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【ノーコードで実現】画像内のテキストを自動で読み取りMicrosoft Excelに連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-02

【ノーコードで実現】画像内のテキストを自動で読み取りMicrosoft Excelに連携する方法

k.yokoyama

「請求書や領収書の内容をMicrosoft Excelに手入力している…」
「転記作業は時間がかかる…」

このように、画像ファイルのデータ化に、時間と手間をかけていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">画像ファイルを特定のフォルダに保存するだけで、ファイル内のテキストを自動で読み取りMicrosoft Excelに転記できる仕組み</span>があれば、こうした作業から解放されます。

今回ご紹介する自動化は、ノーコードで簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入してみてください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">画像ファイル内のテキストを読み取る業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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画像内のテキストを読み取りMicrosoft Excelに連携する方法

普段お使いのさまざまなツールと連携し、画像内のテキストをOCR機能で読み取ってMicrosoft Excelに連携する自動化の方法を、いくつかご紹介します。

ストレージサービス上の画像をOCRで読み取りMicrosoft Excelに連携する

<span class="mark-yellow">OneDriveなどに画像ファイルが追加されたことをトリガーに、OCR機能でテキストを抽出し、その内容を自動でMicrosoft Excelに追記する</span>ことが可能です。

請求書や領収書の管理、アンケート結果の集計といった業務を効率化できます。

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チャットツールで受信した画像をOCRで読み取りMicrosoft Excelに連携する

<span class="mark-yellow">LINEなどのチャットツールで画像ファイルを受信した際、その画像をOCRで読み取り、テキスト化されたデータをMicrosoft Excelに自動で追加する</span>ことも可能です。

外出先や移動中に受け取った画像情報も手間なくデータとして蓄積できます。

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データベースサービスに添付された画像をOCRで読み取りMicrosoft Excelに連携する

<span class="mark-yellow">画像ファイルが添付されたレコードが作成された際、添付ファイルをOCRで読み取ってテキスト化し、Microsoft Excelに追加する</span>ことも可能です。

散らばりがちな画像情報を一元的に管理し、データ活用の幅を広げます。

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OneDriveとMicrosoft Excelを連携するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、OneDriveに画像ファイルが格納されたら、OCRでテキストを読み取り、Microsoft Excelに自動で追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用して設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:OneDriveMicrosoft Excel

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • OneDriveとMicrosoft Excelのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • OneDriveのトリガー設定、分岐設定、画像から文字を読み取る設定、各アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:OneDriveとMicrosoft Excelのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携し、操作が行えるようにします。
設定方法を解説しているナビを見ながら、マイアプリ登録を進めましょう。

OneDriveのマイアプリ設定

まずは、下記ナビを参考にOneDriveのマイアプリ設定を行ってください。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるため、ご注意ください。

Microsoft Excelのマイアプリ設定

こちらも先ほどと同じように、Microsoft Excelのマイアプリ連携を進めましょう。

ステップ2:テンプレートをコピー

使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックします。

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自動化フローの設定画面(フローボット)が開き、「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックしてください。

※以降、コピーしたフローボットは、管理画面内プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:OneDriveのトリガー設定

ここからは、フローの起点となるトリガーアクションの設定です。
一つ目のオペレーションにある、「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目の確認・入力をし、次に進みましょう!

  • タイトル:任意設定
  • トリガーアクション:「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」を選択

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
「トリガーの起動間隔」を確認し、「ドライブID」「フォルダID」は候補から選択します。

【要確認】トリガーの起動間隔について

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用のプランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるため、ご注意ください。
    基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

テスト操作の前に、トリガーとなるOneDriveでファイルを作成しましょう。
今回は以下のように、ファイルをアップロードしました。

また、この記事ではサンプルとして以下のようなファイルをアップロードしています。

テストが成功すると、以下のように「取得した値」が表示されます。
なお、「取得した値」は、後のフローで使用します。

「アイテム名」などが正しく反映されているかを確認し、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:分岐設定

OneDriveのトリガーをもとに、分岐条件を指定するための設定をします。
二つ目のオペレーションにある、「コマンドオペレーション」をクリックしてください。

続いて、分岐条件を指定に進みます。
「タイトル」「分岐対象の取得した値」は、デフォルトで値が入力されていますので、そのままにしておきましょう。

【要確認】分岐設定について

  • 分岐は、ミニプラン以上でご利用いただけます。
    フリープランで利用するとエラーになってしまうため、ご注意ください。
    ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
    無料トライアル中であれば、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

「分岐条件」も同様に、デフォルトで値が入力されています。
確認後、「保存する」をクリックしてください。

※作成日時と最終更新日時が等しいかどうかで分岐をさせます。
このようにすることで、等しい場合は新規作成、等しくない場合は更新というルートで切り分けることができます。
なお、取得した値を使用することで、毎回最新のファイル情報が反映されます。

ステップ5:ファイルのダウンロード設定

作成されたファイルの内容を読み取るにあたって、OneDriveからファイルをダウンロードするための設定をします。
三つ目のオペレーションにある、「ファイルをダウンロード」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。
各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

【ファイル容量について】

  • ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただし、アプリの仕様によっては300MB未満になることがあるため、ご注意ください。
    その他のトリガーや各オペレーションで扱えるファイル容量に関するファイルの容量制限についてもあわせてご覧ください。

