BubbleとHubSpotを連携して、Bubbleに登録された情報をHubSpotに自動追加する方法

アプリ連携を活用し、手動作業を削減しませんか？
BubbleとHubSpotの連携は営業やマーケティングの効率を向上させる可能性を秘めています。
本記事では、Bubbleに登録された情報をHubSpotに自動で追加する方法を解説します。
ノーコードでの連携が可能なため、特別なスキルがなくても簡単に設定できます。

こんな方におすすめ

・BubbleとHubSpotを活用し、営業活動の効率化を図りたい営業担当
・アプリ連携を活用し、データ管理の手間を削減したいマーケティングチーム
・営業とカスタマーサポート間での情報共有を改善したい管理職
・顧客のリード情報を素早くキャッチするための仕組みを構築したい営業チーム

BubbleとHubSpotの連携メリットと具体例

メリット1: データ入力の時間短縮

BubbleとHubSpotを連携することで、指定したデータが自動的にHubSpotに追加されます。
これにより営業チームやマーケティングチームは手動でデータを入力する必要がなくなり、時間を節約できるでしょう。
たとえば、Bubbleで新しい顧客情報が登録されるたびに、そのデータがすぐにHubSpotに転送され、営業活動を支援する情報として活用できます。
これにより、データ入力のミスを減らし、社員がより重要な業務に集中できる環境づくりをサポートします。
さらにデータの整合性が保たれ、全体的な業務の効率化も実現します。

メリット2: 情報管理の強化

BubbleとHubSpotの連携により、業務の進捗がスムーズに可視化され、営業チームのアクションをサポートします。
たとえば、Bubbleで新しい顧客情報が登録されると、そのデータがHubSpotに転送され、営業活動に活用できます。
これにより、営業担当者は案件ごとの進捗状況を把握し、次のステップを見極めることができるでしょう。
営業の業務管理が容易になり、業務進行におけるボトルネック発見が早期化します。

メリット3: 情報共有の効率化

Bubbleで管理されているデータがHubSpotに自動で追加されることで、営業、マーケティング、カスタマーサポートなどのチームが共通の情報にアクセスできるようになります。
これにより、異なる部門間で情報の重複や誤解を減らし、効率的なチームワークが期待できます。
たとえば、営業チームが新しいリードをHubSpotに追加した場合、マーケティングチームはその情報を素早くターゲティングに活用できます。
また、カスタマーサポートチームが顧客の問題や質問を記録することで、全チームの一貫した顧客対応に寄与します。
全体の情報共有がスムーズになることで、チーム間での連携が強化され、円滑な業務進行が予想されます。

それではここからノーコードツールYoomを使って、Bubbleに登録された情報をHubSpotに自動追加する方法をご説明します。
[Yoomとは]

Bubbleに登録された情報をHubSpotに自動追加する方法

Bubbleのデータベースに登録された情報をBubbleのAPIを利用して受け取り、HubSpotの提供するAPIを用いてHubSpotの新規コンタクトを作成することで実現が可能です。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローの作り方

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
・BubbleとHubSpotをマイアプリ連携
・テンプレートをコピーする
・Bubbleでトリガーを設定し、HubSpotでアクションを設定する
・トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了
Yoomに登録している方はログインし、未登録の方は無料登録後に設定を進めてください

ステップ1：BubbleとHubSpotをマイアプリ連携

まずBubbleとAirtableをマイアプリに連携します。
Yoomにログインしたら、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」から設定を進めましょう。

次に、Bubbleを検索してクリックしてください。

続いて、接続に関する項目の設定を行います。
「アカウント名」は、任意の管理名を入力してください。（例：Yoom App）
「アクセストークン」は、Bubbleの設定からAPI Tokenを取得して入力してください。
「サブドメイン」は、BubbleのアプリURLから取得し入力してください。
また、注釈を参考にしながらBubbleの設定にてAPIの有効化設定を行ってください。
各項目の設定が完了したら、「追加」をクリックして完了です。

同様にHubSpotを検索しクリックしてください。

クリック後に任意の方法でサインインを行います。

確認コードが送信された場合は、登録しているメールアドレスの受信ボックスを確認してください。

最後にYoomと接続するアカウントを選択し、マイアプリ連携が完了です。
次に、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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「テンプレートがコピーされました！」と表示されるので、「OK」をクリックしてコピーを完了してください。

ステップ2：トリガーを設定

次に、Bubbleのトリガーを設定します。「Thingが作成されたら」をクリックしてください。

次に、「Bubbleと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に編集できますが、トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしてください。

APIの接続設定を行います。
「トリガーの起動間隔」は、5分、10分、15分、30分、60分を選択できます。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
「データタイプ名」は、Bubble内の対象データタイプを指定してください。
全て設定し終えたら「テスト」をクリックしましょう。

アウトプットに表示された取得データを確認し「保存する」をクリックしてください。
他の値を取得したい場合はJSON PATHを利用した情報取得設定を行なってください。JSON PATHの詳しい設定方法はこちらで解説しています。

ステップ3：アクションを設定

次に、HubSpotのアクションを設定します。「コンタクトの作成」をクリックしてください。

先ほどと同様にタイトルの任意編集とアカウント情報の確認を行い、アクションは変更せず「次へ」をクリックして先に進みます。

新規コンタクトの詳細設定を行います。
各項目をクリックして、表示された候補から該当項目を選択してください。
※ステップ２でJSON PATHを利用した情報取得設定を行なっておくと、より多くの項目が選択できます。
全て選択し終えたら「テスト」をクリックし、HubSpotに新規コンタクトが作成されているか確認をしましょう。
確認できたら「保存する」をクリックしてください。

「トリガーをON」をクリックし、フロー稼働の準備が完了です。
これでBubbleで登録したデータがHubSpotに自動追加されます。

Bubbleを使ったその他の自動化例

1.BubbleでThingが作成されたらLINE WORKSに通知する

Bubbleで新たなThingが作成されるとLINE WORKSに自動的に通知が送られます。
この仕組みにより、チームメンバーが最新情報を素早く確認でき、業務の見落としを防ぐサポートができます。
特にLINE WORKSを活用しているチームは、日常的なやり取りの中で最新情報のスムーズな共有が期待できます。

2.BubbleでThingが作成されたらMicrosoft Teamsに通知する

BubbleでThingが作成されるとMicrosoft Teamsに自動で通知が送信されます。
この連携により、チームメンバーが新たなタスクや更新情報をすぐに把握でき、業務のスピード向上に寄与します。
特にリモート環境の課題である円滑なコミュニケーションをサポートし、素早い業務進行が期待されます。

3.BubbleでThingが作成されたら、Chatworkに通知する

BubbleでThingが作成されると、Chatworkに自動で通知が送られます。
これにより手動での連絡が不要となり、時間を節約しつつスムーズな情報共有が期待できます。
特に、迅速な進捗確認が必要な環境において、チーム間の連携強化が見込めるでしょう。

まとめ

BubbleとHubSpotの連携は、営業やマーケティングの効率向上を効果的にサポートします。
データ入力の時間短縮や情報管理の強化、情報共有の効率化といったメリットを活用し、業務の効率化を図りましょう。

Yoomのアプリ連携はプログラミング不要で手軽に導入できます。ぜひこの機会にアプリ連携による自動化を体験してください。