YoomでDropboxを自動化するイメージ
Dropbox × OCRで自動化!ファイル整理&データ入力を効率化する方法
Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
YoomでDropboxを自動化するイメージ
アプリ同士の連携方法

2025-10-23

Dropbox × OCRで自動化!ファイル整理&データ入力を効率化する方法

r.suzuki
r.suzuki

■概要
Dropboxにアップロードされた請求書や契約書などの書類情報を、一つひとつ手作業でNotionに転記していませんか?
このような定型的な作業は時間がかかるだけでなく、入力ミスといったヒューマンエラーの原因にもなりがちです。
このワークフローを活用すれば、Dropboxに追加されたファイルからOCR機能でデータを抽出し、Notionに情報を追加する流れを自動化できます。
データの転記作業の課題を解消し、業務の効率化を実現しましょう。

■このテンプレートをおすすめする方
・DropboxとNotionを用いて、請求書や契約書などの書類を管理している方
・書類からのデータ転記作業に、時間的な負担や手間を感じている業務担当者の方
・ファイル内の文字起こしからデータ入力までの一連の業務を自動化したいと考えている方

■注意事項
・Dropbox、NotionのそれぞれとYoomを連携してください。
・OCRのAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。

「このファイル、どこに保存したっけ?」
「手作業でデータ入力するの面倒だな…」と日々の業務で感じることはありませんか?
データ管理やファイル整理、手入力の手間を減らしたいけれど、結局後回しになってしまう…
そんなあなたは、Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Notionに自動追加する仕組みを作るのがおすすめです!
この仕組みで、手入力の手間の大幅な削減を目指しましょう!
例えば、紙の資料をスキャンしてDropboxにアップロードするだけで、Notionにテキストデータとして記録され、チーム全員で素早い共有が見込めます。
また、情報はNotionに保存できるので、検索性も向上し、必要な情報をすぐに取り出せるようになります。
このブログでは、フローの具体的な設定手順を詳しく解説します。
もう手作業に悩まされる日々から卒業しませんか?

それではここからノーコードツールYoomを使って「Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Notionに自動追加する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Notionに自動追加する方法

このテンプレートは、Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、その内容を自動的にNotionに追加する仕組みです。
例えば、DropboxにPDFや画像ファイルをアップロードすると、そのデータをOCRで自動的に読み取り、テキスト情報を抽出できます。
この抽出したデータをNotionの指定ページに整理して保存し、チームメンバーがすぐに閲覧・編集できるような状態で保存することができます。
これにより、手作業によるデータ入力の手間を省き、検索性を向上させ、業務の効率を高めることが期待できます。

今回の連携フローの手順は大きく分けて以下の通りです。

  • DropboxとNotionをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • トリガー、アクションの設定
  • 最後にトリガーが起動するかを確認

■概要
Dropboxにアップロードされた請求書や契約書などの書類情報を、一つひとつ手作業でNotionに転記していませんか?
このような定型的な作業は時間がかかるだけでなく、入力ミスといったヒューマンエラーの原因にもなりがちです。
このワークフローを活用すれば、Dropboxに追加されたファイルからOCR機能でデータを抽出し、Notionに情報を追加する流れを自動化できます。
データの転記作業の課題を解消し、業務の効率化を実現しましょう。

■このテンプレートをおすすめする方
・DropboxとNotionを用いて、請求書や契約書などの書類を管理している方
・書類からのデータ転記作業に、時間的な負担や手間を感じている業務担当者の方
・ファイル内の文字起こしからデータ入力までの一連の業務を自動化したいと考えている方

■注意事項
・Dropbox、NotionのそれぞれとYoomを連携してください。
・OCRのAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。

事前準備

1)まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
Yoomのアカウント発行ページ
アカウントを取得している場合は、ログインしてください。
2)このフローは、Dropboxに追加されたファイル情報を基にNotionに自動追加するため、事前にDropboxの情報に対応するNotionのデータベースを準備する必要があります。
なお、今回は、以下のようなフォーマットで作成しました。

DropboxとNotionをマイアプリ連携

1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、検索窓から1つずつアプリを検索します。


Dropboxを選択できたら、使用するアカウントでログインします。


Notionを選択できたら、使用するアカウントでログイン後、「ページを選択する」をクリックします。


使用したいページを選択し、「アクセスを許可する」をクリックします。



3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されるか確認してください。

テンプレートをコピー

さてここからは、テンプレートを使って解説します。
はじめにこちらのバナーをクリックしてください。


■概要
Googleフォームの内容からMicrosoft Excelで請求書を発行してOutlookで送付するフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。

