Google アナリティクスとMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/09/30

Google アナリティクスのデータを毎日Microsoft Excelに自動記録する方法

s.yamashita

Google アナリティクスは、Webデータ分析に欠かせないツールとして多くの企業に利用されています。Microsoft Excelと連携することで、データの整理やカスタムレポートの作成がスムーズに行えます。

この記事では、Google アナリティクスとMicrosoft Excelの連携メリットと、ノーコードツールYoomを使用した連携手順を画像付きで解説します!

ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

  • Google アナリティクスとMicrosoft Excelを活用している方
  • Google アナリティクスとMicrosoft Excelを連携して、業務効率化を考えている方
  • Google アナリティクスとMicrosoft Excelを連携して、収集した情報を分析している方
  • Google アナリティクスとMicrosoft Excelを連携して、データ整理の手間を削減したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google アナリティクスとMicrosoft Excelの連携フローの作り方

今回は<span class="mark-yellow">「毎日Google アナリティクスから最新のレポートを取得し、Microsoft  Excelに記録する」</span>という自動化をご紹介します。

  1. 指定したスケジュールになったら(スケジュールトリガー)
  2. Google アナリティクスのユーザーレポートを取得
  3. Microsoft Excelのレコードを追加する

アプリ連携の構造は上記のような形になっています。
意外とシンプルな作りなので、簡単に設定ができるはずです!

ここからは実際にYoomの画面を見せながら、どのような流れで連携が進んでいくのか画像付きで解説していきます。

既存のテンプレートをコピーする

上記のテンプレートを使用することで、簡単に自動化ができます。
※Yoomのアカウントが必要です。>>登録はこちら
「試してみる」を押すだけでコピー完了です!

以下のようなポップアップが表示されたらテンプレートのコピーに成功しています。
それでは実際に設定を進めていきましょう!

ステップ1:Google アナリティクスとMicrosoft Excelをマイアプリ連携

まずは事前準備としてYoomとアプリの連携をしておきます。

Yoomにログイン後、左メニューにある「マイアプリ」を選択。

画面遷移後、「+新規接続」を押下してください。

連携したいアプリ名を検索窓に入力し、画面に従ってログインまたはサインインをすることで連携が完了します。
今回は「Google アナリティクス」「Microsoft Excel」を登録していきます。
登録が完了するとマイアプリの一覧にアイコンが表示されます。

  • Microsoft Excelと連携すると出来ることの詳細はこちら

ステップ2:指定したスケジュールになったら(スケジュールトリガー)

最初にスケジュールトリガーの設定をしていきます。
赤枠で囲んだ「指定したスケジュールになったら」をクリックしてください。

画面が遷移すると、以下のような画面になります。
スケジュール設定を任意で行うことができます。
今回は例として「毎日」「10時」に動作するように設定しています。
ご自身の環境に合わせてカスタマイズしてみてください!

設定が完了したら「保存する」を押して最初の画面に戻ってください。

ステップ3:Google アナリティクスのユーザーレポートを取得

次にユーザーレポートの取得部分の設定を進めていきます。
連携するアカウント情報を入力して「次へ」を押してください。

入力欄下部に補足があるので確認しながら進めると簡単に設定できます。
※入力欄をクリックすると日付形式を選択することができます。

今回は毎日記録することを想定しているので昨日分のデータのみを対象に設定していますが、スケジュールトリガーを任意で変更している場合は「期間の開始」「期間の終わり」の部分も変更する必要があるので、ご注意ください。

下にスクロールするとアウトプットが表示されているかと思います。
この後のMicrosoft Excelの設定で使用可能ですが、ここでは設定しないのでスルーしてOKです。
「保存する」を押して最初の画面に戻りましょう。

ステップ4:Microsoft Excelのレコードを追加する

  • 【Excel】データベースを操作するオペレーションの設定の詳細はこちら

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

最後にレコード追加の設定を進めていきます。
まずは連携するアカウント情報を入力してください。

データベースの連携をする必要があるので、入力欄下部の補足内容をよく確認して入力を進めてください。

入力欄をクリックすると「候補」というタブがあり、対象となるExcelファイルがあれば自動で表示されるので簡単に設定できます。

ここまでの設定に問題がなければ「次へ」を押します。

画面が遷移するので、案内に沿って設定を進めてください。

追加するレコードの値にデータベース上の項目が表示されているはずです。
自動入力できるように、それぞれアウトプットを設定していきます。

※入力欄をクリックすることで使用可能なアウトプットが表示されます。
今回は「【GA4】ユーザーレポートを取得」のアウトプットを使用してください。

設定が完了したら、一度テストボタンで動作確認をしてみましょう。

テストに成功すると以下のような画面になります。

テストで動作確認ができたら、下にスクロールして詳細設定を確認しましょう。
※ここではエラーやインターバルの設定が可能です。

「保存する」を押すと以下のポップアップが表示されます。
「トリガーをON」を押して、最初の画面上部のトリガーが画像のようになっていたらOKです!

