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「建築業界におけるDXはメリットしかない」|オープンハウス・アーキテクトがYoomを導入
「Yoom」を活用して、業務改善を実現された企業様にお話を伺うインタビューシリーズ。
今回は、日本全国で急成長を遂げるオープンハウスグループの中で、建築事業を展開する株式会社オープンハウス・アーキテクト(https://oha.openhouse-group.com/)の事例をご紹介します。
独自性の強い建築業界において、同社が掲げるのは徹底した「現場ファースト」なIT戦略。今回はDX推進部 部長の二井谷様に、「なぜ今、建築業界にDXが不可欠なのか」、そして昨今のAI開発ブームの裏側で見落とされがちな「DXの本質」についてじっくりとお話を伺いました。
「現場ファースト」文化|スクラッチ開発とノーコード開発を使い分ける
オープンハウス・アーキテクトのDX推進部は、IT環境の運用から最新ツールの開発・導入までを一手に担う精鋭組織です。
部長を務める二井谷様は、自らシステム開発の最前線に立ってきた経験から、「現場の人間が本当に使いやすいシステムとは何か」という問いを常に追求してきました。昨今、自社でAI環境を構築しようとする動きも見られますが、同社はあえてYoomを「内製のハブ」として選ぶという選択をされました。
――御社ではこれまで、どのようにデジタル化に取り組まれてきたのでしょうか。
二井谷様: 弊社では、お金の流れに直結する基幹システムや、独自性の高い主要業務のシステムなどは自前でスクラッチ開発を行っています。一方で、スクラッチ開発には膨大な時間とコストがかかります。そのため、kintoneやBIツールなどのノーコード・ローコードツールを積極的に併用し、開発スピードとコストのバランスを取っています。
――開発手法を使い分ける「基準」のようなものはありますか?
二井谷様: 明確な基準は設けていませんが、大切にしているのは「現場ファースト主義」です。現場の声を直接聞き、当社の独自性が高く柔軟性や生産性が望まれる仕組みは、ある程度の時間とコストを掛けても現場にフィットするように外部へ委託してスクラッチで作る。逆に、一部の人だけが行う管理業務や、流動性が高い業務、独自性の薄い業務は、スピードと柔軟性を重視して外部ツールの導入やノーコードでの内製開発で実現しています。「現場が迷わないこと」「無駄なことはしない」という方針を徹底しています。
AIを「現場で本当に役立つ戦力」に変えるには
――Yoomを導入される前は、どのような課題を感じていましたか?
二井谷様: 以前から隙間業務を埋めるサブシステムとしてkintoneを活用していましたが、kintone単体では「スマートな通知機能」が不足していました。例えば、特定の条件を満たしたときにGoogle チャットへ詳細な通知を飛ばしたり、資料の有無によって分岐させたりといったことが、標準機能だけでは難しかったんです。
――AIの活用についても検討されていたのでしょうか。
二井谷様: はい。当時からAIを業務に組み込みたいという想いはありましたが、当時はAIツールを既存の業務フローと連携させる手段が今よりも乏しかったんです。AIが情報を処理しても、その結果を適切な場所へ届け、次のアクションに自動で繋げられなければ、現場を動かす『実用的な効率化』には繋がらないと感じていました。
そんな時、インターネットの記事でYoomを見かけ、これなら「kintone・AI・チャット」を簡単に繋げられると思い、すぐに登録しました。
Yoomの導入——「開発のスピード感がすごい」
――数あるツールの中で、現在もYoomを使用されている理由は何でしょうか?
二井谷様: 最初は他ツールも検討しましたが、自社の業務に落とし込むにはハードルがありました。Yoomを選んだ最大の理由は、「圧倒的な開発スピード」です。
建築業界のシステム環境は、どうしても変化が緩やかで、レガシーな仕組みが残りやすい傾向にあります。しかし、Yoomは要望に対するレスポンスが非常に速く、こちらがリクエストした機能をいくつも即座に実装・リリースしてくれました。
弊社は「スピード」を何より大切にする文化ですので、その進化の早さは、まさに私たちの考え方に深くフィットしていると感じています。
――現在はどなたが構築されているのでしょうか。
二井谷様: 導入当初は私が触っていましたが、現在はDX推進部のメンバー2名がメインで運用しています。
彼らはエンジニアリングのバックグラウンドはありませんが、Yoomを使いこなして高度な自動化を実現できています。ロジカルな思考さえあれば、開発の知識がなくてもYoomは使いこなせると思います。メンバーからも「とにかく使い勝手がいい」と好評です。
年間5,000件の自動化|情報の要約から案件の自動振り分けまで
――具体的にどのような業務でYoomを活用されていますか?