‍■このテンプレートをおすすめする方
・Googleフォームで受注や申請の情報を管理し、手作業で請求書を作成している方
・Microsoft Excelでの請求書を発行した後、PDF化やメール送信を手動で行っている経理担当者
・受注から請求書発行までのプロセスを標準化し、人的ミスを減らしたいと考えている営業マネージャー
・請求書の発行や送付のプロセスを自動化し、請求業務の迅速化を図りたい方

■注意事項
・Googleフォーム、Microsoft Excel、OutlookのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6807133
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Microsoft Excelの請求書の雛形を準備しておいてください。詳細は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/8237765
・Microsoft Excelの雛形書類の連携については、下記の「各項目について」をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/9003081

1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。

2) 以下の確認画面が表示されますので、「OK」をクリックしてください。

以下のように表示されたら、テンプレートのコピーができています。
タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。

また、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されているので、マイプロジェクトからも開くことができます。

ステップ1:トリガーを設定

右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定します。
まずは「アプリトリガー 特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」をクリックしてみましょう!

ステップ2:Dropboxのアクションを設定

1) アクションは「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。


2) トリガーの起動間隔を選択し、必須項目を入力してください。
トリガーの起動間隔は契約プランに応じて異なります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ3:Dropboxのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する ファイルをダウンロード」のアイコンをクリックします。


2) アクションは「ファイルをダウンロード」を選択して、必須事項を入力します。



3)必須項目を入力します。

アウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

ステップ4:AIオペレーションを設定

1) フローに戻り、「画像・PDFから文字を読み取る」のアイコンをクリックします。
※OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

2) アクションは「任意のPDFや画像ファイルから文字情報を読み取る(15タスク)」を選択し、「次へ」をクリックします。


3)
必要事項を入力します。
ファイルの添付方法は「取得した値を使用」「ダウンロードしたファイル」を選択します。
※ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。
アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
※トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ5:Notionのアクションを設定

1) フローに戻り、「データベースを操作する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「レコードを追加する」を選択して、データベースIDを入力し、「次へ」をクリックします。

3) 追加するレコードの値を入力します。

アウトプット情報を活用して入力できます。
候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

これで【Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Notionに自動追加する方法】というフローが完成です。

ステップ6: テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。

Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Slackに通知する方法

このテンプレートは、Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、その内容を自動でSlackに通知する仕組みです。
例えば、DropboxにPDFや画像ファイルをアップロードすると、そのデータをOCRで自動的に読み取り、テキスト情報を抽出できます。
この抽出データをSlackの指定チャンネルに送信することで、チームメンバーが重要な情報を素早く共有でき、業務の効率化を向上させることが期待できます。

事前準備

1)先ほどと同様にYoomのテンプレートを使用します。
まずはYoomにログインしてください。
Yoomログイン

マイアプリ連携

Dropboxのマイアプリ登録は先に紹介したフローと同様です。
1)Yoomのアカウントにログインしたら、「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。
2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示されるので、アプリを検索し、アプリを選択できたら、使用するアカウントでログインしてください。
Slackのマイアプリ登録は以下のように投稿先を選択して、「許可する」をクリックします。




3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。

テンプレートをコピー

以下のバナーをクリックしてテンプレートをコピーします。


■概要
「Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Slackに通知する」フローは、Dropboxに保存されたドキュメントを自動でテキスト化し、Slackでチームに即時に共有する業務ワークフローです。
これにより、手動での情報整理や共有作業が不要になり、業務の効率化が図れます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Dropboxを頻繁に利用しているチームリーダー
 ・Dropboxにアップロードするファイルの内容を迅速にチームと共有したい方
・手動でのOCR処理に時間を取られている事務担当者
 ・ファイルのテキスト化作業を自動化することで、他の重要な業務に集中したい方
・Slackでの情報共有をスムーズに行いたい企業の方
 ・OCRで読み取った情報を速やかにSlackに通知することで、コミュニケーション効率を向上させたい方
・業務プロセスを自動化して生産性を高めたいビジネスパーソン
 ・DropboxとSlackの連携を活用し、日常業務の自動化を実現したい方

■注意事項
・Dropbox、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・OCRのAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。

1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。
2)確認画面が表示されますので、「OK」をクリックしてください。
以下のように表示されたら、テンプレートのコピーができています。

タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。
また、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されているので、マイプロジェクトからも開くことができます。

ステップ1:トリガーを設定

右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定します。
まずは「アプリトリガー 特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」をクリックしてください。

