレコードが登録された際に、より早くMakeLeapsに取引先を追加できるようになります。
    ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「サブドメイン」に連携しているkintoneアカウントのサブドメインを設定。
    kintoneのURL(≪サブドメイン≫.cybozu.com/k/)から取得できます。
  2. 「アプリID」に事前準備で用意したアプリのIDを設定。
    アプリIDはkintoneアプリのURL(/k/≪アプリID≫/)で確認できます。
  3. 事前準備で用意したkintoneアプリにテスト用のレコードを登録してください。
    ※ 登録するレコードの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に各ID情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。

手順7で登録したレコードのID情報が取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。
トリガーとなるアプリの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:レコードの取得

次に、ステップ3で取得したレコードのID情報から、レコードの詳細情報を取得します。

  1. kintoneの「レコードを取得する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携の「アプリID」に、ステップ3で設定したアプリIDを設定。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 取得したいレコードの条件として、IDとステップ3で取得したレコードIDが等しくなるよう設定します。
    入力欄クリック時に表示される「取得した値」タブのトリガーアクションメニューから、レコードIDを選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
  1. 「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、「取得した値」に指定したレコードの詳細情報が追加されます。
  1. 各項目に入っている値がずれている場合には、該当する項目のオンマウス時に表示される「×」をクリックして削除してください。
    その後、「+ 取得する値を追加」をクリックし、項目と値が一致するように設定し直してください。
    取得できていない値がある場合にも、同じ手順で項目を追加できます。
    ⛏ JSON PATHによる「取得した値」の追加 | Yoomヘルプセンター
  1. 次の連絡先作成で利用したい項目が全て取得できたら、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:連絡先の作成

kintoneから取得した情報を用いて、MakeLeapsに連絡先を作成しましょう。
連絡先作成で氏名やメールアドレスなどの詳細な情報を設定し、作成した連絡先のURLを紐づけて取引先を作成することで、MakeLeapsのUI上に表示されるようになります。
※ 連絡先と取引先の作成はセットで設定する必要があります。

  1. MakeLeapsの「連絡先を作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「連絡先の種類」を連絡先を作成する取引先の種類に合わせて「組織」「個人」から選択。
  2. 各項目にレコードから取得した値を設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示されるレコード取得アクションメニューから、対応する項目を選択してください。
  1. 値が固定である場合には、取得した値を用いずに直接テキストで設定します。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に作成された連絡先URLが追加されます。
    400エラーが返ってくる場合には、「都道府県」のスペルや各項目の形式が合っていない可能性があります。
    (hukuokaでは失敗しfukuokaで成功する、など)
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:取引先の作成

それでは、ステップ5で取得した連絡先URLを使って取引先を作成していきます。

  1. MakeLeapsの「連絡先を作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「連絡先情報」にはデフォルトで、ステップ5で取得した連絡先URLが設定されています。
  1. 運用に応じて「デフォルト連絡先URL」や「外部ID」も設定可能です。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、MakeLeapsに取引先が追加されます。
    ※ 追加された取引先の例
  1. 期待通りの結果であることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ7:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させる場合、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることでトリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定したkintoneアプリにレコードを追加し、その情報を元にMakeLeapsで連絡先が作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

MakeLeapsのデータをkintoneに連携したい場合

今回はkintoneからMakeLeapsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMakeLeapsの情報をkintoneに連携したい、あるいはMakeLeapsでのアクションをトリガーとしてkintoneを含む複数のアプリに情報を展開したいといったこともありますよね。
そのような場合には、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

フォームに回答が送信されたら、MakeLeapsで取引先を作成してkintoneに取引先の情報を追加する

Webサイトのお問い合わせフォームなどから得た新規顧客情報を、MakeLeapsとkintoneの両方に手作業で登録するのは非効率です。
このテンプレートを使えば、フォームへの回答送信をトリガーとして、MakeLeapsでの取引先作成とkintoneへのレコード追加を同時に行えますよ。

<span class="mark-yellow">リード情報を素早く両システムへ反映させ、営業アプローチや請求準備を遅れなく開始しましょう。</span>

[[253294]]

フォームに回答が送信されたら、MakeLeapsの連絡先を更新してkintoneのレコードを更新する

同じくフォームの送信を起点として、MakeLeapsとkintoneのデータを更新させることもできます。
既存顧客が情報更新フォームなどを利用した際に役立つでしょう。

<span class="mark-yellow">データ連携の自動化による顧客情報の一元管理を徹底し、手作業によるタイムラグやヒューマンエラーをなくしましょう。</span>

[[253290]]

kintoneやMakeLeapsを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、kintoneやMakeLeapsのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

kintoneを使った自動化例

レコード追加をトリガーにカレンダーへの予定作成やフォルダ作成、SMS内容からのリード追加を実現します。
また、カレンダーへの予定登録やCRMからの新規リード情報を自動でkintoneに連携することも可能です。
手動入力や情報転記の手間を削減し、情報の一元管理と業務プロセスの効率性を飛躍的に向上させましょう。

[[81559,76537,75553,1628,217378]]

MakeLeapsを使った自動化例

データベースへの情報追加時に取引先や書類を自動作成したり、フォームの回答から商品を登録したりできます。
また、CRMでの特定リード追加を会計・請求ツールに連携したりも可能です。
これにより、人的ミスのリスクを低減させ、経理・請求プロセスの正確性とスピードが向上するはずです。

[[222405,222450,131841,217994]]

まとめ

kintoneとMakeLeapsの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">顧客情報の転記や請求書作成のためのデータ準備といった手間のかかる作業から解放され、入力ミスや二重入力といったヒューマンエラーも効果的に防ぐことができます。</span>

担当者は常に最新かつ正確な情報に基づいて迅速に業務を進められるようになり、請求業務の効率化はもちろんのこと、より付加価値の高いコア業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような自動化はノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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