FreshdeskとNotionの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-14

【簡単設定】FreshdeskのデータをNotionに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「FreshdeskとNotionで顧客情報を管理していると、両方のツールに同じ情報を入力するのが面倒…」
「Freshdeskのコンタクト情報をNotionのデータベースに転記する時、入力ミスが起きてしまう…」
複数のSaaS間での手作業によるデータ入力に、このような手間や課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Freshdeskに新しいコンタクト情報が登録された際に、その内容を自動でNotionのデータベースにも追加する自動化の仕組み</span>があれば、こうした日々の反復作業から解放されるでしょう。入力ミスの心配もなくなることで、より重要な顧客対応や分析業務に集中できる時間も生み出せるはずです。

今回ご紹介する自動化の方法は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。
日々の様々な業務を効率化できるので、ぜひこの記事を参考に作業をもっと楽にしていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">FreshdeskとNotionを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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FreshdeskとNotionを連携してできること

FreshdeskとNotionのAPIを連携すれば、これまで手作業で行っていた情報登録や更新作業を自動化し、業務の手間を削減できます。
ここでは具体的な自動化例をいくつかご紹介します。気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Freshdeskにコンタクトが作成されたら、Notionにも追加する

Freshdeskに新しいコンタクトが作成されたタイミングで、その情報を自動的にNotionデータベースのページとして追加できます。

<span class="mark-yellow">顧客サポートの窓口であるFreshdeskと、情報集約の拠点であるNotionのデータを常に同期させることで、手作業による転記漏れや入力ミスを防げるでしょう。</span>

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Freshdeskで特定条件に合うコンタクトが作成されたら、Notionにも追加する

Freshdeskに作成されたコンタクトの中から、「特定のタグが付いている」「特定の企業に所属している」といった条件に合致するものだけを抽出し、Notionのデータベースに自動で追加します。

特定条件での分岐処理を含むため、<span class="mark-yellow">Notionで管理したい情報をフィルタリングでき、より整理された顧客データベースを効率的に構築することが可能</span>になります。

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FreshdeskとNotionの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、FreshdeskとNotionを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Freshdeskにコンタクトが作成されたら、Notionにも追加する」テンプレートを使ってフローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • FreshdeskとNotionのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Freshdeskのトリガー設定と各アクション(データ抽出・レコード追加)の設定
  • フロー稼働の準備
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※ 事前準備

事前に、テスト用のレコードを追加しても問題のないNotionデータベースをご用意ください。
ここでは例として、下図の顧客管理データベースを使用します。

ステップ1:FreshdeskとNotionのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するFreshdeskとNotionのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Freshdeskのマイアプリ登録

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではFreshdesk)を検索して選択します。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. Freshdeskにログインし、右上のアイコンから「Profile settings」にアクセス。
  1. 画面右側の「View API Key」から取得したAPIキーを、Yoom側の「APIキー」に設定。
  1. 「追加」をクリック。

マイアプリ画面に、Freshdeskが追加されていることを確認してください。

② Notionのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でNotionを検索して選択。
  1. Notionのログイン画面が表示されます。連携させるアカウントでログインしてください。
    既にログイン済みのアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. YoomからNotionへのアクセス権限を確認し、「ページを選択する」をクリック。
    アカウントを変更する場合は、右上のメニューから任意のアカウントを選択してください。
  1. Yoomがアクセスできるページを選択します。
    アカウント連携後に作成したページにはアクセスできないため、再度アカウント連携を行ってください。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。

Notionも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Freshdeskのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Freshdeskの「コンタクトが作成または更新されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることでコンタクト作成時に、より早くNotionへのレコード追加が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うのでご注意ください。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 連携しているアカウントのFreshdeskのドメインをURL(ドメイン名.freshdesk.com)から取得して「ドメイン名」に設定。
  1. Freshdeskにテスト用のコンタクトを作成してください。
    ※ テスト用コンタクトの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
    直近1時間以内にコンタクトが作成・更新されていない場合はテストに失敗します。
    また、テストにおいては複数のコンタクトを登録すると最新のコンタクトが取得できないことがあります。
    これは実際にフローを稼働させた際には発生しません。
  2. テストに成功すると、「取得した値」に更新日時が最も新しいコンタクトの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。つまり、これらの取得した値をNotionへ自動反映可能となります!
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に追加したコンタクトが取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:分岐条件の設定

このフローはコンタクトの作成・更新時に稼働するため、作成時にのみ通知を行うように設定しているのが次の分岐処理です。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中は他のプランでは制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください!

