ChatGPTとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/14

【簡単設定】ChatGPTの生成データをMicrosoft Teamsのチャットに自動的に送信する方法

h.fukuda

Microsoft Teamsでの情報共有やタスク管理を、もっとスムーズにしたいと思ったことはありませんか?フォームの入力内容を整理し、チームに通知する作業を自動化することで、手間を削減し、業務の効率を向上させることができます。

<span class="mark-yellow">そこで本記事では、ノーコードツールのYoomを活用し、ChatGPTとMicrosoft Teamsを連携する方法をご紹介します。</span>
フォームの内容をChatGPTで自動整理し、Microsoft Teamsのチャットに通知することで、情報の伝達ミスを防ぎ、チームの作業効率向上が期待できます。

プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、どなたでも導入できます。本記事を参考にして、業務の負担を減らし、スムーズな情報共有を実現しましょう。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にChatGPTとMicrosoft Teamsの連携が可能です。
YoomにはあらかじめChatGPTとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ChatGPTとMicrosoft Teamsを連携してできること

ChatGPTとMicrosoft TeamsのAPIを連携すれば、ChatGPTのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携することが可能になります! 例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、毎回自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにChatGPTとMicrosoft Teamsの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

フォームの内容をChatGPTで整理して、Microsoft Teamsのチャットに通知する

フォームの内容そのままではなく、概要だけ整理したうえでMicrosoft Teamsに通知させたい場合におすすめのフローです。

Microsoft Teamsのチャットに投稿された内容をChatGPTで翻訳して返信する

Microsoft Teamsのチャット内容をChatGPTで自動翻訳し、返信できるワークフローです。多言語環境での円滑なコミュニケーションを支援し、翻訳作業の手間を削減!

<span class="mark-yellow">グローバルチームやカスタマーサポート業務の効率化におススメです。</span>

ChatGPTとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にChatGPTとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでChatGPTとMicrosoft Teamsの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

<span class="mark-yellow">今回はフォームの内容をChatGPTで整理して、Microsoft Teamsのチャットに通知するフローボットを作成していきます!</span>
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ChatGPT、Microsoft Teamsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • フォームのトリガー設定およびChatGPTとMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:ChatGPT、Microsoft Teamsをマイアプリ連携

Yoomにログイン後、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、更に「+新規接続」をクリックします。

右上の検索窓からChatGPTを検索してください。

※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、有料APIプランの契約が必要です。
APIは従量課金制で、使用時に支払い可能な状態でないとエラーが発生するため、事前に確認してください。詳しくはこちらをご覧ください。

「ChatGPTのマイアプリ登録方法」を参考にアカウント名とアクセストークンを入力し「追加」をクリックするとChatGPTのマイアプリ連携が完了します。

同様にMicrosoft Teamsを検索し、ログインしてください。

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、
一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります

ステップ2:テンプレートをコピー

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。

‍ステップ3:フォームのトリガー設定

「質問フォーム」をクリックしてください。

質問フォームを作成します。質問事項を設定し、入力方法をプルダウンから選択してください。
ここで設定した内容がMicrosoft Teamsに通知する設定の時に使えるので、必要な情報の抜け漏れに注意!

「+質問を追加」から質問事項を追加することもできます。
また「+送信ボタン上のテキストを追加」をクリックすると、下図のようなテキストボックスが表示されるので任意のテキストを設定できます。

完了ページの設定も可能です。入力が終わったら「次へ」をクリックしてください。

プレビューページを確認して「保存する」をクリックします。

「取得した値」のテキストボックスに任意の内容を入力してください。本来ならフォームの内容が入力されますが、フローボット起動前なので今回に限りサンプル値を取得するために手入力します。
この値は次のステップで動作のテストをする際に使用します。

ステップ4:ChatGPTのアクション設定

「テキストを生成」をクリックしてください。

アクションは「テキストを生成」です。「次へ」をクリック。

API接続設定の画面が表示されるので、まずテキストボックスの例を参考にメッセージ内容を入力してください。
ステップ3で取得したアウトプットを利用して入力することもできます。

次に以下の必要事項を入力していきます。

ロールは「ユーザーと対話する際にGPTがどのような立場から回答を出力するか」という役割を指します。
デフォルトでは「user」が指定されます。

temperatureと最大トークンはテキストボックス下部の説明通りです。

モデルは候補から選択してください。デフォルトでは「gpt-4o」を使用します。

入力後テストし、成功したら保存してください。ここで取得したアウトプットの値は次のステップで活用できます。

ステップ5:Microsoft Teamsのアクション設定

「チャットにメッセージを送る」をクリックしてください。

アクションは「チャットにメッセージを送る」です。「次へ」をクリック。

API接続設定という画面が表示されるので必要事項を入力していきます。
まずテキストボックス下部のURLを参考に、チャットIDを入力してください。

次にメッセージを入力します。ステップ4で取得したアウトプットを利用して入力することもできます。

また、任意でメンション情報と添付ファイル情報も追加できます。上記メッセージのテキストボックス下部の説明を参考に入力してください。

入力後テストし、成功したら保存してください。

ChatGPTが生成した回答がMicrosoft Teamsで通知されました!

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。

以上が、フォームの内容をChatGPTで整理して、Microsoft Teamsのチャットに通知する方法でした!

Microsoft TeamsのデータをChatGPTに連携したい場合

今回はChatGPTからMicrosoft Teamsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMicrosoft TeamsからChatGPTへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsに投稿があったら、ChatGPTが返答する

Microsoft Teamsへの大量の問い合わせに対し、迅速に返信する必要がある場合などにおすすめのフローです。

Microsoft TeamsのメッセージをもとにChatGPTで草案を生成しPDFを作成する

Microsoft Teamsでのやり取りを、人の手を介さず自動で文書化したい場合におすすめのフローです。

ChatGPTやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

Microsoft Teamsとの連携以外でも、ChatGPTのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

ChatGPTを使った便利な自動化例

ChatGPTを使ったテキストの自動生成や分類、議事録の作成などが可能です。

Microsoft Teamsを使った便利な自動化例

Microsoft ExcelやSalesforceなどの内容が更新されたらMicrosoft Teamsに通知したり、Microsoft Teamsのメッセージ内容をOneDriveやSlackに連携したりすることが可能です。

終わりに

ChatGPTとMicrosoft Teamsを連携することで、情報共有の手間を減らし、業務の効率を向上させることができます。特に、フォームの内容を整理してMicrosoft Teamsに通知するフローを活用すれば、手動での入力ミスを防ぎ、スムーズな情報伝達が可能になります。

「でも、設定が難しそう…」と不安に思っている方は安心してください! Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても、簡単な操作でChatGPTとMicrosoft Teamsの連携を実現できます。まずは無料登録して、業務の自動化を始めてみませんか?

この記事を書いた人
h.fukuda
教育業界の事務職出身です。 少ない人数で幅広い業務をこなすためExcelのひな型作りなど日々効率化できることを模索していましたが、当時Yoomを使えていたら比べ物にならないほど効率化できていたと思います。 そういった今までの経験も活かしつつ、皆様のお役に立てるような情報を発信していきます!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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