次に、API接続設定です。
「ドライブID」を候補から選択し、「ファイルのアイテムID」は取得した値から選択します。

テストが成功すると、以下のように表示されます。
実際に、「ダウンロード」をクリックして、テスト時にアップロードしたファイルと同じかどうか確認してみましょう。

確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:文字の読み取り設定

ダウンロードしたファイルから文字を読み取るための設定をします。
四つ目のオペレーションにある、「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしてください。

続いて、アクションを選択に進みます。
それぞれの内容を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

【要確認】OCRについて

  • OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。
    フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうため、ご注意ください。 
    チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
    トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションも全てお使いいただけますので、気になる機能をぜひお試しください。

次に、詳細を設定に移ります。

以下を参考に必要項目を設定し、「テスト」をクリックしてください。
※YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。
文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。

テストの成功を確認して「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:Microsoft Excelのアクション設定

ファイルから抽出したテキストを使って、Microsoft Excelにレコードを追加するための設定をします。
最後のオペレーションにある、「レコードを追加する」をクリックしてください。

続いて、データベースの連携に進みます。
まずは、「タイトル」から「実行アクション」まで、確認してください。

「ファイルの保存場所」では、OneDriveまたはSharePointのどちらかを指定し、「ドライブID」を、候補から選択します。

【要確認】テスト用のMicrosoft Excelについて

  • このオペレーションでは、レコードを追加したいMicrosoft Excelが必要です。
    該当のファイルをOneDriveまたはSharePointにご準備ください。
    該当のファイルが手元にない場合は、テストを進める前に作成しておきましょう。

同様に、「アイテムID」「シート名」も候補から選択し、「次へ」をクリックしてください。
※データベースを操作するオペレーションの詳細については、【Microsoft Excel】データベースを操作するオペレーションの設定に関してをご覧ください。

次に、データベース操作の詳細設定です。
以下を参考に、Microsoft Excelに追加する内容を、取得した値から選択します。

テストを実行し、Microsoft Excelにレコードが追加されていれば、設定完了です。
確認後、管理画面の「保存する」をクリックしてください。

ステップ8:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

最後にトリガーをONにして、作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう。

OCRやOneDriveを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、OCRやOneDriveのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

OCRを使った便利な自動化例

見積書や契約書をOCRで読み取って翻訳し、Google スプレッドシートに自動追加する仕組みは、特に多言語でのやり取りを行うビジネスに便利です。

また、SlackやGmailで送られてきたファイルもOCRで読み取り、Google Apps Scriptを使ってスクリプトを実行することで、作業の効率化が図れます。
これにより、手間のかかる手動作業を省略し、重要な情報の管理がスムーズに進むでしょう。

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OneDriveを使った便利な自動化例

OneDriveやNotion、Jotformなどのツールを活用して、ファイルやデータを自動的に連携する仕組みを作成できます。

例えば、Outlookに届いた添付ファイルをOneDriveに自動アップロードしたり、Notionの新しいページ作成時にOneDriveに関連するフォルダを自動生成したりすることで、ファイル管理や情報整理がスムーズに行えるでしょう。
忙しい方や効率的なワークフローを構築したい方におすすめです。

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まとめ

画像ファイルからMicrosoft Excelへのテキスト転記を自動化することで、<span class="mark-yellow">手作業でのデータ入力を削減し、入力ミスといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、画面上の操作だけで直感的に業務フローを構築できます。
ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:OCRの読み取り精度はどのくらいですか?

A:YoomのOCRは、PDFや画像から高い精度で文字を抽出できますが、ファイルの内容や形式によって結果が変わります。
例えば、項目名が明確で値がユニーク、かつ文字数が6,500文字以内であれば高精度での抽出が可能ですが、縦書きや複雑なレイアウト、大量の文字などは精度が低下することがあります。

Q:請求書から「請求金額」や「支払期日」だけを抜き出せますか?

A:はい、可能です。
「画像・PDFから文字を読み取る」のオペレーションで、抽出したい項目として請求金額や支払期日を指定し、後続の「レコードを追加する」のオペレーションで追加するレコードの値にそれぞれを紐付けると、特定のデータ項目のみを抽出できます。

Q:読み取りエラーや書き込み失敗が起きたらどうなりますか?

A:読み取りエラーや書き込み失敗が起きた場合、フローボット内でエラーとして記録され、通知設定をしておくとメールなどで自動通知されます。
なお、自動での再実行(リトライ)は行われないため、エラー発生時は手動での再実行が必要です。

どうしても解決しない場合は、下記リンクよりお問い合わせくださいね。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.yokoyama
コンテンツSEOディレクターとして7年間、現場の第一線で記事を作成してきました。その経験から、「こんなこと、もっと早く知りたかった!」と思っていただけるような、すぐに役立つ実践的なノウハウをお届けします。 今や、様々なツールやAIを誰もが使う時代。だからこそ、「何を選び、どう活用すれば一番効率的なのか」を知っているかどうかが、大きな差を生みます。 このブログでは、特に「Yoom」というツールの魅力を最大限にお伝えしながら、あなたの業務を効率化する分かりやすいヒントを発信していきます!
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