以下のステップ2からステップ4までは、先ほどご紹介したフローと同じ手順です。

ステップ2:Dropboxのアクションを設定

1) アクションは「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。
トリガーの起動間隔を選択し、必須項目を入力してください。
トリガーの起動間隔は契約プランに応じて異なります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ3:Dropboxのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する ファイルをダウンロード」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「ファイルをダウンロード」を選択して、必須事項を入力します。
3)必須項目を入力します。アウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

ステップ4:AIオペレーションを設定

1) フローに戻り、「画像・PDFから文字を読み取る」のアイコンをクリックします。
※OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

2) アクションは「任意のPDFや画像ファイルから文字情報を読み取る(15タスク)」を選択し、「次へ」をクリックします。
3)必須事項を入力します。
ファイルの添付方法は「取得した値を使用」「ダウンロードしたファイル」を選択します。
※ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。
アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
※トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ5:Slackのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する チャンネルにメッセージを送る」のアイコンをクリックします。


2) アクションは「チャンネルにメッセージを送る」を選択して、必須事項を入力します。


3)必須事項を入力します

メッセージはアウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力できたら、テストをクリックします。
テストが成功したら「保存」します。

これで【Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Slackに通知する】というフローが完成です。

ステップ6: テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。

もう一つフローをご紹介します。

Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Airtableに自動追加する方法

このテンプレートは、Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、その内容を自動でAirtableに追加する仕組みです。
例えば、DropboxにPDFや画像ファイルをアップロードすると、そのデータをOCRで自動的に読み取り、テキスト情報を抽出できます。
この抽出データをAirtableの指定ベースに整理して保存することで、フィルタや検索機能を活用したスムーズな管理が見込めます。
これにより、手作業によるデータ入力の手間を削減し、情報の一元管理と業務の効率化が期待できます。

事前準備

1)先ほどと同様にYoomのテンプレートを使用します。
まずはYoomにログインしてください。
Yoomログイン
2)このフローはDropboxの情報を基にAirtableに情報を追加するため、事前にDropboxの情報に対応するAirtableのデータベースを準備する必要があります。
なお、今回は、以下のようなフォーマットで作成しました。

マイアプリ連携

Dropboxのマイアプリ登録は先に紹介したフローと同様です。
1)Yoomのアカウントにログインしたら、「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。
2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示されるので、検索窓から1つずつアプリを検索し、アプリを選択できたら、使用するアカウントでログインしてください。
Airtableのマイアプリ登録は以下のように、使用するアカウントで設定を行ってください。


3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。

テンプレートをコピー

以下のバナーをクリックしてテンプレートをコピーします。


■概要
「Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Airtableに自動追加する」ワークフローは、ドキュメント管理をスムーズにする自動化プロセスです。
手動でのデータ入力や情報整理の手間を省き、業務効率を向上させます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Dropboxを日常的に利用している方
 ・大量のファイルをDropboxに保存しており、内容の整理や検索に時間がかかっている方
・Airtableでデータ管理を行っている方
 ・Airtableを使ってデータベースを構築しているが、手動でのデータ入力に手間を感じている方
・業務効率化を目指しているチームリーダーや経営者
 ・ワークフローの自動化を通じて、チーム全体の作業効率をアップさせたいと考えている方
・OCR技術を活用して情報を整理したい方
 ・ファイル内のテキスト情報を自動的に抽出し、活用したい方

■注意事項
・Dropbox、AirtableのそれぞれとYoomを連携してください。
・OCRのAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。

1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。
2)確認画面が表示されますので、「OK」をクリックしてください。
以下のように表示されたら、テンプレートのコピーができています。


タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。
また、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されているので、マイプロジェクトからも開くことができます。

ステップ1:トリガーを設定

右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定します。
まずは「アプリトリガー フォルダにファイルがアップロードされたら」をクリックします。


以下のステップ2からステップ4までは、先ほどご紹介したフローと同じ手順です。

ステップ2:Dropboxのアクションを設定

1) アクションは「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。
2) トリガーの起動間隔を選択し、必須項目を入力してください。
トリガーの起動間隔は契約プランに応じて異なります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ3:Dropboxのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する ファイルをダウンロード」のアイコンをクリックします。


2) アクションは「ファイルをダウンロード」を選択して、必須事項を入力します。
3)必須項目を入力します。
アウトプット情報を活用して入力できます。必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

ステップ4:AIオペレーションを設定

1) フローに戻り、「画像・PDFから文字を読み取る」のアイコンをクリックします。
※OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

2) アクションは「任意のPDFや画像ファイルから文字情報を読み取る(15タスク)」を選択し、「次へ」をクリックします。
3)必須事項を入力します。
ファイルの添付方法は「取得した値を使用」「ダウンロードしたファイル」を選択します。
※ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。
アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
※トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ5:Airtableのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する レコードを作成」のアイコンをクリックします。


