2024/12/17
アプリ同士の連携方法

コラボフローとSmartHRを連携して、コラボフローで申請が承認されたらSmartHRの従業員情報を更新する方法

t.aizawa
コラボフローとSmartHRの連携イメージ

目次

コラボフローとSmartHRを連携させることで、従業員情報の管理が効率化され、業務負担が軽減されるでしょう。
日々の申請・承認作業を自動化し、情報を一元管理することで、手作業のミスや時間の浪費を防ぎやすくなります。

また、自動化されることで人的エラーのリスクが軽減し、従業員データの正確性を保ちながら、企業全体の業務効率の向上が期待できます。
人事担当者の負担を減らし、より戦略的な業務に集中できる環境が整うでしょう。

こんな方におすすめ

  • 日々の従業員情報の更新や管理に多くの時間を費やしている人事担当者
  • SmartHRを利用して従業員情報を管理している企業
  • 複数のシステムで分散している従業員データを一元管理したい企業
  • ワークフローツールとしてコラボフローを利用している企業

コラボフローとSmartHRの連携メリットと具体例

メリット1: 手作業による負担の軽減

コラボフローとSmartHRの連携により、従業員情報の更新にかかる手作業が削減されるでしょう。
例えば、社員の異動が承認された際に、その情報がSmartHRに自動的に反映されるため、人事担当者が一件一件手動でデータを入力する手間が省けることが期待できます。これにより、時間と労力が節約されるだけでなく、情報更新に伴うヒューマンエラーが減り、人事部門は他の重要な業務に集中できるため、生産性向上が期待できます。この連携は、特に従業員数が多い企業や、頻繁に異動がある企業で大いに役立つでしょう。

メリット2: 情報の一元管理が可能

コラボフローとSmartHRを連携させると、従業員情報が一元的に管理されるため、複数のシステムを行き来する手間を削減できるでしょう。
従業員の勤務状況や給与データ、社会保険の加入情報など、さまざまなデータがSmartHRで集約され、これをコラボフローで管理される申請情報と連携させることで、必要なデータを一度で確認できます。
例えば、社員の部署異動や役職変更が承認されると、その情報がSmartHRに自動反映され、給与計算や勤怠管理も一元化されるため、従業員の状態に応じた対応が迅速にできるでしょう。

メリット3: 申請・承認の透明性が向上

コラボフローとSmartHRの連携により、従業員情報の更新に関する申請・承認プロセスの透明性の向上が期待できます。
申請内容やその承認履歴がシステム内に自動的に記録されるため、誰が、いつ、どのような変更を承認したのかを簡単に確認できます。
例えば、社員が異動や昇進の申請を行った際、その申請が誰によって承認されたか、またその内容がどのように変更されたのかが履歴として残ります。これにより、万が一の問題発生時に原因を迅速に特定しやすくなります。透明性が確保されることで、組織内での信頼関係が強化され、不正やミスのリスクも低減するでしょう。

[Yoomとは]

コラボフローで申請が承認されたらSmartHRの従業員情報を更新する方法

コラボフローとSmartHRを連携させることで、コラボフローで申請が承認されると、SmartHRの従業員情報を更新できます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

  • コラボフローとSmartHRをマイアプリ登録
  • Webhookを受信した際の設定
  • コラボフローと連携して申請内容を取得する
  • SmartHRと連携して従業員情報の更新をする

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。

すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:コラボフローとSmartHRをマイアプリ連携

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、コラボフローをクリックします。
(3)「コラボフローの新規登録」画面から、赤線を確認の上、お持ちのアカウント名、ユーザーID、APIキーを入力し、「追加」をクリックします。

(4)次に、SmartHRの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧の中からSmartHR(OAuth)をクリックします。
(5)「SmartHR(OAuth)の新規登録」画面より、赤線を確認の上、サブドメインを入力し、「追加」をクリックします。

連携が完了するとYoomのマイアプリにコラボフローとSmartHRが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次に、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:Webhookを受信した際の設定

(1)先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。

アプリトリガーの「経路のWebhookを受信したら(Webhook起動)」をクリックします。

(2)コラボフローの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、コラボフローと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「経路のWebhookを受信したら(Webhook起動)」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのWebhookイベント受信設定」画面から、WebhookURLをコピーし、コラボフローの管理画面で設定を行なってください。
設定が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ3:コラボフローと連携して申請内容を取得する

(1)次にコラボフローと連携して申請内容を取得します。
「申請内容の詳細を取得」をクリックします。

(2)コラボフローの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、コラボフローと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「申請内容の詳細を取得」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、赤線を確認の上、インスタンス名、アプリケーションコードを入力します。

文書IDはアウトプットから選択します。

入力が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ4:SmartHRと連携して従業員情報の更新をする

(1)次にSmartHRと連携して従業員の更新を行います。
「従業員情報の更新」をクリックします。

(2)SmartHRの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、SmartHR(OAuth)と連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「従業員情報の更新」のままで「次へ」をクリックします。


(3)「API接続設定」画面では、更新対象の「従業員ID」のみ必須項目となっているので、アウトプットを活用して設定してください。
その他の項目は、更新する値を設定する項目なので、任意で入力しましょう。
例えば、引っ越しに伴い住所情報を更新したい場合、以下の画像のようにアウトプットから選択することで、「郵便番号」が新しい情報に更新されます。

入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、「保存する」をクリックします。
(4)最後に、「トリガーをON」をクリックします。

これで、「コラボフローで申請が承認されたらSmartHRの従業員情報を更新する」フローボットの完成です。

コラボフロー・SmartHRを使ったその他の自動化例

Yoomでは他にもコラボフローやSmartHRを使った自動化の例がたくさんありますので、いくつかご紹介します。

1.コラボフローで入社申請が承認されたらSmartHRに従業員情報を登録する

コラボフローで申請が承認されると、SmartHRの従業員情報が自動で登録できます。このフローを活用することで、手動で登録する手間を省くことで、人事担当者の負担を軽減できるでしょう。特に、従業員数が多い企業に最適です。

2.コラボフローで申請が承認されたら申請書類のPDFをGoogle Driveにアップロードする

このフローを活用することで、自動でGoogle Driveに申請書類をアップロードできるため、手動でアップロードする手間を減らすことができるでしょう。申請書類が一元管理できるため、必要な書類を見つけやすくなるでしょう。

3.コラボフローで申請が承認されたらMicrosoft Teamsに通知する

コラボフローの申請が承認された際にMicrosoft Teamsで自動通知することで、コラボフローにアクセスせずにMicrosoft Teamsで内容を把握することができます。さらに、関係者とチャット上で協議できるため、メンバー間の連携も強化されるでしょう。

さらに、コラボフローやSmartHRを使ったテンプレートを確認したい方は、以下のサイトをご覧ください。

コラボフローを使用したフローボットテンプレート一覧

SmartHRを使用したフローボットテンプレート一覧

まとめ

コラボフローとSmartHRの連携は、業務効率化や情報管理の精度向上に効果をもたらすでしょう。従業員情報の更新作業が自動化され、手作業によるミスを減らすだけでなく、透明性や法令遵守も強化されます。これにより、企業は時間とリソースを節約し、人事部門はより戦略的な業務に集中しやすくなります。特に、従業員数が多い企業や頻繁に情報更新が必要な企業にとって、この連携はとても有効なソリューションになるでしょう。

この記事を書いた人
t.aizawa
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