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「AI単体」の限界から、非エンジニアがAXを実現|アトム法律グループがYoomを導入
「Yoom」を導入して、業務効率改善を行ったユーザーさんの声をご紹介するYoom活用企業インタビューシリーズ。
今回インタビューを行ったのは、アトム法律グループ(https://atomfirm.com/)
2008年の設立以来、「法律と情報技術を活用して、社会のリーガルニーズに応える」を理念に掲げ、刑事事件・交通事故・相続税などを中心に全国でリーガルサービスを展開するプロフェッショナル集団です。代表の岡野武志弁護士はYouTube等を通じたデジタルメディアでの情報発信にも注力されています。
岡野弁護士のYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCl8E6NsjN979gbMBdztF48g
グループ内にはWebメディア運営やAIを駆使したシステム開発を行う「アトム法律情報株式会社」を擁するなど、「法律×IT」の掛け合わせを強みとし、業界を牽引されています。
そんなデジタルに強い同社ですが、今回お話を伺うと、開発部門だけでなく、それ以外のメンバーも日々の業務自動化を主体的に行っているとのこと。専門のプログラミング知識を持たない現場の社員一人ひとりが、自らの手で業務を自動化し、全社的なAXの主役となっているのです。
同社はなぜ、非エンジニア主体でのAXを実現できたのでしょうか。背景には、全社的な「AI活用」への積極的な姿勢と、AI単体の限界を乗り越えるための業務自動化ツール「Yoom」の存在があったといいます。
本記事では、同社のAI推進部でご活躍される鈴木様のお話を交えながら、非エンジニア目線でのリアルな自動化ツールの導入ストーリーと、AI×自動化の具体的な活用術をご紹介します。
AIが「当たり前」の職場。社員の9割以上がAIを活用中
ーー本日はよろしくお願いいたします。まずは、鈴木様のご役割と、貴社におけるAIやデジタル化への取り組み方針について教えてください。
鈴木様: 私はAI推進部に所属しており、主に社内の業務効率化や、AI推進を担当しています。当社のAI推進部は今から1年半ほど前、代表の岡野が「AIをもっと積極的に使っていこう」と旗を振ったことから発足しました。
ーー貴社は非常にAIの活用に積極的だと伺っています。現在の利用状況はいかがでしょうか?
鈴木様: 社内の文化として、業務効率化の観点から、AIに限らず最新のデジタルツールや情報に積極的に触れる環境を大切にしています。
特徴的なのは、AIの活用が一部の専門部署に閉じていない点です。社員全員に社用のアカウントが付与されており、現状では9割以上の社員が何らかのAIツールを活用しています。現在は「Gemini」と「Claude」をコアとしつつ、技術の進化に合わせて社員自らがツールを選択・活用しています。用途に応じて複数のAIを使い分けるなど「まずは試してみる」というスタンスが文化として根付いています。
「AI単体」の限界と、開発部門に頼った開発環境
ーー全社でそこまで高い利用率を誇るのは素晴らしいですね。しかし、AI活用が進む中で見えてきた課題もあったそうですね。
鈴木様: はい。GeminiやClaudeなどの活用には積極的でしたが、Yoom導入以前は一つ課題を感じていました。それは、あくまで「AIツール単体」での使用にとどまっていたことです。
AIは非常に賢いですが、AI単体では自ら別のシステムを動かしたり、情報を勝手に取りに行ったりすることはできません。そのため、以前は「手動でAIで生成した文章をコピーして、別のツールに貼り付ける」「スプレッドシートの情報を手作業で整理してチャットに投げる」といった、ツールとツールをつなぐ「人力の中間作業」が多く発生していました。
ーー複数のツールをまたぐ業務は、手作業でカバーしていたのですね。
鈴木様: もちろん、社内には開発部門がありますから、彼らに相談してシステムを組んでもらえば自動化することは可能でした。
しかし、開発部門には対外的な業務運営に不可欠なツール開発といった、最優先すべき本来の業務があります。私たちが社内向けの細かなDX対応を依頼するたびに、優先順位のせめぎ合いが生じてしまいます。結果として、「自動化したい」「ツールを連携させたい」という現場のアイデアをすべて実現するのは難しい状況でした。
また、当時はDXというと「エンジニアリングの知識を持つメンバーがやるもの」という認識があり、非エンジニアのメンバーにとっては無意識のうちに「DXは自分には関係ない話」という感覚があったように思います。
「エンジニアに頼めばできるけれど、頼みづらい。かといって、自分たちには開発の知識がない」。そんなジレンマの中で、現場のアイデアを気軽に、誰でも形にできる環境がどうしても欲しかったのです。
Yoomとの出会い|非エンジニアが直面した「思考の壁」
ーーそこで自動化ツールの導入を検討され、最終的にYoomを選ばれた理由は何だったのでしょうか。
鈴木様: 「思いついたらすぐに形にできる環境」を求めてさまざまなツールを比較する中、最終的な決め手になったのは「直感的な操作性」です。
私たちが目指していたのは「現場のみんなで使えるもの」を導入することでした。せっかくツールを入れても、エンジニアしか使えないものであれば、結局これまでの課題は何も解決しませんから。
ーー「直感的」とはいえ、非エンジニアの方にとって、初めての自動化ツールはいかがでしたか?
