2024/10/04
アプリ同士の連携方法

Chatworkと自動翻訳を連携して、Chatworkに投稿されたメッセージを自動翻訳しMicrosoft Teamsに投稿する方法

a.ohta
ChatworkとMicrosoft Teamsの連携イメージ

目次

海外メンバーや海外企業とのやり取りをする際に、翻訳機を用いることはありませんか?海外の言葉を断片的に理解はできても、翻訳ツールに頼らないと少し不安…という方は多いのではないでしょうか。
しかし、メッセージのやり取りをするたびにに翻訳をするのは少し面倒ですよね。特に、ChatworkやMicrosoft Teamsのようなコミュニケーションツールの場合、テンポよくレスポンスがくることがあります。
そうなると、再び翻訳をして返答…という一連の流れを幾度も繰り返さなければなりません。

そこで今回は、<span class="mark-yellow">Chatworkに投稿されたメッセージを自動翻訳し、翻訳した内容をMicrosoft Teamsに通知するというフローの自動化に挑戦します!</span>
他言語でのコミュニケーションが円滑になるかもしれません。ぜひお試しください!

Chatworkのメッセージを自動翻訳しMicrosoft Teamsに通知するメリット

メリット1: 一連の流れを短縮

通常であれば、Chatworkで受け取った海外からのメッセージを翻訳し、そしてそれをMicrosoft Teamsツールにコピー&ペーストを行い送信する。という流れになりますが、連携することで、このようなフローを自動化可能です。
また、日本語のメッセージをChatworkに送信すれば、海外の言葉に自動翻訳され、さらにMicrosoft Teamsへ自動送信されるようにもなります。
受け取ったメッセージを翻訳、または、送信するメッセージを翻訳、どちらにも活用することが可能です。

メリット2:内容の差異と誤字を無くす

手動で翻訳をする場合、各々が個別に翻訳ツールを使用することとなります。その場合、ツールによっては翻訳される内容に違いが出ることもあるでしょう。
しかし、今回の連携を導入すれば、使用する翻訳ツールが固定されます。これにより、誰が翻訳しても内容に一貫性が保てるようになるでしょう。

また、自動翻訳された後に自動送信もされるため、手入力よりもタイピングミスなどのエラーが生じにくいというメリットもあります。

[Yoomとは]

これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「Chatworkで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する」というフローボットの作成方法を紹介します。
Yoomの登録後、ぜひ作成してみてください!

これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「Chatworkで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する」というフローボットの作成方法を紹介します。
Yoomの登録後、ぜひ作成してみてください!

<span class="mark-yellow">【ご確認ください】</span>

・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。

・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

上記のフローボットテンプレートは、下記よりコピー可能です。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

Chatworkのメッセージを自動翻訳しMicrosoft Teamsに通知するフローの作り方

STEP1:マイアプリ連携

テンプレートがコピーされ、上記のような画面になります。
Yoomの「マイプロジェクト」というページに移行しているため、画面の左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

まずは、Yoomと各ツールの連携を行います。右上の「新規接続」をクリックしましょう。

ChatworkとYoomの連携

1.検索する
検索ボックスに「Chatwork」と入力し、Chatworkのアイコンをクリックします。

2.Chatworkにログイン

ログイン画面が表示されます。
Microsoft Teamsと連携したいアカウントでログインを行いましょう。

3.許可を押す


上記の画面が表示されたら許可を押します。

その後、Yoomの画面に自動で切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

Microsoft TeamsとYoomの連携

1.ログインする
まずはMicrosoft365にログインしましょう。Microsoft365にログインしておくことで、マイアプリ連携が素早く完了します。

2.検索する
検索ボックスに「Microsoft Teams」と入力し、Microsoft Teamsのアイコンをクリックします。

3.連携完了

すぐに画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

以上でChatworkとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携が完了しました。
次は、先ほどコピーしたテンプレートを活用し、フローボットの設定を行いましょう。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

STEP2:Chatworkのトリガー設定

1.マイプロジェクトを開く


画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Chatworkで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択
Chatworkのアイコンの「新しいメッセージがルームに投稿されたら」を選択してください。
次へを押します。

4.Webhookの設定

Webhookの設定を行います。この設定により、Microsoft Teamsへ即時通知が可能となります。
設定についてはChatworkのWebhook設定についてのページにある、項目4からをご確認ください。

5.メッセージの送信
Chatworkにテスト用のメッセージを送信します。
今回は日本語から英語へ翻訳を行うため、日本語の文章を入力しましょう。

6.テストの実行
Chatworkへメッセージを送信したらYoomの画面に戻ります。
その後、テストボタンをクリックしてください。テスト成功と表示されたら保存をしましょう。

STEP3:AIを用いた翻訳の設定

1.アプリトリガーを選択
AIと書かれたアイコンの「翻訳する」をクリックします。
次へを押してください。

2.翻訳対象のテキストを選択する

翻訳対象のテキストを選択します。ボックスをクリックしましょう。


赤枠のChatworkのアイコンを選択します。


先ほどChatworkの設定時にテスト送信した内容が一覧表示されます。
赤枠のメッセージ本文を選択しましょう。

3.テストの実行

画像のように設定ができたら、テストボタンを押します。
成功と表示がされたら保存をしましょう。

STEP4:Microsoft Teamsの設定

1.アプリトリガーを選択
Microsoft Teamsのアイコンの「チャンネルにメッセージを送る」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

2.投稿先のチャンネルIDを設定する

翻訳されたメッセージを送信するIDを設定しましょう。ボックスをクリックします。

一覧表示されるので、選択しましょう。

3.メッセージ内容の設定

Microsoft Teamsに投稿するメッセージを設定します。ボックスをクリックしましょう。

赤枠の「翻訳する」を選択します。

先ほど翻訳したメッセージがデータとして選択できるため、クリックします。

4.テストの実行

画像のように設定が完了したら、画面下にあるテストボタンを押します。
テスト成功の表示がされたら、設定は完了です。保存をしましょう。

5.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。
トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

以上で、翻訳ツールを活用した、ChatworkとMicrosoft Teamsのフローボット作成は完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
Chatworkで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する

翻訳機能を活用したその他の自動化例

他にも、翻訳ツールを活用した自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.  Microsoft Teamsで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をChatworkに投稿する
今回紹介したフローボットの逆バージョンもご用意しています。シーン別の使い分けにいかがでしょうか。

2.Slackで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をSlackに投稿する
SlackからSlackへ、翻訳した内容を投稿することも可能です。コミュニケーションツールの使用が1つで抑えられるようになり、手間が削減可能です。

3.Microsoft Teamsで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をDiscordのスレッドに投稿する
どちらも自由なカスタマイズが可能なMicrosoft TeamsとDiscordの連携にも対応しています。

まとめ

海外チームとのやり取りに苦手意識があったり、少しハードルが高いと感じていた場合は、今回の自動化を導入してみましょう。
そうすることで、コミュニケーションが気軽に、そして頻繁にとれるようになり、プロジェクトが円滑に進む可能性があります。
手動で行わなければならないフローを自動化すれば、手間が省け、時間の節約にもなるでしょう。ぜひこの機会にフローボットを作成してみてくださいね。

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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