YoomでDropboxを自動化するイメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/25

自動で画像を圧縮・Dropboxに保存!フォームの画像をRPAを経由で圧縮後、Dropboxに保存する方法

t.amaki

「毎日増えていく画像の管理、手作業でやるのはもう限界…。」
「圧縮して保存するだけなのに、意外と手間がかかる…。」

こんな悩みを抱えている方に朗報です!
フォームからアップロードされた画像を自動圧縮し、Dropboxに保存する方法があります。
紹介するフローを実現することで、面倒な作業をゼロにし、スムーズなファイル管理が可能です。
さらに、Gmailで受信した画像も同じように処理できるため、「いつかやろう」と放置してしまうこともなくなります。

本記事では、RPAを活用して画像の圧縮・Dropboxに保存を完全自動化する方法を、ステップごとに詳しく解説します。
「もっと業務を効率化したい!」という方は、ぜひ試してみてください!

フォームの画像をRPAを経由で圧縮後、Dropboxに保存する方法

それではここからノーコードツールYoomを使ってフォームの画像をRPAを経由で圧縮後、DropBoxに保存する方法する方法をご説明します。

専用フォームから送信された画像をRPA経由で圧縮した後、Dropboxの指定のフォルダに圧縮した画像を保存することで実現可能です。
一般的にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます!

※今回のテンプレートでは、サクセスプランでのみ利用可能な機能であるブラウザを操作するオペレーションを利用します。その他のプランに加入されている場合は、設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなるのでご注意ください。

[Yoomとは]

今回のフローは、以下4つのプロセスで作成します。

  • Dropboxのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • フォームのトリガー設定およびRPAアクションやDropboxのアクション設定
  • トリガーをONにして動作のチェック

Yoomのアカウント発行は、こちらから無料登録できます。

すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:Dropboxのマイアプリ連携

(1)まずはDropboxをマイアプリに連携していきます。
Yoomにログイン後、左メニュー欄にある「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からDropboxを検索してください。

(2)好きな方法でDropboxにログインしましょう。

(3)Dropboxにログイン後、以下の画面が表示されたら「許可」を選択します。

(4)Yoomのマイアプリ内にDropboxが追加されていれば、連携完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

次に、テンプレートの詳細設定を進めていきます。
以下のバナーにある「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしましょう。

コピーが完了すると、Yoomにテンプレートがコピーされます。
次のような画面が表示されたら、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:フォームトリガーの設定

(1)テンプレートをコピーできたら、トリガーとなるフォームの内容を設定しましょう。
テンプレートの1番上にある「フォーム」をクリックします。

(2)次の画面に移動するので、Yoomのフォームを設定しましょう。
①フォームのタイトル・説明文を変更できます。
②フォームの完成図をチェックできます。
③左の記号で項目の追加、右の記号で項目の削除ができます。
④長押しで質問を移動できます。
⑤「+質問を追加」をクリックすると質問を追加できます。
⑥ページ下部Yoomロゴを非表示にできます。

(3)ページの下部から「完了ページの設定」「アクセス制限」「共有フォーム利用時のフローボットの起動者」を設定できます。
設定したら、「次へ」をクリックしましょう。

(4)【フォームの表示確認と詳細設定】に移動後、「回答ページ」「完了ページ」を確認できます。
設定内容の確認、または自由に設定した後、「保存する」をクリックします。

なお、Yoomフォームの設定については、こちらもあわせてご確認ください。

ステップ4:ブラウザ操作の詳細設定

(1)次に、ブラウザ操作の詳細設定を行います。
テンプレートの「ブラウザを操作する」をクリックします。

※RPAオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただけます。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は、設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラー表示になります。トライアル期間中は無料でRPAの機能もお試し可能です。

(2)ブラウザを操作するオペレーションの構造は、今回の処理では以下のようになっています。

  • 圧縮サイトにアクセス
  • 圧縮サイトのファイル添付箇所にフォームで取得したファイルをアップロード処理
  • 圧縮を開始するボタンをクリック処理
  • 圧縮に時間がかかる場合があるので、待機を挟む
  • 完了後にサイト側で吐き出されたファイルダウンロードボタン上でファイルのダウンロード処理

フォームの項目名などを変更する場合は再度設定をする必要があるので、上記の流れとヘルプページを参考に必要に応じてカスタマイズおよびテストを実施してください。

ステップ5:Dropboxの各オペレーションの設定

(1)次に、Dropboxの各オペ―レーションを設定しましょう。
テンプレート内の「ファイルをアップロード」をクリックします。

(2)連携させたいDropboxのアカウント情報を入力し、「次へ」をクリックしましょう。
事前にアプリ連携を済ませておけば、入力欄の右にある矢印からアカウントを選択できます。

(3)【API接続設定】から、詳細設定を入力しましょう。

  • フォルダのパス:画像の保存先となるフォルダ名を記載します
  • ファイル名:事前に取得したアウトプットなどを利用して任意で設定できます
  • ファイルの添付方法:アウトプットを使用するを選択し、ファイルは圧縮後画像を選択します

項目によっては、トリガーや前のオペレーションで読み取った情報(アウトプット)を引用できます。
ここでは、「ファイル名」にフォームで送られてきたファイル名をアウトプットとして引用しています。

(4)詳細設定から、運用に合わせて自由に設定しましょう。
設定をしなくても、フローを起動することは可能です。

(5)設定が完了したら、テストを実行しましょう。
テストが成功し、問題がなければ「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーをON

すべての設定が完了すると、以下の画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが自動で起動します。

今回使用したテンプレートはこちら

さらに自動化するには

Yoomには、さまざまアプリに通知できる通知機能もあります。

今回では、Dropboxに画像が保存されたら自動的に通知が来るようカスタマイズすることも可能です。例えば、以下のようにGmail宛てに画像が保存されたことを知らせるメールが届くように設定できます。Gmail以外にも、Microsoft Outlookなどのその他のメールアプリや、Slack・Chatworkなどのチャットツールにも設定が可能です。各項目の「+」ボタンを押すと項目を追加できるので、ぜひカスタマイズしてみてください!

