2024/07/30
AIオペレーションの活用方法

OCRを使い経費申告をデジタル化!レシートから転記はもういりません

c.yamada

目次

経理担当者や個人事業主の方、決算や確定申告って毎年大変ですよね。業務の大部分の作業が自動化できれば、とっても助かるのではないでしょうか。Yoomではレシートを撮影してフォームにアップすると、OCRを使って自動でテキストを抽出する方法がプログラミングを使わずできるんです。

本記事では、OCRを使って自動化で得られるメリットと、プログラミング不要で実装できる「フォームで受け取ったレシートデータを読み取り、内容確認後kintoneのデータベースへ追加する」テンプレートを使った作り方をご紹介します。

レシート画像をOCRを使って読み込みテキスト化するフローを自動化するメリット3選

今回ご紹介する「フォームで受け取ったレシートデータを読み取り、内容確認後kintoneのデータベースへ追加する」自動化フローではどんな利点が得られるでしょうか。考察してみました。

メリットその1  データ入力の効率化

OCR技術はレシートのテキストを正確にデジタル化できます。手動入力の手間を削減し、入力ミスを減らせます。

メリットその2 経費管理の簡略化

自動化で、これまで煩雑だった経理の管理が簡略化できます。自動でデータベースに格納し、集計作業にも大いに改善が期待できます。

メリットその3 書類の紛失防止

デジタルで書類を管理できるため、レシート本体の紛失で困ることも減るでしょう。ヒューマンエラーはおこりますが、デジタルがカバーすることで安心して業務に専念できます。

Yoomならプログラミング不要で実現できます

経費申告のデジタル化のメリットをご紹介しました。上記の自動化を導入するには、プログラミングの技術と知識が必要になります。プログラミング…全く触れたことがなかったら、取り組みのハードルが上がってしまいますよね。社内にリソースがあっても、毎回依頼するのもなぁ…なんてお悩みはありませんか?

Yoomでは、AIを使った自動化をノーコードで実装できるサービスを開発しています。

次のセクションから、「フォームで受け取ったレシートデータを読み取り、内容確認後kintoneのデータベースへ追加する」フローボットの作り方をYoomのテンプレートを用いてご紹介します。

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レシート情報をOCRでを読み込む自動化を簡単に実装する方法

事前に準備するもの

それぞれのアプリをYoomと連携させる必要があります。

テスト用のレシート

kintone

格納先のアプリを作っておきます。▼サンプル

マイアプリの登録方法の詳細はこちら 
参照;Kintoneとの連携が可能なスペースについて

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックで、Yoomのワークスペースの「マイプロジェクト」にコピーされます。

このフローは、経費申請者がフォームで申請することを前提にしています。各プロセスの設定が終わったら、画面に表示されている「レシート登録フォーム」を使ってフローボットを起動します。設定が終わるまで操作は不要です。このフローボットは、設定が完了していないのはkintoneのプロセスだけになりますが、本記事では全部のプロセスを順にご紹介します。

右上の「編集する」をクリックで、各プロセスの設定に進みます。

ステップ2 フォームトリガーを設定「レシート登録フォーム」

一番上のプロセスボタンをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

さっそく、申請用のフォームを作りましょう。デフォルトで下記の項目が設定しています。こちらはカスタマイズ可能です。

  • お名前
  • アドレス
  • 経費種別
  • 領収書画像

フォームの編集画面の右上にあるボタンをクリックで、表示を確認できます。▼プレビュー画面

→次へ

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

作成したフォームの項目が反映されています。テストで各項目を入力し、画像をレシート画像をアップロードしてください。アップロードは「Brows」ボタンをクリックで選択します。

 →保存する

ステップ3 画像・ODFから文字を読み取る「レシート画像を読み取る」

上から2番めのプロセスをクリック。

(1/2)アクションを設定

タイトル→画像・PDFから文字を読み取る
アクション→適格請求書を読み取る(5タスク)

→次へ

(2/2)詳細を設定

Aiで画像・PDから文字を読み取るプロセスです。
ファイルの取得方法→取得した値を使用・領収書画像 →操作不要
追加で抽出したい項目→検収日
→テストをクリック
→成功

アウトプットが表示されます。この後の設定でこの内容を使います。

 →保存する

ステップ4 「担当者へ対応を依頼する」

フローボットの3つめのプロセスをクリック!