鈴木様: 最初は正直、できることが多すぎて「何をすればいいか逆にわからない」という状態でした(笑)。
ツールの操作自体が難しいというよりも、自分たちの業務を「どう分解して、どう組み立てるか」という考え方の部分が最初は掴みにくかったのです。自動化ツールを活用するには、単に使い方を覚えるだけでなく、業務のプロセスを細かいタスク単位で捉え直す「自動化のための思考法」が求められます。
ただ、触りながら慣れてくると「自分がやりたいことの全体像」が明確になり、徐々に使いこなせるようになりました。社内に広める際も、いきなり仕組みを教えるのではなく、まずは「自動化されるとこんなに楽になる」という結果(ビフォーアフター)の画面を先に見せるように工夫しました。完成形を見てからのほうが、「自分もやってみたい」と関心を持ってもらいやすいと考えたからです。
AI単体の弱点を克服|Yoomの具体的な活用事例
ーー現在、Yoomをどのように活用されていますか?特に効果を感じているものを教えてください。
鈴木様: 私たちがYoomを使って最も効果を感じているのは、「AI単体の弱点を克服できる点」です。
AIは指示を出せば素晴らしい回答をしてくれますが、「自ら情報を取りに行く」ことはできません。そこでYoomを使い、情報収集からAIによる処理、そして共有までを自動化しています。
代表的なのが、SNS(Xなど)からの最新AI情報の自動情報整理・収集です。 AI関連の情報は日々ものすごいスピードで更新されるため、一つひとつ人手で収集・共有するのは現実的に不可能です。そこで、Yoomを使って「特定のキーワードを含む最新ポストを定期的に取得」し、「AIがその要点をわかりやすく要約」したうえで、「社内のメインコミュニケーションツールであるChatworkに自動通知」するフローを組んでいます。
これにより、人間がいちいち情報を取りに行かなくても、チーム全員が受動的に、かつタイムリーに最新情報をキャッチアップできるようになりました。
ーー「AIを動かすための手作業」が完全になくなったのですね。他にも現場で構築された事例はありますか?
鈴木様: はい、他にも現場主導でいくつか自動化フローを作って運用しています。共通しているのは、「作りながら仕様を固められる」という点です。
同社のYoom活用例:
① 請求関連メールの取りこぼし防止
【Before】 課金や残高不足メールが他のメールに埋もれ、見落としが発生しやすい状況。
【After】 Yoomで特定のキーワードを自動検知し、AIが要点を翻訳・整形してChatworkへ通知。キーワード追加も簡単なため、運用しながら柔軟に改善できるように。
② スプレッドシートのまとめ情報を分割整理し、各チャットへ配信
【Before】 スプレッドシートの情報を人が目視で確認し、内容ごとに各チャットへ手作業で転記や共有をしていた。
【After】 Yoom上でAIが内容を分類し、適切なチャットへ自動振り分け。
③ 会議の文字起こしから議事録ドキュメント化
【Before】 文字起こしファイルを確認しながら、担当者が手作業で議事録を作成。
【After】 Google Driveに文字起こしファイルをアップロードするだけで、社内フォーマットに沿った議事録を自動生成。
ーーどれも素晴らしい実践ですね。「仕様が固まっていなくても走り出せる」というのは、非エンジニアにとって大きなメリットに感じます。
鈴木様: おっしゃる通りです。AI導入の初期や、業務フローが変わりやすいフェーズでは「ガッチリとシステムを内製するには早すぎる」という隙間業務がたくさん生まれます。
Yoomなら、プロンプトの変更や分岐の追加を現場の人間だけで完結でき、デプロイ作業もいりません。「動かしてから決める」というサイクルを高速で回せるため、空振りのリスクが低く、非常に助かっています。
「開発部門に頼らない」AXが実現
ーー現場主導での自動化が進んだことで、組織全体にどのような変化がありましたか?
鈴木様: 最も大きな変化は、社員一人ひとりの意識です。現在では、Yoomを使えるメンバーがほとんどの部署に1名はいる状態です。使い方を理解したメンバーが現場にいることで、それぞれの部署から生まれた「ここを自動化したい」というアイデアを、その場ですぐに形にできる体制が整いつつあります。
導入前は、エンジニアリングの知識がない人にとってDXは「どこか遠い話」でした。しかしYoomを入れたことで、全員がやりたいことを見つけて、自分たちで試せる環境になりました。「自動化のフローを自分で考える」というハードルが下がり、AXが完全に「自分ごと」になったと感じています。
開発部門を通さなくても、自分たちでアイデアを形にできる。その小さな成功体験の積み重ねが、組織全体を前向きにしているのだと思います。
今後の展望:「人間がすべき仕事」に時間を使うために
ーー最後に、今後の展望をお聞かせください。
鈴木様: 当社におけるAXは、単なる工数削減やヒューマンエラーの防止だけが目的ではありません。
法律事務所の業務において、弁護士一人ひとりの時間の使い方は、提供できるサービスの質に直結します。従来の体制では、計算処理や起案作業に数時間かかるケースもありました。
AXによってそうした作業時間が大幅に削減されたことで、空いた時間を「依頼者様との対話」や「案件の深い熟考」に充てられるようになりました。現場からも「AIのおかげで、個人個人とより深く向き合えるようになった」という声が上がっています。PCを介した作業が減り、会話に集中できる時間が増える。これは、対人サービスの本質に直結する素晴らしい変化です。
人が向き合うべき仕事に、より真摯に向き合えるようになること。それがAXの本当の価値だと考えています。今後は、まだ連携が実現していない業務領域にもYoomの活用を広げ、さらなる価値創造を目指していきたいです。
おわりに:ビジネスの「自動運転」を目指すYoom
Yoomは、AIエージェント・API・RPA・OCRなどの様々な自動化技術を組み合わせて「ビジネスの自動運転」を実現するオールインワンの自動化プラットフォームです。
プログラミングなどの専門知識がない方でも、迅速な業務の自動化やAXをサポートします。
「エンジニアがいなくても、現場から会社を変えていける」。 そんな新しい働き方を、Yoomと一緒に始めてみませんか?
フリープランもございますのでお気軽にお試しください。こちらからYoomのアカウント発行が可能です。
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プログラミング知識なしで手軽に構築できます。