2024/07/30
アプリ同士の連携方法

ChatworkのメッセージをNotionに連携してタスクをしっかり管理しよう!

e.koyama

目次

今回は、ChatworkとNotionの連携による、便利なタスク管理の方法についてご紹介します。

Chatworkを通して業務に関する情報のやりとりを行っていると、Chatwork上でタスクを管理している方もいるでしょう。ただ、Chatworkでのタスク管理を行う場合、プロジェクトの進捗など、Chatwork以外で管理している情報を確認して照合する必要が出てきます。

そこで、プロジェクト管理やデータベースとしてNotionを使っている場合、ChatworkをNotionと連携させることで、タスク管理を始めとしたたくさんの業務を効率的に行えるため、連携をおすすめします。

2つを連携するメリット、連携により自動化できる業務の例、連携と自動化の設定方法について詳しく解説します。

ChatworkとNotionを連携するメリットと自動化例

メリット1: タスク管理を効率化できる

ChatworkからNotionに連携することで、タスク管理を効率化することができます。

例えば、Chatworkで自分がメンションされたメッセージの内容を、自動的にNotionに転記し、タスクとして追加することが可能です。
手作業の場合に起こる転記作業もれの心配もなく、そのままタスクとして把握し管理することができます。

Notion上でプロジェクト管理を行っている場合、その情報とまとめてタスクを確認したり、タスクに補足事項を追記したりすることもスムーズに対応できます。

メリット2: 情報を一元管理することができる

Chatworkでのコミュニケーションの内容をNotionに記録することで、会話履歴や決定事項などの情報を一元管理することができます。

例えば、プロジェクトごとに作成したNotionページに、プロジェクトチームの代表者と取引先の担当者が参加しているChatworkのルーム内の情報を記録することが可能です。
交わされた議論の内容や、双方で合意された事項をそのまま記録することで、チーム全体が同じ情報を共有できます。チームメンバーは、必要に応じて、会話履歴をさかのぼり、要望の見落としが無いかなど詳細を再確認することも可能です。

メリット3:変更事項をリアルタイムに確認できる

Chatwork上で共有されたメッセージの変更を、Notionで確認するよう設定が可能です。

例えば、報告済みの事項に関する修正があってメッセージが更新された場合、更新後すぐ、その内容をNotionへ同期させることができます。
事前に設定しておくことで、変更したので確認してほしいと連絡を入れ直す必要もなく、チームのメンバーがNotion上で変更内容まで把握することが可能です。

以上のメリットでお伝えした通り、ChatworkとNotionを連携することで、Chatworkの情報をNotionに自動的に反映することができます。
メンションされたメッセージ内容の転記によるタスク管理の効率化や、ルーム内でのやりとりを同期することで可能となる情報管理の一元化、変更事項の即時反映による情報共有の迅速化など、自動連携のタイミングや内容により、様々な業務の効率化につながります。

また、一度ChatworkからNotionへ情報を反映させれば、タスクや単なる記録として扱うだけでなく、情報を整理し、顧客向けの資料を作成するデータ源として利用することなども可能です。
幅広い用途で情報を活用できるため、2つの連携をぜひ進めましょう。

Yoomを使った連携と自動化がおすすめ!

ここまでのメリットや自動化例を読んで、ChatworkとNotionの連携を試してみたい方に朗報です!
ノーコードツールYoomを使うことで、プログラミングの専門知識や技術がなくても、連携と業務フロー自動化の設定を行うことが可能です。

Yoomにまだ登録していない方は、こちらからアカウント発行をしてください。
フリープランでの利用や、有料プランのトライアルから開始することも可能です。
また、Yoomで他にどんなことができるのか気になる方は、テンプレート一覧から業務別やキーワード検索で確認できます。

では、Yoomを使って、連携と業務フローの自動化設定に挑戦してみましょう。
業務の自動化例としてもご紹介した、Chatworkでメンションされたら、Notionでページにテキストを追加する業務フローを、テンプレートを用いて作ります。

タスク管理を便利に行うため、以下の「試してみる」から、テンプレートをコピーして始めてください。

Chatworkでメンションされたら、Notionでページにテキストを追加する方法

‍※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へお進みください。

ステップ1:ChatworkとNotionをマイアプリ連携

1.Yoomへのログイン後、左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Chatwork、Notionをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。

‍ステップ2:Chatworkでメンションされたら起動するトリガーを設定

1.コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分に入力することで、任意のタイトルに変更可能です。

2.フローボットから「アプリトリガー 自身へのメンション(Webhook起動)」をクリックしてください。

3.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 「アプリトリガーのタイトル」を必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

4.アプリトリガーのWebhookイベント受信設定をします。
 指示手順通りに、設定とテストを行ってください。
 ※参考:Chatworkのwebhookを使ってアプリトリガーを起動する方法

 ※下図は、Chatworkにおけるwebhook設定画面の一部です。

5.テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:Notionのページにテキストを追加するアクションを設定

1.フローボットから「アプリと連携する ページにテキストを追加」をクリックしてください。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします。
 ページID、コンテンツを入力してください。
 ※コンテンツ入力の際は、ステップ2で取得したアウトプット情報を活用してください。下図は入力例です。

4.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

以上で、Chatworkでメンションされたら、Notionでページにテキストを追加するフローの完成です。

まとめ

ChatworkとNotionの連携により、タスク管理の改善が見込めます。特に、Chatworkでメンションされたメッセージの内容をNotionに自動追加することで、重要な情報を見逃すことなくタスクとして管理できるため、プロジェクトのスムーズな進行につながります。情報管理の一元化や情報共有の迅速化なども、2つの連携によって生じるメリットです。ぜひ、この連携を活用して、タスク管理をはじめ、様々な業務の効率化を図ってください。

また、Yoomを利用することにより、ノーコードで連携と業務フロー自動化の設定を簡単に行うことができます。ご紹介したテンプレート以外にも、まだまだ多くの業務を自動化できますので、挑戦してみてください。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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