2) アクションは「レコードを作成」を選択して、必須事項を入力します。



3)必須事項を入力します。

アウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

これで【Dropboxに追加されたファイルをOCRで読み取り、Airtableに自動追加する】というフローが完成です。

ステップ6: テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。

Dropboxを使ったその他の自動化例

他にもDropboxを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Dropboxで現場の作業報告書がアップロードされたら、OCRで読み取りGoogle スプレッドシートの作業管理表にデータを登録する

このテンプレートは、Dropboxに現場の作業報告書がアップロードされると、自動でOCR処理を行い、読み取ったデータをGoogleスプレッドシートの作業管理表に登録する仕組みです。
例えば、現場で記入した報告書をDropboxに保存すると、OCRが作業日・担当者・進捗状況を抽出し、管理表に自動反映します。
これにより、手入力の手間を削減し、素早い情報共有が見込め、業務の効率化とデータの一元管理が期待できます。


■概要
Dropboxで現場の作業報告書がアップロードされたら、OCRで読み取りGoogle スプレッドシートの作業管理表にデータを登録するフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。‍‍

■このテンプレートをおすすめする方
・現場の作業報告書とGoogle スプレッドシートの作業管理表の両方を手動で入力している方
・作業管理表への入力ミスや入力漏れを防止したい方
・入力に関わる業務を効率化したい方

■注意事項
・Dropbox、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
・OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
・ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

2.Dropboxでファイルがアップされたら、OCRでファイル内容を読み取りkintoneに追加する

このテンプレートは、Dropboxにファイルがアップロードされると、自動でOCR処理を行い、読み取った内容をkintoneに追加する仕組みです。
例えば、契約書をDropboxに保存すると、OCRが契約者名や契約日を抽出し、kintoneの管理アプリに自動登録します。
これにより、手作業の入力負担を軽減し、データの正確性向上が見込めます。
また、業務の効率化と情報共有のスピードアップが期待できます。


■概要
Dropboxでファイルがアップされたら、OCRでファイル内容を読み取りkintoneに追加するフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。

■このテンプレートをおすすめする方‍
1.Dropboxにアップロードされた書類をkintone上で管理したい方
 ・アップロードされた書類の内容をOCRで自動的に読み取ってkintoneに追加することで業務効率化を図りたい方
2.Dropboxとkintoneを連携させて業務効率化を進めている方
 ・データ入力の手間を省いてヒューマンエラーを削減し業務効率を向上させたい方

■注意事項
・Dropbox、kintoneのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。
・OCRのAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924

3.Dropboxに音声データがアップロードされたら、文字起こししてSlackに通知する

このテンプレートは、Dropboxに音声データがアップロードされると、自動で文字起こしを行い、Slackに通知する仕組みです。
例えば、会議録音をDropboxに保存すると、AIが文字起こしし、共有のチャンネルに要約を投稿します。
これにより、会議に参加できなかったメンバーも素早く内容が把握でき、手作業を削減し、情報共有の迅速化が期待できます。


■概要
Dropboxに音声データがアップロードされたら、文字起こししてSlackに通知するフローです。
音声ファイルの管理と共有をスムーズに行う業務ワークフローです。‍

■このテンプレートをおすすめする方‍
・Dropboxに音声データを頻繁に保存している方
音声データの内容の共有に時間がかかっているチームの方
・音声データの文字起こし作業を行う方
文字起こしを自動化したいと考えている方
・Slackを業務に活用している方
チームコミュニケーションを効率化したいと考えているビジネスリーダーの方
・業務ワークフローを最適化したいと考えている方
日常のタスクを自動化したいと考えているIT担当者の方‍

■注意事項
・Dropbox、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

まとめ

日々の業務で発生するファイル整理やデータ入力の手間を減らすには、手作業をなくし、自動化の仕組みを導入することが鍵になります。
DropboxにアップロードするだけでOCR処理を実行し、その内容をNotionに整理・保存するフローを活用すれば、業務効率の向上が見込めます。
そのため、「必要なデータを探す時間」「手入力のストレス」「チーム内での情報共有の手間」の削減も期待でき、シンプルな設定だけで、日々の業務の生産性アップも見込めます。
ちょっとした仕組み化が、業務効率を大きく変えるかもしれません。
まずは一歩、試してみませんか?

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
r.suzuki
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
タグ
Dropbox
連携
Notion
自動化
アプリ連携
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
詳しくみる