DifyとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/24

【ラクラク設定】 DifyのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

h.hamada

「また通知し忘れた…」「あのメッセージ、もう一度探すの面倒だな…」チームでの情報共有や対応の抜け漏れ、気になっていませんか?
LINE WORKSとLINE公式アカウントを連携することで、そんな“ちょっとした手間”を一気に解消できます。
たとえば、社内チャットの内容をLINEに自動転送したり、「至急」「確認」など特定のキーワードが含まれた投稿だけを通知したり。
必要な情報を必要な人に、確実に届ける仕組みが整います。
さらに、問い合わせ対応も自動化できるので、忙しいときでもスムーズなやりとりが実現可能。連携はノンプログラミングでOK。
すぐ試せるテンプレートも用意されているので、今すぐ始めてみませんか?

とにかく早く試したい方へ‍

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にDifyとMicrosoft Teamsの連携が可能です。YoomにはあらかじめDifyとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

DifyとMicrosoft Teamsを連携してできること

DifyとMicrosoft TeamsのAPIを連携すれば、DifyのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにDifyとMicrosoft Teamsの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

フォームにお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してMicrosoft Teamsに通知する

お問い合わせフォームからの対応に時間がかかっている方や、DifyとMicrosoft Teamsを活用して業務効率化を図りたい方におすすめのフローです。

メールを受信したら回答内容をDifyで作成しMicrosoft Teamsに通知する

日々メール対応に追われている方や、Difyを活用して自動回答を実現し業務効率を向上させたい方におすすめのフローです。

DifyとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にDifyとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでDifyとMicrosoft Teamsの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はフォームにお問い合わせがあったら、回答内容をDifyで作成してMicrosoft Teamsに通知するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • DifyとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Difyのトリガー設定およびMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Difyの連携

1.検索する
‍検索ボックスにDifyと入力し、Difyのアイコンをクリックします。

2.ログインする
下記項目にDifyの情報を入力してください。

  • アカウント名:管理しやすい名前をご記入ください。
  • アクセストークン:アクセストークンの確認方法は下記のとおりです。
    • Difyにアクセスし、Yoomと連携したいチャットボットを選択してください。
    • 下記画像のように「APIアクセス」を選択してから右上の「APIキー」をクリックしてください。
  • APIシークレットキーというポップアップが表示されるので「+新しいシークレットキーを作成」を押して、生成されたAPIシークレットキーをコピーしてください。
  • Yoom画面に戻りアクセストークン欄にコピーしたAPIシークレットキーを貼り付けて、「追加をクリックしてください。
    ※詳しくはこちらのヘルプページをご覧ください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

Microsoft Teamsの連携

1.検索する
検索ボックスにMicrosoft Teamsと入力し、Microsoft Teamsのアイコンをクリックします。

2.サインインをする
Microsoftのメールアドレスまたは電話番号を入力し次へをクリックします。

パスワードを入力してサインインをクリックします。
「サインインの状態を維持しますか?」という画面になるので「はい」をクリックします。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

〈注意事項〉
「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

ステップ2:テンプレートコピー

次に、今回使用するテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.上記バナーの「詳細を見る」をクリック
2.画面が切り替わったら「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログイン情報を入力してください。
4.下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。

ステップ3:フォームトリガーの設定

1.赤枠の「お問い合わせ」をクリック

2.フォームを作成
お問い合わせのフォームを作成します。
今回は下記のように「氏名」と「お問い合わせ内容」を記載したフォームを設定しました。
お好みに合わせて、質問を追加したり質問内容を変更してください。

ページ下部へ進むと「完了ページの設定」があります。
お問い合わせフォームを入力した後の完了画面に表示する内容を設定できます。
今回は下記のように入力しましたが、お好みで設定ください。
入力が完了したら「次へ」をクリックしてください。

3.フォームの表示確認と詳細設定
下記画像の赤枠の通り、先ほど入力したお問い合わせフォームと完了画面のプレビューが確認できます。それぞれクリックし入力に誤りがないか確認ください。

次のステップでテスト操作をするため、作成したフォームに回答を送信します。
今回は下記の通り、入力しました。

入力が完了したら「保存」をクリックします。
画面が遷移し下記のように表示されたら完了です。

ステップ4:Difyアプリと連携設定

1.赤枠の「チャットメッセージを送信」をクリック
Difyアイコンの「チャットメッセージを送信」をクリックします。
画面が遷移し、先ほどステップ1で入力した内容が反映されています。タイトルなどの修正が不要であれば、そのまま「次へ」をクリックします。

