指定日時にDropboxに格納された複数ファイルをOneDriveに格納する
以下のフローでは、指定した日時にDropboxのフォルダ一覧のファイルをOneDriveにアップロードします。
週次のレポートや定例会議の議事録などを忘れずに同期させることが可能です。
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「あれ?このファイルいつの間にDropboxに保存されたんだろう?」
「フォームで添付されたファイルを自動的にストレージシステムに追加できたらいいのに…」
こんな経験をしたことがある方は、DropboxとOneDriveの連携をおすすめします。
たとえば、Dropboxに追加されたファイルをOneDriveに自動格納したり、フォームに添付されたファイルをDropboxとOneDriveに自動格納したりできます。
これにより、<span class="mark-yellow">DropboxとOneDriveが連携されるため、ファイルの管理が容易になるでしょう。</span>
自動化はノーコードで簡単に設定できるため、複雑な設定はありません。
本記事では、DropboxとOneDriveを連携し、ファイルの格納を自動化する方法をご紹介します!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にDropboxとOneDriveの連携が可能です。
YoomにはあらかじめDropboxとOneDriveを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
DropboxとOneDriveのAPIを連携することで、ファイルのバックアップ、同期、共有などが自動化できます!
ここでは、DropboxとOneDriveを使用したテンプレートをいくつかご紹介します。
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント情報を登録するだけで、すぐにDropboxとOneDriveの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!
Dropboxで特定のフォルダ内にファイルが格納された際に、Dropboxからファイルをダウンロードして、OneDriveにアップロードするフローです。
特定のフォルダに格納されたファイルだけをOneDriveで管理できるため、必要なファイルを保存できます。
プロジェクト毎にファイルを仕分けたい場合にも活用できるでしょう。
以下のフローでは、指定した日時にDropboxのフォルダ一覧のファイルをOneDriveにアップロードします。
週次のレポートや定例会議の議事録などを忘れずに同期させることが可能です。
添付ファイルを自動でDropboxとOneDriveの両方に保存することで、手動でのダウンロード・アップロード作業が不要に。
社内用と外部共有用など、用途に応じた保存先を同時に確保できます。
それでは、さっそく実際にDropboxとOneDriveを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでDropboxとOneDriveの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、Yoomのアカウント発行リンクからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
この記事では、先程ご紹介した「Dropboxに格納されたファイルをOneDriveにも格納する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。
DropboxとOneDriveをマイアプリに登録し、Yoomと連携させます。
先ずはDropboxを連携しましょう。
「マイアプリ」の画面に戻り、Dropboxが追加されていれば連携は完了です。
次にOneDriveを連携しましょう。
※ 既にサインインしているアカウントがある場合、以下のような画面が表示されます。
「マイアプリ」の画面に戻り、OneDriveが追加されていれば連携は完了です。
DropboxとOneDriveの連携が完了したら、使用するテンプレートをコピーします。
以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。
そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。
フローの起点となるトリガーアクションから設定していきます。
1.Dropboxの「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」をクリック。
2.連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
3.「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
※ トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
※ なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
4.「対象のフォルダのパス」にトリガーとなるファイルが格納されるフォルダのパスを設定。
5.「ファイル名」にトリガーとなるファイルのキーワードを設定。
6.設定を終えたら、「テスト」をクリック。
※ 直近1時間以内に「ファイル名」に設定したキーワードを含むファイルが作成または更新されていない場合はテストに失敗します。
テストに成功すると、「取得した値」に取得したファイルの情報がアウトプットとして表示されます。
値に問題がないことを確認し、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。
フローの画面に戻り、「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」にチェックマークがついていれば完了です。
次に、ステップ3で取得したファイル情報を元に、Dropboxからファイルをダウンロードしましょう。
1.Dropboxの「ファイルをダウンロード」をクリック。
2.連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
3.「フォルダのパス」にはステップ3と同一のパスを設定。
4.「ファイル名」にはデフォルトで、ステップ3で取得した値(ファイル名)が設定されています。
5.設定を終えたら、「テスト」をクリック。
テストに成功すると、対象となるファイルがダウンロードされます。
この時、ダウンロードされたファイルの名前は「Untitled」で固定されますが、次のステップでリネームします。
対象のファイルがダウンロードされていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。
フローの画面に戻り、「ファイルをダウンロード」にチェックマークがついていれば完了です。
最後に、ステップ4でDropboxからダウンロードしたファイルをOneDriveにアップロードします。
1.OneDriveの「ファイルをアップロードする」をクリック。
2.連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
3.「ドライブID」にファイルをアップロードするドライブのIDを設定。
入力欄をクリックすると、連携しているOneDriveのドライブから候補が表示されますので、対象となるドライブを選択してください。
4.「格納先フォルダ名」にファイルをアップロードするフォルダ名を設定。
5.「格納先フォルダのアイテムID」のプルダウンに、ドライブIDに紐づくフォルダID一覧が表示されます。
「格納先フォルダ名」に入力した値を含むフォルダが上位に表示されるため、対象となるフォルダを選択してください。
6.「ファイル名」にはデフォルトで、ステップ3で取得した値(ファイル名)が設定されていますので、必要に応じて変更してください。
各アクションで取得した値は、入力欄クリック時に表示される「取得した値」タブから選択可能で、「日付」タブから任意の日付を追加することもできます。
7.設定を終えたら、「テスト」をクリック。
テストに成功したら、OneDriveの指定したフォルダにファイルがアップロードされていることを確認しましょう。
確認できたら、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。
フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。
あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。
今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。
この記事ではDropboxを起点にOneDriveを動作させるフローをご紹介しましたが、反対にOneDriveを起点としてDropboxを動作させたい場合は、以下のテンプレートをご利用ください。
既述したDropboxからOneDriveへの複数ファイル同期フローの逆向きテンプレートです。
社内で作成・管理されたOneDriveのファイルを、外部共有用のDropboxに公開する、などといった用途で利用できます。
メールに添付されているファイルをOneDriveとDropboxにアップロードします。
既存のメール業務にそのまま組み込めるため、現場への負担が少なく、スムーズな運用が可能です。
DropboxやOneDriveのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!
Dropboxと他のアプリを連携させることで、フォームで受信した画像データを圧縮して自動的にDropboxに保存可能です。
登録された項目ごとにフォルダを作成するだけでなく、Dropboxへのファイル追加を起点にファイル操作や通知を行えます。
OneDriveと他のアプリの連携によって、OneDriveでのファイル操作を起点としてアクションを実行する、他のアプリのデータをOneDriveに自動で保存するといった自動化が可能です。
DropboxとOneDriveを連携することで、ファイルの格納や共有が自動化されるため、データの同期がスムーズになるはずです。
特にDropboxにファイルが格納された際に、OneDriveにも格納する自動化は、ファイルの共有漏れを防止できます。
また、<span class="mark-yellow">使用しているクラウドシステムが異なる場合でもデータが同期されるので、認識のズレも少なくなりますね。</span>
反対に、OneDriveのファイルをDropboxに格納することもできるため、頻繁に使用しているシステムを起点にして使用可能です。
Yoomを活用した自動化に興味を持った方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。
30秒ほどで簡単に登録できるので、業務の間に設定可能です!
Yoomのテンプレートを活用すれば、少しの設定で自動化を導入できます。