これで「毎日Google アナリティクスから最新のレポートを取得し、Microsoft  Excelに記録する」の設定はすべて完了になります。

おつかれさまでした!

Google アナリティクスやMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGoogle アナリティクスやMicrosoft ExcelのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Google アナリティクスとMicrosoft Excelのその他の自動化例

毎日Google広告からレポートを取得してMicrosoft Excelに記載するフローです。広告の効果測定の効率化に期待できそうです。

Google アナリティクスを活用した自動化例

毎日Google アナリティクスから最新のレポートを取得し、メール通知する

取得したレポートが自動的にメールで通知されるため、チーム全体の情報共有が効率化できます。

毎日Google アナリティクスから最新のレポートを取得して追加する

毎日のデータ取得とデータの追加作業を自動化することで、手動作業にかかる時間削減が期待できます。

Microsoft Excelを活用した自動化例

申請が承認されたらMicrosoft Excelに追加する

承認されたデータが自動でMicrosoft Excelに追加されるため、入力作業を省くことができます。

契約が完了したらMicrosoft Excelの情報を更新する

契約が完了後、自動でMicrosoft Excelの情報を更新するため、手作業によるヒューマンエラー回避が期待できます。

Google アナリティクスとMicrosoft Excelを連携するメリット

メリット1: 時間とリソースの節約

Google アナリティクスから毎日手動でレポートを取得し、Microsoft Excelに転記する作業は、扱うデータが多くなるほど時間と労力を要します。
しかし、この作業を自動化することで最新のデータが毎日自動でMicrosoft Excelに記録されるため、レポート作成にかかる手間を大幅に軽減することができるはずです。
特に、毎日のデータ収集が必要な業務では、手動で行うと数十分から数時間を要する場合があります。
<span class="mark-yellow">自動化によりその時間をまるごと削減できれば、限られたリソースをより戦略的に業務や分析作業に集中させることが可能です。</span>

メリット2: ヒューマンエラーのリスク軽減

手動でデータを取得し、Microsoft Excelに転記する際には、ヒューマンエラーがつきものです。
たとえば、数字の入力ミスやデータの見落としが発生しやすく、それが後の分析やレポートの信頼性に影響を与える可能性があります。
しかし、<span class="mark-yellow">Google アナリティクスのデータを自動でMicrosoft Excelに記録できれば、このようなエラーの発生を防ぐことができます。</span>
データを正確に取り込むことで、ミスによる修正作業や再確認の時間を削減できるのも嬉しいポイントの1つです。
特に長期的なデータ分析を行う環境で、ヒューマンエラーに悩んでいるという方にこの自動化は非常におすすめです。

まとめ

この記事では、Google アナリティクスの最新レポートを自動で取得し、Microsoft Excelに毎日記録する方法をご紹介しました。
Google アナリティクスは多くの企業で利用されるデータ分析ツールですが、Microsoft Excelと連携することで、データ整理やカスタムレポートの作成が簡単になります。
この連携により、毎日の手動入力作業が自動化され、時間と労力を節約できるはずです。
また、手動でデータを入力する際に起こりがちなヒューマンエラーも防止できるので、正確なデータを蓄積することが可能です。
Yoomというノーコードツールを使用すれば、プログラミングの知識がなくても簡単にアプリを連携できます。

この記事を参考にして、Google アナリティクスとMicrosoft Excelの自動化をぜひ試してみてください!

この記事を書いた人
s.yamashita
某上場企業のBPO事業部でSVを4年、メディア記事の編集・執筆を3年半ほど経験してきました。 他社からの委託業務を担当する仕事柄、多種多様なアプリを使用する機会がありました。 どうにか作業の効率化ができないかと悩んでいた時にYoomを知り、簡単にアプリ同士を連携させて自動化フローを作れることに感動したのを今でも覚えています! メディア記事に携わっていた経験を活かし、Yoomの魅力を分かりやすく伝えることで、みなさんの業務効率化をお手伝いできたら嬉しいです。
タグ
自動化
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Microsoft Excel
アプリ連携
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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