2.API接続設定
フォームで受け取ったお問い合わせ内容をDifyのチャットボットに送る設定をします。

  • query:入力欄をクリックすると下記のようにアウトプットが表示されます。今回は下記のように設定しました。
    ※アウトプットについて詳しくはこちら
    ※アウトプットの追加方法について詳しくはこちら
  • user:管理しやすい名前を半角英数字で入力してください。

入力が完了したら「テスト」を押します。
テスト成功になったら下記のようにアウトプットが表示されます。

Difyで下記のようにAIの回答が確認できます。アウトプットの内容にDifyでの回答が反映されていることを確認してください。
最後に、Yoom画面に戻り「保存」をクリックします。

ステップ5:Microsoft Teamsアプリと連携設定

1.赤枠の「チャネルにメッセージを送る」をクリック
Microsoft Teamsアイコンの「チャネルにメッセージを送る」をクリックします。
画面が遷移し、先ほどステップ1で入力した内容が反映されています。タイトルなどの修正が不要であれば、そのまま「次へ」をクリックします。

2.API接続設定
API接続設定の前に、Microsoft Teamsにチームとチャネルをまだ作成していない方は、このタイミングで作成ください。
今回は、下記画像のように「Yoom-Demo」というチームと「テストテスト_専用チャネル」というチャネルを作成しました。

Microsoft Teamsでチームとチャネルを作成したらYoom画面に戻り、下記項目を入力します

  • チームID:チームID欄をクリックしますと候補が表示されますので、先ほど作成したチームを選択します。
  • チャネルID:チームIDを入力したらチャネルID欄をクリックします。先ほどと同じように候補が表示されますので、該当のチャネルを選択します。
  • メッセージ:メッセージ入力欄をクリックすると、先ほどと同じようにアウトプットが表示されます。下記画像のようにMicrosoft Teamsに通知したい内容カスタマイズしてください。

その他、メンションで発信したい場合は「メンション情報」を、資料を添付したい場合は「添付ファイル情報」を入力してください。
すべて入力が完了したら、「テスト」を押します。
テストが成功しMicrosoft Teamsにデータが反映されているか確認しましょう。
下記画像の赤枠のように投稿した内容が反映されていれば完了です。
最後に、Yoom画面に戻り「保存」を押してください。

ステップ6:トリガーをONにして動作確認

設定が完了したのでトリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。

Microsoft TeamsのデータをDifyに連携したい場合

今回はDifyからMicrosoft Teamsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMicrosoft TeamsからDifyへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたら、Difyのチャットボットで自動生成し返答する

Microsoft Teams上で顧客からの問い合わせをDifyのチャットボットを活用して回答の自動生成を検討している方におすすめのフローです。

Microsoft Teamsで特定の投稿が送信されたらDifyに連携し、回答を通知する

特定の投稿をDifyのチャットボットを活用して回答の自動生成ができるので、よくある質問への回答を自動化したいと考えている方におすすめのフローです。

DifyやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

DifyやMicrosoft TeamsのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!

Difyを使った便利な自動化例

ユーザーからの問い合わせに自動で回答したり、入力データを要約・翻訳できます。
さらに、他のツールと連携することで、メールやチャットの内容を解析し、重要な情報をNotionやSlackに自動で共有することやGoogleスプレッドシートのデータを要約・追記したり、Googleフォームの情報を基に文章を作成しGmailで自動返信することも可能です

Microsoft Teamsを使った便利な自動化例

特定のメッセージやキーワードを検出して自動で通知を送ったり、チームメンバーにリマインダーを設定できます。
さらに、他のツールと連携することで、タスクの進捗をスピーディーに共有したり、メッセージをもとにOneDriveにフォルダを作成するほか、Slackとの連携など情報共有を自動化することも可能です!

終わりに

DifyとMicrosoft Teamsの連携により、日々の業務が大幅に効率化されます。
フォームからの問い合わせ対応や、メールで受け取った内容を自動的に処理してMicrosoft Teamsに通知することで、手動での作業が不要になります。
これにより、時間を節約し、より重要な業務に集中できるようになります。
また、この連携はノーコードで簡単に設定できるため、ITの知識がなくてもすぐに活用できる点が魅力です。
忙しいビジネスパーソンにとって、業務効率を上げるための強力なツールとなることでしょう。

この記事を書いた人
h.hamada
保険代理店で営業と事務を8年ほど経験いたしました。 顧客対応を行いながら各支社の業務をとりまとめ、効率化・平準化に取り組んで参りました。 メインの業務を行いながらも会社から定められたツールを使い、入力・管理されているみなさまの業務効率化に貢献できるよう様々なコンテンツを発信して参ります。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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