Chatworkはビジネスにおいて広く使われているコミュニケーションツールですが、複数のルームを管理していると、情報管理が複雑になってしまうことがあるでしょう。Yoomを活用することで、Chatworkで指定ルームに投稿された内容を別のチャンネルに転送できます。これにより、手動で情報共有する手間を省き、素早く情報を共有することができるでしょう。また、情報伝達ミスや見逃しの防止も期待できます。この記事では、Chatworkで指定ルームに投稿された内容を別のルームに転送するフローの設定方法と導入するメリットについて解説します。
Yoomを活用することで、Chatworkで指定のルームに投稿されると自動で別のルームに転送されます。
例えば、クライアントからのフィードバックを関連する複数のチャンネルに転送することで、素早く対応方針をチーム全体に共有できます。
これにより、手動での情報伝達が不要になり、情報を素早く共有できるため、業務効率の向上が期待できます。
Yoomの活用で、Chatworkで指定ルームの投稿内容を関連するチャンネルに転送できます。
例えば、プロジェクトマネージャーが進捗報告をプロジェクト全体のルームだけでなく各部門のルームに転送することで、全員が最新の状況を確認でき、素早く次のアクションを行えます。
これにより、情報の伝達ミスや見逃しを防ぎ、スムーズなプロジェクト進行が期待できます。
Yoomを活用することで、投稿内容を異なるルームへ転送でき、異なるチーム間でも同じ情報に基づいて連携できます。
例えば、サポートチームが顧客の改善要望をルームに投稿した場合、開発チームのルームに転送されるように設定しておくことで、素早く対応できます。
これにより、異なる部門間やチーム間での連携を強化でき、業務の生産性向上が期待できます。
それではここからノーコードツールYoomを使って、「指定ルームに投稿されたら、別のルームに投稿内容を転送する方法」方法をご説明します。
[Yoomとは]
Chatworkでメッセージが投稿されたことをChatworkのAPIを利用して受け取り、別のルームに投稿内容を転送することで実現できます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。
ChatworkをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録を行うことで、自動化設定を簡単に行うことができます。
まず、Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。
アプリ一覧と検索欄が表示されるので、どちらかを活用してChatworkを選択します。
以下の画面でメールアドレス」と「パスワード」を入力し、ログインをクリックします。
ログイン後、アクセス許可を行うとマイアプリ連携が完了します。
マイアプリ登録が完了すると、Chatworkがマイアプリに表示されます。
次に、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。
「テンプレートがコピーされました！」と表示されるので、「OK」をクリックすることでコピーが完了します。
次に、Chatworkのトリガーを設定します。「新しいメッセージがルームに投稿されたら」をクリックしてください。
「Chatworkと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、トリガーアクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。
続いて、APIの設定をします。「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
「ルームID」は候補から選択してください。
設定後、「テスト」をクリックしてください。
テストを実行すると、アウトプットに情報が表示されます。
情報が表示されたことを確認し、「保存する」をクリックしてください。
続いて、Chatworkのアクションを設定します。「メッセージを送る」をクリックしてください。
次に、「Chatworkと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、実行アクションは変更しないでください。
「APIの接続設定」を行います。
「ルームID」は候補から選択してください。
「メッセージ」には転送する内容を任意で入力してください。
「アウトプット」から、「新しいメッセージが投稿されたら」で取得した情報を入力できます。
設定後、「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されたら「保存」をクリックしてください。
最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了です。
これで、Chatworkで指定ルームに投稿された内容を別のルームに転送できます。
今回使用したテンプレートはこちらです。
他にもChatworkを使った自動化の例がYoomには多数あるので、いくつか紹介します。
1.毎日、自社出品カテゴリの商品ランキングを自動取得し、Chatworkに通知するフロー
この連携によって、毎日、自社出品カテゴリの商品ランキングを自動で取得し、Chatworkに通知できます。
これにより、チーム全体が最新のランキングに基づいて対応でき、業務の効率化が期待できます。
2.毎日Webサイトの情報を取得してChatworkに通知するフロー
この連携によって、毎日Webサイトの情報を取得し、Chatworkに通知できます。
これにより、常に最新の情報を把握でき、チーム内での情報共有が円滑になるでしょう。
3.フォームに回答された音声データを文字起こし・要約して、Chatworkに通知するフロー
この連携によって、フォームに回答された音声データを文字起こし・要約して、Chatworkに通知できます。
これにより、議事録作成の手間を削減し、担当者は他の業務に集中できるでしょう。
今回は、ChatworkとYoomを連携させ、指定ルームに投稿されたら、別のルームに投稿内容を転送する方法をご紹介しました。
この自動化により、手動で情報伝達する手間を省き、情報の遅延や見逃しを防げるでしょう。
これにより、チームの連携強化や業務の効率化、業務生産性の向上が期待できます。
この機会にぜひテンプレートを利用し、ChatworkとYoomを連携して業務の効率化を目指してください。
また、Yoomのアプリ連携はノーコードで設定ができ、誰でもすぐに始められます。ぜひ導入を検討してみてください。
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