このフローは、経費申請者がフォームで申請することを前提にしています。各プロセスの設定が終わったら、画面に表示されている「レシート登録フォーム」を使ってフローボットを起動します。設定が終わるまで操作は不要です。このフローボットは、設定が完了していないのはkintoneのプロセスだけになりますが、本記事では全部のプロセスを順にご紹介します。
右上の「編集する」をクリックで、各プロセスの設定に進みます。
ステップ2 フォームトリガーを設定「レシート登録フォーム」
一番上のプロセスボタンをクリックします。
(1/2)連携アカウントとアクションを選択
さっそく、申請用のフォームを作りましょう。デフォルトで下記の項目が設定しています。こちらはカスタマイズ可能です。
フォームの編集画面の右上にあるボタンをクリックで、表示を確認できます。▼プレビュー画面
→次へ
(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定
作成したフォームの項目が反映されています。テストで各項目を入力し、画像をレシート画像をアップロードしてください。アップロードは「Brows」ボタンをクリックで選択します。
→保存する
ステップ3 画像・ODFから文字を読み取る「レシート画像を読み取る」
上から2番めのプロセスをクリック。
(1/2)アクションを設定
タイトル→画像・PDFから文字を読み取る
アクション→適格請求書を読み取る(5タスク)
→次へ
(2/2)詳細を設定
Aiで画像・PDから文字を読み取るプロセスです。
ファイルの取得方法→取得した値を使用・領収書画像 →操作不要
追加で抽出したい項目→検収日
→テストをクリック
→成功
アウトプットが表示されます。この後の設定でこの内容を使います。
→保存する
ステップ4 「担当者へ対応を依頼する」
フローボットの3つめのプロセスをクリック!
(1/2)対応の詳細を記載
経費申請者にOCRで読み取った内容の確認依頼を設定します。
タイトル→担当者へ対応を依頼する
担当者→フローボットを起動したメンバー
対応を依頼する内容の詳細→OCRで読み取ったテキストを引用します。デフォルトではこちらの内容です。
担当者用の入力フォームを作ります。必須項目の設定ができます。
→次へ
(2/2)入力フォームのサンプル値の設定
先ほど作ったフォームのテストを行います。必須項目の入力は行ってくださいね。
→保存する
ステップ5 データベースを操作する「kintoneに読み取ったレシートの内容を転記する」
(1/2)データベースの連携
タイトル→kintoneに読み取ったレシートの内容を転記する
データベースのアプリ→kintone
kintoneと連携するアカウント情報→「+連携アカウントを追加」をクリック。
ポップアップで連携に必要な編集画面が出ます。各項目を入力し、Yoomと連携させてください。
>kintoneの連携方法
実行アクション→レコードを追加する
データベースの情報→編集欄をクリックで、候補のアプリが表示されます。今回は「OCR読み取り結果-test(0730)」というアプリを使用します。
→次へ
(2/2)データベース操作の詳細設定
kintoneのアプリで指定した項目に、先程アウトプットした内容を紐づけします。
追加するレコードの値→各編集欄をクリックで引用できる項目を選べます。全て選んだら、テストします。
→テスト
→成功です
kintoneにも反映されていました。
プロセスの内番上のトリガーのスイッチを【ON】。フォームの各項目を入力、レシート画像をアップし、起動ボタンをクリック!メールアドレスはご自身のアドレスを入れてくださいね。フローボットが起動しました。「担当者へ対応を依頼する」で起動がストップしました。
メールを見てみると…
確認依頼が来ていますね。URLを開くと確認用フォームが表示されました。
必須項目を埋めて「対応を完了する」とクリック。再びフローボットが動き出し、kintoneに抽出した内容が格納されました。
もっと便利に!応用テンプレート