(1/2)対応の詳細を記載

経費申請者にOCRで読み取った内容の確認依頼を設定します。
タイトル→担当者へ対応を依頼する
担当者→フローボットを起動したメンバー
対応を依頼する内容の詳細→OCRで読み取ったテキストを引用します。デフォルトではこちらの内容です。

担当者用の入力フォームを作ります。必須項目の設定ができます。

→次へ

(2/2)入力フォームのサンプル値の設定

先ほど作ったフォームのテストを行います。必須項目の入力は行ってくださいね。

 →保存する

ステップ5 データベースを操作する「kintoneに読み取ったレシートの内容を転記する」

(1/2)データベースの連携

タイトル→kintoneに読み取ったレシートの内容を転記する
データベースのアプリ→kintone
kintoneと連携するアカウント情報→「+連携アカウントを追加」をクリック。
ポップアップで連携に必要な編集画面が出ます。各項目を入力し、Yoomと連携させてください。

kintoneの連携方法

実行アクション→レコードを追加する
データベースの情報→編集欄をクリックで、候補のアプリが表示されます。今回は「OCR読み取り結果-test(0730)」というアプリを使用します。

→次へ

(2/2)データベース操作の詳細設定

kintoneのアプリで指定した項目に、先程アウトプットした内容を紐づけします。

追加するレコードの値→各編集欄をクリックで引用できる項目を選べます。全て選んだら、テストします。

→テスト

→成功です

kintoneにも反映されていました。

プロセスの内番上のトリガーのスイッチを【ON】。フォームの各項目を入力、レシート画像をアップし、起動ボタンをクリック!メールアドレスはご自身のアドレスを入れてくださいね。フローボットが起動しました。「担当者へ対応を依頼する」で起動がストップしました。
メールを見てみると…

確認依頼が来ていますね。URLを開くと確認用フォームが表示されました。

必須項目を埋めて「対応を完了する」とクリック。再びフローボットが動き出し、kintoneに抽出した内容が格納されました。

もっと便利に!応用テンプレート

納品書データをフォームで送信すると、Aiが自動で任意の情報を読み取る。読み取った情報の確認依頼を経て、Google スプレッドシートに格納し、Google Chatに通知するフローのテンプレートです。こちらも手動での作業が自動化できて便利ですよ。お試しください!

まとめ

いかがでしたか。今回はレシートをOCR技術で読み込み、抽出したテキストデータをkintoneに格納するフローをプログラミング不要でできる方法をご紹介しました。営業活動で日々お忙しい方は、つい申請作業を後回しにしがちです。いつの間にか領収書やレシートがてんこ盛りになってしまい、経理の方を困らせてしまうシーンを見たことがあります。画像をアップロードできれば移動中でも作業できますし、そういったわずらわしい申請作業を溜め込むことも減りそうですね。経理さんも安心です。

Yoomのミッションは「We Make Time」 テクノロジーの力で、人々に時間を取り戻すこと。 

作業を自動化することで、勉強する時間や仲間とのディスカッション、コミュニケーションの時間を作ることに貢献できます。Yoomを使って、あなたとチームの時間をもっと豊かにしましょう♪まずはフリープランのご登録からお試しくださいね。

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では、また〜!

この記事を書いた人
c.yamada
Yoomでマーケティングを担当しています。 自身の業務をYoomで自動化しつつ、世にYoomの便利さを広めるためにお役立ちブログを発信しています。 プログラミングの知識はゼロですが、毎日1時間ほどかかっていたレポート作成をYoomで自動化することで所要時間ゼロにすることに成功しました。
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kintone
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