二井谷様: 最も使用頻度が高いのは、物件ごとのチャットルーム作成と担当者の自動振り分けです。当社では、物件ごとに社内でチャットルームを設け、担当者をアサインしています。年間約5,000件発生するこの業務を、Yoomで完全に自動化しています。何十個もの複雑な条件分岐の設定も可能なので、社内の複雑な要件にも柔軟に設定ができています。
他にも、Google ドライブに入ったPDF図面をkintoneに自動格納したり、AIを使って報告があった事故に対する初期対処を整理してチャットで通知したりといった、20〜30個のフローボットが常に稼働しています。
――導入後、現場に変化はありましたか。
二井谷様: 独自システム本体やkintoneをカスタマイズするのはリスクもコストも高いですが、Yoomでその「外側」を繋ぐことで、手軽に実装できるようになったのは大きいです。
情報の通知が早まったことで、結果としてお客様への情報提供スピードと判断精度が向上しました。これまでバラバラだったツールが「連動」し始めたことで、業務フローの考え方そのものが柔軟になったと感じています。
AIは「業務全体」ではなく、パーツとして「組み込んで」活かす
――Yoom上でのAI機能の活用状況はいかがでしょうか。
二井谷様: 現在は、週報の情報をAIで要約してチャット通知するなど、主に「情報の整理」に使っています。業務をAIに置き換えようとする世情も見られますが、実際の業務では、従来のシステムロジックで確実に処理すべきタスクもあれば、人間の判断が必要なプロセス、そしてAIの要約や分析が活きる部分など、性質によって分かれています。そのため丸ごとAI任せにしようとしてもうまくはまらないケースが多いと思います。
AIで全体を「開発」するのではなく、Yoomのような柔軟なツールでAIを部分的に「組み込む」方が、合理的で変化にも強いと思います。【編集部より】「作る」と「任せる」を自在に使い分ける
Yoomでは、自動化環境の構築において、目的に応じた2つのアプローチを使い分けることが可能です。
- 自ら組み立てる「フローボット」 「どのツールを使い、どうデータを処理するか」を、人間が直感的な操作で一つひとつ定義する方法です。自らの手でプロセスを構築するため、業務の棚卸しにも繋がり、定型業務において高い確実性と透明性を担保できます。
- 自然言語で構築を丸投げできる「AIワーカー」 「やりたいこと」をチャット形式で伝えるだけで、AIが最適なフロー環境を自動で構築してくれる機能です。新規の業務改善など、何を・どのように連携すればいいか迷う場面でも、AIが構築の「土台」を即座に作り上げてくれます。
「自らロジカルに構築する」こともできれば、「AIに丸投げして構築を任せる」ことも可能です。どちらにも良さがあるので、目的に合わせての使い分けがおすすめです。
建築業界におけるDXの重要性
――今後の展望について教えてください。
二井谷様: テーマは「データの可視化とAI活用」です。デジタルの基盤は整いつつあり、各システムに分散していたデータを1つのデータウェアハウスに統合しています。そのデータを様々な観点で可視化するとともに、データに基づいてAIが整理や助言をすることで、案件の遅延リマインドや経営判断の支援までを一箇所で解決できる環境を作りたいと考えています。
――建築業界におけるDXの意義について、どのようにお考えですか。
二井谷様: メリットしかないと思っています。建築業界は独自性が強く、属人化しやすい業界です。しかし、DXによってノウハウが検索・収集できる状態になれば、未経験の新人さんのオンボーディングも早まり、世代交代の課題も解決できます。
理想はAIで図面作成まで行えることですが、建築は制約が多く、まだ実用には時間がかかるでしょう。だからこそ、今できる「情報の流れ」をYoomで最適化し、社員がタイムリーに数字や状況を意識できる環境を作ることが、結果としてお客様にも社内にも大きなリターンに繋がると考えています。
さいごに:Yoomが目指す「ビジネスの自動運転」
今回の株式会社オープンハウス・アーキテクトの事例では、独自の基盤と現場のニーズを、Yoomという「柔軟なハブ」が繋ぐことで、大きな成果を生み出している様子が伺えました。
Yoomは、AIエージェント・API連携・RPA・OCRといった多彩な自動化技術を組み合わせ、「ビジネスの自動運転」を実現するオールインワンの自動化プラットフォームです。
- 専門知識不要で、環境を構築: プログラミングなどの専門知識がない方でも、直感的な操作で迅速に業務の自動化を構築・運用できます。
- 「独自の要件」に寄り添う柔軟性: 独自の要件や厳格なルールがある環境でも、使い方次第で既存のシステムを活かしたまま、自由自在に業務効率化を叶えることが可能です。
- テクノロジーの「いいとこ取り」を: AIにすべてを任せるのではなく、人間のロジックとAIの機動力を掛け合わせることで、変化に強い「自走する組織」への変革をサポートします。
「使っているツールはそのままで、もっとスピードを上げたい」「複雑な業務フローをスマートに整理したい」。そんな現場の想いを形にするために、Yoomはこれからも進化を続けてまいります。
フリープランもございますのでお気軽にお試しください。こちらからYoomのアカウント発行が可能です。
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プログラミング知識なしで手軽に構築できます。