  1. 分岐の「コマンドオペレーション」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  1. 「オペレーション」には分岐の対象となる値を取得したオペレーションを設定し、「アウトプット」には分岐の対象となる値を設定。
    ここでは、トリガーアクションで取得した「(コンタクトの)作成日時」を分岐対象とし、「更新日時」と一致するかをチェックしています。
  1. 「作成日時」が「更新日時」と等しい、という分岐条件を設定することで、作成された顧客か、更新された顧客かの判別を行います。
    項目を削除してしまった場合には、入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューの「更新日時」を選択してください。
  1. 設定を終えたら、ページ下部の「保存する」をクリック。
    フロー画面の分岐条件が設定通りであることを確認し、次の設定に進みましょう。

ステップ5:レコードの追加

それでは、NotionのデータベースにFreshdeskのコンタクト情報を追加しましょう。

  1. Notionの「レコードを追加する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携の「データベースID」に事前準備で用意したデータベースのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているNotionから候補が表示されますので、対象となるデータベースを選択してください。
    ※ 検索欄にデータベース名を入れることで候補が絞られます。
    データベースIDはNotionのデータベースURLでも確認できます。詳細は入力欄下の案内をご確認ください。
  1. 「次へ」をクリック。
  1. 指定したデータベースに沿った項目が「追加するレコードの値」に表示されます。
    各項目に対応する値を、先ほど取得した値を活用して設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、取得したコンタクト情報を挿入できます。このように取得した値を活用することで、常に最新のデータを登録可能となります。
  1. 以降の項目の設定も終えたら、「テスト」をクリック。
    ※ 空欄があっても問題ありません。
  1. テストに成功したら、Notionの指定したデータベースにレコードが追加されていることを確認してください。
  1. 期待通りのレコードが追加されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Freshdeskでコンタクトを作成し、その情報を基にNotionの指定したデータベースにレコードが追加されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

NotionのデータをFreshdeskに連携したい場合

今回はFreshdeskからNotionへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にNotionからFreshdeskへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
Notionを起点とした情報連携も、業務の効率化に貢献するはずです!

Notionにコンタクトが作成されたら、Freshdeskにも追加する

Notionのデータベースに新しいページ(レコード)が作成されたら、その情報を基にFreshdeskに新しいコンタクトを自動で作成するフローです。

<span class="mark-yellow">Notion上で管理している見込み顧客やパートナーの情報を、手動での入力作業なしに、シームレスにFreshdeskへ登録</span>できます。

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Notionで特定条件に合うコンタクトが作成されたら、Freshdeskにも追加する

ステータスが「対応開始」に変更されたレコードなど、特定の条件を満たした場合にのみFreshdeskにコンタクトを作成することも可能です。

連携するデータをフィルタリングすることで、<span class="mark-yellow">サポート対応が必要な顧客情報のみをFreshdeskに反映できるため、対応の優先順位付けと迅速化が実現される</span>でしょう!

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FreshdeskやNotionのAPIを使ったその他の自動化例

FreshdeskやNotionのAPIを活用することで、顧客対応や情報管理の業務を効率化できます。
Yoomにはこうした業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Freshdeskを使った自動化例

Freshdeskを活用した自動化を導入することで、問い合わせ対応の初動や情報共有をスピーディーに行えます。
たとえば、チケット作成時にGoogle スプレッドシートへ自動記録して履歴を管理したり、SlackやGoogle Chatに即時通知して担当者がすぐ対応できる環境を構築できます。
また、AsanaやClickUpへの自動タスク化により、対応漏れの防止や進捗管理の効率化も実現可能です!

[[181435,181429,222017,247437,247504]]

Notionを使った自動化例

Notionを情報の集約・管理基盤として活用することで、ドキュメント作成や進捗管理がさらにスムーズになります。
たとえば、ページ作成時にZoomのミーティング文字起こしを追加したり、AIで品質チェックを行いGmailで通知するといった高度な活用が可能です。
また、StripeやGoogle Driveなど他サービスと組み合わせることで、顧客情報や音声データを自動で記録し、チーム全体の情報共有を効率化できます!

[[207238,209135,267952,186284,158778]]

まとめ

FreshdeskとNotionの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">手作業で行っていた二重のデータ入力や転記作業の手間をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は常に正確で最新の情報に基づいて業務を進められるようになり、面倒な繰り返し作業から解放され、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:コンタクト情報の更新も同期できますか?

A:可能です。分岐処理の「その他」の下に繋がる「+」をクリックし、Notionの「レコードを更新する」アクションを追加することで、コンタクト作成時・更新時に分けて同期を行えるようになります。
参照:「アプリと連携する」の設定方法

Q:双方向で同期する際の注意点はありますか?

A:Freshdesk(コンタクト作成)→Notion(レコード追加)のフローと、Notion(レコード追加)→Freshdesk(コンタクト作成)のフローを併用していると、データの作成・追加はループします。
どちらか一方のみをトリガーとして使用するか、既に作成されているデータであれば処理を中断するようデータ取得のアクションなどを追加する必要があります。
参照:「分岐」の設定方法

Q:Freshdeskのカスタムフィールドは連携できますか?

A:可能です。ただし、カスタムフィールドの値は自動では取得されません。
トリガーアクションの取得した値の下部にある「+取得する値を追加」から、カスタムフィールドの設定を行ってください。
参考:「取得する値」を追加する方法

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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