起点をフォームではなくその他のアプリにして、Dropboxへ同じようにファイルをアップロードすることもできます!

これらの例を簡単に紹介するので、Gmailを利用している方はぜひ参考にしてみてくださいね!

Gmailで受信した画像をRPA経由で圧縮後、Dropboxに保存する方法

まずは、Gmailで受信した画像をRPA経由で圧縮し、Dropboxに保存する方法を紹介します。

今回のフォームとDropoxの連携と同様、まずは以下のテンプレートをコピーしてください。

コピーが完了したら「ステップ4:ブラウザ操作の詳細設定」以降は同じステップになるので、その前のGmailによるトリガーの設定から説明していきます。

まずはGmailをマイアプリに連携していきます。

Yoomの「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」からGmailを検索してください。
確認画面が表示されるので、「Sign in with Google」をクリックします。

アカウント情報を入力し、「次へ」をクリックします。

Yoomがアクセスできる情報を選択し、「続行」をクリックします。
以上で、Gmailのアプリ連携は完了です。

次に、トリガーとなるGmailの内容を設定しましょう。
テンプレートの1番上にある「特定のラベルのメールを受信したら」をクリックします。

連携させたGmailのアカウント情報を入力し、「次へ」をクリックしましょう。

次の画面で、「トリガーの起動時間」「ラベル」を設定します。
1時間以内に連携したGmailアドレスにテスト用のメールを送信し、テストを実行してみましょう。
テストに成功したら、「保存する」をクリックします。

Dropboxに画像が保存されたら、RPA経由で圧縮して別フォルダに格納する

次に、Dropboxに画像が保存されたら、RPA経由で圧縮してDropbox内の別フォルダに保存する方法を紹介します。

まずは、以下のテンプレートをコピーしてください。

コピーが完了したら「ステップ4:ブラウザ操作の詳細設定」以降は同じステップになるので、その前のDropboxによるトリガーの設定から説明していきます。

テンプレートの1番上にある「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」をクリックします。

Dropboxと連携するアカウントを設定後、API接続設定を行います。
以下のように、設定しましょう。

  • トリガーの起動時間:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で選択できます
  • 対象のフォルダのパス:読み取り先となるDropbox上のフォルダ名を任意で設定できます
  • ファイル名:トリガー対象となる画像のファイル名を入力します

全ての入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう。
※事前に「対象のフォルダのパス」「ファイル名」に適したものをDropbox内に保存しておく必要があります。
テストが成功したら「保存する」をクリックします。

次に、テンプレートにある「ファイルをダウンロード」を選択します。

連携アカウントを選択し、「API接続設定」に移動します。
以下のように、設定しましょう。

  • フォルダのパス:ダウンロードしたい画像が入っているフォルダ名を記載します
  • ファイル名:事前に取得したアウトプットなどを利用して任意で設定できます

テストを実行し、成功すると画像がダウンロードされます。


全ての設定が完了すると、フローボットが自動で起動します。

Dropboxを使ったその他の自動化例

他にもDropboxを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらDropboxにアップロードする

LINE公式アカウントの受信メッセージを判別し、ファイルを受信した場合のみDropboxにアップロードするフローです。
自動でファイルを管理できるため、データ管理の効率化が期待できます。

2.Outlookで受信した添付ファイルをDropboxにアップロードする

Outlookの受信メッセージの情報を抽出し、添付ファイルをDropboxにアップロードするフローです。
データをDropboxに一元管理できるため、チームでファイルをスムーズに共有できます。

3.指定した日時にMicrosoft Excelで目標シートのPDFを発行してDropboxに保存する

指定した日時になったら自動的にMicrosoft Excelで目標シートのPDFを発行し、Dropboxに保存するフローです。
目標管理をMicrosoft Excelで行っている方は、管理業務の作業時間の短縮が期待できます。

まとめ

フォームの画像をRPAを経由で圧縮後、Dropboxに保存する方法を紹介しました。
フォームなどで受信した画像をRPAを使って自動で圧縮し、Dropboxに保存すれば、手動で圧縮や保存の手間がなくなり、業務効率の向上が期待できます。
Yoomでは、DropboxやGmail以外にも、ノーコードでさまざまなアプリとの連携が可能です。

ぜひ、Yoomを使った自動化を導入し、業務時間の短縮やヒューマンエラーの抑制を実現してみてください!

この記事を書いた人
t.amaki
webライター・ディレクターとして2年以上活動しております。Yoomのビジョンに共感し、ブログ制作を担当させていただくことになりました。さまざまなライティング業務を通して培ったスキルを生かし、どんなユーザー様にも分かりやすく、かゆいところに手が届くようなコンテンツを皆様にお届けしていきます!
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